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パナのG9 ProとオリのE-M1系は通常より高画素で撮影できるハイレゾモード..オリではハイレゾショットと呼ぶ..が搭載されている。

手ブレ補正ユニットを利用してピクセル単位でセンサーを動かし、複数枚の画像をコンポジットして高解像度画像を得るというギミックで、昔気質のカメラ親父やフルサイズ命みたいなカメラヲタには敬遠される筆頭の機能ではあるが、個人的には新しい技術になんの抵抗もないので、G9 ProとE-M1Xのハイレゾモードは仕事では便利に使わせてもらっている。

特に8000万画素相当のハイレゾモードでは、リアル高画素機に比べてモアレがないなど特筆すべき点もあり、仕事仲間のα7R系よりは高画質な画像を得られることが判っている。

ただ、被写体が動いている場合はイマイチとか、撮影直後に後処理でダンマリになるとか、三脚が必須とか、実戦では制約が多いのも事実なので、常に高画素が必要の場合は素直に35mmフルサイズの高画素機を使ったほうが良いのは自明の理だ。

その点で、オリのE-M1Xには5000万画素という制約がある..三脚ハイレゾならPCのRAW現像時に8000万画素が可能..ものの、三脚要らずの手持ちでハイレゾショットが使えるようになっているのが一つの特徴である。

手持ち撮影でハイレゾショットが使えると、動いていないことが前提で生きものの撮影にも十分使えるので、余裕があればもう1枚をハイレゾショットで押さえておくことができて便利である。

一般的な印刷物であれば画素数など2000万画素でも多いが、5000万画素あると自在にトリミング可能になるので、出力行程の編集まで考えると使い勝手が良いのだ。

OM-D E-M1X / M.ZUIKO DIGITAL ED 12-100mm F4.0 IS PRO / 手持ちハイレゾショット

オリジナルを拡大してみると10km離れた沼田市街地の家々の窓枠まで解像し、建屋の看板も読み取ることができる。

Webページではハイレゾショットの恩恵を受けることはないが、手持ち撮影で5000万画素相当がキッチリ解像しているのは何とも気持ち良い。

E-M1Xの場合、特にED12-100 PROとの組み合わせでは、ブレを恐れること無く手持ちでハイレゾショットがガンガン使えるのはスゴイね。

OM-D E-M1X / LEICA DG VARIO-ELMAR 100-400mm F4.0-6.3 ASPH. POWER O.I.S. / 手持ちハイレゾショット

約60km離れた浅間山のモルゲンロート。通常撮影ではボヤけている山肌のひだが、ハイレゾショットではハッキリと解像しているのが判る。この辺りはさすがに高解像度画像の威力と言えよう。

ちなみにE-M1Xの手持ちハイレゾショットはパナのレンズでも有効である。

パナSシリーズの動きには注視したいと先日書いたばかりだが、注視しすぎてwあることに気がついた。先日S1Hと同時に公開された最新のレンズロードマップから、さりげなく超望遠レンズが抜けているぞ。

昨秋発表時のロードマップには「Super Telephoto Lens」の記載があったので、これはソニーに続いて本気でニコンとキヤノンのプロシューマー市場..ここで言うプロとは報道系分野のプロシューマー..にガチンコで勝負に挑むとばかり思っていたが、この一年で心変わりしたようである。

韋駄天α9を擁するソニーは、ヨンニッパとロクヨンを順次発表して、着々と2大ガリバーに対峙できる環境を用意してきている。最初の勝負は来年の東京五輪になりそうだ。

野生動物のようなニッチな分野は横に置いておいて、スポーツ報道では大口径の超望遠レンズは必須である。ビデオカムコーダーのプロ市場でソニーと二分するパナがそんな事を知らないわけはないので、これは明らかにプロ市場を主戦場とする意図はない..少なくても数年は..ということだろう。

