自然とは偶然であり必然でもある
山中を歩いていて偶然見つけたのだが、大きな岩場の岩のくぼみにどんぐりが詰まっていた。
実はコナラのようだがよく見るとすでに根が生えており、くぼみ周辺のすき間に沿って同様に詰まっている土にその根を伸ばしている様子。
偶然詰まったのか、はたまたカケスやリスが貯蔵目的で隠したのか。前者の場合、周辺の林分にはコナラが点在しているのでその可能性はあるが、岩場の直上や周囲には生えていない。
後者の場合なら「森をつくるカケス」的なストーリーが想像できて面白いが、それこそその現場を見たわけではないので想像の域を出ない。
自然とは偶然が必然の如く積み上がった産物であり、そこが観ていて面白い。色々想像するのは受け手の自由だしね。
岩場の場所はNレコのフィールドノートに位置をプロットしたので、機会あれば数年後にまた様子を観に訪れてみたい。