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寒い梅雨

2019/7/9

7月に入ったと言うのに、このところ気温が低い日が続いている。涼しいを通り越して寒いというのが適切な表現だ。

梅雨でも数日おきには晴れ間もあるはずだが、そういった日がほとんど無く、日照時間が圧倒的に少ないのが原因だろう。

天気図を見る限り梅雨前線は南の海上にあるので、今降っているこの雨は梅雨でなく、これからまた本来の梅雨が戻ってくる予感がしている。

ま、雨は必要だし、どのみち内勤続きなのでどっちでも良いと言えば良いのだけどね。

FUJIFILM X-T3 / XF35mm F1.4 R / ETERNA

きらきらと輝くスギナの水滴は雨滴ではなく、自身の出す蒸散作用の賜物だ。雨の後に晴れた朝、畑や田んぼの畦こういった光景が見られる。

カテゴリ:季節感, 花・植物|タグ:

人気のない防風林の林縁にアジサイが咲いている場所がある。その昔に誰かが植えたのは間違いないのだが、誰の仕業なのかは不明である。

畑からはちょっと離れている場所なので、近くで作業している近所の農家も、このアジサイのことは忘れ去っているようだ。

FUJIFILM X-T3 / XF16mm F1.4 R WR / ETERNA

子育てが終わって一段落したのか、このところキビタキが再びピッコロピッコロピッコロとさえずっている。

ひっそり咲くアジサイを眺めているのは、拙者とキビタキ、それにカケスぐらいかも。

カテゴリ:花・植物|タグ:

噂の映画「新聞記者」を観てきた。リアリティを追求している内容なんだろうと思いつつも、若干飛躍し過ぎではないかという気がしないでもない、いやいやさもありなんかな、そんな感想だ。

物語として盛り上がりもオチもなく、淡々とシーンが送られる、あくまで観た人の判断と価値観に委ねるような脚本なので、主役の松坂桃李のトム・クルーズばりの八面六臂の活躍を期待して観ると、大外れとなること請け合いである。

それにしても、この時期に公開をぶつけてきたのはやはり参議院選挙を念頭に置いたことと思われる。映画のような内容を許せないと思うなら、投票に行って国の在り様を変えようではないか、というのが制作側の意図にあると思われる。投票率が上がると現政権に不利になるというのは昔から言われていることだしね。

芸能人や著名人が政治的な話をするとすぐに叩かれる風潮が今の日本にはあって、それ自体実に妙な話だが、国民である以上皆、税金を収めているのだから、等しく平等に政権批判や政治活動に参加する自由はあるはずだ。それが民主主義だからね。

劇中で内調の責任者のセリフに「この国の民主主義は形だけでいいんだ」というのがあるが、実際に現政権のやり方はそんな言葉を裏付けるような印象が強いのも事実なので、今回の選挙で悩んでいる人は観てみるのが良いだろう。

個人的に固定的な思想信条があるわけではない。時に右寄り、時に左寄りと考え方はその都度その時々次第である。今回もまた右見て左見て、よーく考えようではないか。

FUJIFILM X-T3 / XF55-200mm F3.5-4.8 R LM OIS / ETERNA

雨上がりの日曜日ではあったが、噂の映画と言ってもややきな臭い左向きの内容だし、公開初日から一週間経過しているのでそんなに観る人もいないだろうと思っていたが、どうしてどうして客席の半分くらいは埋まっていたろうか。

戦後、総理大臣を4人も輩出する圧倒的保守王国を喧伝する群馬にあって、これはなかなか関心が高いものだと驚く半面、我々より若い世代がまったくいなかったのはやや気掛かり..

