バイオレットな朝
今日は雑用を色々。車載装備を完全冬仕様に入れ替え、タイヤもスタッドレスに換装。
この秋の台風の影響で、折れて庭に散らかっていた庭木の枝を集めたり、伐ったまま放置してあった切り株を掘り起こしたり、境界に隣接する邪魔な桑の木をチェーンソーで切り倒したり等々。
今週はやや気温が高めに戻るようだが、取り敢えずこれでいつ本格的な冬になってもOKだ。
今日は雑用を色々。車載装備を完全冬仕様に入れ替え、タイヤもスタッドレスに換装。
この秋の台風の影響で、折れて庭に散らかっていた庭木の枝を集めたり、伐ったまま放置してあった切り株を掘り起こしたり、境界に隣接する邪魔な桑の木をチェーンソーで切り倒したり等々。
今週はやや気温が高めに戻るようだが、取り敢えずこれでいつ本格的な冬になってもOKだ。
夏の間Velvia中心だったフィルムシミュレーションも、CLASSIC CHROMEやETERNAを使う機会が増えてきている。過剰なコントラストで演出された夏感から、落ち着いた秋の光の質感を表現したい。
CLASSIC CHROMEではいわゆる撮って出しで一発OKだが、ETERNAの場合はそのダイナミックレンジの広さを利用して、ハイライト・シャドウともに少々手を加えて仕上げることが多い。
動画と違って写真の場合、ETERNAはそのままだとシャドウの情報が多すぎるので、少し階調が沈むようにレタッチし且つハイライトが白飛びしないよう特に雲の質感には気を使う。
上州武尊山。
日の出直後なので、本来なら川場谷は剣ヶ峰が陰になって暗く沈むところだが、人の目は広大なダイナミックレンジを誇るので、実景ではシャドウ部のディテールもしっかり見えている。
そこを不自然にならない程度まで見せつつ、朝の光を反射する雲の質感を出してみた。
上越国境と沼田の市街地。
日はすでに赤城山の裾野から顔を出しているが、ちょうどその東側に雲が広がっているため、沼田の市街地はまだ暗い状態であるが、市街地の構造物が潰れること無く表現されているのはさすがETERNAである。
この場合はシャドウはデフォルトのまま、ハイライトだけ少し調節して雲の立体感を残した。
赤城高原は昨晩から冷たい雨。空模様が芳しくない日が続くのは早春ならではといったところか。今週はこのまま少し冷え込むという話なので、既定路線?というかまあ結局花冷えになったようである。
季節の動きを何人たりとも邪魔はできないのだが、月末まで多忙な日々が続くので、桜前線にはまだしばらくジッとしておいてもらいたいのが本音だ。
片品から引き上げてくる途中、昨年暮れにコミミズク(らしき物体w)を見かけた畑に寄り道。うちの辺りだと子持山がすぐそこという感じだが、この辺りだと上州武尊山がすぐ目の前に迫って見える。もちろんコミミがいると思って立ち寄ったわけではないが、ついつい棒杭の上とかを探してしまう。
昨日のビビッドな色合いから一転して誇張抑え気味にETERNAを使う。以前ならCLASSIC CHROME一択だが、日中ここまで光のない沈鬱な情景だと、CLASSIC CHROMEでは畑土のトーンが潰れてしまうので、ここはダイナミックレンジの広いETERNAがいい感じだ。
今年は雪が早いおかげで、県北のスキー場のオープンがいつになく早い。玉原(たんばらスキーパーク)が11月にオープンするのはかなり珍しいことだろう。
何しろ県内で最も早くスキー場開きをすることをウリにしている丸沼高原と同じ(23日)なのだから、そりゃ驚きもする。
モルゲンロートに染まりだした上州武尊山。剣ヶ峰(左奥のピーク)の手前に見えるのが川場スキー場で、こちらは玉原よりかなり標高が高いのだが、準備の差だろうか、オープンはこの週末のようである。
ついでなので当ブログではお馴染みの谷川岳のモルゲンロートも貼っておこう。
ミョーキン、ミョーキン、ケケケケケ..と朝から鳴き始めた。北部フィールドでは先月から鳴いているが、うちの近所では今シーズン初なので、いくぶん声のトーンも抑え気味でやや遠慮がち。
まだ様子見といった風情だが、エゾハルゼミが鳴き出すと梅雨が近い..すでに梅雨入りしているけどね..ことを肌で感じる。
定点観測的に上越国境の山々の様子を。上から谷川岳、上州武尊山、そして平らな山容が苗場山。何れの山も昨年のこの時期は残雪はほとんど無かったので、今年はやはり雪が多かったと言えるだろう。
この5月の降水量は記録的に少なかったにも関わらず、水不足が騒がれないのも残雪の影響が大きい。県北の利根川水系のダムも、今のところどこも満水であることからもそれが判る。
映像業界が騒然としたDJIの戦略的モデル Mavic Pro。直前に発表された同じカテゴリのGoPro Karmaを一撃で粉砕するほどインパクトのある製品である。
私の周囲でもこぞって手に入れ、すでにバンバン飛ばしている状況である。当然仕事用を兼ねて個人でもこれは手に入れねばと思いつつ、注文にすっかり出遅れてしまい、2号機の荷が届いたのが3ヶ月後のこの3月という体たらくであった。
何故いきなり2号機?と言えば、撮影班用の1号機はすぐに注文していたので昨年のうちに手に入っており、すでに業務で飛ばしていたのだが、それがうっかり不時着..T氏は不時着だと言い張っていたがアシのA君によればほぼ墜落らしいw..してやや大破となったのが同じくこの3月。
成り行き上、個人用に注文していた前述の2号機が泣く泣くドナドナとなり、あらためて3機目を注文wしたところ、さすがに欲しい人のところには行き届いたようで、今度はDJIストアから即日出荷で届いた。
が、3月は業務上色々追い込みで多忙を極めてヒマがなかったので、これでも半月以上のタイムラグがあるんだけどね..
我が家の庭の上約50mほどから上州武尊山方向を撮影、4K30Pから静止画切り出し、ノーレタッチ、ノートリミング。0号機として使用していたPhantom 3..T先生これも墜落したんだよね、確かw..同様にやや寒色系で、ソニーっぽい色合いはDJIのそれだ。
DJIはすでに業界の雄ではあるものの、基本的に中華製なので製品にバラつきがあるため、新品とは言え検証は必要である。早々に庭で飛ばしてスチル、ムービーともにチェックしたところ、先の2台同様の傾向で特に問題なし。
それにしても庭でドローンが飛ばせるのは田舎ならではだね。都会ではうっかり飛ばすとすぐに通報されて面倒なことになるので、飛ばすところを探すだけでも一苦労だろう。
1号機は主にトライポッドモードでドーリー代わりに屋内で使うことが多かったが、Aquila 3号機はシーズン到来なので野外で活動してもらう予定。
何と言ってもMavic Proの最大のウリはその携行性の高さだろう。小型ドローンのカテゴリとは言えPhantomの時は「よーし、空撮に行くぞ!」と意気込まないと持ち出せなかったが、このMavic Proはカメラが一台増えた程度の感覚で済むので助かる。
ま、その辺りの話はまた追々..