月別アーカイブ : 2021/07

portfolio

コナラ酒場

2021/7/21

朝晩はヒグラシがうるさい我家の庭だが、そのヒグラシが午後遅くに鳴き出す頃になると、庭で最も大きいコナラ酒場に虫たちが集まりだす。

今はコクワガタが最盛期で、オスメス入り乱れてくんずほぐれつ食事会で密になっている。

子供の頃、ノコギリクワガタと並んで最も飼育していたのがこのコクワガタで、一度だけ冬越しをしたのを理科の日記で書いて提出した覚えがある。

当時は詳しくは知らなかったが、このコクワガタの他にもオオクワガタのようにクワガタの仲間には冬を越せる種類が他にもいる。

Google Pixel 5

梅雨も開けてムシムシしだしているので、そろそろカブトムシも姿を見せる頃合いだ。

今年も何人か知り合いから所望されている..孫にあげたいとかその手の要望が多い..ので、夕方に庭の木々を見て回るのが日課になっている。

カテゴリ:小動物|タグ:

呪われているとまで揶揄される東京五輪だが、なんかもう自ら地雷踏みまくりって感じ。

ロゴの盗作騒動から始まって、JOC委員長の招致にまつわる汚職疑惑に、国立競技場の突如の設計変更に、どこ行った復興五輪のスローガン、アヘマリオの福島原発汚染水のアンダーコントロール妄言。

史上最も低予算のはずが逆に最も金のかかる五輪に、スポーツに最適な気候と大嘘こいて実は史上最高の猛暑五輪。

さらにトドメは神の国の親玉の女性蔑視発言と辞任騒動、電通出身野郎の芸能人セクハラ演出問題、ろくな感染対策もなされるままに強行される新コロナ五輪等々。

そしてイジメ加害者カミングアウト作曲家の直前辞任。←今ここ

こうして大小様々な問題を並べてみると、実は外的要因はほとんどなくて、すべて自浄能力が恐ろしく欠如した当事者たるこの国の政府と組織委員会の無能さによるもの。まさに自業自得だ。

特にもっとも深刻な収まらぬ新コロナ渦での開催については、延期したこの一年間に一体何やっていたのかって話で、その無策無能の結果がここに来てすべて露見しているという情けない状況なのである。

もはやことここに至って五輪中止の決断など誰もできはしないだろうし、風呂敷広げた以上やりたければやればいいさ。だがその後に起きる事象事態についての責任はキッチリとってもらわんとな。

OM-D E-M1 MarkIII / M.ZUIKO DIGITAL ED 12-100mm F4.0 IS PRO

モクモクと裏山赤城に湧き上がる積乱雲。平野部では早くも連日猛暑日が続くが、入道雲の高さはその暑さ指数に比例する。

梅雨明け直後のこんな猛暑のどこが一体スポーツに最適なのか、嘘も大概にしとけって話。この国の虚言と妄言が世界中のアスリートに迷惑をかけることになるとはね。

カテゴリ:気象・天体, 独り言|タグ:

