年別アーカイブ : 2016

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オレンジ浅間

2016/1/26

その後は新たな雪も降らないため、一時は70cm近くあった積雪もだいぶ解けてしまった。それでも地面が顔を出すにはまだしばらく掛かりそうで、餌台レストランの賑わいは連日増している。

数が多いのはスズメとシジュウカラだが、餌台にもっとも長時間居座っているのはシメである。餌台は2ヶ所設けてあるのだが、縄張りを主張するヒヨドリに追い立てられないかぎり、カラ類の抗議には聞く耳を持たない。まあ、基本的に大陸の人?なので、単純に言葉が通じないだけかもしれないが(笑)。

他には、家人が牛脂を置いているせいか、今日はアカゲラとコゲラがよく姿を見せていた。それにヤマガラも友達を連れてくるようになり、何れシジュウカラ並みに増えるのは間違いない。

そろそろ昨年収穫分の我が家のヒマワリが底をつく..昨年は不作でだった..ので、ホームセンターでヒマワリの大袋を調達してくる必要があるなあ。

20160126

久しぶりに夕暮れが美しい橙に染まった。Recent postsの画像が軒並み白っぽくなってきたので、たまには赤系を混ぜてみるのも悪く無い。

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ブラウザ交代

2016/1/25

さて、先週辺りからどうもSafariの具合が良くない。ブックマークやリーディングの同期で、削除したものがゾンビのように復活したり、任意に並び替えしておいたものがすぐに意味不明な順番に戻ってしまうという現象だ。特に後者の並び替えの不調は、頭の硬いおっさんエンジニアにはなかなか辛い。あのブックマークは確かこの辺に、というのを感覚的に覚えてしまっているので、その都度探しだすのは面倒で仕方ない。

原因は判っている。iCloudが犯人なのは明白だ。iCloudはiPhone、iPad、Macのデータを同期して揃えてくれるスグレモノなのだが、一度暴走?すると先のような現象に見舞われるので迷惑な側面もある。

一旦同期するデータをすべて削除してiCloudの設定から復元するなど、いくつか考えつくことはやってみたが、結果は変わらず。まあこんなことに時間を割くほどヒマではないので、早々に諦めてAppleの対応待ちとすることにし、デフォルトをChromeにした。

仕事柄ブラウザはChrome、Safari、Firefoxと定期的に使い分ける..WinのIEとEdgeは完全にテスト用の扱い..ようにしている。それぞれに旬があって、使っていくうちに重くなってくるので、そのタイミングで乗り換えて行くのだ。今どきのブラウザはほとんどWebkitではあるが、それぞれにクセがあるので、制作したサイトの動作確認をする意味でも使い分ける必要があるのだ。

SafariはiCloudが完全に機能する限り、Appleユーザーには便利なブラウザだが、iPhoneやiPadでは動作がスムーズでないなどフィーリングの部分ではイマイチである。Chromeのあの滑らかにスクロールしていく動作には敵わない。それにキャシュが異常に強力なので、サイトの検証用には実は不向きであるというのも大きい。

日常的に使うデバイスがiOSかAndroidかというのも大きいだろう。iPhoneを使っている人はSafariだろうし、XperiaやGalaxyならChromeであるとか。何れのブラウザも規格にそって汎用的に作られてはいるが、それぞれが運営するサービスとの親和性が高くなるようにも考えられている。私の場合はサービスもデバイス両刀使いなので、その点はどっちもどっちだったりするが。

ちなみに、一昨年あたりからWinのIEがサポートされなくなると大騒ぎしているが、IEがMicrosoft独自の仕様やサービスにかなり依存した異端ブラウザで、それでしか動作しないページやアプリケーションが世の中にゴマンと存在するからに他ならない。一時は市場の9割を占めた..Windowsの標準ブラウザなのだから当たり前..ブラウザが異端というのもおかしな話だが、ソーシャルなこの時代、オープンでないものは世の中から見放されという良い例でもある。

さて、GmailをはじめGoogleのサービスも色々使っているので、連携という意味ではChromeが勝手が良い。本来の順番で行くとFirefoxの番なのだが、設定その他を合わせるのが面倒なので、一旦Chromeをデフォにすることにした。Safariにくらべてブラウジングが早くなって快適だし、海外サイトをよく見る都合上、右クリック一つで翻訳機能が働くのはやはり便利である。

未だ品薄のiPad Proを狙っていたが、こうなるとAndroidの最新タブレットが欲しくなってくるので、仕事の合間に色々物色中である。

20160125

今朝はさらに冷え込んで氷点下12℃。布団から出たくないと思うような寒さになってきた。一応そんな感じで寒波の影響を受けてはいるが、新たな雪はほとんど降らずじまいであった。