カテゴリ:映画・映像, 独り言

霧は大切

2019/7/6

入梅時から晩夏にかけて、赤城高原は霧がよく発生する。この時期に関越道を走ると、赤城ICから沼田ICの間で霧が出ているの経験している人も多いだろう。

これは利根川と片品川の合流点が作り出した、国内最大の河岸段丘という地形的な要因がその理由だ。

赤城山の西麓は榛名山、子持山、それに浅間山からの軽石を含む火山灰土の地質で水はけが良いので、標高の高さによる朝晩の冷涼な気候とも相まって、高原野菜の産地として知られている。

大規模な畑を持続的に維持するにはそれなりの水が必要なので、飲料水共々、片品川から導水して利用しているが、野菜が最も生育する時期に霧が畑を覆うのは、野菜の生産農家にとってまさに恵みの水といった状況だ。

FUJIFILM X-T3 / XF16mm F1.4 R WR / 1・4枚目ETERNA / 2・3枚目ACROSS

植物は根から水分を吸収するだけではない。晴れていると葉の表面は蒸散作用で乾いた状態になるが、霧など雨滴が付着すると、浸透圧の関係でみずみずしい状態を維持できる。

群馬は関東平野を除く三方を山に囲まれた土地柄なので、必然的にサルが生息するのもそれぞれの山間地域ということになる。

時折何らかの理由で群れを離れた、いわゆるはぐれザルが町中に姿を見せることがあるが、基本的に平地でサルを見る機会は少ないと言ってよい。

ただ、昔から人里に近い場所にも生息している個体群はいたので、人の目に触れる機会が無かったかと言えばそんなことはなく、今ほどではないにしても田畑を荒らす鳥獣の類として認識されていたはずだ。

FUJIFILM X-T3 / XF100-400mm F4.5-5.6 R LM OIS / ETERNA

東北の水田地帯で見かけたサルの群れ。すぐ近くに田んぼの見回りに来ていた農家の人がいたが、どちらも干渉するふうはなかった。

稲穂が実る頃ならサルの被害もあるかもしれないが、恐らくこの時期は畦周辺でカエルの卵や小動物を探していたと思われる。

水田地帯とは言っても隣はすぐに山や自然林が続く地形なので、わざわざ人に追い払われながら積極的に稲穂を狙うような場所ではないだろうから、田んぼという人工的な湿地環境で餌を探す程度の認識なのかもしれない。

カテゴリ:ほ乳類, 鳥獣・環境問題|タグ:

蛇苺

2019/7/4

ヘビが植物の実を食べることはないので、いかにも連中が出そうなところに生えているからというのが命名の由来なんだろうね。

子供の頃は毒があると頑なに信じていたwが、そんなことはなく一応食べられる。同じバラ科なので分類上はいわゆるイチゴに近い種類なのだろうが、本家のイチゴのように決して美味いものではない。

FUJIFILM X-T3 / XF16mm F1.4 R WR / ETERNA

今の季節に路傍のこの赤はよく目立つ。うちの庭に勝手に自生している露地物イチゴよりは遥かに赤くて美味そうである。

カテゴリ:花・植物|タグ:

そう言えば、オシドリはカモの仲間なので長いこと冬鳥だと思っていたが、どうやらその認識は時代遅れ?だったようだ。

つい先日、鳥屋の知り合いから、西日本では冬鳥..国内の移動組だとすれば漂鳥とも言えよう..だが中部から関東では留鳥で、東北以北では夏鳥だと聞かされて青天の霹靂。

実際にこの目でオシドリの親子を夏季に見たことはないが、確かに夏場でも山間の湖にいるのを確認はしている。その時は単なる居残り組程度の認識であったが。

それでも冬に大陸方面から渡ってくる個体群もいるので、大筋ではやはり冬鳥枠で良いような話でもあるようだが、この話は昔からそういう分類だったのか、近年そういう認識になったのか、その辺りを知りたいなぁと思う次第。

FUJIFILM X-T3 / XF100-400mm F4.5-5.6 R LM OIS / CLASSIC CHROME

初夏の午後遅く、北部山間の湖でオシドリの雄がさざ波を追いかけるように湖面に奇跡を残していた。

この時、日陰になる湖岸には複数の雌の姿も見ているが、やはり子連れ姿は確認できなかった。

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最初見た時は電柵に泥でもはねたのかと思っていたが、数日後に見たら蜂の巣であった。

ちょうど親バチが巣をいじっているところだったので、近づいて確認しようとするが、常にこちらに顔を向けて威嚇?っぽい素振りを見せるので、姿全体を拝めず。

アシナガバチの仲間だろうか、だったら刺されると痛いよなぁという幼児体験があるwので、とりあえず放置して離れたが、すぐ脇が畑の出入り口なので、あまり大きくなると畑主に撤去されるだろう。

