擬態は昆虫が持つ最強の能力と言っても良い。虫屋ではない小生レベルでは、擬態中の虫を単独で発見するのは困難。
ナナフシなどその最たるもので、たまたま目立つところにいたのでその存在に気が付いただけで、森の中で枝に化けていたらまず無理。
写真はクロコノマチョウ。この時は樹冠からヒラヒラと枯れ葉が舞い落ちているくらいに思っていたのが、クルッと反転して草に留ったところを偶然観てしまったので気が付いた次第。
ま、こうして改めて観るとこのケースはまったく擬態になってないんだけどね。
擬態は昆虫が持つ最強の能力と言っても良い。虫屋ではない小生レベルでは、擬態中の虫を単独で発見するのは困難。
ナナフシなどその最たるもので、たまたま目立つところにいたのでその存在に気が付いただけで、森の中で枝に化けていたらまず無理。
写真はクロコノマチョウ。この時は樹冠からヒラヒラと枯れ葉が舞い落ちているくらいに思っていたのが、クルッと反転して草に留ったところを偶然観てしまったので気が付いた次第。
ま、こうして改めて観るとこのケースはまったく擬態になってないんだけどね。
一昨日の午後に久しぶりにゲリラ豪雨に見舞われた。言葉としてすでに定着した感があるゲリラ豪雨だが、意外に当地では数えるぐらいしか起きてなかった。
当日は朝からうだるような暑さで、午後には雷雨があるという予報だったので、昼前に草刈りを終えて昼飯食って昼寝をしていたところ、南西の空に怪しい雲が迫ってきているという家人に起こされた。
写真を撮りに庭に出たが、雷雲はみるみる近づいてあっという間に土砂降りに。しかも小粒ながら雹まで降ってきて、家の屋根をガタガタ鳴らし始めたのには少々焦った。
が、豪雨は15分も続かずにあっという間に通り過ぎて行ってしまった。
夕立ちの後に夕焼けが広がるのはお決まりで、久しぶりにオキトマのスカイラインが夕景に映えた。
赤城高原の夕立ちは言葉とは違って夜半に来ることが多いので、午後遅くの雷雨は珍しい。ただ、この後は大気が急速に冷やされて素晴らしく過ごしやすい気温になったのは有り難い。これこそ夕立ちの恩恵である。
で、昨日はその豪雨の名残で朝から湿気マシマシで湿度高く、沼田市街地は雲海の向こうとなった。
虫除けのディートは忌避剤として効果高いが、虫除け特有のあの匂いが今ひとつ。プラスチックや合成皮革に影響あるし、何より近年解禁された濃度濃いのは使用制限もある。
そこで最近はディートと同じ効果のイカリジンに切り替え中。イカリジンは例の匂いが気にならないので、首周りや衣類の上からも噴霧できで良い。
今年は外仕事が多くちょうど切らしてしまって、今は農夫である家人から写真の製品を拝借中。ちょっとオッサンが使うには小っ恥ずかしいパッケージデザインw
イカリジンは1980年代に独で開発され、国内での製品化は2015年と割りと最近だが、ディートは歴史が古くベトナム戦争前に米で開発されたもの。アラスカ辺りで売られていたものはかなり強力で、毎日使うには気が引けるほど肌荒れが酷かった。
ちなみにどちらも化合物だがなぜ虫が忌避するかの理由は解明されてないというから驚き。理由がわからんものを塗りたくっている我々も大概だが、ダニや蚊に刺されるよりはマシってところか。
まあシーズン中は毎日使うので、なるべく影響少ないものが良いね。
西日本ではまた集中豪雨で大変な状況であるが、その前線の余波が関東周辺にも影響している。
梅雨も末期なので前線が活発になるのは時期的なものだが、昨日辺りは湿度が高く90%ぐらいあったのではと勘ぐりたくなるムシムシ感だった。
それでいて雨量は思ったほどではないので、近所の農家も苗の作付けタイミングが図りづらいと嘆いている。
春から東日本一帯を転戦して歩いていたが、日程と場所が当たったようで雨にやられた日は数えるほどしか無かったな。
もちろん年によっては逆に雨に祟られることもあるわけで、今年はたまたま運が良かったってところだ。
突然頭上に「キャラ、キャラ」と声が響いてきたので双眼鏡で周囲を見回すと、結構な高度をヤマセミが通過していくのが視野に入ってきた。
ヤマセミは一般的には河川に沿ってその上空を飛ぶことがほとんどだが、この時立っていたのは原野の高台で、地図を見る限り少なくても1km四方に河川や湖沼の類はない。
案の定、近くに営巣しているハシブトガラスのペアがスクランブルして行ったが、ヤマセミは更に高度を上げて飛び去っていった。
高校生の頃に碓氷川でカワセミ撮っていたら、明後日の方向からヤマセミが飛んできて驚いたことを思い出した。
その時もヤマセミは川に沿ってではなく別のエリアから移動してきたと思われ、その方向には烏川があるのだが、両河川域は2kmぐらいは離れているので、普通にそういう移動をする習性があるのだろう。
そういう意味でカワセミよりは移動距離は長く飛べそうではある。
米ナショナル・ジオグラフィック誌が、最後に残っていたスタッフ・ライター全員を解雇したという衝撃的な記事を読んだ。2019年にディズニーに買われた辺りから予想はしていたけど、意外に早かった印象。
その幅広い取材対象は宇宙から深海、微生物から古代恐竜、太古から現代までと名前の通り地球規模で、ピーク時には全世界で2000万人近かった購読者も、直近では200万人を切っていたとのこと。135年続いた老舗グラビア雑誌の名門にも抗いようのない変革の波が到来したようだ。
これでいよいよ緻密な取材と厳格な裏取に基づくニュースが減るのは間違いなく、新たな「発見」も失われそうだ。購読者としてつくづく残念な話である。
かく言う小生も、足元の小動物から奥山の大型猛禽類まで守備範囲は広いぞ。
家の周囲のツバメも巣立ちラッシュで親は大忙し。巣立ちとは言うが、人の社会生活と違って実は巣から出てからのほうが親は忙しいのである。
天気がグズグズしている時は、おばあちゃんの格言通りツバメはあまり高く飛ばない。手が届きそうな低いところ飛んで餌となる羽虫の類を捕食している。
ホオジロも人が近くにいてもお構いなしに地面に降りて餌探し。