GWもさくら
季節外れと言っても良い涼しさ、いや寒さのせいで、未だにヤマザクラを愛でられる赤城高原である。
近所で毎年最後に花を付ける最終ランナー(1枚目)がまさに今満開。
最後は新緑と競演するヤマザクラ。いい季節だねぇ、寒いけど..
季節外れと言っても良い涼しさ、いや寒さのせいで、未だにヤマザクラを愛でられる赤城高原である。
近所で毎年最後に花を付ける最終ランナー(1枚目)がまさに今満開。
最後は新緑と競演するヤマザクラ。いい季節だねぇ、寒いけど..
例年に比べてちょっと遅い感じだが、今年もクロツグミがやって来た。
常々次の日本三鳴鳥に推したいと思っているその美しい囀りは、部屋の中にいても聞こえるほどの声量と合わせていつも渡来を心待ちにしている。
演習林では路上で争う2羽の雄個体と遭遇したり、割と近くで複数が鳴き競っていたので、今朝方皆で到着したばかりと思われる。
ヤマザクラのピンクが遠目に強く映えるのは、そもそもの花弁の色合いもあるが、ソメイヨシノと違って同時に若葉が展葉するため。
透過光を通せばさらにそれが強調される。
ここら辺りでもぼちぼち芽吹きが始まり、気の早い樹種によっては新緑となりつつある。
よく手入れされた近所の庭木の桜やスモモも終盤戦に入り、徐々に萌黄色の世界と入れ替わりだろう。
園芸種のソメイヨシノは同じ場所同じ時期に植えられたものはほぼ同時に花を咲かせる。これは意図的にそのように設計されているので、公園などでは一斉に満開を迎える。
その点で山野に自生しているヤマザクラは環境によって木ごとに咲くタイミングが異なるので、ソメイヨシノに比べてその地域内における花期が長い。
日当たりの良い斜面では芽吹きに先駆けて花を付ける木もあれば、新緑の時期に入ってから花を付ける木もあったりして、4月中旬からGW明けぐらいまでは桜を楽しめる。
上越国境の残雪とヤマザクラもこの時期ならでは。
まだもう少し桜の季節は続く。ここ数日でヤマザクラが咲き始めた。
桜で括るとどっちも同じカテゴリに入るが、ネイチャー系のカメラマンは大抵はわさわさ咲くソメイヨシノより、ひっそり咲くヤマザクラのほうが好きだという人が多い。
風景屋さんもそうだが、その手の人は電柱や鉄塔、家屋など人工物を嫌う人に多いが、人の生活感を排して日本の風景を切り取ること自体に無理があろうというもの。
アフリカやシベリアならいざ知らず、狭い日本列島津々浦々に人々の生活が入り込んでいるわけで、そこと上手く折り合いをつけないと日本の風景を表現するのは難しいだろうね。
ということで、人の手で植えられた公園のソメイヨシノも、人知れずひっそりと山野に咲くヤマザクラも、個人的にはどっちも好きである。
一時撤退説まで囁かれていたオリンパスだが、ここに来てレンズのロードマップを更新するなどして健在ぶりをアピールしている。
出る出る詐欺ではないかと疑われて久しいED150-400PROもこの冬にはようやく販売される見通しが立ったようだが、それよりF4通しのED8-25PROという超高確率ズームがコンパクトそうでちょっと気になる。
ED150-400PROの方は1.25倍のテレコン..これは内蔵式の専用テレコンなので画質は保証付き?だろう..で常時500mm(35mmフルサイズ換算で1000mm相当)の運用ができそうでなかなか鳥の撮影には便利そうだが、こちらはまあ値段次第だろうな。
また、E-M1Xご自慢のインテリジェント被写体認識AFに、当初のアナウンス通り認識対象が追加になるとのことで、鉄道・飛行機・モータースポーツに次いで鳥というからちょっと驚いた。
まあ次は生きもの系でてっきりイヌとネコだとばかり思っていたが、そこをすっ飛ばして鳥が先になるというのは、現ユーザーを綿密に調査したマーケティングの賜物だろうな。もちろんED150-400PROを売る際のアピールポイントでもあるしね。
インテリジェント被写体認識AFは動体撮影時に有効なことは鉄道で試して実感しているので、鳥も飛翔中の行動を容易に捕捉できるようになることを期待したいところだ。
それとまだ公式でないので事の真偽は不明だが、新会社の社名は新たなものになるが、事業移管後もオリンパスブランドはそのまま使用できるような話も漏れ伝わってきているので、事実ならファンユーザーには喜ばしいことだろう。
花が咲くのが早い分、結実もそれなりに早いのが桜の仲間だ。写真はヤマザクラの実で、見た目はいわゆるサクランボに似ているが、人が口にするには少々酸っぱくて食用にはイマイチだ。
サクランボは桜桃という実桜の果実のことで、食用に品種改良を重ねた種類である。
ちなみにソメイヨシノも一応は実ができるが、これまた酸っぱくてとても食べられたものではない。
先だって、専門家会議から「発熱後4日間は自宅待機」は国民の勝手な誤解だったという衝撃的な告白会見があったが、それ受けて「37.5度以上が4日続く」というルールが厚労省の受信目安からしれっと外された。
それでも実際に運用する保健所サイドにおいて、「それは受信の目安であって基準ではないのでやはり受信できない」とか何とか言い出すのが目に見えている。