超望遠レンズは無くなったが、望遠ズームが新たに追加されているので、100-400mmクラスはありそうだ。それにシグマとのアライアンスがあるので、大して売れもしない高額なレンズを無理に自社で出す必要もなく、そっちはシグマに任せれば良いと考えているのかもしれない。

シグマからOEMという手もあるし、150-600mmのパナライカ版を期待しても良いのかな。

FUJIFILM X-H1 / XF16-55mm F2.8 R LM WR / CLASSIC CHROME

夏の勢いはすっかり鳴りを潜めたが、さりとて目に見えてすぐに季節が移り変わるものでもない。

農村の路傍には、夏の名残の野草が過ぎゆく季節を惜しむように花をつけている。

センサーの違いは横に置いておいて、今の時点で新規にデジタル一眼を揃えるなら、写真も動画も撮る立場から見たトータルバランスという意味では、間違いなくパナのLUMIX Sシリーズだろう。

全方位で死角のないG9 PROのフルサイズ版である点で、操作性、堅牢性、防塵防滴性でこれほどエクストリームフィールドに適したカメラは他にない。

肝心のレンズシステムも、シグマとのアライアンスで将来的にまったく隙がない点で、まあS1というよりはLマウント機ならということになるだろうか。

そんなパナは今日あたり何やらまた玄人好みのモデルを発表しているので、まだしばらくSシリーズの動きには注視していたい。

FUJIFILM X-T3 / XF16mm F1.4 R WR / ETERNA

色はなくても光はある。夏の終りの花火をイメージして。

残念ながら、LUMIX Sにはマイクロフォーサーズレンズは装着ならずだった。フランジバックが同じ20mmでは仕方なしだし、クロップするとS1Rの4800万画素でも1200万画素になっちまうし、あまり訴求力は無かったか。

こうなると、某C社同様に同じメーカーで異なるマウントを維持していかなければならないので、メーカーとしてなかなか大変と思われるが、マイクロフォーサーズのユーザーも一定数存在しているので、そのマーケットを見限るのももったいないところだろう。

パナもマイクロフォーサーズから撤退などと要らぬ煙が立たぬよう、先日の発表ではG用のマイクロフォーサーズで10-25mm F1.7などという、何ともまた玄人好みのレンズを発表している辺りは抜かりがない。しかもSUMMILUXにVARIOが付くというのは初めてではないだろうか。

S1は先日の発表だけでは詳しい仕様が不明だが、とりあえず今のパナ機は4K/60Pが標準になっているのは間違いない。プリ連写のような飛び道具はともかく、恐らくG9が実現していることで基本的な部分はほとんどできるのでないだろうか。

ちょっとだけ期待していた8Kも、最初のモデルでは見送られたようだが、2020年までには何らかのアナウンスがあるかもしれない。α7Sのような動画特化モデルの登場など、その可能性は充分あるだろう。

まだまだGFX50Rから目が話せない、あ、あれ?

FUJIFILM X-H1 / XF16-55mm F2.8 R LM WR / Velvia

先日、富士山が例年より4日早く初冠雪だったらしいが、赤城高原も寒い日が続いている。寝る時は毛布掛けだし、日中も気温が上がらないのでフリースベストを着て過ごしている。

それより本州直撃コースの台風24号が気になる。21号には庭の桜(ソメイヨシノ)の枝をやられているので、ちょっと風が心配なところだ。

フォトキナの前日カンファレンスをYouTubeで眺めていたが、まずはパナ..&ライカ&シグマ連合..がやってくれたなぁというのが第一印象。

企業としてあらかじめ予定されていた通りの筋書きなのだろうが、結果的に後出しジャンケンの帝王と言われていた某C社のお株を奪うような、一連のフルサイズ狂想曲の中ではもっともインパクトのある発表だったと言える。

何しろナイコンZとEOS Rに無いものがすべて入っているというスキのない仕様なのだから、まさにどうだといった感あり。しかも派手にアドバルーンを打ち上げた割にやや残念感漂う両社と異なり、フォトキナの前夜祭で粛々と発表を行うというスマートさも好印象。王者とチャレンジャーの違いがなせることなのだろうが、パナの攻め方に本気度がうかがえる。