朝から調査の手伝いで山へ入り、それも昼前には終わったのでそのまま足を延ばして尾根筋へ上がる。

北側の展望が開けて上越国境がすべて見通せる眺めに、暑い中わざわざ汗をかいた甲斐があったというもの。

視界の中を巣立ったばかりと思われるイワツバメと、避暑トンボであるアキアカネが涼しげに乱舞していた。

尚、熱中症対策で近年はハイドレーションを背負っているが、梅雨明け間もないこの日は半日で1.5L近くを消費してしまってちょっと焦った。

LUMIX G9 PRO / M.ZUIKO DIGITAL ED 12-100mm F4.0 IS PRO

盛夏を前に上越国境の残雪も無くなり、いよいよブルーマウンテン化してきた。

パッと見は100%と言っても過言ではないが、オジカ沢ノ頭に近い阿弥陀沢の上流部にまだ頑張っている雪渓があるのが判る程度。

谷川岳周辺の積雪量は半端ないが、それでも通年を通して残雪が根雪として残ることはないので、件の雪渓が消えるのもこの暑さでは時間の問題だ。

ちなみに遠くの山が青く見えるのは空が青いのと同じ理由。ヘイズのような微粒子に光が反射し、可視光線の中で最も波長が短い青が広く拡散されるため。

大気が暖められて上昇気流が発生するのは季節を問わずだが、湿気が多い夏季が最もヘイズの影響を受けやすいため、春から晩夏までが山がより青く見える。

カテゴリ:|タグ:

電柵ホオジロ

2021/7/18

子育てが終わってほとんど鳥が盛夏を静かにやり過ごす中、ホオジロだけは思い出したようにいつものソングポストで歌を謳う。

もうことさら縄張りを主張する必要もないはずだが、何を想ってか一筆啓上イッピツケイジョウと歌うのである。

そして今年もまた暑い夏がやって来る。

LUMIX G9 PRO/ LEICA DG VARIO-ELMAR 100-400mm F4.0-6.3 ASPH. POWER O.I.S.

先日、手持ちの機材で動物認識に対応しているのはE-M1Xの鳥認識だけと書いたが、G9PROが一昨年のバージョンアップ(Ver.2.0)ですでに動物認識に対応していたのをすっかり失念していた(汗)。

基本的にG9PROは超望遠用コリメートの動画機として運用していたので、頭からそこが抜けて落ちていた次第。

ホオジロをファインダーに捉えた時点で人物認識同様にホオジロを囲むように枠が表示され、フレーミングを動かしてもしっかりAFが追随してきた。

そう、そういう意味では同S5にも動物認識が搭載されているので、すでにうちには3台も生きものを認識して捕捉するAF搭載機があったわけで、今後はそこをもう少し利用しないとならんなと思い直しているところ。

とは言え今のところS5も超望遠用コリメートの動画機運用だし、そもそもAF可能な手持ちのレンズはシグマMC-21を介した同14-24ズームと同70mmマクロしかないので、鳥など生きものを撮るには相当に難易度が高いぞ。

などと言っている時点で、Lマウントの超望遠を手に入れるフラグがたった可能性を示唆だなw あ、でもLマウントにはまだ超望遠がないんだっけ?

梅雨明け

2021/7/17

昨年より半月早く、関東の平年と比べても4日ほど早い梅雨明けである。

昨日は気温が上る前にと朝から草刈りに従事したが、前日に拙者が「先手先手で対応」と言っていたので、家人には逆にてっきり何もしないのかと思っていたと言われ思わず苦笑いw

「先手先手で」とか「丁寧に説明」とか、昨年あたりからは「安心安全」などがバカソーリ始め政治家連中から安っぽい美辞麗句が口からでまかせのごとく垂れ流されているので、もはや口にするだけでギャグだな。

そう言えば先日のzoom会議でも、セキュリティ対策を「バブル方式で」と言ったら「そりゃザルってことだな」と皆から総ツッコミがあったのは内緒だw

この国の為政者が口にする発言がことごとく軽いのがそもそもの問題だが、そのお上の言葉を疑いもせずにありがたく頂戴する国民性にも困ったものである。

LUMIX G9 PRO/ LEICA DG VARIO-ELMAR 100-400mm F4.0-6.3 ASPH. POWER O.I.S.

