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例年だと積雪と共に姿を見かけなくなるジョウビタキだが、この冬は近所に数個体が残っており、このまま越冬しそうな勢いである。

秋の渡って来たては警戒心が強く近寄らせてくれなかったが、今の時期は待っていれば向こうから気にせず近づいてくる。この辺りの性質は近縁種のルリビタキとよく似ている。

FUJIFILM X-T2 / XF100-400mm F4.5-5.6 R LM OIS WR

FUJIFILM X-T2 / XF100-400mm F4.5-5.6 R LM OIS WR

ISO12800で撮影。GH5と言えどマイクロフォーサーズだとさすがに使うのをためらう..せいぜいISO6400が上限だろう..が、フジのX-Transセンサーは十分に解像しているのが判る。

日の出前でかなり薄暗いのだが、EVFの恩恵でジョウビタキの姿をファインダーにしっかり捉えられる。一眼レフのファインダーではこうはいかない。

ただ、低照度のためAFが背景に引っ張られることもあるので、こういうケースではMFに切り替えて撮影するのだが、X-T2はX-T1同様にMF時はEVFを二分割表示して、片方にAF測距点を中心に拡大表示してくれ、さらにピーキングも働くので、MF時のピンの山が非常に掴みやすい。

ミラーレス機のバッテリー消費の速さには閉口するが、そのご利益には十分預かっている次第である。