正直な話、パナのマイクロフォーサーズ機を10年近く使ってきている割に、心の何処かに「家電屋のカメラ」とか「女流一眼でしょw」とか、卑下したレッテルを貼って使っていたのも事実で、何かそれが今回のパナの本気度を見せられて、ようやくシン・パナソニックになった感じだw

と言いながら、その後の富士フイルムの発表の方に心ときめく自分がいるのも確かだったりする。1億画素のカメラはまあともかく、他社の高級フルサイズ機と同じ価格帯に落としてきたGFX50Rは、なかなか良いところを付いてきた。

レンズを一から揃えるのはなかなか大変だが、どのみち各社ともミラーレス対応の新型マウントに変更しているので、その恩恵を最大限受けるためには同様に最新のレンズに買い換える必要がある、という点では皆同じ。

それにGFXにはマウントアダプタを介せばEFレンズを3000万画素クロップで使える機能もあるので、次を見越して再びEFマウントレンズを揃えても無駄がないかも。EOS Rはもちろんのこと、αにも、フジXにも、m4/3機にも、そしてシグマがEF-Lアダプタを出せばLUMIX Sでも使えそうだしね。

こうなると俄然不利になったのはどことも友好的でない鎖国状態のナイコンZだなぁ。盲目的ニコ爺はともかく、将来を憂う先見の眼を持つユーザーたちの注文キャンセルが増えなければいいけどねw

FUJIFILM X-H1 / XF16-55mm F2.8 R LM WR / Velvia / Dレンジ優先

黄金色のライスフィールドを走るSLみなかみ号。9月の里で秋らしい景色といえば稲穂の海だろう。

雨のSL

2018/9/21

パナの噂のフルサイズ機は、どうやらライカのSLマウント..正確にはL/TマウントLマウント..に決まりっぽい。その場合、先日の記事でも書いたが、ライカブランドレンズの価格の高さがネックとなるのだが、そこにシグマが加わることでその懸案が解決することになる模様。

シグマは言わずとしれた世界最大の交換レンズメーカーであり、実はライカと昔から縁の深いことは知る人ぞ知るである。かくいう拙者も、ライカRを使っていた頃にシグマ製Rレンズ..シグマ銘ではなくライカブランド..を何本か使っていたことがあるくらいだし。

ということで、このパナ・ライカ・シグマ陣営は、シグマ製SLレンズのラインナップ次第で、意外にC・Nより早くにシステムが完成する可能性が出てきたかも。ナイコンの金ラインや某C社のLレンズ的なプライム製品にはライカSLレンズを、普及価格帯にはパナとシグマのSLレンズをと言った具合に。

と、ここで気になるのはマイクロフォーサーズレンズとの互換性だ。確かライカはL/TマウントLマウントの口径もフランジバックも正式には公開していないはず。口径は比較サイトで51mmと記載されているのを見かけるが、フランジバックは不明のままだ。

もちろんミラーレス仕様なので短いことは当然だが、フランジバック長が20mmあるマイクロフォーサーズとの差を上手く埋められるマウントアダプタを介せるかが気になるところだ。

仮にマイクロフォーサーズレンズを装着できても、35mmフルサイズと比べてクロップされる分画素数が減るので、そこに意味があるのかという意見もあろうが、そこはほら動画番長を目指すパナのことだ、クロップされた場合は4Kで120Pのハイスピードができるとか何かそんな飛び道具的なギミックを期待せずにいられない。