栃木との県境にそびえる燕巣山(右)と四郎岳(左)。何れも丸沼の北側の山塊で、金精峠の尾根続きに位置しており、赤城高原からは日光白根山の左奥に見えている。

我が県の峰ではオキトマを主峰とする上越国境の谷川連峰が有名だが、実は最高峰の仙ノ倉山(2026m)以外は2000mには若干届かない。

その点、件の燕巣山や四郎岳は山としては地味な存在だが、すぐ近くの東日本最高峰である日光白根山(2578m)と並んで何れも2000mを超えており、周辺の金精山や皇海山、尾瀬の至仏山と福島県境の燧ヶ岳も2000m級の峰である。

ちなみに東日本第二の高峰はその燧ヶ岳(2356m)であり、日光白根山・燧ヶ岳だけより東にはこれより高い峰は無いということになる。

カテゴリ:, 独り言

ギャワン、ギャワワンという鳴き声に周囲を探すと、雨上がりの蒟蒻畑にキツネが一匹佇んでいた。やけに声のヌケが良いのも合点がいく。

この畑は先日のキツネ夫婦が子育てしている空き地..と言ってもこちらの背丈ほどの雑草で草茫々だが..に隣接しており、畑含め周辺に足跡がよく残っている。

久しぶりに子狐を観たいと思って通りがかる度に注意しているのだが、この時は先に親に見つかってしまった。この後しばらくこちらを眺めていたが、小走りに巣穴のあると思しき方向へ姿を消した。

さっきの鳴き声は子供らに人がいるから出てくるなの警告だったのかもしれない。

LUMIX G9 PRO/ LEICA DG VARIO-ELMAR 100-400mm F4.0-6.3 ASPH. POWER O.I.S.

稲の神様を祀るお稲荷さんでは、キツネを神様の使いとしていることで知られ、狛犬の代わりにキツネが入り口を守っている。

うちの田舎ではそのお稲荷さんのことをこんこん様と呼んでいたが、古来よりキツネの鳴き声をコンコンと言ひ現すことからその名があると思われる。

小さい頃は野生のキツネなど観たこともなかった..生息数自体は今よりははるかに多かったろうと想像..ので、当然にようにコンコンと鳴くものだと思っていたが、今思えば普段耳にする鳴き声とはかなりのギャップがある。

正直なところ個人的にはキツネがコンコンと鳴くのは1回も聞いたことがないな。

カテゴリ:ほ乳類|タグ:

前橋でクマ

2021/7/15

静まり返った裏山の小沼。目につくのは湖上をかすめるように飛ぶアキアカネと、こちらの汗を吸水に来たマダラヒカゲぐらい。

一年中観光客がうろつく大沼と違って、週末こそ家族連れなど人影もあるが、平日はほとんどすれ違う人もいない。

OM-D E-M1 MarkIII / M.ZUIKO DIGITAL ED 12-100mm F4.0 IS PRO

隣接するおとぎの森付近でガサガサと30mほど先の笹をかき分け逃げていく大型獣の気配があったが、シカかカモシカか、それともクマか。

一昨日、この小沼を源流とすると粕川を下った前橋でクマに襲われた人がいたが、赤城山はふつうにクマが生息する場所なので、からっ風街道辺りまでなら十分あり得る話である。

聞けば旧粕川村では以前から目撃例があったようなので、高崎の井野川に出てきたイノシシ同様に、川伝いに移動していると考えて間違いない。

カテゴリ:ほ乳類|タグ:

来るな、帰れと避難を浴びつつも超高待遇のオ・モ・テ・ナ・シを受けているくせに、その主役たる当事国の国民を隣国と言い間違えるという、よもやのネット世論に対して燃料投下をしでかしたロ・ク・デ・ナ・シのぼったくり男爵。

十把一絡げに極東地域を勝手に中国と思い込んでいる欧米人は多く、今回のような言い間違えは割とよく耳にするが、まさかトーキョーを冠した大会に乗り込んできておいてそこ言い間違えるかふつう?

