年別アーカイブ : 2016

portfolio

今週はこの時期恒例のCP+が開催される。各メーカーからもそれに合わせて新製品の発表が続いているが、望遠動画野郎として目下気になる製品といえば、オリンパスのM.ZUIKO DIGITAL ED 300mm F4.0 IS PROである。

実売で30万を超えるとあって、m4/3レンズとしては高価な部類ではあるが、100万を軽く超える同スペック..35mm換算では実質的に600mm F4、いわゆるロクヨンと同じ..のEFやニッコールに比べれば破格に安い。

オリンパスが自負する通り、実写サンプルを見る限りその性能も申し分ない。専用の1.4倍テレコンとの組み合わせで840mm相当としても、ゲタを履いていることを微塵も感じさせない写りは素晴らしい。

その上600mm相当による最短1.4m驚異のテレマクロや、1.5kgを切るコンパクトさで換算6段分の手振れ補正..これはさすがにオリのボディが必要のようだが..など、その価格に見合う性能と言っても良いだろう。

以前はm4/3にはほとんど触手が動くことはなかったが、このオリのサンヨンにはかなり心が動くのが本音だ。似たような焦点域ならパナから出るVARIO-ELMAR 100-400もあり、ズームであるパナのほうがより利便性が高いのは自明の理だが、実写サンプルを見る限り画質ではオリとは勝負にならない。

何れを選択しても発売と同時に手に入れるのは難しいようで、下手をすれば今シーズンの撮影には間に合わないかもしれないが、今後もm4/3を使ってワイルドライフを撮っていくのであれば、導入を検討するに十分に値するキラーレンズだろう。

20160222

20160222b

往年のオールドレンズをGH4に付けて動画を撮影、そこから静止画を切り出してみた。

m4/3は35mm換算で2倍となり、ローコストで長焦点が使用できることにメリットがある。さらに言えばマウントアダプタで各社のレンズ群が使えることもありがたい。

が、なんのかんの言ってもm4/3を使う最大の理由はやはり動画撮影の容易さであろう。4Kも撮れるGH4など動画分野でのパナの功績は大きい。

人並みに

2016/2/17
20160217

こんな杉木立の脇に終日立っていたところ、目はショボショボするは、鼻水は垂れてくるは、くしゃみは出るはでもう大変。

ここ数年イヤな兆候が続いていて予感はあったものの、この歳になってとうとう人並み?に来たかと年貢の納め時のようだ。

早々に耳鼻科のお世話にならなくては..

カテゴリ:独り言

しばらく銀河を旅していて赤城高原を留守にしていた。決してブログの更新をサボっていたわけではない、なんてね(笑)。

20160216

昨日のみぞれ混じりの雨滴が凍って霜がびっしり。海抜ゼロに近い平野部はやはり違うね。

カテゴリ:季節感

おーい!

2016/2/6
20160206

って呼ばれた気がした。気のせい?

カテゴリ:独り言

仕事で群馬県庁へ。この季節に県庁に来たのは久しぶりのことで、時間調整のため32Fの展望フロアへ上がってみた。

春から秋の初めはヘイズ、いわゆる霞の影響で眺めがよろしくないのだが、今日は西高東低の気圧配置に覆われた典型的な冬の関東平野の景色であった。

周辺には同様の建築物はなく、県庁舎が県内唯一の高層ビルである。一時、横須賀の米軍機の飛行訓練で仮想標的となっていると噂があった目立つ建物だけに、眺望は北関東一と言っていいだろう。

20160204

(クリックで拡大)

左奥より榛名山(水沢山)、志賀高原〜白砂山(冠雪)、小野子山、谷川連峰(冠雪)、子持山、上州武尊山(冠雪)、赤城山、足尾山地〜袈裟丸山と続く。

左奥より流れ下るは坂東一の川と謳われる利根川、円盤状のよく目立つ構造物はグリーンドーム前橋である。

カテゴリ:独り言

オリンピックイヤーということもあって、今年は各社フラッグシップ機が更新される年だ。ナイコンは年明け早々にD5を発表し、4K動画と最高感度ISO328万で話題をさらった。

