月別アーカイブ : 2021/04

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いやマジで寒い。今週は朝は連日の氷点下で、朝晩は特にストーブが欠かせない生活に逆戻り。

冬物はもうタンスの奥に仕舞い込んでしまったので、再び半纏を引っ張り出して仕事中は羽織る始末である。

例年ならGW頃まで冬物は出しておくのだが、3月の感じで今年はもう寒の戻りはないと判断したのが完全に裏目に出ているな。

家の周囲にはまだツグミも沢山残っている..正確には北帰行の途上の個体群だろう..し、結局は例年並でゼーレのシナリオ通りだったということかw

FUJIFILM X-T4 / XF70-300mmF4-5.6 R LM OIS WR / PROVIA

どんだけ寒いかって、ミズキの樹液が氷柱と化しているので、視覚的にも十分寒いw

これがサトウカエデならカラ類のホバ舐めが見られそうなものだが、少し離れて30分ほど待ってみたが何も寄り付かなかった..

FUJIFILM GFX100S / SIGMA 14-24mm F2.8 DG HSM Art / ASTIA

近所の桜も開花に待ったが掛かってしまっている様子。

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拡大ノスリ

2021/4/9

近所のノスリの行動が活発である。

今シーズンはすでに雌が抱卵に入っているようで、雄が単独で狩りを行っている姿をよく見かける。

巣に近いいつもの林縁で探餌中のところを撮影したが、上の画像は下の画像の中心部をクロップして強拡大したものである。

FUJIFILM GFX100S / GF100-200mmF5.6 R LM OIS WR / PROVIA

写真の林縁付近は冬場にフクロウもよく探餌で利用しているので、最初はもしかしてと思ったのだが、この時は双眼鏡持っていなかったので、とりあえず撮影して背面モニターで拡大したらノスリと判明した次第。

1億画素の無駄な使い方と言われそうだが、まあナントいうか、電柵の本体電源のパネルの文字まで読めそうだw

カテゴリ:猛禽|タグ:

我が家より50mほど低い標高ラインでは七分咲き程度の状況で、仕事場の窓から見える景色がだいぶ華やいできた。

ここ数日の寒の戻りの影響か、庭のソメイヨシノはまだ一つも花は開いていないが、それでもこの週末あたりにサクラサクになるかも。

FUJIFILM GFX100S / GF100-200mmF5.6 R LM OIS WR / PROVIA

逆に我が家より100mほど標高の高いソメイヨシノは二分咲き程度といったところ。気温次第だが、こちらもこの週末にそれらしく花開きそうだ。

この撮影中、5mほどのところにテンが姿を現してお互いにビックリ。まだ冬毛のキテンは慌てて防風林に逃げ込んだが、近所で生テンを観るのは久しぶりだ。

冬場の積雪時に足跡はよく見かけるし、昔トラップカメラを仕掛けた際にも何度か写ったことはあったが、基本的に夜行性なので早朝とは言えなかなか生ではお目にかかれない。

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沼田の桜

2021/4/7

歯医者の定期検診で沼田に降り、その道すがら市内の桜を眺めつつ帰ってきた。

沼田公園は完全にタイミングを逸しており、御殿桜(ヒガンザクラ)は散り際寸前。ソメイヨシノは離れて観る分には何とかなるが、以前に公園を整備した際に弱っていた木を伐ってしまっていて少々寂しくなっている。

市内の他の公園も見て回ったが、城址よりは少し標高の高い十王公園はちょうど満開で見頃だった。

もう少し周辺まで足を延ばしたいところだが、今月・来月とアプリのリリースがいくつか控えているので、季節は春爛漫だが今シーズンはちょっと厳しい。

スケジュール調整して誰か手伝いを探さねば..