αにZ、それにEOS Rも良いが、今のところパナのFF機の動向が最右翼な感じだね。

FUJIFILM X-H1 / XF50-140mm F2.8 R LM OIS WR/ PROVIA

この日は風こそ吹かなかったが、雨が強く降っていて撮影にはイマイチだったので、1/15で軽く流し撮りしてお茶を濁した。

背景が空なので、もう少し流動感を出すなら1/8でも良かったかもしれないが、雨の影響はやはり大きい感じ。

水平を保て

2018/9/10

レタス畑の病気や防虫の薬剤予防散布の写真を頼まれたので、晴れた日に近所で撮影してきた。

赤城高原は赤城山の北西録に広がるなだらかな斜面地形のため、カメラ内蔵の水準器で水平を出して撮影すると、1枚目のカットのように斜めに写るのが正しい。

が、EVFで撮影しながら背景の木立を見て判断したところ、トラクターから伸びるブームを水平にしたほうが視覚的に安定感があるため、念の為にわざと水平を矯正したカットも撮影しておいたのだが、予想通り結果的にクライアントは2枚目のカットを選んだ。

水平線や地平線、それに建物など構造物が傾いて写り込むと、人は視覚的に不安定な気持ちになる傾向があるが、特に今回のような説明写真の場合でそれは顕著である。なので、意図して水平を作り出すことも必要なのである。

ちなみに今回のカットの場合は、垂直方向に違和感がないので可能であったことは言うまでもない。これで背景の木立や、電柱が斜めに傾いだ状態で写っていると、それはそれで不安定なカットとなるので、その場合はそもそも平らな場所で撮影すべきであろう。

FUJIFILM X-H1 / XF55-200mm F3.5-4.8 R LM OIS / PROVIA

ミラーレスカメラの恩恵の一つに、EVFまたはLCD上に表示されるデジタル水準器がある。特に業務での撮影での水平出しは重要なので、デジタル水準器にはかなり助けられている。

ただ、各社ともその表示方法には色々あって、パナの場合は画面中央付近に何やら余計なインジケータがゴチャゴチャっと表示されるので、動画撮影時以外は基本的に非表示にしている。

フジの場合はこれがまた素っ気なく、単純な水平線が1本表示されるだけなのだが、実はこの方式のほうが常時表示しておけるので、フジ方式が最も実用的と言える。

何か色々EVFに情報が表示される方が一見すると便利そうだが、撮影に集中できないほどの情報はかえって邪魔なだけなので、シンプルであればそれに越したことはない。

ナイコンと某C社のフルサイズミラーレスについては、時事ネタなので記事には書くが、今のところ言うほどは興味はない。どちらもレンズシステムが充実するであろう2020年以降が本番だろうから、導入を検討する機会があるならそれ以降で十分だろう。

ということで、富士フイルム同様こちらもしばらくは我が道を往くべきと悟るため、同社の根城FUJIFILM Imaging Plazaに乗り込んできた。

フジノン版白レンズ

iPhone 6

これが噂の富士フイルム製白レンズ XF200mmF2 R LM OIS WR だ。事前にネットで画像を見た時は白だと思っていたが、実際の塗装は白っぽいシルバーという感じで、フード先端部のグリーンと合わせて第一印象は往年の特撮ヒーロー「ミラーマン」みたいと一人合点w

焦点距離は200mmだが、XマウントはAPS-Cなので35mmフルサイズ換算で300mm F2相当になり、リニューアルされた新型1.4倍テレコンと合わせると、いわゆるヨンニッパになる。X-H1はこのレンズを支えるために登場したようなカメラだが、X-H1共々狙いはスポーツ報道分野であることは明白。特にはやはり東京五輪だろうね。

重さは約2.2kgとF2超望遠の大口径にしては軽量。バッテリーグリップを装着したX-H1との組み合わせでは重量バランスも悪くない。照明がやや暗いショールーム内でもAFの合焦が迷うことなくスパスパ決まり、三脚座がアルカスイス互換であることも好印象だ。

そしてこのフジノン版白レンズが200mm一本というのは考えづらく、この後順次超望遠の長玉が登場すると予想される。富士フイルムには是非600mm F4を出して欲しいね、と目の前のスタッフに要望しておいた。買うかどうかは判らんけどw

