高いから売れないのか売れないから高いのか、それが問題だ
仕事仲間がいつの間にかナイコンゼットを手に入れていてビックリした。Z7だったが、最近まであれだけボロクソに言っていたのに、どういった心変わりかと思いきや、キャッシュバックやっているからというオチだったw
ナイコンに限らず各メーカーとも夏のボーナス商戦に併せてキャンペーンを行っているが、キャッシュバックしないと売れないということは、そもそもメーカーのマーケティングが間違っていることを証明しているのだ。
研究開発費が掛かっているのだから仕方ないとか何とかメーカーを擁護する盲目的なファンもいるが、画素数が多いのだから高く売れるだろう的な素人でも考えつくような愚かなマーケティングは止めたほうが良い。値段が理由で売れないということはそういうことなのである。
そして売れないということはそこに市場はないという見方もできるわけで、市場が狭くなってきている要因の大半は実はメーカー自身が作り出しているとも言え、市場が欲する製品を適正な価格で適切な時期に提供できていないということの証に他ならない。
今のままでは、ミラーやシャッターなどメカニカルな要素が無くなってきているミラーレスカメラ市場において、年々質が向上しているリーズナブルな中華製に追い抜かれるのはもはやそう遠くない未来の話であろう。
お盆を前にヨウシュヤマゴボウが一斉に花をつけている。