FUJIFILM GFX100S / SIGMA 14-24mm F2.8 DG HSM Art / ASTIA

FUJIFILM GFX100S / SIGMA 14-24mm F2.8 DG HSM Art / ASTIA

FUJIFILM X-T4 / XF70-300mmF4-5.6 R LM OIS WR / ASTIA

FUJIFILM GFX100S / SIGMA 14-24mm F2.8 DG HSM Art / PROVIA

FUJIFILM X-T4 / XF70-300mmF4-5.6 R LM OIS WR / ASTIA

FUJIFILM GFX100S / SIGMA 14-24mm F2.8 DG HSM Art / ASTIA

FUJIFILM GFX100S / SIGMA 14-24mm F2.8 DG HSM Art / PROVIA

FUJIFILM GFX100S / SIGMA 14-24mm F2.8 DG HSM Art / PROVIA

シグマのArt14-24と1億画素の組み合わせは、それこそ目が痛いほどの解像感だ。やはりこういう緻密な絵柄は高画素の恩恵を強く感じる。とは言え仕事的にはAPS-Cの2600万画素でもお釣りが来るんだけどねw

そう言えば、今日最初にGFX100SにArt14-24を装着した際、EVF(と背面モニター)が明滅してレンズエラーなるものが表示され、正常に動作しない現象発生。

電源を入れ直しても症状変わらずだったので、一旦レンズを外して双方..この場合ボディ側はマウントアダプター..の通信接点を指先で拭ってから再度試したところ、その後は何事もなかったように撮影可能となった。

EOS時代にも似たような症状は何度かあって、特に今回はマウントアダプターを間に挟んでいる自己責任運用なので、まあこの程度は想定の範囲内だ。

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霜の花

2021/4/6

もう今年は寒の戻りはないかと思っていたが、今朝は氷点下1℃まで冷え込んだ。

下界なら花冷えとかいうのだろうが、まだ冷える花も咲いていないので冬の名残的な感じ。その代わり畑の畦では霜の花が咲いていた。

FUJIFILM GFX100S / SIGMA 70mm F2.8 DG MACRO Art / PROVIA

こうして写真に収めるとフォトジェニックなものではあるが、遅霜は年によっては5月のGW明け頃にくることもあるので、農家にとっては厄介なことではある。

カテゴリ:季節感|タグ:

春の森を賑わす黄色い花の最終ランナーはキブシ。

日当たりの良い林縁に多く見られるが、陽射しの入る芽吹き前の落広林内でもよく目立つ。

キブシは漢字では「木五倍子」と書くらしいが、単なる当て字なのか調べても意味はよくわからない。

FUJIFILM GFX100S / GF100-200mmF5.6 R LM OIS WR / PROVIA

周辺には途上中のツグミがまだたむろしているが、季節の進みが早いこともあってそろそろ森の夏鳥たちの第一陣がやってくるかな。

ちなみに当地ではツバメは先週末に初認。時期的にはこちらはまあ例年通りかな。

週末は週明けに向けて色々忙しい。でもそんな個人的な事情などお構いなしに桜前線は高度を上げて北上中。

OM-D E-M1 MarkIII / M.ZUIKO DIGITAL ED 12-100mm F4.0 IS PRO

所要で渋川に降りた際に子持を抜けて戻ってきたが、標高400mラインより下は満開だ。

カテゴリ:季節感, 花・植物|タグ:

XF16mm F1.4の広角マクロや、最近発表されたXF70-300の望遠マクロがあるので、そろそろ文句を言うのは止めようかと思いつつも、この記事を書くためにやっぱり言いたい。

フジのレンズは寄れないとw

FUJIFILM GFX100S / SIGMA 14-24mm F2.8 DG HSM Art / PROVIA / フキノトウ

FUJIFILM GFX100S / SIGMA 14-24mm F2.8 DG HSM Art / PROVIA / ダンコウバイ

FUJIFILM GFX100S / SIGMA 14-24mm F2.8 DG HSM Art / PROVIA / ホトケノザ

FUJIFILM GFX100S / SIGMA 14-24mm F2.8 DG HSM Art / PROVIA / 梅

FUJIFILM GFX100S / SIGMA 14-24mm F2.8 DG HSM Art / PROVIA / ハシバミ

しかーしこのシグマ14-24は、超広角ズームであることを忘れるほど近接が可能。

焦点距離が焦点距離なので被写体を大きく写し込めるわけではないが、グッと寄ってグワッと背景を広く切り取ることができるのは素晴らしい。

これは実際に使ってみるまでは気が付かなかったぞ。

近接でなくてもカミソリの切れ味は素晴らしい。画質には何の不満もない。

14-24mm同様にAF動作にクセがあってスパッと決まらないこともあるが、まあそこはマウントアダプタってことで。

FUJIFILM GFX100S / SIGMA 70mm F2.8 DG MACRO Art / PROVIA

ただ、ラージフォーマットとの組み合わせでは少々ボケ過ぎるきらいがあるので、どこにピンを持ってくるのかはよく考えて撮らないと。

ちなみに最後のクモの巣はAFではまったくピンが来なかったw

Gマウントレンズのラインナップが少ないことがウィークポイントというのは先日書いた通りで、特には超広角・超望遠・マクロという、特定の分野のその筋には欠かせない焦点域が足らないことになる。

