カテゴリ : 季節感

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痕跡

2022/1/25

毎週のように好天を見計らって出撃す。

県南フィールドはスノーシューが必要になるほどの深雪ではないので、基本的にチェーンスパイクによるツボ足ハイクだが、生きものの痕跡を探して歩くのはいくつになっても面白いのう。

iPhone 13 mini
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笹藪にカモシカの溜め糞。雪が少ないところはそのままけもの道で、写真のちょっと前に斜面下に本体を発見している。

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こちらは県鳥ヤマドリの足跡。少し跡を追ってみたが途中で谷筋へ降りていたので引き返す。

OM-D E-M1 MarkIII / M.ZUIKO DIGITAL ED 12-100mm F4.0 IS PRO

雪上を滑るように駆けるテンもこの時はツボ足だった模様。

OM-D E-M1 MarkIII / M.ZUIKO DIGITAL ED 8-25mm F4.0 PRO

無論、本来の目的は天狗様の繁殖確認なので、アニマルトラックは道中の遊びだけどね。

昨日は大寒。大寒だから必ず寒いというわけではないが、時期的にそんなタイミングだということだ。

だた、大寒の次は立春ということになり、暦の上では春の始まりが示唆されるわけで、先日来少しずつだが南から徐々にサクラとウメの開花の報が届き始めている。

FUJIFILM X-T4 / XF16-55mm F2.8 R LM WR / Vlevia / キツネの足跡

それにしてもマジ寒い。昨日今日と朝は連日の氷点下11℃で、昨日など日中も氷点下だった感じ。燃料代が高騰している折に、ストーブを点けている時間帯が長くなっているのは厄介だな。

しかし昔は寒さに強い方だったが、これが寄る年波ってやつだろうかw

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この冬は寒い

2022/1/15

この冬は例年に比べて冷え込む日が多く、毎朝氷点下8〜10℃前後で推移している。日中でも気温が上がらないので外水道は完全に凍結したままで、近年では久しぶりの事態だ。

例年だと餌台にやってくる鳥たちに水場を提供していたのだが、水道が使えないのでこの冬は正月から水場は諦めてもらっている。

積雪は日本海側の地域ほどあるわけではないのでその点は助かっているが、今のところ昨年暮れから地面が白くない日はない程度に積もっている感じ。

先日の気象庁の予報では桜の開花が早い=春が早いということなので、このままこのくらいの降雪で春まで済んでくれることを願いたいものだ。

FUJIFILM X-T4 / XF16-55mm F2.8 R LM WR / VELVIA

積雪があるので周辺の農地には動物たちの足跡がよく見られる。

写真は定番のノウサギで、なかなか本体を観ることはないのだが、こうして足跡を確認することでその存在を意識することができる。

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雪中行軍

2022/1/13

夏場なら登山者を見かけるピークが近くにあるので、知り合いの山屋に積雪状態を聞いたところ、雪なんかねぇーよと言われたので、それならといそいそ県西部のフィールドへ足を運んだ。

が、聞いた相手が悪かった。冬山をやるような山屋には20〜30cmは積雪のうちに入らないようだ..

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風で雪が吹き飛ばされているので尾根上はまだ楽だったが、ちょっと斜面をトラバースとなるとつぼ足ズボズボでもう大変。

さりとて尾根沿いは片側が崖地形でスッパリと落ちているので、ミニ雪庇の存在もあって恐い怖い。帰路は自分の踏み跡を止め足の如く辿って戻った。

ポイント探しの下見だったので軽装だったが、雪中行軍を往復7kmもやるとヘロヘロだw

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昨日、那覇で昨年より一週間早く桜が開花したそうだ。平年比でも5日早いとのこと。

年末年始から寒波の襲来が続き、特にこの週末の北日本の風雪状況からすればマジか?って話だが、これこそが南北に長い日本列島の自然の妙だと言えよう。

その地域に住んでいればまさにそれぞれの事象の当事者ということになろうが、情報を集めて日本列島を俯瞰して眺めれば、四季の明確なこの国の地理的な多様性を曼荼羅の如く知ることができる。

ちなみに沖縄の桜の観測はソメイヨシノではなくカンヒザクラだ。

FUJIFILM GFX100S / GF30mmF3.5 R WR / Velvia

日の出前に地球と宙の狭間に映えるビーナスベルトはまさに桜色だ。

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大陸から寒波が降りてきている中、南岸低気圧が通りがかることで南関東が積雪に見舞われた。

ニュースでは毎度お馴染みの都心の混乱ぶりが報じられていたが、積雪時の都会の安定した脆弱ぶりに、雪国の人たちは毎度溜飲を下ろしているぞw

雪に馴染みのない都会の人たちが恐るべきは、降っている時よりもむしろ翌日の朝である。南岸低気圧が通り過ぎたあとの冬の関東平野はほぼ100%の確率で放射冷却になるので、中途半端に踏みつけられ解けた雪が凍りつくので、車道も歩道もアイスバーンと化して事故を誘発することになる。

とは言え、太陽光の威力は絶大なので、昼頃までにはその多くが解けて乾くが、それでもここ数日間は日陰は要注意だろう。

iPhone 11 Pro

南岸低気圧の影響は内陸にはほとんどないが、夜半に少し降ったようで8cmほど積み増していた。

ただ、水分が多いので晴れればこの積み増し分はすぐに解けてしまうだろう。

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昨年の大晦日も元旦もコード書いてはいたが、世の中で言うところの形式的な仕事始めは今日ってことになるかな。ボチボチ、Slackにメールそれに仕事LINEも飛んできているしね。

ただ、倅たちが3日から帰省中で我が家的にはそこから正月始まりなので、家の中は今週いっぱいは正月気分って感じ。昼からこたつで酒飲んでるしw

FUJIFILM GFX100S / GF63mmF2.8 R WR / Classic Nega.

今朝は結構冷え込む予報だったが、曇り空で放射冷却にならなかったため、氷点下8℃でとどまった。

予報では沼田で氷点下12℃だったので、同15℃くらいを覚悟していたのだけど..

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初天狗詣

2022/1/5

この年末年始寒波の影響もあって県北は何処も雪が深いので、初天狗は積雪が少ないフィールドへ。

元旦とは打って変わってこの日は快晴無風の絶好の山日和だったので、南の関東平野も北の上越国境も眺望はすこぶる良好、まさに関東の冬晴れであった。

そしてなすびこそなかったが、一富士二鷲をまずは達成w

iPhone 13 mini / 関東平野

OM-D E-M1 MarkIII / M.ZUIKO DIGITAL ED 12-100mm F4.0 IS PRO / 仙ノ倉山

OM-D E-M1 MarkIII / LEICA DG VARIO-ELMAR 100-400mm F4.0-6.3 ASPH. POWER O.I.S. / 富士山

iPhone 13 mini

雪が少ないエリアと言っても北側の斜面は解けずに残っているので、そこではさすがにチェーンスパイクを着用する。

積雪のあるフラットな林道歩きならスノーシューを使うが、斜度がきついとかえって歩きづらいし、外した時に荷物になるのでそこはシチュエーションは選ぶな。

昨年に続き今年も初日の出拝めず。まあ半分雪国なのでこの辺りは時の運だな。

そして今年の初詣は裏山の神様にあいさつへ上がる。が、折しもの大寒波で昼の日なかに氷点下12℃という寒さ。

さらに大沼の周囲は地吹雪状態となり、体感気温は氷点下20℃ぐらいの感じで、防寒していても5分も外に立っていると凍りつきそうだった。

FUJIFILM GFX100S / GF45-100mmF4 R LM OIS WR / PROVIA

しかしこんな悪天の中でも黒檜と地蔵に登っている山屋がいたが、どっちも山頂は悲惨だったろうと想像せり..

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強力な寒波の襲来ということで、北陸から西の日本海側では大雪となっている模様。

知り合いが何人かいるのでLINE等で聞いてみたが、60cmとか80cmとか積もって雪かきが大変という返事もあれば、1mを越えてそれどころではないのか音信不通の人もいる。

北からの寒気の流入なのでこうなると関東平野は冬晴れの好天となり、気候的に日本海側との境目に位置する赤城高原がどっちに転ぶかは運任せだ。

これを書いている朝6時の時点ではチラチラと小雪が舞う程度で、南のほうの空は明るい。それも昼前には晴れるようなので、今回はほとんど影響がなかった。

年末年始にもう1回強い寒気が入るようなので、次はどうなるかはこれまた運任せだな。

OM-D E-M1 MarkIII / M.ZUIKO DIGITAL ED 12-100mm F4.0 IS PRO

今回の寒波襲来の数日前だが、この時は某山域の尾根上から関東平野が望めた。

南向きなので霞がかかると厳しいが、条件が揃えば100km以上離れた東京方面のランドマークを確認できる。

少しハイライト・シャドウをいじってみたが、左奥に東京スカイツリー、中央に新宿副都心、右奥には横浜ランドマークタワーが見えていた。

とにかく、日本海側が大荒れの時ほど関東平野は平穏なのである。

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