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E-M1 MarkIIIが発表されたが、3年ぶりの更新の割にセンサーとEVFが据え置きのようで、MarkIIを使ってる人からはため息が聞こえたとか聞こえなかったとかw

先日記事にしたように個人的にはE-M1Xの小型版を期待していたのでその意味では申し分ないのだが、MarkIIを使っていないにしてもタコなEVFはE-M1Xに下剋上してでも高画素なタイプに置き換えてほしかったな。

センサーについては自社で作っていない以上、そこはソニーに頼らざるを得ないので、こればかりは供給元の動向次第で致し方なしといったところか。手持ちハイレゾショット(5000万画素)がMarkIIIでも可能になっているので、仕事で使う分には2000万画素もあれば十分であるし。

ま、常にデジカメ事業終了フラグが立っているwオリンパスが、立て続けに新型機を出してきている点はとりあえずの安心材料だろうか。

LUMIX G9 PRO / M.ZUIKO DIGITAL ED 300mm F4.0 IS PRO + MC-20

この冬はよく姿を見せるアカゲラ。この個体は警戒心が意外に強くなく、カーテンの隙間からレンズを出しても簡単には逃げていかない。

G9 PROでもとりあえず超望遠1200mmは使える。手ブレ補正にパナご自慢のDual I.S.2が使えずレンズ側だけの補正になるので、E-M1Xほどラフには撮れないけどね。

E-M1Xが業務用カメラとして有用な理由の一つはそのダストリダクション性能だ。

いわゆるセンサーのゴミ取り機能を最初に搭載したのがオリンパスで、いわばその筋のパイオニア的な存在である。ダストリダクション性能が優れているのと同時に、センサーにゴミが付着しづらいコーティングが施されているようだ。

レンズ交換式カメラの宿命とも言うべきセンサーに付着するゴミ。それは外部から侵入するホコリであったり、カメラ内から発生するゴミであったりと発生源はいくつか考えられるが、その存在に気が付かずに撮影に及んでしまうと、撮影後にレタッチで消すという非常に厄介な手間が発生する。

風景写真などで背景が込み入ってる部分だと気が付かないこともあるが、それが空だったり水面だったりすると非常によく目立つ。特に後者の場合はレタッチで消すのも面倒極まりない。

ましてやコマーシャル系案件で物撮りした商品や人物だったりすると、お金に直結するだけにそれはもうやたら神経を使う作業となること請け合いだ。

その昔、鳴り物入りで登場した初代35mmフルサイズEOS 5Dに飛びついたが、これがまたゴミがよく付着し、そしてよく目立つので、撮影後にチマチマとゴミ取りレタッチするのが日課で苦労したものである。

その点、マイクロフォーサーズはセンサーが小さいので余計にゴミが目立たないという面もあるが、埃っぽい野外でレンズ交換など頻繁に行う割に、E-M1X..オリの他のカメラも恐らくこの点では同じ性能だろう..の撮影画像にゴミが付いていたことは今のところない。

つまり、撮影後に余計な手間がかからないという点で、業務用カメラとして安心して運用できるというわけだ。

OM-D E-M1X / M.ZUIKO DIGITAL ED 300mm F4.0 IS PRO + MC-20

今日は庭に珍しくアオゲラが来ていたが、残念ながら窓辺で見張っていたネコさまに飛ばされてしまったw

午後にネコが昼寝している間にアカゲラがやって来たので、今度は1200mm手持ちで撮ることができた。

神田川にタヌキが落ちていてどうにか助けられないかというニュースを見た。

管轄としている東京都自然環境課は、野生動物であることと何より状況として自然の状態なので特にするべきことはないというような見解であったが、まさにそれで問題ないと思う。

目の前の状況を人の価値観で判断して可哀相だと思うのは勝手だが、そもそも「落ちている」のかどうか定かではなく、意図してそこにいる可能性もあるし、都会で暮らすことを選んだ生きものなので、入ったのなら出ることもできるはずである。

さらに言えばそこで息絶えた死体を狙っている他の生きもののの存在もあり、少なからず都会なりの生態系が出来上がっているのだから、人が不必要に介在する危うさを懸念する。

もちろん本当に落ちて本人が困っている可能性もあるが、その救助に掛かるコストが果たして美談と釣り合うのか微妙ではないだろうか。

巣から落ちた鳥の雛を可愛そうだと拾ってしまうのと同様、多くは人が自分の価値観を野生動物に当てはめてしまうところから、すべての安っぽい動物愛護が美談化される間違いが始まると見ている。