大三元超広角ズーム

iPhone 6

そしてこちらがこの日の本命「XF8-16mmF2.8 R LM WR」である。ずんぐりむっくりした見た目は独特のフォルムで、パッと見ではXF16-55と同程度のガサかな。

35mmフルサイズ換算で12-24mm F2.8という大三元レンズの超広角ズームで、Xマウントレンズでは大柄の印象..X-H1以外のボディでは特にそう感じる..だが、フルサイズの超広角ズームに比べればもちろん小柄である。

すでにネットで画像を見ていて分かっていたことが、前玉が大きく湾曲しているのでフィルタの類は装着できない。そういう意味ではXF10-24の存在意義は大きいだろう。

以前、某C社のEF8-15mm F4 L Fisheyeを使っていたことがあったが、あちらは魚眼レンズだったので、非魚眼である12mm相当の超広角レンズは初めてで、EVF覗いてズームリングをグリグリ動かして得られる画角の広さは新鮮である。

フジノンなんで画質は気にしていない。そもそもスタッフが星景写真で使ってほしいというくらいなので、その自信の程を伺えるというものだ。

X-T3見参

ちょっと驚いたのは、先日発表されたばかりのX-T3の実機がすでに用意されていたこと。上のXF8-16mmF2.8が装着展示されていたのは最初はX-T2だと思ったが、握ってみてバッテリーグリップに違和感があってX-T3と気が付いた。よく見れば脇にカタログもさり気なく置いてあったしw

しかしこんなに新鮮味の薄い新製品も珍しいw パッと見で新旧の見分けがつかないのは旧モデルユーザーにはありがたいのだろうが、買い替え需要の喚起にはまったく役に立っていない。中身はまったく別物に仕上がっているので、判る人だけに買ってもらえば良い的なマーケの意図でもあるのだろうか。

操作感もX-T2とまったく一緒で何一つ迷うこと無く操作できた。あの「フジのカメラのボタンは小さすぎて押せなーい!」で有名な押しづらいボタン類も気持ち大きくなっており、悪名高き「気持ち良いぐらいスムーズに勝手に動く視度調節ダイヤル」も、ようやくロック機構が付いて位置を固定できるようになった。

その他細かいインプレは実機を手に入れてからだが、見た目と違って中身はかなり突き抜けた性能のミラーレスカメラであることは間違いない。

何より、訪れたユーザーからガリバーたちのフルサイズ攻勢を眼前で問われても、うちはうちですからねぇと呑気に応対をするスタッフの余裕?が妙にシュールに感じられたw

パナを超えた世界初

フジのスタッフと話をしていて判ったことがあって、先日チョロっと書いたX-T3記事を訂正しておいた。X-T3の情報は正しいのだが、GH5の仕様を間違って書いていた。

GH5が4:2:2 10bitでSDカードに記録できるのは4K/30Pであって、4K/60Pでは4:2:0 8bitであった。HDMI出力では両機とも同等だが、SDカード記録では10bitのX-T3のほうが仕様上は上であり、動画番長たるGHシリーズを先行して世界初となっているのは凄い。

以下、余談。

動画は扱うデータ量が膨大になるため、マジメにすべての信号を記録していたのではメディアの容量がいくらあっても足らないし、そもそもプロセッサーの処理が追いつかなくなる。

そこで、言葉は悪いが適当に間引くことで全体的なデータ量を抑える圧縮という仕組みを用いている。さらに言えば、人の目は明るさの増減には敏感だが、色の違いには個人差はあれ輝度ほどは敏感ではないといった特性を逆手に取り、色情報についても適当に間引いて記録している。

4:2:2や4:2:0とは、このYUV..正確にはYCbCrとかYPbPrになるがここでは割愛..の色差成分を間引くフォーマットのことで、UVがライン毎に1セットまたかどちらか交互に記録されるのかで2または0となる。もっとも高画質になるのが間引きなしの4:4:4である。

