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FaceBookにTwitter、それにTikTokが花札野郎の公式アカウントを片っ端っからBANし始めている。

今まで散々こういったSNSサービス上で嘘八百を垂れ流してきたツケが回ってきたのでそれはそれでいい気味だが、主要なオールドメディアを敵に回している手前、大統領でなくなると同時に大手を振って使える武器を失うことになるので、奴さんの今後の出方が気になるところだ。

さらに問題なのはバカ殿を信奉する支持者の集まりで、先だっては徒党を組んで議事堂に押しかけ軒並み逮捕者を出しているが、何しろ憲法で銃器を持つことを認められているので、組織的な動きは封じられたとしても、今後は散発的に重火器による暴動が起きかねない状況だろう。

そんな保守主義の権化のような連中が主に利用しているSNSサービスが、利用制限が一切行われないと評判のParlerである。Parlerは日本では馴染みがないが、日本で言うことろの昔あった2chに非常に近い運営で、言わばネット上の無法地帯となっていた。

が、そんなParlaerもホスティングにAWS(Amazon Web Services)を使っていた関係で、現在は停止状態に追い込まれている。これはどうやらAWSの大口顧客であるApple..Googleと足並み揃えてアプリストアからParlaerをいち早く削除した..やAmazon自身の従業員からParlerへのサービス提供を停止するように圧力がかかったようである。

FaceBookやTwitterなどメジャーなSNSサービスから弾き出されるのは確かに直接的な影響力があるが、一番はやはりネットサービスの根幹を抑えているAWSやGCP(Google Cloud Platform)、それにAzure(Microsoft)などの主要クラウドサービスに弾かれるほうがジャブのように効くということだ。

ネット社会の現代において、情報戦ではSNSを有効に利用して戦うのが有効とされてきたが、今回の米の大統領選の顛末を見る限り、リベラルなIT業界を敵に回すことの危うさを、恩恵を受けてきた以上に今更ながら思い知ることになったろう。

こういった動きに「言論弾圧だ!」みたいな意見も右寄りな連中から漏れ伝わってくるが、忘れてはならないのは今回の渦中のIT事業者はすべて民間企業だということだ。法の遵守のもとで運営されている民間サービスの利用規約を逸脱すれば、そりゃ違反者が弾かれるのは当たり前である。

兎にも角にも、SNSは用法と利用規約を守って正しく利用しましょう、であるぞよw

FUJIFILM X-T4 / XF100-400mm F4.5-5.6 R LM OIS / Velvia / 上州武尊山

FUJIFILM X-T4 / XF100-400mm F4.5-5.6 R LM OIS / Velvia / 三峰山

今朝は日の出前で氷点下6℃で、前日比で暖かく感じる朝だった。

年明けから続いていた厳しい冷え込みも小休止となったようで、今日あたり関東を通過する南岸低気圧も雪の予報が雨へと変わってきている。

都内は非常事態宣言でテレワークが再開されているだろうから、仮に雪でもそれほど影響は無さそうにも思うが、それでも数cm積もっただけで大騒ぎとなる恒例の光景は目に浮かぶなw

AppleがいよいよMacからIntelを取り除き、自社製CPUであるM1、通称「Apple Silicon」を採用し始めた。M1はiPhone・iPadに採用されているArm型の統合チップをベースにMac専用に設計されており、従来のIntel製CPUとは一線を画するものと言える。

コンピュータはマザーボード上に配置されたCPU・メモリ・GPUなどをそれぞれ規格に沿ってつないで動作させているが、M1はすべてが同じ基板上でオンチップされており、各コアのパワーを無駄なく消費することが可能のため、非常に高速に動作する。

カメクラ界隈にわかりやすく言えば、大量のレタッチ現像用にメモリやGPU盛り盛りの数十万円掛けたPCよりも、一桁万円台のMacBook Airのほうが高速に処理が終わるという事実があるということだ。

さらに、スマホを使う際にいちいち電源を入れたり切ったりしないと思うが、スクリーンをタップすれば瞬時に各機能を使うことが可能となっているのは、デバイス自体が常にスタンバイの状態で待機しているからで、その際にも極力消費電力を抑えることを求められる。

M1を採用したMacはまさにそこを目指しているわけで、演算速度と描画性能を飛躍的に高速化しつつ消費電力を低く抑えることに成功したのである。

MicrosoftもWindowsのArm版を何度か試みて今のところ何れも成功しておらず、これに関してはAppleが一歩、いや二歩も三歩も抜け出した状況にあるが、遅かれ早かれWindowsもArmに移行するのは時間の問題であろう。

