カテゴリ : ほ乳類

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敵意

2019/6/20

どんなに姿勢を低くしても、遮蔽物のない農道では姿丸見えだ。

どうにもシマッタしくじったという顔をしつつも、明らかにむき出しの敵意しか感じないぞその視線にはw

FUJIFILM X-H1 / XF100-400mm F4.5-5.6 R LM OIS / ETERNA

某猫写真家の影響で世の中は猫写真ブームだが、そうそう気前よく人懐っこいヤツばかりではない。

そもそも、厳冬期には氷点下10℃を下回る標高700mの耕作地をうろついている時点で、野良ならぬバリバリの野生動物である。

間違っても人に媚びることなどせず、己の力のみで生き延びる術を持っているということだ。

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昨日は結構激しい雨模様であったが、今日は打って変わっての快晴で、時ならぬ大遠望日和となった。

iPhone 6

LUMIX G9 PRO / KOWA PROMINAR TSN-884

はるか8km先の大雪渓を渡るクマを見つけた。この距離でもなかなかの大物であることが判る。

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今年初クマ

2019/5/12

奥山の某所を目指す途中、谷筋からブナ林を抜けるのだが、冷涼な県北の春は遅いため、芽吹きもまだこれからという状況。

FUJIFILM X-H1 / XF16-55mm F2.8 R LM WR / ヤマザクラ(左) ヤナギと渓流(右)
FUJIFILM X-T3 / XF16-55mm F2.8 R LM WR / ミズバショウ(左) キクザキイチゲ(右)

FUJIFILM X-T3 / XF16-55mm F2.8 R LM WR / アズマイチゲ
FUJIFILM X-T3 / XF16-55mm F2.8 R LM WR / カタクリ(左) タラノメ(右)

FUJIFILM X-T3 / XF16-55mm F2.8 R LM WR / ムシカリ

途中、クマを2回ほど目視。一回目はこちらに驚いて笹薮を揺らしながら逃げていくところで、二回目はやや遠い斜面を征く親子であった。

二回目の時は機材を出して撮影といきたいところであったが、登攀中でゼーゼーハーハーでとてもそんな気にはならず..

先日、春になると鹿を見かけなくなると書いたばかりだが、うなったばかりのNさんの畑に数頭のシカの足跡が付いていた。

FUJIFILM X-H1 / XF16-55mm F2.8 R LM WR / CLASSIC CROME

一見沢山の足跡が付いているように見えるが、足跡の向きを見ると数個体が往復しているのが判る。向かっているのはさらに隣のHさんちの畑。

FUJIFILM X-H1 / XF16-55mm F2.8 R LM WR / PROVIA

で、連中が向かった先に植えられているのは春キャベツ。この手のアブラナ科の植物で、とりわけ柔らかい新芽は連中にとってはごちそう以外何物でもない。

すぐにHさんには連絡しておいたが、冬の間に撤去してあった電柵がまだ設置してなかったので、そうそうに用意するという話であった。

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奥山の林道から支線に逸れ、残雪のあるブナ林を歩いていて、不意にサルの群れに遭遇した。群れと言っても子ザルを含めても十数頭程度だったので、群れとしてはさほど大きくない。

いつもなら、拙者を見ると威嚇しつつ速攻で逃げていくのだが、この群れは何故かこの場を離れようとしない。こちらが5mほどまで近づいても、チラチラと気にはするものの、威嚇することなく無視を決め込んでいる感じであった。

そんな連中が林床から探し出して一所懸命に食べているのは、どうやらブナの実のようで、口に含む際に時折白い紐状のものが見えるのは、実から伸びた根と思われる。

眼の前の人は目障りだが、雪解けで容易に見つけられるようになった春の恵みは捨て置けないという雰囲気がありありとする、なんとも春らしい出会いであった。

FUJIFILM X-T3 / XF100-400mm F4.5-5.6 R LM OIS WR / CLASSIC CHROME

移動中だったので、三脚はバックパックに括り付けてあり、逃げないだろうという目算もありつつもあまり大きな動作をしたくなかったので、ホルスターから100-400mm付きX-T3を取り出して手持ちで動画撮影。

X-T3はX-H1と違ってIBISを装備していないので、手ぶれ補正はXF100-400に頼ることになったが、どうしてどうしてこれがまた結構踏ん張ってくれて、そんなに見苦しい絵にならずに済んだ。

X-T3の4K/60PはGH5やG9 PROに比べてまったく遜色なく、カラーグレーディングを前提としてない..撮って出しの意ね..のであれば、逆に艶っぽさでは上であると感じる。