日本が一時は世界第二の経済大国の座にあったとは言っても、中国人を目の前にジャパニーズの皆さんと言い間違えることは絶対ないので、貴族のような身分の欧米人は特に日本への関心が低いのは間違いない。

日本はすごいとかニッポン人は偉いとかメディアに踊らされて悦に浸っている日本人が多いが、日本など世界ではその程度の認識だと思い知ったほうが良いぞ。

FUJIFILM GFX100S / GF23mm F4 R LM WR / CLASSIC CHROME

針葉樹の青葉は防虫効果があるため、天狗様を始めとする猛禽類の仲間は、造巣の最後にスギやヒノキの枝を折って巣材に使う。

特にヒノキは消臭や脱臭の効果もあるので、昔は屋敷林を兼ねて家屋の周囲に並べて植えているのがよく見られた。

そう言えばうちの実家もトレイの裏に1本だけヒノキが立っていて、子供の頃は便所ヒノキと呼んでいたのを憶えている。もっともそのせいでトイレが臭くなかったかと言われればそこは何とも言えないがw

カテゴリ:独り言, 花・植物|タグ:

ヒグラシ鳴く

2021/7/13

映画を観たと言えば、当然「るろうに剣心 最終章 The Final/The Beginning」の最終2作品も鑑賞済みである。

通称「るろ剣」は漫画原作で、少年ジャンプ連載だったのでそれ自体は荒唐無稽な創作ではあるが、幕末から明治までの時代設定で尚且一部の登場人物はよく名の知れた実在の人物ということもあり、純粋にアクション時代劇としてみても十分見応えがある。

戦国物など最たるものだが、水戸黄門でも暴れん坊将軍でも時代劇自体が講談など作り話の延長にあるわけで、いわゆるフィクションなのだから、空高く飛んだりするような漫画要素を可能な限り抑え込んで、いかにも史実っぽく作り込んであるのはさすがである。

とりわけ主演の佐藤健の身体能力の高さは特筆で、時代劇にありがちなチャンバラ劇をハリウッドアクションに遜色ないものに仕上げているのは、大友啓史監督の手腕と相まって日本映画史に残ると言っても良いだろう。

実写版るろ剣は10年前に公開された1作目から5作すべてがつながっているが、最終作である5作目のThe Beginningがその名の通り1作目の冒頭につながっているので、実は作品の流れがループしているのも面白い。

OM-D E-M1 MarkIII / M.ZUIKO DIGITAL ED 8-25mm F4.0 PRO

昨晩の雷雨に打たれたホタルブクロが濡れている。ホタルこそいないが、小さな虫であればこの中で嵐をやり過ごすこともできようか。

夜半には相変わらず夕立がやって来るが、ここ3日ほど続けて夕刻になると庭先でヒグラシが鳴き始めているので、やはり梅雨明けが近いのは間違いないようだ。

朝からお天道様を拝めるのはえらく久しぶりである。

先日も書いたが今年の梅雨は本当に晴れ間が少なく、山へ出掛けよう感を見事に削がれる。現地にいるうちに雨が降ってくるのは仕方ないことだが、出かけるタイミングで降っているとどうにも億劫になってしまうな。

では晴れたから山へ行けるかと言うと週明けなんでそう上手くはいかないんだな、これがw

FUJIFILM GFX100S / GF63mmF2.8 R WR / Classic Nega.

FUJIFILM GFX100S / GF63mmF2.8 R WR / ETERNA BLEACH BYPASS

FUJIFILM GFX100S / GF100-200mmF5.6 R LM OIS WR / ETERNA BLEACH BYPASS

先週「ゴジラvsコング」を観てきた。

まだ上映期間中なのでネタバレは控えるが、前作同様に子供の頃に観た東宝チャンピオンまつりそのもので、まあ正直観なくも良かったな。前作のキングギドラ編が面白かった人には問題ないだろうなとは思うが。

世界のケン・ワタナベはその前作で死んだ設定なのでもう日本人俳優は出ないだろうと思っていたら、小栗旬が出ているのは驚いた。ハリウッドに挑戦するというようなニュースは見た覚えがあったが、それがゴジラだったとはね。

まあその小栗君もその設定いる?というのが正直な感想で、誰がやっ..おっと誰か来たようだw

カテゴリ:季節感, 映画・映像