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NAS拡張せり

2021/12/13

夏頃からSynologyのNASがHDDの状態に警告を表示するようになっていたのには気づいていた。

が、忙しさにかまけて放置していたら先月になっていよいよ重大な問題が的な内容に変わったため、こりゃさすがにまずいなということで、久しぶりにHDDを換装した。

NASに保管している内容はバックアップが別にあるので、万が一飛んでもリカバリーできるが、その辺の作業は面倒なのでトラブルにならないに越したことはない。

HDDの換装は入れ替えるだけで勝手にNASがやってくれるので、その辺りはRAID..正確にはSHRというSynology独自のもの..のありがたさでもある。

換装するには交換前のHDDと同容量かそれ以上が必要になるが、2年前同様に今回も拡張して容量を増やすことにした。前回は6TBを2台だったが、今回は8TBを2台で都合28TB..実際はそこまでは使えないけど..ということなる。

1台ずつ換装して修復したが、すべて終わるのに足掛け丸二日を要した。と言ってもこちらは待っているだけなので手間要らずだけどね。

iPhone 13 mini

HDDはコスパ優先でいつもWestern Digitalで、NAS用にはREDを使っている。このシリーズも以前とパッケージが変わったようだ。

それにしても8TBも安くなったもんだ。Seagate辺りなら14000円を切っている。半導体不足で一時よりは単価は上がってはいるが、それでも2年前から比べれば隔世の感ありだ。

カテゴリ:ガジェット

県南は初冬へ

2021/12/12

暖かいと言っても県北の眺めには冠雪した稜線が入ってくるので、そういう視覚的な冬の部分は県南のフィールドでは少ないかな。

それでも浅間や八ヶ岳辺りが見えるとそれなりに冬感は上がるけどね。

OM-D E-M1 MarkIII / M.ZUIKO DIGITAL ED 12-100mm F4.0 IS PRO

Google Pixel 5

この日の天狗様は8kmほど離れた谷筋を中心に行動していたが、引き上げ間際にペアでいつもの尾根筋に戻ってきた。

並んで留まる前に雄がディスプレイをしていたので交尾を期待したが、この日は観られず。

カテゴリ:季節感, 猛禽

OM-D E-M1 MarkIII / M.ZUIKO DIGITAL ED 12-100mm F4.0 IS PRO

南には佐久平と八ヶ岳連峰。

千曲川の河岸段丘を挟むように標高700〜900m前後の高原地形が広がり、冬季の積雪量もさほど多くはない点で、我が赤城高原とよく似ている。

OM-D E-M1 MarkIII / M.ZUIKO DIGITAL ED 12-100mm F4.0 IS PRO

南東方向には関東平野が望め、晴れていれば遠く筑波山も見えている。右側の岩峰群は妙義山。

OM-D E-M1 MarkIII / M.ZUIKO DIGITAL ED 12-100mm F4.0 IS PRO

北側の眼下には四阿山同様に嬬恋村のパッチワークが広がっている。四阿山と違うのは、山麓に鬼押出しと呼ばれる溶岩台地を挟んでいることだ。

OM-D E-M1 MarkIII / M.ZUIKO DIGITAL ED 12-100mm F4.0 IS PRO

北東側、子持山(中央)の向こう側には赤城山と我が赤城高原も見えている。写真左奥は日光白根山、男体山、皇海山などの日光連山である。

OM-D E-M1 MarkIII / M.ZUIKO DIGITAL ED 12-100mm F4.0 IS PRO

そして上信国境ではお馴染みのアルプスも。写真は北アの穂高山〜槍ヶ岳だ。

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昨夏の話だが、北極圏ノルウェー領にあるスバールバル諸島で、ホッキョクグマがトナカイを海へ追い込んで捕食するというなかなか貴重なシーンが映像で記録された。

季節移動をするトナカイは川や沼を渡るために泳ぎが上手いことで知られているが、ホッキョクグマは海のクマを意味するUrsus maritimusという学名がつくほどこれまた泳ぎが達者なので、場面が海ともなると結果は推して知るべしである。

通常ホッキョクグマの主な餌はアザラシで、沖合にいるアザラシを捕食するためには海面が凍りつく冬季を待つ必要がある。

基本的に他のクマが持つような雑食性はないため、アザラシを狩ることのできない夏季は絶食して過ごすことが知られていたのだが、昨今の食事事情はかなり変化してきていると研究筋は見ているようだ。

一つは地球温暖化の影響による北極海の海氷の急速な減少が挙げられ、ホッキョクグマが海に出ていられる期間が短くなってきていること。

もう一つは、スバールバル諸島のトナカイの生息数が増えた..1900年代初頭に禁猟となっている..ことで、餌動物としてホッキョクグマの狩りの対象となってきたのではないかということ。