どんな生命でも違いはないという立派な意見もあるが、絶滅が危惧されるような、率先して保護する指針のある希少な生物と同じようなコスト..金銭的な意味だけなく人的なものも含む..を、すべての生きものにまんべんなく掛けていくことなどそもそもが難しい話なのである。

OLYMPUS OM-D E-M1X / M.ZUIKO DIGITAL ED 300mm F4.0 IS PRO + MC-20

枯れたブナをよく突きに来るアカゲラ。下から上までグルグルと見て回るくせに、数日おきに姿を見せて同じことを繰り返している。

それにしても1200mmは近過ぎるぞ。全身入り切らんw

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今年の正月は数多の案件に囲まれて三が日もそこそこに始動したぐらいなので、当然のように大晦日まで仕事まみれで暮れの大掃除もサボってしまった。

なので今年の大掃除は2年分のすすはらいということになり、朝から夕方までびっちり掛かってしまった。やはり窓拭きと網戸の掃除は大変だね。

夏うちにネコ対策と称してタコ足配線を解放してシンプルにしておいたので、仕事場のデスク周りは例年よりは楽だったけど、棚と本棚を一旦全部下ろして拭き掃除し、その後に再度元あった位置に戻す作業でグッタリである。

本棚の掃除はうっかり本を読み出してしまって遅々として進まない状況に陥る罠もあるが、今年は何とか気持ちを抑え込んで対処できた。人間少しは成長したかなw

OLYMPUS OM-D E-M1X / M.ZUIKO DIGITAL ED 300mm F4.0 IS PRO + MC-20

昨晩からの雪模様で今朝は15cmほどの積雪となり、我が家の周辺は一面白銀の世界である。クリスマス前の雪はその日のうちの解けてしまったが、寒波が来て気温が下がってきているので、今回の雪は日陰ではこのまま残るだろう。

そんなことで朝からヒマワリレストランはお客たちで大賑わい。

今年からネコがいるので大っぴらに窓を開けられず、撮影はなかなか面倒な状況になっているが、1200mmの超望遠を手持ち撮影という武器があるので、背後のネコを警戒しつつw、掃除前に客人達の姿をパパラッチ。

アカゲラは昨年は雌がよく来ていたが、この秋以降は雄を見かけることが多い。ペアなのか入れ替わったのかは定かではないが。

午後遅く、クライアントとの打ち合わせを終えて駐車場に戻ると、すぐ目の前を波状飛行で横切る鳥影あり。

駐車場脇のニセアカシアの根元付近に留まったのでしばらく眺めていると、螺旋状に木の幹を回りながらアカゲラが姿を見せた。

平場とは言えこんな市街地に珍しいと思い、車に積みっぱなしになっているE-M1XとED300で通行人の目もはばからず数枚連写すると、キョキョっと二声鳴いてから飛び去っていった。

OLYMPUS OM-D E-M1X / M.ZUIKO DIGITAL ED 300mm F4.0 IS PRO + MC-14

人目もはばからずと書いたが、以前使っていたC社の大砲白レンズだったらそういうわけにもいかない。

その昔、近くに小学校があるのを知らず、車の中から休耕田に集うシギチを狙っていて近所の住人に怪しがられた経験がある。

いわゆる不審者扱いされては表の仕事にも関わるので、いい大人はやはり人目を気にしたほうが良いぞという話w

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世の中は今日が仕事始めのところが多い。そう思って今日はどこへも出ずに朝から待機していたが、予想を超えるメール&SNSメッセージ&電話攻撃を受けて撃沈であった。

ほぼ制作・開発作業は進まず、ひたすらキーボードとスマホの奴隷と化した一日であった。やれやれ..

LUMIX G9 PRO / LEICA DG VARIO-ELMAR 100-400mm F4.0-6.3 ASPH. POWER O.I.S.

時折やってくるアカゲラ。立ち枯れたブナにご執心のようで、必ず根元から幹の先端までチェックしていく姿は、見ていて不思議なものだ。

だってそこ先週も先々週も突いていったよねw

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金勘定に白黒

2018/3/10

ようやく確定申告が終わった。会計処理は月単位で済ませているので、決算処理に時間がかかったわけではなく、単にヒマがなかっただけなのだが、ここまで間際になったのは近年では記憶がない。初めて課税業者になった時以來かも。

某長官の件で文句の一つも窓口で唸ってこようかと思ったが、現場は関係ねぇし、そもそもそんなヒマねぇしってことで、結局いつもの郵送で済ませた。ま、納めるものはちゃんと納めておかないとね。

ところで、IT系なのにe-Taxじゃねぇのかって?フリーになって四半世紀、ここは手書きにこだわりがあると言いたいところだが、マカーにとってe-Taxは色々と面倒というのも否定はしないけどね。