そうしてPCを含めたモバイル用デバイス分野でのIntel離れが今後は加速していくことで、業界の雄だったIntelの地位も危うい。すでに株価ではARM社を買収したNVIDIAが上回っており、ここに来て新コロナ禍でのステイホーム需要が追い風になっているようである。

そしてそんなIntelの凋落..と決まったわけではないが..で気がかりなのは、同社と蜜月関係にあるニコンの行く末である。かつては世界的シェアを誇っていたニコンのステッパー(半導体露光装置)も今や7%程度のシェアしかなく、しかもそのほとんどをIntelに依存しているのである。

そのIntelが経営の合理化を進めて万が一ファブレス企業ともなれば自社生産が減る..Appleのように外注するほうが安く済む..のは目に見えているので、必然的にニコンの売上にも大きく影響してくることになる。

ただでさえミラーレス化に乗り遅れてカメラ市場でのシェアを大きく落としている上に、もう何年も前から指摘されている経営戦略の多角化..もしくは選択と集中..が上手く進んでいない同社にとって、Intelのこの先の動向はそれこそ気が気ではないだろう。

余談だが、ニコンには一眼レフも頑張ってほしい的な意見が未だにニコン使いから多く聞かれるが、ミラーレスも一眼レフもどちらも!などと悠長なことを言っていると、ニコン自体が立ち行かなくなる可能性がどんどん高くなることを肝に命じたほうが良い。ブランドを支えるのはファンだが、足を引っ張るのもまたファンを地で行っているのが今のニコンクラスタだろう。

まあそもそもニコン自体が未だにFマウントにすがっていくフシが見え隠れしているので、言葉は悪いが今のままだと必然的自滅の道を歩んいくようにしか見えないな。

OM-D E-M1X / M.ZUIKO DIGITAL ED 100-400mm F5.0-6.3 IS / ハイレゾショット / マナイタグラ

FUJIFILM X-H1 / XF100-400mm F4.5-5.6 R LM OIS / ACROSS / 上州武尊山

仕事場から見える周辺の山々の冠雪がほとんど消えてきた。この時期にこの状態をまざまざ見てしまうと今年も昨冬の二の舞なのかと心配になってしまう。

昨日辺りから気温が下がってきて晩秋らしさを取り戻しつつあるが、少なくても日の出前は氷点下にならないと本格的な冬の到来を期待できないな。

密林生活

2020/8/19

SNS界隈でAmazonプライムの解約騒動が起きているとかいないとか。同CMに政権寄りと言われている吉本芸人と自称政治学者が起用されていて、それがどうも左寄りの人たちの不興を買ってしまったようだ。

日本の場合、右でも左でも日頃から政治色の強い発言をしているタレントをCMに起用するのはかなり危うい選択で、それぞれ反対側の意見に叩かれてしまうのは昨日今日の話ではない。

政権批判をしたタレントがテレビから仕事を干されたり、アーティストがネトウヨから口撃されてSNSが炎上したりするのも似たような例である。

特に今回のAmazonの場合、総務省が推進する政府共通プラットフォームにAWS(Amazon Web Services)を採用することが決まっているので、政権ベッタリと評判の吉本興業..政府系ファンドのクールジャパン機構から100億円の投資が決まっている..とのバーター的な噂もあるようだ。

まあ企業プロモーションの成否がイメージキャラクターに左右されるのは仕方がないこと。カメラ業界で言えば、カメラ女子を取り込むべくPENのCMに宮崎あおいを採用して成功したオリンパスなど良い例だし、逆にキムタクを採用して「俺のニコン」などと言わしめたニコンは失敗した例と言えるだろう。

話を戻すが、本質はその企業の商品やサービスの評価で決めるべきなので、よほど企業理念が自分たちの利害と相反していない限り、イメージキャラクターだけで判断してしまうのは勿体ない話だ。

個人的には件の吉本芸人は嫌いなので、Amazonプライムを見るたびにあの面が最初に表示されるのが不快極まりないのは正直な感想w。

それでも買い物もままならないど田舎ゆえにAmazonは必要不可欠のサービスなので、配送料やビデオ・音楽のサブスクが無料になるのはありがたく、CMにいけ好かないヤツが出ている程度の理由で同サービスを解約するには至らないな。

FUJIFILM X-T3 / XF55-200mm F3.5-4.8 R LM OIS / CLASSIC CHROME / 上州武尊山

ということで今日も密林から荷物が届く。発送側の密林はともかく、ヤマトの配達の兄ぃちゃんに悪いので、よほど急ぎでもない限り配達日がまとまるように注文している。

それでも時々勝手に..良かれと思ってのサービスだろうが..バラして送ってくることがあるので、連日続けてこんな山の上まで配達させてしまって申し訳なく思うこともあるぞ。