前者は地球温暖化問題ではよく知られた象徴的な事柄だが、後者については我々が知っているホッキョクグマの生態にもかなり地域ごとに差がある可能性を示唆していることになる。

実は見た目とは異なり、ホッキョクグマはヒグマと交雑できるほど近い存在であることが知られている..20万年ぐらい前なので種の分化としては割と最近..ので、本来クマが持つ雑食性が目を覚ましつつある、もしくは今でもその性質はそのままである、ということになるのだろう。

今のまま地球温暖化が進んで局地の氷が減少すると、ホッキョクグマは今世紀中に絶滅すると言われているが、先のスバールバル諸島の例など見ていると、我々が考えている以上に環境に合わせて生活史を順応させていくことも考えられる。

もちろんだからと言ってこのまま地球温暖化を良しとすることにもならないけどね。

FUJIFILM GFX100S / GF63mmF2.8 R WR / Classic Nega.

県内のスキー場は今週末辺り開かれれるところがボチボチあるようだが、関係者は一昨日から続く雨を恨めしく思っていることだろう。

冬の雨は寒気が入っていれば標高の高い山では雪になるので、普通に考えれば恵みの雨なのであるが、こう暖かい日が続くと迷惑でしかない。

カテゴリ:ほ乳類|タグ:,

トーミの頭からJバンドまでは外輪山歩きなので、常に浅間の本体を横目に見て歩くことになる。

樹林帯で視界が遮られることもあるが、概ね同じような眺めが続くので、必然的に前景に何か入り込むようなフレーミングをすることになる。

OM-D E-M1 MarkIII / M.ZUIKO DIGITAL ED 12-100mm F4.0 IS PRO

OM-D E-M1 MarkIII / M.ZUIKO DIGITAL ED 12-100mm F4.0 IS PRO

OM-D E-M1 MarkIII / M.ZUIKO DIGITAL ED 12-100mm F4.0 IS PRO

OM-D E-M1 MarkIII / M.ZUIKO DIGITAL ED 12-100mm F4.0 IS PRO

OM-D E-M1 MarkIII / LEICA DG VARIO-ELMAR 100-400mm F4.0-6.3 ASPH. POWER O.I.S.

冬が進むと積雪も増えて山体が真っ白になるが、まだ今ぐらいの時期だと雨水で削られた筋状の地形が浮かび上がって面白い。

この縞模様は東側より北〜西側のほうがより顕著で、さながら砂糖をまぶしたチョコレートケーキのようだ。

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一昨日、北海道の羅臼でヒグマが有害駆除されたというローカルニュースが流れていた。

道内のヒグマの出没状況は近年は増加傾向にあるので、それ自体はそう珍しいことでは無いのだが、駆除された個体が体長2.1m、体重はなんと400kgというからこれにはかなり驚いた。

2002年だったかお隣の斜里町で捕獲された個体がやはり400kg級で、それまで知床にはそのクラスはいないと言われ続けていたので当時もかなり話題になっていた。

20年ぶりと言えばそうなのだが、生息数が過密と言われる知床にもまだこのクラスが残っているという話であろうか。

クマの仲間は地域によってかなり個体差があり、ヒグマで言えば日本のエゾヒグマは大陸産に比べれば小型と言って良く、せいぜい150〜240kgぐらい..本州のツキノワグマは大きくても100kg前後..とされているので、400kg級がどれだけのものかは推して知るべしだ。

先の斜里の例では対峙したハンターが軽自動車並みと言っていたのは何となく記憶にある。

Canon EOS-1n / EF500mm F4.5L USM / PROVIA / Katmai N.P

クマに限った話ではないが、生きものの大きさに地域差があるというのは食事事情に他ならない。

アラスカ辺りのヒグマの例で言えば、例えば内陸部の個体ならほぼほぼ植物食中心で、時々はオオカミの上前をくすねたカリブーの死体などにありつくことはあれど、せいぜいジリスを襲う程度の肉食事情だ。

その点、南東アラスカなど沿岸部や川沿いに生息する個体群ならば、時期を分けて遡上する豊穣のサケや海岸に打ち上がる鯨類や鰭脚類の死体にありつけるので、食事メニューの中をかなり多くの肉食が占めることになる。

実際、南東アラスカのヒグマは軽く500kgを超える個体がいて、特にコディアック島の個体群などは600kgをゆうに超える個体もいるらしく、ここまでくると世界最大と言われるホッキョクグマをも凌ぐサイズである。