FUJIFILM X-H1 / XF16-55mm F2.8 R LM WR (上段、右下)
LUMIX G9 PRO / LEICA DG VARIO-ELMAR 100-400mm F4.0-6.3 ASPH. POWER O.I.S. (左下)

夜のうちに少し雪が舞ったようで、家の周囲が薄っすらと白くなっていた。こんな時は最近いろいろ試しているモノクロームで狙ってみたくなる。

X-H1はフジのお家芸フィルムシミュレーションからACROSモードで、G9 PROはこれまたパナご自慢のL.モノクロームを使用。どちらも深みのあるモノクロームが良い感じだ。

ちなみに実は4枚中1枚だけモノクロでないカットがあるが、さてどれだか判るかな?

赤と青

2017/12/23

いつもの防風林を通り掛かると、頭上でけたたましくアカゲラが騒ぐ声が響いた。最初はこちらを警戒しているのかと思ったが、それにしてはヤケに執拗に鳴いている。

いよいよ我慢できなくなったのか、不意に飛び立って近くの太い幹の裏に隠れたかと思うと、今度はそこからアカゲラより一回り大きいアオゲラが飛び出してきた。

キツツキにどの程度縄張り意識があるのか知らないが、繁殖期でもないこの時期に、しかも同属とは言え別種を追い払うというのもなかなか珍しいことである。

結局アオゲラが身を引くことで争いは落ち着いたようだったが、アカゲラはアオゲラと同じ方向に飛び去ったので、あの後まだ追いかけて行ったのかもしれない。

LUMIX GH5 / LEICA DG VARIO-ELMAR 100-400mm F4.0-6.3 ASPH. POWER O.I.S.

LUMIX GH5 / LEICA DG VARIO-ELMAR 100-400mm F4.0-6.3 ASPH. POWER O.I.S.

それにしても、まだ日が昇るかどうかという時間帯。こんな薄暗い状況でも何とか写真が撮れてしまう..上の写真は何れもISO5000で撮影..あたり、デジタルカメラの恩恵は実にありがたい。

フルサイズ機に比べれば高感度性能が低いマイクロフォーサーズ機なれど、フィルム時代を知っている身にはそれでも十分なものである。

台風の功罪

2017/9/20

大局的に見て台風が人間社会に被害しか及ぼさないことに異論はない。その通り道で山を崩し建屋を壊し、そして人の命を奪う。

直近の台風のみならず、過去に受けた被害が治癒することなく続いているケースがほとんだろう。そういう意味で天災には違いない。

FUJIFILM X-T2 / XF35mm F1.4 R

家の周囲を点検していて、裏手のミズキが折れているのに気づいた。結構太い枝であったが、上から裂けるように折れている。

枝の付き方や風の向きによってたまたま折れたようだが、台風のような大風によって折れたりや倒れたりする木には、それなりに功罪がある。罪はもちろんそれによる二次被害だ。折れた枝が通行人に当たったり、倒れた木が建物を損壊するなど。

では功はと言えば、それまでそこにあったものが無くなるので、例えば森の中ならばぽっかりと空間でき、そうすると今まで当たらなかった日光が射し込むことになる。

林床に日光が当たれば、次の芽生えのチャンスが平等に生まれる。そこを巧みに生き延びる術を植物たちは備えているので、我先にと手を広げるごとく芽を樹冠に向けて伸ばすことだろう。

新しい芽生えはそれを求める生きものの糧となる。それはつまり新たな命のつながりを生むことに他ならない。そうして過去から綿々と森がつくられ、そして受け継がれているのだ。

FUJIFILM X-T2 / XF35mm F1.4 R

先日も書いたように今回の台風18号は風台風だったので、近所の防風林の気になっていた木..半分ほど枯れ木状態だが..を見に行ったところ、倒れずに無事残っていた。

実はこの木はアカゲラが何年も続けて営巣していて、毎年子育てに成功している。朝通りががかると警戒して幹の裏に隠れるというやり取りをもう何十回と繰り返しているので、何となく親近感を感じているのである。

ただ枯れた部位は結構傷んでいるので、次の大風で倒れるかもしれないが、まあそれこそは自然の成り行きというものだろう。

庭ゲラ

2016/12/30

何年か前からテッポウムシにやられて弱っていた庭のブナに、数日前からアカゲラがやって来てはコツコツと穴を広げている。

キツツキが生木に穴を穿つのは繁殖期だけで、採餌は枯れ木や弱った木だとよく聞くが、今回の様子はまさにそんな感じだ。

舌を伸ばして何かを食べている感じはあったが、向こう向きだったのでそこはよく判らず。

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