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シグマfpは結構売れているようで、α7SやGH5には興味を示さなかった仕事仲間が手を出していると知ってやや驚き。そして購入者に共通しているのがメイン機ではなくあくまでサブ機としての購入というやつで、中には完全に趣味のYouTube動画用にという輩もいた。

発売直後ということもあるが実売で20万近くしてGH5より高いのだが、世界最小の35mmフルサイズシネマカメラ..メーカーコンセプトはポケッタブル・フルフレーム..というコンセプトに映像クリエイターたちは心惹かれるものがあるのだろう。

これでセールス的にパナのS1系より売れていたらシグマの笑いが止まらないところだが、fpのプチヒットのおかげでLマウントのシェアが微増したのは間違いないw

かくいう拙者もfpは検討している最中たが、コンパクトな運用状態ではファインダーが無いのが辛い。動画撮影時は三脚運用なので問題ないだが、写真撮影時にはEVFで良いのでやはりファインダーが欲しいと、老眼オヤジは常々思うのである。fpには別付けのLCDビューファインダーが用意されているが、さすがにアレでは「ポケッタブル」とは言い難く、写真撮影にも使いたい身としては悩ましい話なのだ。

実はGR3を躊躇している理由もそこだったりするw 若き頃に初代GR DIGITALを使っていた頃は眼前のモニターが見えていたのだが、寄る年波には勝てず、近年は老眼が進行してメガネを外さないと手元はよく見えないw

当然スマホもメガネを外さないと見えないのだが、スマホやタブレットを眺める時はその行為自体が目的となるので、メガネを外す..正確には額に移動するだが..事に支障はないが、撮影時はファインダー代わりの背面モニターと被写体や周囲とを見比べることになるので、そこがイチイチ面倒なのである。

一応試しに遠近両用メガネも使ってみてはいるが、視線移動の少ない運転時以外はちょっと常用する気にならない。

以上、fpのネタ話にかこつけたが、オヤジカメラマンにとってローガンとの戦いは未だ止むことがないのであるw

FUJIFILM X-H1 / XF10-24mm F4 R OIS / Velvia

FUJIFILM X-T3 / XF55-200mm F3.5-4.8 R LM OIS / Velvia

FUJIFILM X-H1 / XF16-55mm F2.8 R LM WR / Velvia

FUJIFILM X-H1 / XF16-55mm F2.8 R LM WR / Velvia

FUJIFILM X-T3 / XF55-200mm F3.5-4.8 R LM OIS / Velvia

錦繍の奥利根のブナの森。やはり県内の紅葉は10日近く遅れている感じで、先週の時点でまだ坤六峠周辺が見頃だった。

やたら雨の多い秋なので色づきを心配したが、今年はまあまあではないだろうか。

冬の色

2019/2/13

まだ2月も半ばに差し掛かったところだが、この週末辺りから暖かくなるという話で、赤城の麓もボチボチ春めいてくるのだろうか。

早春の気配など探しに北部の谷へ出掛けたいのだが、時節柄なかなか時間のやり繰りが難しい日々がしばらく続き、我慢我慢の日々である。

FUJIFILM X-H1 / XF55-200mm F3.5-4.8 R LM OIS / Velvia

FUJIFILM X-H1 / XF55-200mm F3.5-4.8 R LM OIS / CLASSIC CHROME

FUJIFILM X-H1 / XF55-200mm F3.5-4.8 R LM OIS / Velvia

赤城高原から望む冬の山々を16:9で切り取る。

基本的に冬は色の乏しいモノトーンの季節だが、朝夕に限って言えば他の季節より艶やかかもしれない。

カテゴリ:季節感, |タグ:,

今日は雑用を色々。車載装備を完全冬仕様に入れ替え、タイヤもスタッドレスに換装。

この秋の台風の影響で、折れて庭に散らかっていた庭木の枝を集めたり、伐ったまま放置してあった切り株を掘り起こしたり、境界に隣接する邪魔な桑の木をチェーンソーで切り倒したり等々。