10bitと8bitの違いだが、8bitが256なのに対し10bitは1024であり、これを4:2:2 10bitと4:2:0 8bitで計算すると、8bitに対し10bitは約128倍の色情報を持つことになるため、微妙なグラデーションの表現力に差が出ることになる。

とは言え、正直なところ家庭用のテレビでその差を実感できるかと言われれば、それはほぼ無理と言って良い。まったく同じ絵柄をじっくり見比べれば判ることもあるかもしれないという程度の差であって、映画やCMなどのポスプロ工程でカラーグレーディングなどレタッチ処理時に、より情報量が多いほうが良いという意味のほうが大きい。

ちなみに動画も写真のように高解像度が良いと勘違いしている人が時々いるが、出力サイズが決まっている動画の場合は、膨大なデータをどれだけ自然に見えるように取捨選択できるかがカギであって、大きなセンサーはそれだけ無駄なことをしているのである。

iPhone 6

朝イチで人と会うため、久しぶりに丸の内へ。何もかもがオシャレな造りの空間は、おらが村とは別世界いや異世界であり、緑以外あらゆるものが対極にあると言って過言ではないね。ついでに立ち寄ったFUJIFILM Imaging Plazaはそんなオフィス街の一角にある。

そういえば、この一角にこれまた懐かしいBrooks Brothersの店舗があった。サラリーマンだった頃に同ブランドのスーツを着ていたことがあったが、その頃は確か青山に店舗があったと記憶している。うーん、ちょっとバブルが懐かしいw

ところで、パナのフルサイズ機の話で気になるのはマウントがどうなるのかであろう。

パナはマイクロフォーサーズからレンズ交換式カメラの分野に入ってきたので、独自のマウント文化を持っていない。それ故、今のところ何を言っても想像でしかないのだが、噂では協業しているライカのSLマウントではないかと囁かれている。

マイクロフォーサーズでライカのブランドを冠したレンズをラインアップしたり、ライカ社自体にコンパクトカメラをOEMしたり、昔からビデオカメラの分野でもその関係は深いので、SLマウントという線はあるかもしれない。ただ、ライカSLマウントレンズは一般人においそれと手を出せる価格帯ではないので、言葉は悪いが家電屋のカメラにはちと不釣り合いの印象はある。

また、パナはレンズを自社で生産する工場を持っているので、マイクロフォーサーズと上位互換の新たな独自マウントという線も当然ありうる。その際、N・C・Sの他のフルサイズ機メーカーと異なり一眼レフ用のレンズを持っていないので、当初のレンズラインナップが寂しい..専用を出せても例のごと3本とかそんなもんだろうからね..ことになるので、既存のマイクロフォーサーズ用レンズをクロップで使用できるようにする荒技は必要だろう。

そしてここにオリンパスが絡んでくると更に面白くなる。現状でもマイクロフォーサーズで共闘しているし、オリにも来年E-M1の上位機を出す噂があるので、これはあながち考えられない話ではない。

さらにこれは余談だが、ちょっと前にVARICAM LTという業務用のシネマカメラを製品化..この時のセンサーはスーパー35だ..した際、標準でEFマウントを採用しているので、もしかしてRFマウントという可能性もあるかも?などと個人的には夢想したりしている。まあこの線の可能性は著しく低いけどねw

パナの強みは動画なので、ベクトルとしてその方向に向いたカメラ..8Kを実現するためのフルサイズ参入と考えるのが自然だ..になるのは間違いない。その際の直接の競合はソニーということになるので、一部に噂のあるEマウントということはまずないだろう。

FUJIFILM X-H1 / XF16-55mm F2.8 R LM WR / Velvia

赤城高原では昼前から東風が強く吹き出したが、ここ20年でこれだけ強風なのは記憶にない。まさに今世紀最強の呼び声高い大型台風だ。

この記事を書いている時点ではまだ風だけで雨はほとんど降っていないが、これから夜半まで雨も強く振りそうだ。

自分で書いておいてアレだけど、今日はパナの進む道より台風21号の進む道が心配であるw

9月に入るやいなや、夜も明けぬうちにまたまたカメラ業界が賑やかになってきた。先月のナイコンZの狂想曲も覚めやらぬうちに、今度はキヤノンとパナが渦中の人となっている。

CのフルサイズミラーレスはEOS R?