長尺を記録する必要がなければ、もはやGHシリーズのお世話になる必然性は無くなったと言って良いだろう。

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鹿少なく

2019/4/15

家の周囲での話だが、シカは春になるとめっきり見掛けなる。

もちろん数が減っているわけではないので、正確には人の目に直接触れる機会が少なくなるという意味でだが。

農家は口を揃えて山へ帰ったんだよ..いや自分の住んでいるところも山でしょ、というツッコミはあるがw..とは言うが、それは一時的なものであって、夏前に出産を終えればまた戻ってくるのである。新たな生命を引き連れてね。

FUJIFILM X-H1 / XF16mm F1.4 R WR / CLASSIC CHROME

先月くらいまではこんな光景は普通だが、桜の季節になるとイノシシとキツネが目立つようになる。

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東北の特に日本海側の山村では、低標高の人里であっても周囲がブナ林に囲まれていることが多い。戦後の拡大造林期には杉の植林地に置き換えられてしまった地域もあるが、過疎地の山村ではそれなりに生き残っている。

ブナは高木であっても曲がりやすく、漢字で「木が無い」という文字を当てられるほど建材には不向きであるが、逆にその特性を活かした加工品には昔から利用されてきた。

当然薪にも使用されてきたので、そういう意味でも集落の周囲に残されているのには意味がある。

FUJIFILM X-T3 / XF16-55mm F2.8 R LM WR / CLASSIC CHROME
FUJIFILM X-T3 / XF16-55mm F2.8 R LM WR / CLASSIC CHROME

FUJIFILM X-T3 / XF16-55mm F2.8 R LM WR / CLASSIC CHROME / Dレンジ優先
FUJIFILM X-T3 / XF100-400mm F4.5-5.6 R LM OIS WR / CLASSIC CHROME

何かに見られているようなそんな気配に気づき、視線を周囲を走らせると、すでにその気配はその場をサルところであった。

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縦横無尽

2019/2/28

今日からCP+が始まった。今年は久しぶりに行けそうな気配濃厚だったが、結局例年通りそんなヒマはない現実に追われる年度末である。

そんなこちらの状況を知ってか知らず..そんなわけねぇぞw..か、仕事を手伝ってくれている若手や、カメラマン仲間たちが続々と報告を飛ばしてくれるのは、ありがたいやら迷惑やら。

やたら届くLINEの通知が目に余るので、CP+の期間中はバッジだけに設定することにしたw

FUJIFILM X-H1 / XF35mm F1.4 R/ CLASSIC CHROME

ピョンピョンと縦横に跳ね回っているのはハタネズミ。

時間帯を問わずその姿を直接見る機会はなかなか無いが、電柱に留まってジッと地面を凝視しているノスリや、林縁で待ち伏せするフクロウ、畑の中をフラフラと歩き回っているキツネなどが、ネズミたちの存在を想像させてくれる。

彼らも生きるために危険をとして動き回るが、その行為自体が上位の捕食者たちの生きる糧になっているのだ。

兎の爪痕

2019/2/27

Windows Server 2012で動作しているWebサービスをローカルに構築しようとしてハマった。

WebサーバーはIISでなくApacheなのだが、データベースはSQL Serverという変則。うちの手持ちでフリーとなっている環境はWindows 10とSQL Server 2017というある意味最新で、最初はそっちに合わせてPHPを7にしたところ、対応のドライバがネットの情報でどれも上手く行かずにこれで半日浪費。

PHPは5.6まで落とすことにし、結局XAMPPの該当バージョンを探してきてインストールするも、今度はなぜかApacheが起動せず。が、ここはポートを弄って取り敢えず回避。

最後はSQL Server 2012の検証用データを2017に一発で復元できず、結局Accessを間に挟んでエクスポート・インポートという奥の手を使い、どうにかこうにかシステムを稼働状態に復元できた。

昨年あたりからだが、Windowsのリニューアル系の仕事の引き合いが増えてきている。IE問題もあるので、そろそろそういう時期に差し掛かってきているということの証か。

FUJIFILM X-H1 / XF16mm F1.4 R WR / CLASSIC CHROME

雪上に残ったノウサギの爪痕。雪が固く締まっているので、沈み込みこと無く跡が残ったようだが、爪痕だけというのも珍しい。

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寄り道

2019/2/17

明らかに何かを探しつつ、パタッ、パタッという感じの歩き方が見て取れるノウサギのフットプリントだ。

FUJIFILM X-H1 / XF16mm F1.4 R WR / CLASSIC CHROME

途中、雪に埋もれた木の枝..大風で折れて落ちた木の枝..に寄り道するも、冬はそれこそ固い木の芽なども口にするが、さすがに枯れ葉まで食べないわな。

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