カテゴリ:ほ乳類|タグ:, ,

先日の降雪の後、上信国境の主峰である浅間山の外輪山を歩いてきた。

本来は前掛山が目的であったが、うっかりヘルメットを忘れてしまったので、トーミの頭経由で黒斑山〜Jバンドの2400mの外輪山の尾根歩きとなった次第。

今は噴火警戒レベル1で差し迫った危険があるわけではないが、日本屈指の現役活火山であることは間違いないので、無理は禁物である。

標高2568mは群馬県内では二番目の高峰で、最高峰の日光白根山とは10mしか違わない。双方とも火山活動によって山体が形成されているので、噴火の状況でいくらでも立場が入れ替わることになろう。

外輪山自体は3万年くらい前の噴火で中央が吹き飛んでできたものらしく、当時は3000m級の富士山型の山容だったと言われている。

OM-D E-M1 MarkIII / M.ZUIKO DIGITAL ED 8-25mm F4.0 PRO / 浅間山と火口原

OM-D E-M1 MarkIII / M.ZUIKO DIGITAL ED 12-100mm F4.0 IS PRO / 黒斑山〜蛇骨岳

OM-D E-M1 MarkIII / M.ZUIKO DIGITAL ED 12-100mm F4.0 IS PRO / トーミの頭

OM-D E-M1 MarkIII / M.ZUIKO DIGITAL ED 12-100mm F4.0 IS PRO

浅間山は赤城高原の我が家からも子持山越しに見えていて、黒斑山辺りだとギリギリ見えるか見えないかぐらいの正反対となる感じ。

また、関東平野の西の端に鎮座する姿を子供の頃から眺めて育ってきたので、高崎に住んでいた頃から馴染み深い山であるが、群馬側からはこの角度は真裏になるため、新鮮な感じがする。

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庭に餌台を立てようと思っているうちに、急に寒くって地面が硬く締まって穴を掘るのが面倒だなと思っていた昨今。

昨日は明け方に雨が降ってそのまま気温が上昇してくれたので、そう労せずスコップが地面に刺さって無事に餌台を設置完了。

早速シジュウカラが様子を見に来ていた..実際は毎日の巡回行動の一環だろう..が、ヒマワリレストランの開業は本格的に積雪になってからだぞ。

FUJIFILM GFX100S / GF63mmF2.8 R WR / Classic Nega.

秋に狂い咲き、そのまま雪の季節を迎えたツツジが一輪。雪の中の花はやはり寒そうに見えるね。

それにしてもタイトルが演歌みたいだなw

カテゴリ:花・植物, |タグ:

冬の稲妻

2021/12/1

とうとう師走の声を聞く時期が来た。こんなに一年が早く感じるのも何も歳のせいだけではあるまい。

まだこのまましばらくは新たな何ちゃら株の出現の報に聞き耳を立てる生活が続くようで、年が改まったからと言って心機一転見たな感覚を持ちようもなく、単純に年が1インクリメントされるってだけ。

ま、この歳で波に飲み込まれるのは勘弁なので、粛々と日常を送ることに変わりないかな。

FUJIFILM GFX100S / GF63mmF2.8 R WR / ETERNA BLEACH BYPASS

冬の稲妻ってアリスの最初のヒット曲だったはず。記憶が多少錯綜しているかもだが、ピンクレディ全盛期と時代が被っていたような覚えが。

サザンやツイストが世に出てくるちょっと前くらいだよね。

カテゴリ:独り言

国民に金を配るという事実上の買収まがいの公約を掲げて選挙に勝った与党だが、結局のところ18歳以下に10万を給付する内容で決まった。

その時点で高校生以下がいない我が家は給付の対象から外れたわけで、なんで大学生は含まれんのだと文句の一つも当然出てくる。しかも制限の理由が既存の仕組みを使いたいからと聞いて、それなら昨年同様に全世帯に一括で給付すれば良かろうと思うのがまあ普通の感覚だ。

しかもその「18歳以下に10万を給付する」に係るクーポンなどの印刷費を含む事務経費が1200億必要で、現金一括給付する場合よりも900億も余計に予算が掛かると言うではないか。

国は最近粗相を繰り返した某都市銀と某携帯キャリア大手に対し業務改善命令を出すらしいが、国民感情からすれば業務改善が必要なのはお前ら国が先じゃねぇ?って感じだぞ。

900億はアベノマスクの倍近い数字であり、それだけあればどれだけ市場に金を回せるか分かってんのかね。政府御用達の広告代理店と印刷屋だけ金が潤うなどフザけんなって話だ。

OM-D E-M1 MarkIII / M.ZUIKO DIGITAL ED 12-100mm F4.0 IS PRO

先週末下界に降った雪は日陰を残してあらかた解けてしまったが、標高2400m近い稜線部は雪と氷の世界に変わっていた。もう来春までここから後戻りする事はないだろう。

ちなみに右奥にこれまた真っ白な富士山が頭を覗かせている。

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