奄美大島で115年ぶりに雪が降ったとかニュースで見たが、Facebookのフィードに流れる知り合いの情報では、西日本や日本海側は結構な大雪のようだ。

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大寒も過ぎて、遅まきながら冬らしい日が続いている。今朝はこの冬一番の冷え込みで、氷点下10℃まで下がった。さらに先日の積雪で地面の露出が完全に消失したため、餌台に集まる鳥の数もこの冬一番の賑わいを見せている。

20160124

この寒波襲来の前までは冬とは思えない暖かさが続いていて、梅が咲いたのバラが咲いたのとあちこちで春を思わせる頼りが届いていて、うちのコブシもいつになく花芽が膨らんできていたが、ここのところの寒さで少し思い留まったかもしれない。

すぐそこまでチラチラ見えていた春の気配も、もう少しだけ延びそうな感じだ。

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あの山越えて

2016/1/23
20160123

雪原と化した畑の上にキツネの足跡が残っていた。

キツネがこんな開けた農耕地に出てくる時は、大抵ハタネズミを探している時だ。キツネは嗅覚に優れているので、雪の下にトンネルを掘って移動しているハタネズミを探り当てるために、常にあちこち移動して歩いている。

ノウサギも雪が積もってその痕跡がよく目立つようになった。キツネ同様に夜になると餌を求めて農耕地に出てくる。普段は林縁部など積雪の少ない場所を選んで採餌しているが、風で飛ばされて雪の下から出ている残り物の農作物なども食べるため、時々畑の真ん中まで不用心に出てくることもある。

キツネはノウサギも狙っているが、ハンターとしていかに俊敏と言えど、オープンな場所にいるノウサギを捕らえることは至難の業である。ノウサギはカンジキのように足の指を開いて雪上を駆けることができるが、キツネは犬の仲間なのでどうしてもツボ足になってしまうのだ。

雪の上を駆けられるものと、雪をかき分け進もの。この違いはそのまま捕食される側とする側に当てはまり、言葉以上にその違いは大きい。他の生きものの命を奪って自分の糧にするというのは、やはりそう簡単ではないということだろう。

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一昨年の豪雪を教訓に、村が除雪対策として初めてロータリー車を導入していた。やはりあの時の積雪量は、地元の土建屋所有のローダーだけでは限界がある。

昨年は使う機会もなく埃をかぶっていたが、今年は初めて村内にお目見えしてきた。ロータリー車の家込みでの活動は、しばしば雪の飛ばす方向が問題になるが、周囲が農耕地である我が地区では何の問題もない。

が、そもそも1台しかないので、我が地区に周ってくる頃には夜になっており、あまりそのありがたみを感じられない(証拠写真も撮れないし)。ま、もうちょっと大雪になると話は違うかもしれないが..

20160121

うちから少し山側に上がった演習林付近の積雪は1mほどになっていた。昨晩ロータリーが掻いて行ったので、道脇は更に高くなっている。

駄犬を待たせて写真を撮っていると、すぐ右脇の杉林からフクロウのゴロスケホーコーが聞こえてきた。

カテゴリ:季節感

つらら

2016/1/20

中一日開けて、今日も朝から雪模様。一昨日の50cmが大して減らないうちに積み増しで、庭先は70cmほどになった。週末にはまたどっさり降りそうな話なので、駐車場と家の周囲だけでも除雪しておかないと、いつぞやのように歩くのも困難になってしまう。

いよいよ大寒を前に帳尻を合わせてきたなって感じだ。

20160120

軒先にはあちこち氷柱が下がっている。一昨日の雪は水分が多かったので、屋根に載っている分が日中解けかかっているのだ。落下すると氷の塊は危ないので、撮影した後、スコップで突付いて落とせるものはすべて落としておいた。

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初雪かき

2016/1/18

今日の積雪は思った程ではなかったが、最終的には50cmは積もったろうか。もう少し南岸よりに通過すると考えていたが、関東甲信越で大雪警報が出ていたのは群馬だけだったので、直撃だったようだ。

午後3時頃には止んだのだが、お昼過ぎからは湿った雪に変わったため、今シーズン初の雪かきは久しぶりに重くて難儀した。こりゃ明日は筋肉痛間違いないな..