ネットの情報サイトよれば、キヤノンはかねてからの噂..と言いつつすでに本物っぽい画像出回っているぞw..通り、近々フルサイズミラーレスを発表するようだ。

詳細は追々だが、新ボディの名称は「EOS R」で、デュアルピクセルCMOS AFの3030万画素センサー搭載、4K動画..フレームレートは不明だがまあ30Pが順当だろう..に-6EV(!)という低照度対応のAF、バッテリーはLP-E6互換とのことだ。

サイズ感はEOS M系より一回り大きいが、重量が約580gというのはかなり軽量ではないだろうか。

画素数からしてナイコンZ6やソニーα7IIIの競合機のようだ..5D4のセンサーを流用した上位機がでるかもね..が、気になるのはボディ内手ぶれ補正の有無と、ナイコンZが叩かれまくっているメディアのスロット数だろう。

そして最も関心の高いマウントであるが、RFマウントという新マウントでリリースされるようだ。内径54mmということで、これは想像通りEFマウントと同じと思われるが、当然のようにフランジバックはミラーレス仕様で20mmと短い..EF-Mと非互換みたい..ため、物理的にEFレンズの装着はできないだろう。

既存のEFレンズは他社同様に専用のマウントアダプタを介して装着できるが、このアダプタ類が複数用意されており、未確認ながらなかなか面白そうなギミックを搭載しているようだ。目を引くのは、何らかの機能を設定できそうなリング状のコントローラを装備したものや、ドロップインフィルタを挿入できるようなアダプタもある感じ。後者などは動画撮影時のNDフィルタ問題を解決してくれそうな予感ありだね。

当初予定されている専用のRFレンズは、ナイコン同様に数は少ないのだが、ナイコンと違うのはユーザーの思いをよく分かっている点だろう。標準ズームは将来出るであろう24-70mm F2.8と被らないよう24-105mm F4であるし、テーブルフォト系で活躍しそうな35mm F1.8という大口径の広角マクロレンズを用意しているのはさすがだ。

さて、これ以外に何か隠し玉があるのかは不明だが、もしボディ内手ぶれ補正とメディアのダブルスロットが未搭載なら、先日書いた通り「出し惜しみ番長」と揶揄されるのは必定。逆にその期待を裏切るようなスペックであれば、先日書いたことは撤回しなければなるまいぞ。

Pがとうとうフルサイズ参入?

そしてパナに関しては、事の真偽はまだ不明だが、パナもとうとうフルサイズに手を出すという話が出回っている。

パナはGH4に4Kを搭載した際、東京五輪の頃までに8Kを目指しているような話をしていたが、個人的にマイクロフォーサーズのセンサーに8Kを詰め込むのは相当厳しいと見ていたので、フルサイズ市場への参入..当時はスーパー35かなと思っていた..はそれほど意外ではない。むしろ、高級機路線ならライカブランドのレンズをさらに活かせるはずなので、戦略としては間違ってないと思われる。

ただ、今すぐにではないにしても、ここまで市場を作り上げてきたマイクロフォーサーズから手を引くのかどうかが気掛かりだ。製品ラインナップを整理するような話も聞いているが、システムとして小型軽量であることはフルサイズに対する優位点なので、オリンパスともどもその動向は注視せねばなるまい。

そのオリンパスも来年上位機を、みたいな噂も出ているし、この秋以降来春まで、カメラ業界は話題に事欠かないようだ。

FUJIFILM X-H1 / XF16-55mm F2.8 R LM WR / Velvia

天気がすっきりしない。さすがに真夏のような暑さはもうないが、とにかく湿気ぽっくていかん。早く秋の清々しい空気感になってほしいね。

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