パナも像面位相差に
新年早々にパナがS5の後継機を発表したが、米でCESやってるのでそこで先行発表したようだ。
弱小マイナーメーカー推しの小生としては35mm版ならパナのSシリーズをとは思うが、コリメートで使う限りマイクロフォーサーズのGH6であることに意味があるので、Sのほうはまあ様子見。
GH6の前に中継ぎで高感度性能を求めて先代のS5を使っていたことがあって、実際GH5比で2段分は高感度性能が高く、パナ機全体に言えることだが操作性もよく考えられた良いモデルだった。何よりコストパフォーマンスが良く、S5IIもしっかりその路線で来ている。
S5IIの目玉は何と言っても像面位相差AFの採用だろう。これまで頑なにDFDにこだわって来たが、セールス的にどうにも商品の企画力で他メーカーに太刀打ちできないので、路線を変更してきたということだ。
もともとパナの被写体認識は定評があるので、新しいAFがどの程度の仕上がりなのか気になるところ。この後にS1系もリニューアルされるのは既定路線であるし、噂のあるG9の後継機が本当に出てくるなら同じシステムが搭載されるはず。
S5IIも動画の仕様はGH6同様に相変わらずエグいwのだが、さすがに35mm版のスタンダード機なので4K120Pはない。一度ハイスピード使ってしまうとそれなしではいられないので、望遠ファクターともどもその点でもGH6のほうが小生の使い方には適している。
世の中には色々な嗜好の人がいるようで、鉄塔に興味があって鉄塔写真ばかり撮っているという人がいるようだ。
そりゃ字面で鉄塔を鉄道や鳥に置き換えれば似たようなものではあるが、そっちに興味がないと不思議には思うよね。