対するC社も追随するかのように先日1DX2を発表、一眼レフでは初の4K60P・FHD120Pのボディ単体記録を実現し、これまた業界を驚かせた。4Kに関してはわれ関せずとばかりにやる気のなかったC社だが、4Kやるなら60Pでしょ、と言わんばかりのお得意の後出しジャンケンである。

4Kなら何でもキレイだと思っている人がいるかもしれないが、動画としての60Pと30Pでは埋められない絶対的な差がある。高解像度の動体映像を大きなスクリーンで観てみればすぐに判る話だ。

今は専門的に撮影仕事をしているわけではないので、元が取れそうにない1DX2に手を出す気にはならないが、でもやはり60Pは欲しい。今年は5D4も出るはずなので、そこを期待したいところだが、C社がさて下位モデルにまで60Pを載せてくるかどうか。もーこればかりはすごくビミョーな話。

望遠野郎としてはやっぱパナのGH5待ちかねぇ..

20160203

世の中は文春に踊らされている(笑)ようだが、今日は明日は二十四節気でいうところの立春。いわゆる春の始まりということになる。が、実際はまだまだ寒中極まる時期。梅や福寿草が咲いたのなんのとニュースでは聞くが、フィールドはまだ雪の中である。

カテゴリ:写真・カメラ

オスコゲラ

2016/1/30

雪は昨晩の早いうちから降り始めていたが、除雪しておいたデッキの上を見る限り、お昼の時点でせいぜい40cm程度と思っていたほどは積もらなかった。

実際に雪かきしてみると見事に湿った重い雪で、この場合は降っても重さで圧雪されてしまうので、降雪時間が長くても見た目の量は大したことがないのが常だ。その分重さは半端なく重いので、うっかりすると除雪スコップを割ってしまいかねないので、慎重に作業した。

明日は晴れるようなので、夜間に冷え込まないかぎり、解けるのも早いだろう。

20160130

午前中はコタツにMacBookとポータブルHDDを持ち込んで、庭の餌台に集まる鳥たちを眺めつつ仕事。

ギィーという声が時々聞こえていたので、コゲラが来ているのは判っていたけど姿は見えず。しばらくすると庭木の隙間から姿が見え始めたので、400mmズームで窓越しに撮影する。

キツツキの仲間は見た目で雌雄の違いが判る種が多いが、コゲラを見分けるのは難易度が高い。非常に判りづらいのだが、実はアカゲラやアオゲラと同様に頭部の赤斑の有無で違いが判るのだ。

写真に撮ると偶然写ることがあるが、野外ではそこまで確認するのは難しい。左側の写真を見ると後頭部付近に小さい赤い斑があるのが判るだろうか。

ということで、写真の個体は雄のコゲラということになる。

カテゴリ:|タグ:

20160129

玄関前の花壇脇にヤマドリの羽が落ちていた。

親戚筋のキジは普通に見かけるし、環境的にも生息しているだろうとは思っていたが、直接ヤマドリの痕跡を確認したのは、ここに住み始めて初めてのことである。

他の部位は無かったので、生え換わりで抜け落ちたと考えるのが妥当だろうか。しかし、これで足跡を見つけても、単純にキジだと言えなくなったのも事実であるが。

ヤマドリはグンマーの県鳥であるため、写真の貸出依頼も多い種なのだが、手持ちのカットはフィルム時代のもので幾分古い。あとあと考えて4K動画でも抑えておきたいのだが、見掛ける時は大抵は朝夕の光量の足りない時間帯なので、そうなるとGH4では感度が足りず、ノイズまみれの映像となってしまうのが頭の痛いところである。

今年出るであろうGH5が高感度に強くなるとは考えづらく、藤原の大先輩もα7Sに逝ったことだし、Rへの物欲が再燃している今日この頃である。マウントはもう増やしたくはないのだが、αはアダプター経由でEFもFDも付くので、そこがまた悩ましいところだったりするのだ。

