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電柵ホオジロ

2021/7/18

子育てが終わってほとんど鳥が盛夏を静かにやり過ごす中、ホオジロだけは思い出したようにいつものソングポストで歌を謳う。

もうことさら縄張りを主張する必要もないはずだが、何を想ってか一筆啓上イッピツケイジョウと歌うのである。

そして今年もまた暑い夏がやって来る。

LUMIX G9 PRO/ LEICA DG VARIO-ELMAR 100-400mm F4.0-6.3 ASPH. POWER O.I.S.

先日、手持ちの機材で動物認識に対応しているのはE-M1Xの鳥認識だけと書いたが、G9PROが一昨年のバージョンアップ(Ver.2.0)ですでに動物認識に対応していたのをすっかり失念していた(汗)。

基本的にG9PROは超望遠用コリメートの動画機として運用していたので、頭からそこが抜けて落ちていた次第。

ホオジロをファインダーに捉えた時点で人物認識同様にホオジロを囲むように枠が表示され、フレーミングを動かしてもしっかりAFが追随してきた。

そう、そういう意味では同S5にも動物認識が搭載されているので、すでにうちには3台も生きものを認識して捕捉するAF搭載機があったわけで、今後はそこをもう少し利用しないとならんなと思い直しているところ。

とは言え今のところS5も超望遠用コリメートの動画機運用だし、そもそもAF可能な手持ちのレンズはシグマMC-21を介した同14-24ズームと同70mmマクロしかないので、鳥など生きものを撮るには相当に難易度が高いぞ。

などと言っている時点で、Lマウントの超望遠を手に入れるフラグがたった可能性を示唆だなw あ、でもLマウントにはまだ超望遠がないんだっけ?

梅雨明け

2021/7/17

昨年より半月早く、関東の平年と比べても4日ほど早い梅雨明けである。

昨日は気温が上る前にと朝から草刈りに従事したが、前日に拙者が「先手先手で対応」と言っていたので、家人には逆にてっきり何もしないのかと思っていたと言われ思わず苦笑いw

「先手先手で」とか「丁寧に説明」とか、昨年あたりからは「安心安全」などがバカソーリ始め政治家連中から安っぽい美辞麗句が口からでまかせのごとく垂れ流されているので、もはや口にするだけでギャグだな。

そう言えば先日のzoom会議でも、セキュリティ対策を「バブル方式で」と言ったら「そりゃザルってことだな」と皆から総ツッコミがあったのは内緒だw

この国の為政者が口にする発言がことごとく軽いのがそもそもの問題だが、そのお上の言葉を疑いもせずにありがたく頂戴する国民性にも困ったものである。

LUMIX G9 PRO/ LEICA DG VARIO-ELMAR 100-400mm F4.0-6.3 ASPH. POWER O.I.S.

栃木との県境にそびえる燕巣山(右)と四郎岳(左)。何れも丸沼の北側の山塊で、金精峠の尾根続きに位置しており、赤城高原からは日光白根山の左奥に見えている。

我が県の峰ではオキトマを主峰とする上越国境の谷川連峰が有名だが、実は最高峰の仙ノ倉山(2026m)以外は2000mには若干届かない。

その点、件の燕巣山や四郎岳は山としては地味な存在だが、すぐ近くの東日本最高峰である日光白根山(2578m)と並んで何れも2000mを超えており、周辺の金精山や皇海山、尾瀬の至仏山と福島県境の燧ヶ岳も2000m級の峰である。

ちなみに東日本第二の高峰はその燧ヶ岳(2356m)であり、日光白根山・燧ヶ岳だけより東にはこれより高い峰は無いということになる。

カテゴリ:, 独り言

ギャワン、ギャワワンという鳴き声に周囲を探すと、雨上がりの蒟蒻畑にキツネが一匹佇んでいた。やけに声のヌケが良いのも合点がいく。

この畑は先日のキツネ夫婦が子育てしている空き地..と言ってもこちらの背丈ほどの雑草で草茫々だが..に隣接しており、畑含め周辺に足跡がよく残っている。

久しぶりに子狐を観たいと思って通りがかる度に注意しているのだが、この時は先に親に見つかってしまった。この後しばらくこちらを眺めていたが、小走りに巣穴のあると思しき方向へ姿を消した。