農道を挟んで反対側は防風林なのに、わざわざ目立つところに巣を作ろうとするのは不思議なものである。

FUJIFILM X-T3 / XF16mm F1.4 R WR / ETERNA

XF16mmはF1.4という大口径であると同時に、フジにしては珍しく近接性能の高い寄れるレンズである。

主題を大きく写すのではなく、可能な限り主題に寄って尚且その背景をも写し込む広角マクロとして使うのが正しい使い方だ。

車窓から

2019/7/1

道路工事中の信号停止にちょうど引っ掛かってしまったので、開けてあった運転席の窓から何気に隣接する川を見下ろすと、川の流れの中にアオサギが佇んでいるのが見えた。

恐らく餌を探しているのだろうが、この連中はそういう素振りを見せないことが多いので、実際に何を考えているのかは判らない。

信号待ちは1分30秒と長かったので、後ろの席からカメラを取り出して車窓から撮ろうとした途端、身構えて即飛び立って行ってしまった。

距離は7〜80m程度は離れていたと思うが、両脇が狭まっていたので、それなりに警戒して漁をしていたのだろう。水面自体は護岸よりかなり低く、恐らく向こうからは拙者だけが目立って見えていたと思われる。

FUJIFILM X-T3 / XF100-400mm F4.5-5.6 R LM OIS / PROVIA

何となく予感が無いわけではなかったので、構える前にプリ連写の設定にしておいたので功を奏した。横位置で、いや川の流れを縦位置でとやっているうち刹那に飛び立ったのでね。

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1億夢遊病

2019/6/30

フジの1億画素カメラ(GFX100)が売れているらしい。どこの店にも店頭在庫なく、軒並み入荷待ちと言うから驚きだ。

そもそも数を作ってなく流通自体知れたものだろうから、売れ過ぎてというほどのこともないのだろうが、百万超えのカメラが品不足というのは貧乏人には驚きの話だ。

春頃に発症していたGR病はその後沈静化して快方に向かっているのだが、梅雨に入る頃から気がつくと1億画素をネットで検索し始める1億夢遊病の兆候が出始めていて怖いw

さて、1億画素も要らないというのは十分な買わない理由となるが、フジもセールスポイントにしている通り、1億画素もあるとトリミング耐性の高さに関しては十分な説得力がある。たかだか?4000万画素少々のフルサイズ機で同じことを言われてもふーんだが、1億画素というのはそれだけインパクトがある。

何しろGFX100のセンサーをフルサイズ相当にトリミングしても、6000万画素も残るのだから言わずもがなだろう。

コマーシャル系と違って野生動物を撮るのに超望遠レンズの存在は欠かせないが、GFXに某C社のEFレンズを利用できるアダプターも出回っているので、例えばEF800mmとかEF600mmを6000万画素のフルサイズカメラとしても使えるのだから、見方によってはお買い得感は高いかも。

ちなみにGレンズで最も望遠はGF250mmで、これは35mmフルサイズ換算で200mm相当になるが、これで撮影した画像を800mm相当の画角までトリミングしても約600万画素残る計算になるので、雑誌や図鑑程度なら十分に使える計算になる。

いやいやまてまて、そんな危ない計算をしてどうする。買わない理由を探していたはずなのに、いつの間にか買っても良い言い訳探しになってるぞw

FUJIFILM X-T3 / XF55-200mm F3.5-4.8 R LM OIS / CLASSIC CHROME

先日の話で、拙者がレタッチを否定しているかのように受け取る向きがあるようだが、まったく否定などしていないし、むしろ仕事なのでガンガンレタッチはする。クライアントに成果物を収めるのに手を入れないことなどあり得ない。

例えば上の写真は朝の光芒を写したものだが、カメラのJPEG撮って出しでは決してこのようには写らない。もちろん撮影時に細かい撮影パラメータをいじれば撮れなくもないが、後でもできることを撮影時にわざわざする必要はない。撮る時は撮ることだけに集中が基本である。

ということで、最終出力に1億画素はまったく必要ないのだが、トリミング含めたレタッチの自由度が増すことは、仕事をする上では必ずしも無駄な話ではないということだ。

と、あれ?また1億画素の存在理由を言い始めてしまってw、うーんまあここらでお後がよろしいようで..