超広角は先日の記事の通りシグマのArt14-24で代替できており、超望遠については同社Xまたはマイクロフォーサーズ機があるのでそこはもちはもち屋で対応可能だ。

どうしてもGFXでということであれば、特に100Sは1億という余りある画素数があるので、それを生かしていかようにでもトリミング自在である。

そもそもGマウントで超望遠が出てきても、ペンタ67系のような強大なレンズになるであろうし、何よりお値段も相当な値付けになるのは想像に難くないしね。

そして残るはマクロ。Gマウントでは唯一純正でGF120マクロが用意されていて、既出のサンプル画像を眺めても画質は素晴らしいものがあるが、例のごとく結構なお値段がする代物である。

撮影対象がネイチャー主体と言ってもそこまで投資するほどマクロ撮影をするわけではない..どちらかと言えば広角マクロか望遠マクロが好み..ので、ここは必然的に超広角同様サードパーティ製にご登場願うことになる。

iPhone 11 Pro

ということで、カミソリマクロの異名を持つシグマの70mmマクロ(EFマウント版)試してみた。14-24mm同様にこれも画質優先のArtブランドである。

マウントアダプタは例のKIPON製。最近のこの手の中華製アダプタがよくできているのは、USBコネクタが装備されていて、わりと頻繁にファームアップが行われている点である。

新しいボディが出てくれば、ボディとレンズの通信制御の仕様に追加・変更が行われることは多々あり、カメラメーカー側も既存の製品に対し更新ファームウエアを提供してくるわけで、その間で情報のブリッジを為すマウントアダプタにも必然的にその対応が求められ、そこにいかに素早く対応しくれるかが導入のポイントであることは言うまでもない。

実は件のKIPONも、最初にこのシグマ70mmマクロを装着した際、GFX100Sのボディ内手ブレ補正(IBIS)が機能してないことがすぐに分かった。そりゃ近接時にEVF覗いていれば画面が震えているくらいは判るw

同レンズに手ブレ補正が付いてないのは分かっていたので、そこはGFX100SのIBISに期待していたのだが、このままでは三脚必須レンズになりかねない。

ダメ元でメーカーに確認したところ、最新ファーム..これを書いている時点ではV1.20..が提供されていたので早々にダウンロードしてファームアップしたところ、グレーアウトしていた手ブレ補正の設定が機能することを確認できた。

当然のようにEXIFのレンズ情報もちゃんと表示される。

FUJIFILM GFX100S / SIGMA 70mm F2.8 DG MACRO Art / PROVIA / 70mm(56mm相当)

同レンズは35mmフルサイズ用なのでGFXでは当然のようにケラるが、それでもこの程度で済むので、イメージサークルは広いほうだろう。

写真のように空、それに雪面など均一に明るい背景だと目立つが、背景によっては気にならない感じである。そもそもこういう遠景風景を空入れて撮るような目的のレンズではないしね。

FUJIFILM GFX100S / SIGMA 70mm F2.8 DG MACRO Art / 70mm(35mmフォーマットモード)

例のごとく35mmフォーマットモードであれば、件のようなシーンでも何の問題もなく使える。

FUJIFILM GFX100S / SIGMA 70mm F2.8 DG MACRO Art / PROVIA / 70mm(56mm相当)

マクロ域で使う限りはケラレは言うほど気にならないので、さほど意識して35mmフォーマットモードにする必要はないだろう。

AFは同社14-24mmに比べればマシに動作してそれなりに合焦してくれるが、近接だからというのはあるかも。14-24mmの先日の評価はあくまで遠景だったのでね。

まあバイワイヤーなれどMF時のフォーカスリングのトルク感は結構良い感じなので、迷ったらAF作動範囲を制限し、それでもアレならMFにすれば良いのは14-24mmと同じだ。

それにしてもカミソリマクロとはよく言ったもので、1億画素の近接撮影でもまったく問題ないのはさすが。これで価格は純正の6分の1以下なのだから、そのコストパフォーマンスさときたら抜群ということになる。

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