柿の木
人の生活がまだ残されているが、恐らくは限界集落と言った佇まいの北東北の山里。
空き家となった敷地含め各戸の柿の木から実が収穫されることはなく、冬籠り前の動物たちの食糧となる。人里にクマやサルが出てくるのも必然の結果と言うことだ。
とは言え、この集落周辺のクマの目撃は今年の他の東北地域ほど多くはないとのこと。
実際周囲の林を見回してもクマ棚はほとんど見掛けないし、柿の実もまったく手付かずで、時々カラスが何処かへ運んで行く程度であった。
人の生活がまだ残されているが、恐らくは限界集落と言った佇まいの北東北の山里。
空き家となった敷地含め各戸の柿の木から実が収穫されることはなく、冬籠り前の動物たちの食糧となる。人里にクマやサルが出てくるのも必然の結果と言うことだ。
とは言え、この集落周辺のクマの目撃は今年の他の東北地域ほど多くはないとのこと。
実際周囲の林を見回してもクマ棚はほとんど見掛けないし、柿の実もまったく手付かずで、時々カラスが何処かへ運んで行く程度であった。
冬のフィールドワークではカップ麺を食べることが多いが、大抵は無難に日清系のカップヌードルのことが多い。
これには理由があって、うどんやそば、ラーメン屋ブランド系の大きいカップはバックパックに収まりが悪いので、必然的に標準的なカップサイズの系統に落ち着くのである。
お湯も300ccあれば十分なので、ポット(テルモス)も小型ので済むというメリットもある。
先月は公私の所用で東北に何回か出入りしたが、ご当地麺ということで売られていた東北限定の芋煮うどんを食べてみた。
で、これがなかなかに旨くて、お土産用としても買ってきた次第。
もう若くはないので普段は塩分過多にならないようスープまでは飲まないのだが、これはすべて飲み干したくなる旨さである。
雪国の山里の田んぼはすでに冬じまいとなって、後は根雪を待つだけとなっている。
気温が上がって前日の積雪は解けたが、その雪解け水の残る田んぼでは、アキアカネたちが最後の産卵行動で大忙しだった。
遠くばかり集中して眺めているので、時折り足元の周辺にも目を落とすと、打って変わった陽気を謳歌する虫たちに気が付く。
今年の冬鳥は全国的に当たり年。個人的には今月に入ってからベニマシコの遭遇率が高い。
東北から中部日本まで、原野や空き地があれば必ずと言っていいほど見かける。夏の原生花園と違ってレンズ向けるさっさと草むらに隠れてしまうけど。
今年うちの庭に渡って来たのは若い個体。時々仕事場の窓から可憐な姿を拝むことが出来る。
名前の紅は夏羽の色で、本州で見かける冬羽はそこまでの鮮やかさはなく、少しくすんだ銀朱っぽい色合いになる。
それでも初めて観察して依頼、ベニマシコと言えばこの色なのである。