今週はやや気温が高めに戻るようだが、取り敢えずこれでいつ本格的な冬になってもOKだ。

FUJIFILM X-H1 / XF16-55mm F2.8 R LM WR / Velvia

FUJIFILM X-H1 / XF55-200mm F3.5-4.8 R LM OIS / Velvia

FUJIFILM X-H1 / XF55-200mm F3.5-4.8 R LM OIS / Velvia / 上州武尊山

FUJIFILM X-H1 / XF16-55mm F2.8 R LM WR / Velvia / 榛名山(左奥は妙義山)
カテゴリ:季節感|タグ:,

夏の間Velvia中心だったフィルムシミュレーションも、CLASSIC CHROMEやETERNAを使う機会が増えてきている。過剰なコントラストで演出された夏感から、落ち着いた秋の光の質感を表現したい。

CLASSIC CHROMEではいわゆる撮って出しで一発OKだが、ETERNAの場合はそのダイナミックレンジの広さを利用して、ハイライト・シャドウともに少々手を加えて仕上げることが多い。

動画と違って写真の場合、ETERNAはそのままだとシャドウの情報が多すぎるので、少し階調が沈むようにレタッチし且つハイライトが白飛びしないよう特に雲の質感には気を使う。

FUJIFILM X-H1 / XF55-200mm F3.5-4.8 R LM OIS / ETERNA(レタッチあり)

上州武尊山。

日の出直後なので、本来なら川場谷は剣ヶ峰が陰になって暗く沈むところだが、人の目は広大なダイナミックレンジを誇るので、実景ではシャドウ部のディテールもしっかり見えている。

そこを不自然にならない程度まで見せつつ、朝の光を反射する雲の質感を出してみた。

FUJIFILM X-H1 / XF55-200mm F3.5-4.8 R LM OIS / ETERNA(レタッチあり)

上越国境と沼田の市街地。

日はすでに赤城山の裾野から顔を出しているが、ちょうどその東側に雲が広がっているため、沼田の市街地はまだ暗い状態であるが、市街地の構造物が潰れること無く表現されているのはさすがETERNAである。

この場合はシャドウはデフォルトのまま、ハイライトだけ少し調節して雲の立体感を残した。

今日は暑かった。朝のうちはガスって視界もなかったのに、お昼を待たずに一気に気温が上がり、午後には仕事場の窓を開け放つまでになった。下界は夏日だったようだが、赤城高原も20℃は超えていたように思う。

それでも、窓の外から聞こえてくるヒバリとウグイスの囀りをBGMに、今日はまあまあ仕事が捗って良かった。

FUJIFILM X-H1 / XF16-55mm F2.8 R LM WR / パノラマ撮影

おらが村の北の外れから上州武尊山と谷川岳を望む。こんなに暖かい日が続くと、山の残雪もGW頃には無くってしまうのではと気が気でないね。

カテゴリ:季節感, |タグ:,

ETERNAトーン

2018/3/20

赤城高原は昨晩から冷たい雨。空模様が芳しくない日が続くのは早春ならではといったところか。今週はこのまま少し冷え込むという話なので、既定路線?というかまあ結局花冷えになったようである。

季節の動きを何人たりとも邪魔はできないのだが、月末まで多忙な日々が続くので、桜前線にはまだしばらくジッとしておいてもらいたいのが本音だ。

FUJIFILM X-H1 / XF55-200mm F3.5-4.8 R LM OIS

片品から引き上げてくる途中、昨年暮れにコミミズク(らしき物体w)を見かけた畑に寄り道。うちの辺りだと子持山がすぐそこという感じだが、この辺りだと上州武尊山がすぐ目の前に迫って見える。もちろんコミミがいると思って立ち寄ったわけではないが、ついつい棒杭の上とかを探してしまう。

昨日のビビッドな色合いから一転して誇張抑え気味にETERNAを使う。以前ならCLASSIC CHROME一択だが、日中ここまで光のない沈鬱な情景だと、CLASSIC CHROMEでは畑土のトーンが潰れてしまうので、ここはダイナミックレンジの広いETERNAがいい感じだ。

今年は雪が早いおかげで、県北のスキー場のオープンがいつになく早い。玉原(たんばらスキーパーク)が11月にオープンするのはかなり珍しいことだろう。

何しろ県内で最も早くスキー場開きをすることをウリにしている丸沼高原と同じ(23日)なのだから、そりゃ驚きもする。

FUJIFILM X-T2 / XF55-200mm F3.5-4.8 R LM OIS

モルゲンロートに染まりだした上州武尊山。剣ヶ峰(左奥のピーク)の手前に見えるのが川場スキー場で、こちらは玉原よりかなり標高が高いのだが、準備の差だろうか、オープンはこの週末のようである。

FUJIFILM X-T2 / XF55-200mm F3.5-4.8 R LM OIS

ついでなので当ブログではお馴染みの谷川岳のモルゲンロートも貼っておこう。