さっきの鳴き声は子供らに人がいるから出てくるなの警告だったのかもしれない。

LUMIX G9 PRO/ LEICA DG VARIO-ELMAR 100-400mm F4.0-6.3 ASPH. POWER O.I.S.

稲の神様を祀るお稲荷さんでは、キツネを神様の使いとしていることで知られ、狛犬の代わりにキツネが入り口を守っている。

うちの田舎ではそのお稲荷さんのことをこんこん様と呼んでいたが、古来よりキツネの鳴き声をコンコンと言ひ現すことからその名があると思われる。

小さい頃は野生のキツネなど観たこともなかった..生息数自体は今よりははるかに多かったろうと想像..ので、当然にようにコンコンと鳴くものだと思っていたが、今思えば普段耳にする鳴き声とはかなりのギャップがある。

正直なところ個人的にはキツネがコンコンと鳴くのは1回も聞いたことがないな。

カテゴリ:ほ乳類|タグ:

前橋でクマ

2021/7/15

静まり返った裏山の小沼。目につくのは湖上をかすめるように飛ぶアキアカネと、こちらの汗を吸水に来たマダラヒカゲぐらい。

一年中観光客がうろつく大沼と違って、週末こそ家族連れなど人影もあるが、平日はほとんどすれ違う人もいない。

OM-D E-M1 MarkIII / M.ZUIKO DIGITAL ED 12-100mm F4.0 IS PRO

隣接するおとぎの森付近でガサガサと30mほど先の笹をかき分け逃げていく大型獣の気配があったが、シカかカモシカか、それともクマか。

一昨日、この小沼を源流とすると粕川を下った前橋でクマに襲われた人がいたが、赤城山はふつうにクマが生息する場所なので、からっ風街道辺りまでなら十分あり得る話である。

聞けば旧粕川村では以前から目撃例があったようなので、高崎の井野川に出てきたイノシシ同様に、川伝いに移動していると考えて間違いない。

カテゴリ:ほ乳類|タグ:

来るな、帰れと避難を浴びつつも超高待遇のオ・モ・テ・ナ・シを受けているくせに、その主役たる当事国の国民を隣国と言い間違えるという、よもやのネット世論に対して燃料投下をしでかしたロ・ク・デ・ナ・シのぼったくり男爵。

十把一絡げに極東地域を勝手に中国と思い込んでいる欧米人は多く、今回のような言い間違えは割とよく耳にするが、まさかトーキョーを冠した大会に乗り込んできておいてそこ言い間違えるかふつう?

日本が一時は世界第二の経済大国の座にあったとは言っても、中国人を目の前にジャパニーズの皆さんと言い間違えることは絶対ないので、貴族のような身分の欧米人は特に日本への関心が低いのは間違いない。

日本はすごいとかニッポン人は偉いとかメディアに踊らされて悦に浸っている日本人が多いが、日本など世界ではその程度の認識だと思い知ったほうが良いぞ。

FUJIFILM GFX100S / GF23mm F4 R LM WR / CLASSIC CHROME

針葉樹の青葉は防虫効果があるため、天狗様を始めとする猛禽類の仲間は、造巣の最後にスギやヒノキの枝を折って巣材に使う。

特にヒノキは消臭や脱臭の効果もあるので、昔は屋敷林を兼ねて家屋の周囲に並べて植えているのがよく見られた。

そう言えばうちの実家もトレイの裏に1本だけヒノキが立っていて、子供の頃は便所ヒノキと呼んでいたのを憶えている。もっともそのせいでトイレが臭くなかったかと言われればそこは何とも言えないがw