20160118

写真は朝9時頃の様子。シジュウカラがひっきりなしに来ていたので、餌台だけは先行して雪かきが必要だった。

カテゴリ:季節感

いよいよ寒波

2016/1/16

20160116

先週までは辛うじてジムニーで入れた観察ポイントも、さすがに腹を擦ってしまって途中で断念。ちょっと斜面を登る必用があるため、車を放棄してカメラとフィールドスコープのみの軽装備で林道を伝って奥へ。

スノーシューを林道にデポして、軽アイゼンで斜面をトラバース。天気が良かったのでそのまま午後まで観察してから下ってきたが、帰りはかなり雪が解けていて楽に帰って来られた。

明日から寒波到来で少し雪が積増しされそうで、楽して奥山に入れるのも今日が最後かな。

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この冬一番

2016/1/14

正月早々、ナイコン様がかねてから噂のあった通り、D5とD500を発表した。

フラッグシップのD5は現行デジタル一眼レフの中では突出した性能で、特に最高感度328万などという数字は誤植ではないかと関係者の間ではもちきりだった。その分、値段も突出したもので、きっちり減価償却を計算できるか、ばっさり道楽と割り切るかしないと、とてもではないが手の出る価格帯ではない。

ただ、私の中でナイコン様がメインだったのは、当時唯一無二のAF性能だったF5だったこともあって、正直なところ奇数番号モデルは気になる。ニッコールレンズもそれなりに揃え、写真を専門に撮っていた頃なら手を出したかもしれない..

とは言え、もうこの時代において、フラッグシップ機を持つ必然性はほとんどない。それより一番美味しいのは、そのフラッグシップの性能を若干落として入れ込んでくる二番手モデルであろう。メーカーとしても売れ線として期待しているのはこのラインなのである。某C社と違ってナイコン様は二番手モデルでも容赦無い仕様で来るので、フラッグシップにこだわる必要もないのだ。

ということで今回注目なのはD500のほうだ。詳しいスペックはガジェット系ニュースに譲るとして、やはり注目は4K UHDが記録できることだろう。今年はリオ五輪があるので当然といえば当然で、写真と動画の双方で高精細に記録できるのは、もはや当然の仕様といえるだろう。

よく動画は要らないから機能を省いて安くしろとか、もっと写真のほうに注力しろとかいう輩がいるが、大量のデータを高速に処理するという技術を突き詰めていくと、そこには静止画とか動画とかの区別はないのである。プログレッシブである以上、あくまで1枚の画像データのつながりをいかに効率よく処理していくか、ということに外ならないのだ。

話が逸れたが、D500と昨年すでに発売されているVR200-500の超望遠ズーム、この組み合わせはっきり言ってワイルドライフ撮影最強と言えるだろう。望遠端が500mmでは短いと嘆くなかれ、ナイコン様にはニコン1というテレコン代わり..1200mm以上に換算できる..になるミラーレスカメラがある..正直昔は失策と思っていたが..ではないか。

ということで、よく判っているよねナイコン!というのが、現在の偽らざる心中である。

余談だが、こうなると1年以上前の発売とは言え、某C社の7の付く二番手..は5が付く方らしいが..モデルは微妙な立ち位置になってしまった感がある。さして高感度が強いわけでもなく、ましてや4Kも撮れない今さら感はC社愛好家には悲しい現実だろう。C社は動画の役割を専用機に振ろうと画策していたようだが、D500やパナの安価な4K一眼などを見るにつけ、その戦略の見通しの甘さを痛感しているに違いない。

20160114

谷川のモルゲンロートがこの冬一番となった。やはりこの眺めは寒さが厳しくならないと見られない。氷点下7℃以下が連日続くと、駄犬の水バケツもちょっと蹴った程度では割れなくなる。

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20160111

ここは林道の支線から少し入った場所で、撮影を兼ねた観察に使っている伐採地にアプローチする作業道の入り口。

例年なら車を寄せる事もできないほど道脇に除雪の山があり、それを機材背負ってよっこらしょっと越えた後、雪にまみれながらスノーシューを装着し、すったもんだの挙句にようやく歩き出す、本来ならそんなシチュエーションになる。

が、暖冬少雪のお陰でそんな労力から解放され、実に快適に撮影ポイントまで歩いていける。それどころかジムニーなら車輌のまま進入可能なのである。実際は100mほど入ったところに倒木があるのでそんな上手い話にはなっていないのだが、防寒長靴のままで済むのは助かる。

春の水不足を憂う自分がいる反面、このまま雪がなければ天狗様の抱卵確認が楽になるなとほくそ笑むもう一人の自分がいるのが悩ましい。右肩に天使の自分、左肩には悪魔の自分が乗っている、漫画ならまさにそんな感じである(笑)。

カテゴリ:季節感