何をしていたのか
先だって、専門家会議から「発熱後4日間は自宅待機」は国民の勝手な誤解だったという衝撃的な告白会見があったが、それ受けて「37.5度以上が4日続く」というルールが厚労省の受信目安からしれっと外された。
それでも実際に運用する保健所サイドにおいて、「それは受信の目安であって基準ではないのでやはり受信できない」とか何とか言い出すのが目に見えている。
そもそもその何のエビデンスもないルールのためにPCR検査を受けられず、自分が感染者かどうかわからないままに症状が悪化、最悪命を落とした人が何人いただろうか。
先日のアレの首相会見でも、3ヶ月近く前に1日20000万件を目指すと言った点について、フリーの記者に「本気でPCR検査数を増やす気があったのか」と問いただされ、「そ、そんなことはない!PCR検査センターを設置している!」などと目を泳がせながらしどろもどろに答えていたが、PCR検査拡充の予算は先日の補正予算で成立したばかりだ。
最初の感染者が発生した1月の時点で野党の意見を盛り込んだ予算案に組み替えていれば、PCR検査を絞ることなく感染者の洗い出しができていたはずである。
一体この3ヶ月間、この国の政府は何をしていたのか。
感染自覚のある国民のPCR検査を拒み続け、毎週のようにアレが「ここ1〜2週間がヤマ場」と言い続け、クーポン補正予算の成立に2ヶ月も無為に時間を掛け、そして未だにアレノマスク1枚すら届かない中で、出てきた言葉が「補償はしないけど1ヶ月また自粛してね」である。
そんなに自粛して欲しかったら補償しろ、そしたらジシュクする。で、その代わりオマイラはジショクな。
キビタキの囀りが賑やかになってきた近所の防風林で、新緑がヤマザクラに追いついてきた。
防風林沿いに毎年記録し続けているヤマザクラが何本かあるが、残念なことにそのうち2本が植林のためにこの冬伐られてしまった。2枚目はその影響を受けていない木。
桜の1・2本残してくれればと思ったが、森林組合の関係者の話を聞く限り、植林地の南東側に樹冠の広い高木が立っていると、それなりに日照に問題があるので仕方ないということだった。にしても残念だけどね..