春になり、河川や湖沼の水鳥たちはかなりその数を減らしているが、同じ冬鳥でも小鳥の仲間は種によって渡去の時期にけっこう差がある。
先日のジョウビタキなどはそろそろ帰る頃だと思うだが、ツグミやアトリ、それにマヒワ辺りはGW頃までうろついている個体がいて、中には繁殖地を想ってか恋の歌を歌い出す奴もいる。
カシラダカも時々早まって夏羽に衣替えし出す個体もいるが、前述の連中ほど遅くまで残っていることはない。
春になり、河川や湖沼の水鳥たちはかなりその数を減らしているが、同じ冬鳥でも小鳥の仲間は種によって渡去の時期にけっこう差がある。
先日のジョウビタキなどはそろそろ帰る頃だと思うだが、ツグミやアトリ、それにマヒワ辺りはGW頃までうろついている個体がいて、中には繁殖地を想ってか恋の歌を歌い出す奴もいる。
カシラダカも時々早まって夏羽に衣替えし出す個体もいるが、前述の連中ほど遅くまで残っていることはない。
4月に入り暦の上では春本番だが、今朝は霜が降りて風花が舞う空模様に冷え冷え。
上越国境はもとより、上州武尊山も赤城山もうっすら白く雪化粧となって、季節の歩みの足を引っ張っているようだ。
30年前の平成の時と同様、新元号の発表はリアルタイムでテレビで見ることになったが、新しい元号は「令和」だそうだ。
普通に考えると、元号が変わったところで何かが特別変化する..世界が平和になるとか、日本の景気が良くなるとか..わけではないので、どうでも良いと言えばどうでも良い話ではあるが、システム屋としての立場ではそこそこ世間並みに関連した仕事があると言えばある。
元号を改元して心機一転というのはいかにも日本人的であり、国民性というか性分と言うか、そんな感じを受ける。明治以降こそ天皇一人につき一つの元号となっているが、疫病が流行るとか災害が続くなどして、その度に人心を一新すべく改元をしてきた歴史があるわけだしね。
ま、世界でも数少ない制度を粛々と守ってきているのも日本的であり、それ自体別に悪い話だというつもりはないが、お役所の書類に和暦で元号書かせるあの悪習慣こそ、これを期に撤廃して欲しいよねぇ..
近年、国内で数例の繁殖例が報告されているジョウビタキだが、その大半は越冬個体で冬鳥ということになる。
うちの周囲にも秋になると判で押したようにやって来て、桜の咲く頃には姿を見なくなるので、赤城高原では既定通り冬鳥ということになろうか。
繁殖も同じ場所で繰り返し行うことで地域個体群が作られていくが、一回限りでは偶然の域を出てないので、留鳥として定着するには途方もない時間がかかるのだろうとは容易に想像できよう。
しばらくうちの庭にやって来るのは雌だけだったが、ここ数年は雄の越冬個体も時々見かける。
ただ、お互い出くわすと常に排斥行動の応酬になるので、ペアとなって繁殖を期待などと思うのは、夢々早計であることは考えるまでもない。
子孫を残す以前に、そもそも自身がこの冬を生きて越せるかが、野生動物たちの日常の関心事なのだからね。
東北の特に日本海側の山村では、低標高の人里であっても周囲がブナ林に囲まれていることが多い。戦後の拡大造林期には杉の植林地に置き換えられてしまった地域もあるが、過疎地の山村ではそれなりに生き残っている。
ブナは高木であっても曲がりやすく、漢字で「木が無い」という文字を当てられるほど建材には不向きであるが、逆にその特性を活かした加工品には昔から利用されてきた。
当然薪にも使用されてきたので、そういう意味でも集落の周囲に残されているのには意味がある。
何かに見られているようなそんな気配に気づき、視線を周囲を走らせると、すでにその気配はその場をサルところであった。
CP+を前にキヤノンがEOS Rの廉価版であるRPを発表した。しかもこの3月にはすでに店頭に並んでいるという状況だから、昨年のRの発表時点ですでにストーリーは出来上がっていて、営業戦略的には完璧なるシナリオと言っていいだろう。
フルサイズと言っても「あのR」の廉価版なので性能的には見るべきところはないが、Rがミラーレス機にしては大きいとか言われているのを横目に、かなりコンパクトにまとめてきた。
デジタルカメラで作品を撮るようなカメラマン相手でなく、スマホユーザーからの新規取り込み、EOS kissユーザー..特に一眼レフkiss辺りね..のステップアップを見据え、16万もするカメラを「安い!」と思わせてしまう辺りはさすがにキヤノンである。
今のところレンズがまだボディサイズに見合う大きさで適当なのがないが、恐らく抜かりなく夏前には廉価且つ小型軽量なRFレンズもラインナップしてくるだろう。商売として中長期的な戦力だけでなく、こういう目先の利益につながるプランもしっかり練っている感が漂うところが、ニコンとの違いと言える。
一昨日の寒波で再び上越国境が白さを取り戻している。
今冬の少雪で、4月には黒々した谷川連峰を見ることになると思っていたので、これはこれで例年通りの安心感である。
仕事でみなかみに出た帰り、後閑の駅前でツバメを今シーズン初認した。赤城高原ではまだだが、一応地元のことではあるので、備忘録としておく。
それと、モンシロチョウも今シーズン初認。県南の平野部ではとうに発生していると思うが、県北で本格的に活動が始まるのは桜が咲く頃である。
それにしてもモンシロチョウの撮影は虫のトーシロには難易度高い。とにかく人の動きに敏感なので、どんなにゆっくりとした動作で近づいても、すぐに逃げられてしまう。
鳥もそうだが、やはりこの手の連中はジッと待つのが吉である。