そもそもその何のエビデンスもないルールのためにPCR検査を受けられず、自分が感染者かどうかわからないままに症状が悪化、最悪命を落とした人が何人いただろうか。
先日のアレの首相会見でも、3ヶ月近く前に1日20000万件を目指すと言った点について、フリーの記者に「本気でPCR検査数を増やす気があったのか」と問いただされ、「そ、そんなことはない!PCR検査センターを設置している!」などと目を泳がせながらしどろもどろに答えていたが、PCR検査拡充の予算は先日の補正予算で成立したばかりだ。
最初の感染者が発生した1月の時点で野党の意見を盛り込んだ予算案に組み替えていれば、PCR検査を絞ることなく感染者の洗い出しができていたはずである。
一体この3ヶ月間、この国の政府は何をしていたのか。
感染自覚のある国民のPCR検査を拒み続け、毎週のようにアレが「ここ1〜2週間がヤマ場」と言い続け、クーポン補正予算の成立に2ヶ月も無為に時間を掛け、そして未だにアレノマスク1枚すら届かない中で、出てきた言葉が「補償はしないけど1ヶ月また自粛してね」である。
そんなに自粛して欲しかったら補償しろ、そしたらジシュクする。で、その代わりオマイラはジショクな。
キビタキの囀りが賑やかになってきた近所の防風林で、新緑がヤマザクラに追いついてきた。
防風林沿いに毎年記録し続けているヤマザクラが何本かあるが、残念なことにそのうち2本が植林のためにこの冬伐られてしまった。2枚目はその影響を受けていない木。
桜の1・2本残してくれればと思ったが、森林組合の関係者の話を聞く限り、植林地の南東側に樹冠の広い高木が立っていると、それなりに日照に問題があるので仕方ないということだった。にしても残念だけどね..
新コロナに起因して発熱後に早くに重症化する例が後をたたないが、専門家会議の委員が言うには、なんと「発熱後4日間は自宅待機」は国民の誤解だそうだ。
あくまで我々が勝手に間違って解釈しているので、その過程で亡くなった人は自己責任と言わんばかり。なんとも浮かばれない話だ。
しかもヤクタタズの厚生労働大臣まで同じことを国会で答弁しているので、それって国の責任じゃないのか?それにこの話が巷で看過されているのは、無駄に煽るだけのマスゴミにも責任の一端があるぞ。
もうインフルエンザのシーズンは終わっているのだから、このタイミングで高熱を発していれば新コロナ感染を疑うのが筋なのに、感染を疑われる症状が出ているのに相変わらずPCR検査も受けさせないってどういう了見なんだ?
大体だ、アレが「医師が必要と判断した患者」について「1日20000件まで検査能力がある」と言っていたのは2月のことで、すでに3ヶ月近くも経過しているのに未だにPCR検査件数は平均でその十分の一程度という無残な結果。1000人あたりの検査数で換算すれば、OECD加盟国内では35位と、お隣の韓国の十分の一にしか過ぎない。
もちろん、PCR検査しただけで症状が回復するわけではないのは誰もが知っている。重要なのは検査しなければ陽性患者を特定できないので、知らずしらず無自覚な感染源を市中に野放しにしていることになるのは子供でも理解できる話。
そんな状況下で、とにかく家に居ろ、家から出るなの掛け声だけで、市中感染数を早期に減退させることなどできるわけがない。少しでも症状が見られる人はPCR検査をして、陽性と出れば隔離するなり自宅待機をさせるなりして、個人の行動抑制を自覚させるしかないぞ。
近所のソメイヨシノは花を散らし始めているが、代わってヤマザクラが我が世の春を謳歌している。
ヤマザクラは遠目には淡いピンクに見えるが、実際の花びらの多くは白である。園芸種であるソメイヨシノと異なり、開花と芽生えが同時なので、若芽の茶色と白が混ざってピンク色に見えるのである。
ただ、淡紅色の花びらに変異した種もあるので、その場合はかなり濃いピンクに見える場合もある。
X-T4の画質は、センサーとエンジンが同じなのでX-T3と変わらない。そういう意味では、一世代前のモデルであるX-H1とも画作りは基本的に変わらないので、いわゆる安定のフジカラーと言えよう。
県北の高標高地の山野で、ヤマザクラが良い感じになってきている。まだ芽吹きが始まってないような北向きの斜面でも、所々淡いピンクに色付いているのが遠目にも判る。
愛でることを目的として人為的に植えられた園芸種のソメイヨシノと違って、ヤマザクラはひっそりと佇むように自生していることが多く、桜という同じアイデンティティを持ちつつも、和のテイストは結構異なると思う。
ある意味両極端にも見える両種であり、人によっては好き嫌いで派ができたりするようだが、個人的にはどちらも好きな花ではある。そしてそんな桜の季節も、新緑を向かてそろそろ終焉と言って良いかもしれない。
ヤマザクラも花びらは白い。が、ソメイヨシノに比べて赤みを強く感じるのは、花が咲くと同時に新芽が開くからである。
その点、ソメイヨシノは花が散ってから葉が開くので、その辺りのメリハリ感も好き嫌いが別れるのだろう。