カテゴリ:独り言, 花・植物|タグ:

ヒグラシ鳴く

2021/7/13

映画を観たと言えば、当然「るろうに剣心 最終章 The Final/The Beginning」の最終2作品も鑑賞済みである。

通称「るろ剣」は漫画原作で、少年ジャンプ連載だったのでそれ自体は荒唐無稽な創作ではあるが、幕末から明治までの時代設定で尚且一部の登場人物はよく名の知れた実在の人物ということもあり、純粋にアクション時代劇としてみても十分見応えがある。

戦国物など最たるものだが、水戸黄門でも暴れん坊将軍でも時代劇自体が講談など作り話の延長にあるわけで、いわゆるフィクションなのだから、空高く飛んだりするような漫画要素を可能な限り抑え込んで、いかにも史実っぽく作り込んであるのはさすがである。

とりわけ主演の佐藤健の身体能力の高さは特筆で、時代劇にありがちなチャンバラ劇をハリウッドアクションに遜色ないものに仕上げているのは、大友啓史監督の手腕と相まって日本映画史に残ると言っても良いだろう。

実写版るろ剣は10年前に公開された1作目から5作すべてがつながっているが、最終作である5作目のThe Beginningがその名の通り1作目の冒頭につながっているので、実は作品の流れがループしているのも面白い。

OM-D E-M1 MarkIII / M.ZUIKO DIGITAL ED 8-25mm F4.0 PRO

昨晩の雷雨に打たれたホタルブクロが濡れている。ホタルこそいないが、小さな虫であればこの中で嵐をやり過ごすこともできようか。

夜半には相変わらず夕立がやって来るが、ここ3日ほど続けて夕刻になると庭先でヒグラシが鳴き始めているので、やはり梅雨明けが近いのは間違いないようだ。

朝からお天道様を拝めるのはえらく久しぶりである。

先日も書いたが今年の梅雨は本当に晴れ間が少なく、山へ出掛けよう感を見事に削がれる。現地にいるうちに雨が降ってくるのは仕方ないことだが、出かけるタイミングで降っているとどうにも億劫になってしまうな。

では晴れたから山へ行けるかと言うと週明けなんでそう上手くはいかないんだな、これがw

FUJIFILM GFX100S / GF63mmF2.8 R WR / Classic Nega.

FUJIFILM GFX100S / GF63mmF2.8 R WR / ETERNA BLEACH BYPASS

FUJIFILM GFX100S / GF100-200mmF5.6 R LM OIS WR / ETERNA BLEACH BYPASS

先週「ゴジラvsコング」を観てきた。

まだ上映期間中なのでネタバレは控えるが、前作同様に子供の頃に観た東宝チャンピオンまつりそのもので、まあ正直観なくも良かったな。前作のキングギドラ編が面白かった人には問題ないだろうなとは思うが。

世界のケン・ワタナベはその前作で死んだ設定なのでもう日本人俳優は出ないだろうと思っていたら、小栗旬が出ているのは驚いた。ハリウッドに挑戦するというようなニュースは見た覚えがあったが、それがゴジラだったとはね。

まあその小栗君もその設定いる?というのが正直な感想で、誰がやっ..おっと誰か来たようだw

カテゴリ:季節感, 映画・映像

午後になってバケツの水をひっくり返したような猛烈な土砂降りに見舞われた..とは言え予報通りではある..が、1時間程度で通り過ぎてくれて助かった。

強い夕立が3日も続けば梅雨明けが近いと言われているが、梅雨前線が北上しつつあるるので、週間予報どおりであれば来週あたり例年より早く梅雨が明けるかもね。

OM-D E-M1X / M.ZUIKO DIGITAL ED 100-400mm F5.0-6.3 IS

ヒバリもあらかた子育てが終わってだいぶ静かになったが、時々思い出したようにさえずり飛翔をしている。

曇天のパッとしない空模様の中でも、ヒバリのピーチクパーチクが始まると何となく良い天気感が広がるから不思議なものだ。

カテゴリ:気象・天体, |タグ:

なんの仕事もせずに大臣づらしている無能ニシムラが、言うに事欠いて「酒類販売の業界団体に飲食店に酒を卸さないよう働きかる」とか言い出したが、予想通り世論の猛批判を食らって言い訳三昧の撤回となった。

奴さんの政界炎上芸など今に始まったわけではないが、業界団体の組織票をあてにしている与党もこれにはさすがに看過できなかったとみえ、即刻撤回指令が下ったようだ。

ちょっと前に五輪会場に酒を持ち込めるとかなんとか言っていたはずだが、同じ口で市中の業者や飲食店に酒を売るなと言う神経は普通ではない。

しかもなんの保証もなしに、酒の卸を生業にしている業者に酒を売るなって意味不明すぎる。首くくって死ねって言っているのと同じだぞそれ。

だいたい、政権上げて国民に自助で我慢しろと言っているくせ、五輪を成功させるために国民に協力を呼びかける..ほとんどヤクザまがい恫喝行為だが..のっていかにも厚顔無恥も甚だしいぞ。

脅して言うことを聞かせようとすればするほど、世論は反対に動くことを思い知れって話だ。

FUJIFILM X-T4 / XF70-300mmF4-5.6 R LM OIS WR / PROVIA

それにしても晴れ間がないね。例年なら梅雨時でも梅雨の晴れ間という程度には好天の日が適度にあるものだが、今年はそれこそ間断なく雨が降っている。

それでも今日は久しぶりに青空が顔を見せた。が、あいにくの週末なのが残念ではあるがw

カテゴリ:季節感, 独り言

夜半にかなり強く雨が打ち付け、農道上は畑土がそこかしこで流れ出すこの季節のいつもの見慣れた風景。畑土は水分を含むとグチャグチャになり、乾けば乾いたで埃っぽくなってなかなか厄介である。

そんな雨上がりの朝、チャイロヒダリマキマイマイがのんびりと農道を横切っていく。隣接するキャベツ畑はほぼ収穫が終わっているので、雨後ということもあって今日は農家のトラックもやって来ないだろう。

予報では日中晴れて暑くなることもないので、まあゆっくり向こう側へ行けばいいさ。

OM-D E-M1 MarkIII / M.ZUIKO DIGITAL ED 8-25mm F4.0 PRO / 8mm最短付近

この新作の超広角ズームはなかなか良い。

オリンパスを使い出すまでは同じマイクロフォーサーズ連合のパナがメインで、レンズも動画用に一通り揃っていて、以前はパナライカの8-16mmを使っていたが、今回は同じレンジのこのPROズームと入れ替えである。

ズーム全域でレンズ前面間際まで近接でき、25mm(35mm版換算で50mm)側では0.4倍の撮影倍率が得られる。8mm(35mm版換算で16mm)側ならギリギリ近づいて背景をグワッと写し込めるのが良い。

巷ではあまり好まれない沈胴式のズーム機構だが、明示的なストッパーがあるわけでもなくゆっくり回せば軽くカチッとラチェットが外れ、そのまま撮影することが出来る。

パナのGレンズにも沈胴式のレンズがあるので、G9に装着して沈胴したまま電源を入れてもちゃんとモニターにその旨のアラートが表示される。

サイズ的にはパナライカほうが若干小さくて重量は100g近く軽い。しかもパナライカはインナーズームで全長が変わらない優れものだったが、PROズームは望遠側が50mmまであって標準ズーム的にも使えるのが良い。

何より深度合成を始めとするE-M1系の多彩なカメラ内合成機能は、オリンパスのPROレンズでないと対応してくれないので、少しづつオリンパスのレンズに置き換わりつつある。