ま、CP+まではまだ時間があるので、色々情報を集めることにしようか。

カテゴリ:|タグ:
20160128

今日はストーブを点けずに済むほど良い陽気であった。家の周囲の積雪も、しばらく見ていれば減っていくのが判るのではないかと思えるほどみるみる減って、もう30cmもないかもしれない。

また週末は雪の予報ではあるが、当初は雨だと言っていたくらいなので、そう大げさになることもないだろう。

カテゴリ:季節感

昨日のコメント欄にMacユーザーは慈愛に満ちていると書いた。

Macを使っている人たちは、業務で仕方なく派や一部の意識高い系を除けば、心底Macに惚れ込んでいる人が多い。いや、iPhoneなどApple製品が尽く好きだと言っても過言ではないだろう。

それこそ昔はMacでしか動作しないキラーアプリがあったので、その流れで現在に至っている人も多いはずだ。出版・印刷分野ならQuarkXPress、映像の世界ならFinal Cut Proが挙げられる。Windowsアプリの代名詞でもあるMicrosoft Excelでさえ、発表当時はMac版しか無かったというのは意外に知らない人が多い。

Macに限らず、Appleの製品はよく練られたインターフェイスとそれを操作した際のフィーリングなど、野暮ったいWindowsとは明らかに異なるユーザーエクスペリエンスを提供してくれる。かくいう私も、MS-DOS時代にMacを操作して一発で惚れてしまった経歴を持っており、その名残?で懐かしきBlackbirdがデスクの端に鎮座していたりする。

そんな訳で、Macユーザーには信者が多く、トラブルなど障害があってもアバタもエクボで乗り切っているのではないかと推察するのだ。文句はあろうがまあ仕方ない的な感覚というか。Intel Macとなる前なら、それこそ悪名高き爆弾マークの嵐を乗り切ってきた人たちであり、今のトラブルなど可愛い物と割り切れるのかもしれない。

そしてそんなMacユーザーとよく似た性質な人たちがカメラ業界にもいて、時にニコ爺などと揶揄される、いわゆるナイコンユーザーである。

キヤノ坊などと言われて比較されるC社ユーザーは案外ドライな人が多く、納得出来ない仕様で製品が出てくるとすぐに声高に文句を言い、場合によってはとっとと他社に乗り換えてしまう強者がいるが、ナイコンユーザーは同様のケースで、「偉大なるナイコン様が考えたことだから間違いない」といった思考回路に切り替わることが知られている。

一つの例として、ナイコンがD2H・D2Xの時代、C社はEOS-1D MarkII Nであったが、当時はC社の高感度性能は圧倒的で、D2がISO200でノイズまみれになるところを、1DはISO800が常用感度だったのである。報道機関がこぞって1Dを導入したのはこの時の話だ。

が、この時のナイコンユーザーの声は「1Dはノイズをナメてしまって立体感のないぬり絵だ」と揶揄し、D2に至っては「適度なノイズが画像に立体感をもたらしている」と言い切っていたのである。この開き直りには苦笑いするしかないのだが、今は立場が入れ替わって、ナイコンのほうが高感度性能が高くぬり絵と言われているのだが、暗黒史とも囁かれるD2時代の話など無かったことになっているのは、これまた苦笑いするしかない(苦笑)。

私はMacも使えばWinも使うし、iPhone・iPadも使えばAndroidも使う。同様にEOSも使えば、ナイコンカメラも持っている。なので何れの場合でも両方の立場はよく理解しているつもりだ。時々で気持ちの中に旬があるので偏りはあるが、それは今後も変わることはないだろう。

思い入れを持ったりこだわりを持つことは悪いことではない。が、それによって見えないものがあったり、不都合に目をつぶったりしてしまうのも事実なので、なるべく客観的な目で見ていたいものである。

20160127

隣の畑の法面脇にノウサギの足跡を発見。状況からして昨日今日付いたものでなく、数日前のものだろう。ノウサギは場所によっては激減しているようだが、赤城高原では意外に足跡はよく目にする。それは我が家の周辺でも同様だ。

カテゴリ:写真・カメラ|タグ: