カテゴリ : 季節感

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要員手配にミスがあったとかで急に外仕事を頼まれたので、久しぶりに雪国へ出張ってきた。

己がいつも人の手配で苦労している身なので、関係ない業務ではあるが突発的に頼まれた場合はなるべく対応するようにしている。ただし日帰り限定だけどねw

それに年度末のタイミングでまだ息つくこともままならないが、ちょうど確定申告も終わって息抜きにはちょうど良い。表の仕事は特に頭を使うことが基本なので、野外で光学機器使って視界総当たりでひたすら生きものを探すというのは、まさに趣味の延長にある行為なので常に興味尽きずである。

とは言えこっちの裏仕事は野外なので、その日の天候に大きく左右されるのも事実。基本的に雨が降ろうが雪が降ろうが身に危険が及ばない限り、業務遂行の耐候術を求められる。

もちろんこちとら40年近くワシ屋なので、そんなことは当たり前に身についていることではあるけどね。

iPhone 13 mini

通りがかった散歩中のおバァに、先月はこの倍はあったでと言われた当地お馴染みの雪の回廊。180cmの拙者が手を伸ばしても雪の上には届かずだ。

赤白ポールの上部で3mは超えている。何より積雪のある場所は田んぼなので、路面より1m半は低くい。つまり現時点でも最低でも4mは残っているということだ。しかもこの時期なので圧雪状態である。

iPhone 13 mini

冬の現場で太陽光は命の源だが、早春とは言えさすがに昨日は気温が高く直射日光が辛かったので、雨でもないの日傘装備である。

それに周囲が一面雪原なので雪の照り返しが強く、眼鏡使用ということもあって撮影時にEVFが見辛くなり、ピンのヤマがよう分からないという問題への対応でもある。

ただしこの手が有効なのは微風程度まで。風が強いと煽られて視野がブレてしまうのと、最悪機材一式転倒もありうるので要注意だ。

カテゴリ:季節感

OM-1のスペックを眺めていて気付いたのだが、OM-1はAF/AE固定となるが秒間120コマで連写できるので、被写界深度が深いマイクロフォーサーズの利点を活かすと、5K/120P相当のハイスピード動画が作れることになる。

ポイントは「撮れる」のではなくあくまで「作れる」という点で、撮影後に編集作業が必要になるので、ただ撮るだけの撮りっぱなしカメラマンには無理な話だが、今どきのマルチな映像クリエーター的にはショートムービーであれば映像制作の幅が広がるというものだ。

動画モンスターのGH6の陰に隠れて動画性能ではあまり語られないOM-1だが、C4K/60Pを10bitで無制限記録できるなど現行機の中でもトップクラスなので、写真も動画もというカメラマンには良いと思われる。

OM-D E-M1 MarkIII / LEICA DG VARIO-ELMAR 100-400mm F4.0-6.3 ASPH. POWER O.I.S.

山の上の景色はまだまだ寒々としているが、日当たりのよい斜面の梢ではシジュウカラやコガラが春の歌を歌っている。

三寒四温で一進一退を繰り返しつつも、季節は確実に春へ向かっているのを感じる。

カテゴリ:写真・カメラ, 季節感|タグ:

今年はどこに行っても県内のフィールドは雪が多く、特に県北は大変だ。

この時期の県道は比較的除雪が進んでいるので車の移動に支障はないが、問題になるのは道脇の除雪痕である。

とにかくまずはそこを乗り越えないと斜面に足を踏みれらない。下手すると林道の入り口すら埋まっているところもある。

それでも季節は早春の域に入ってきているので、雪が締まって歩きやすくなっているのが救いだ。

Google Pixel 5

谷の奥に行くだけなら林道伝いに進めるが、放卵中の天狗様を確認するにはちょっと高い尾根近くまで上がる必要がある。

林道のような平坦路ならスノーシューでOKだが、今年の雪の多さでは林道から斜面伝いにアプローチするのにスノーシューは役立たずなので、久しぶりにアイゼンを引っ張り出して使用中。

先に雪が締まっているとは書いたが、踏み抜くと一気に太腿まで沈むのでやっぱり大変。これが県南のフィールドならチェーンスパイクで十分なんだけどね..

カテゴリ:季節感

ちょっと前にSwiftUIでiOSアプリ作れます!っていう学生上がりの若いエンジニアを紹介された。

去年もKotlinでAndroidアプリが..という似たような打診をもらっているが、こんな田舎IT屋にもそういった話が巡ってくるあたり、最近は仕事が不足し始めているんだろうか。

IT業界は慢性的に人材不足なので、プログラミング技術を持っていれば東京なら引く手数多と聞くが、田舎ではそこまでネイティブアプリ開発に需要があるわけでわけではないので、本気で職を求めているなら来るところが間違っているぞ。

大別するとスマホアプリには2種類あって、アプリ単体で完結するものと、バックエンドの処理を介してデータ連携するものがあるが、個人開発と違ってマネタイズまで考えるとベースはWebサービスとして提供されるべきなので、そうなると必然的にサーバーサイドの仕組み作りもできないと困るのである。

ただ、iOSでもAndroidでもプログラミング技術は参考書をいくつか読めば誰でもコードは書けるようになるものの、サービス..裏を返せば世の中のニーズだ..構築のノウハウ的なものはその筋から学ぶか経験を積む以外に近道はないので、一度はIT系の企業に勤めるのが良いと思う。

先の若者は実は知り合いのお子さんだったのだが、就職せずに独立して個人開発で稼ぎたいとのことだった。が、話をしてすぐわかったが、やはりプログラミングオタク的な感じが強く、世の中の枠組みとか物事の仕組みとかに関しては圧倒的に経験不足..ゲームなどエンタメ系なら可能性はあるが..は否めない。

拙者などは、今で言うところのIT企業..正確には地回りのコンピュータ販売会社だ..に勤めていたことがあり、時代的なものもあって、現在求められているようなコアな技術を学んだわけではない..だって当時はCOBOLだしねぇw..が、様々な業界の企業に出入りした経験があるので、今でもそのいわゆる「業務知識」という部分は大きな武器になっている。

もちろんカビが生えたような知識を後生大事に持っていても意味はないので、時代に合わせたアップデートは必要であるのは言うまでもないが。

iPhone 13 mini

今年の赤城高原はチマチマとよく雪が降っており、しかも寒い日が続くので積雪も大して減らず、近所の森では深いところで70cm程度になっている。

そして雪が多いのは近所の話に限ったものではなく、県内の天狗様フィールド全般に言えることでもある。

カテゴリ:季節感, 独り言

オリンパスのブランドやカメラに特別な思い入れがあるわけではないが、それでも世代の関係でさすがにOM-1という名称には「アッと驚く」だったなw

それにOLYMPUS名がペンタ部..正確にはペンタプリズムは入ってないけど..に刻まれているのもちょっと驚いた。てっきりここはOM-Dとか入るのかと思っていたので。

ちょうど開発時期と会社の移行期が重なっていたので、今回のOM-1からきっちり新会社でってことにならなかったと思われる。まあブランド名は性能に影響しないのでどっちでも構わないけどね。

R3とZ9が発表された後なので仕様だけ眺めて「アッと驚く」ほどのことはないが、それでもE-M1XとE-M1Mk3から比べるとかなりの底上げというか、相当の性能向上があるように思える。

細いところは追々ウォッチしていきたいが、まずはEVFが236万ドットの液晶から576万ドットのOLEDに変わったのは嬉しい限り。とにかく現行機のEVFのショボさはお話にならないのでね。これで山で偏光グラスのサングラスをしていても覗けるようになるかな。

それと常用ISOが25600、最大102400というのは多いに期待できる。マイクロフォーサーズ機でISO10万など夢のような仕様で、ようやく35mmフルサイズとの比較で「高感度が」という但し書きの呪縛から解き放たれるかも。

あとは実売で20万前半と意外に価格を抑えてきて、さすがにE-M1Xの轍を踏まないようにしたのがわかる。R3やZ9に比べればバーゲンプラスみたいなもんだろう。

ただ、もしかしてE-M1Xに相当するフラッグシップの隠し球があるのではないか?という邪推もしなくもないが、OM-Dにそこまでの体力があるかは未知数だな。

OM-D E-M1 MarkIII / M.ZUIKO DIGITAL ED 12-100mm F4.0 IS PRO

OM-D E-M1 MarkIII / M.ZUIKO DIGITAL ED 12-100mm F4.0 IS PRO

OM-D E-M1 MarkIII / M.ZUIKO DIGITAL ED 12-100mm F4.0 IS PRO

OM-D E-M1 MarkIII / M.ZUIKO DIGITAL ED 12-100mm F4.0 IS PRO
OM-D E-M1 MarkIII / M.ZUIKO DIGITAL ED 12-100mm F4.0 IS PRO

ちょっと前に登った県西部の尾根付近ではまだ霧氷が見られた。もう季節は早春の域に入っているので、こんな景色ももう見納めだろう。

にしても市場が縮小しているから仕方ない側面もあるが、カメラボディと特にレンズの価格が全体的に高くなっているのは間違いない。

例えば車が若い人に売れなくなったという嘆きをメーカーが公然と口にするが、デフレ貧乏のニッポンで今の車両価格は高すぎる。

バブル当時のハイソカーは300万も出せば高級車だったが、今や倍の600万クラスとなり、普通車でもちょっと上を見るとすぐに300万が見えてくる。

主要先進国の中で30年間平均給与がまったく上がっていないニッポンで、車を買おうなどという若い人がいなくなるのは当たり前だ。

という結果的に自分達で自分達の首を絞めるかのような現象が、何れカメラ業界のそう遠くない未来と被るよなぁというのを、最近のカメラ、特に高級機の価格帯を見ているとヒシヒシと感じる昨今である。

OM-D E-M1 MarkIII / M.ZUIKO DIGITAL ED 12-100mm F4.0 IS PRO

マスゴミが騒ぐと意外に大して降らないと言われているが、都内はその通り事前の予想程は積もらなかったようだ。

我が家の周辺は30cm強と言ったところで、雪かきするほどの積雪量ではなく、お天道様の日光パワーにお任せである。南岸低気圧が降らせた水分量の多い雪なので、もうこの時期は解けるのも早い。

Z9が注文殺到で品不足!とカメクラ界隈にニュースが流れ、ナイコン復活の狼煙か!とそれに続くことに、どこかニッポン凄い!という気持ちの悪いあの妙なアゲアゲ感を感じるぞw

Zヨンニッパもそうだが、そもそも生産台数が少なすぎるだけで、予想を超えた注文が!というのはミスリードも甚だしく、単に販売予測と生産計画の誤りを美化して上塗りしているだけだろう。

ミラーレス市場に本格的に参入してから3年も経ってようやくここまで来た..言っちゃ悪いが7も6も価格の割に手抜きし過ぎ..というのが実際のところなのに、界隈のナイコンへの忖度っぷりは見ていてやや気味が悪い。

ただ、Z9のあの性能で意外に価格を抑えて出してきたのはよく頑張った..見誤っただけかもだけどなw..なとは思う。某C社やソニーなら間違いなく100万越えになっていたに違いない。同程度の金払うならどう贔屓目に見てもR3よりZ9のほうが満足感高いし、α1の80万と比べるとZ9のお買い得感はかなり高いぞ。

これでZ9の登場でαに流れていた相当数のナイコンユーザーに揺り戻しが起きるのは間違いない。この後、F5時代に登場したF100のような普及価格帯にZ9譲りの性能を盛ってこられたら、某C社はともかくソニーにとってはかなり脅威だろう。

もちろん、当のナイコンの生産能力にそんな余裕があればの話だが..

FUJIFILM GFX100S / GF30mmF3.5 R WR / Velvia

今日は予報通り終日雪っぽい。赤城高原ではちょうど朝の7時頃から降り始めた。

北海道や日本海側の大雪そっちのけで、ニュースは今日明日予想される首都圏の混乱ぶりを報じるのに忙しい。

歴史的な背景を知っていれば、「彼はヒットラーのように優秀だ」と礼賛するのは大いに問題あるが、「奴はヒットラーの如くとんでもない輩だ」と言うのは非難以外なにものでもないので、後者は特に問題ないと思うぞ。

イスラエルあたりで聞けばそりゃヒットラーの名前を出すこと自体憚られのは理解できるが、欧米なら前述のような反応になるはず。日本のマスゴミも東洋の識者気取りのコメンテーター風情の意見など垂れ流さずに、欧米人に聞いてみたら良い。

大体、指摘された当人も以前に他人をヒットラー呼ばわりして避難していたのだから、それを無かったことにして文句を言うのはダブルスタンダードと言われても仕方あるまい。

と、昨今SNS界隈を賑わすヒットラー騒動について思うわけだが、そもそも言い出しっぺの御仁も相手を挑発する目的で言った節も見え隠れするので、今回はどっちもどっちって感じだな。

FUJIFILM X-T4 / XF16-55mm F2.8 R LM WR / Vlevia

しばらく続いた厳しい寒さもひと段落した様子で、相変わらず朝は氷点下7℃前後で寒いのは寒いが、日中はだいぶ緩んできた感じである。

オホーツク海側の北海道沿岸に流氷がやってきたニュースもちらほら目にするようになり、季節は春に向かっているのを少しづつ感じている。

カテゴリ:季節感, 独り言|タグ:

連日冷え冷え

2022/1/26

この冬はよくもまあと呆れるほど冷え込む日が続いている。

ここ数日は特にそんな感じで、毎朝軒下の寒暖計は氷点下10℃前後を指し示している。もっと低い気温を記録した冬もあったが、このレベルが何日も続くのは初めてのことだ。

冷え冷えするという言葉があるが、まさにそんな感じの冬である。

FUJIFILM X-T4 / XF10-24mmF4 R OIS WR / ETERNA BLEACH BYPASS

それでも日中に日差しが出て多少でも気温が上がれば日向はすぐに雪が消えるのだが、わりとマメに降雪になるので、例年より地面が白いままの印象はある。

カテゴリ:季節感

痕跡

2022/1/25

毎週のように好天を見計らって出撃す。

県南フィールドはスノーシューが必要になるほどの深雪ではないので、基本的にチェーンスパイクによるツボ足ハイクだが、生きものの痕跡を探して歩くのはいくつになっても面白いのう。

iPhone 13 mini
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笹藪にカモシカの溜め糞。雪が少ないところはそのままけもの道で、写真のちょっと前に斜面下に本体を発見している。

iPhone 13 mini

こちらは県鳥ヤマドリの足跡。少し跡を追ってみたが途中で谷筋へ降りていたので引き返す。

OM-D E-M1 MarkIII / M.ZUIKO DIGITAL ED 12-100mm F4.0 IS PRO

雪上を滑るように駆けるテンもこの時はツボ足だった模様。

OM-D E-M1 MarkIII / M.ZUIKO DIGITAL ED 8-25mm F4.0 PRO

無論、本来の目的は天狗様の繁殖確認なので、アニマルトラックは道中の遊びだけどね。