年別アーカイブ : 2016

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再び台風騒動

2016/8/30

一時は直撃か?と気を揉んで色々家周りを片付けたりしてみたが、前回9号同様に東寄りに逸れてくれたので、赤城高原では雨が強く降った程度で済んだ。

ただ、観測史上初となる東北上陸とのことで、勢力が当初よりは落ちたとはいえ心配ではある。道路寸断などインフラ被害もさることながら、稲や果樹などに大きな影響が出ないことを祈るばかりだ。

それに東北は天狗様の一大繁殖地を抱えており、今年巣立った若鷲たちが心配である。

20160830

雨が上がってすぐ、珍しく東の空をまたぐ虹が出た。明日は久しぶりに暑くなるかな。

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5の4

2016/8/29

満を持してC社のドル箱フルサイズ機がモデルチェンジである。

動画屋としては、4K今頃かよ!しかも後出しておいて30Pってか?というツッコミはあるものの、スペックのどれをとっても優等生で、性能的に何ら不足も不満もない。まあソツがないというか無難というか、すっかり面白みの欠片もないメーカーに成り下がったC社ならではの製品ではある。

正直、今さらこの大きさのカメラを使う気になど到底なれない。レンズは馬鹿でかいし、画像ファイルも無駄にデカイ。今どきの安いミラーレス機と較べても、撮れる写真の質にそう大きな隔たりがあるわけでもなく、メーカーの戦略に乗せられて「やっぱりカメラはフルサイズだよね」などと宣う気になどなれないのが本音だ。

それに驚いたのは価格。ボディ単体で初値が40万を超えているではないか。糞ニー同様、高価格路線に転じているのは、やはりデジカメ事業の不信が関係しているのかと勘ぐってしまう。まあ、C社の場合は下位に売れ線の6Dがあるので、大方そちらを20万前後に引き上げる算段なのだろう。

どこのメーカーも、スマホにシェアを食われてろくすっぽ利益の出てないカメラ事業。高性能・高価格路線で利益率を上げたいのは理解できるが、こんなビジネスモデルが長続きなどするわけもなく、景気の良い昭和のカメラ親父たちの購買力が落ちた時、間違いなく破綻するだろう。

突出した高性能を売りにして「このカメラでなければ撮れない!」って製品なら、高い金を払う価値はそれを欲している人には訴求力があるだろう。が、至って凡庸な性能が平均的に高いだけであれば、仕事で使うことを考えると元も取れない過剰投資となってしまう。5の2の頃のように、その時それが必要であった時代はもう過去の話なのだ。

20160829

時を同じくしてC販からカタログが送られきた。

メディアへの宣伝も最低限だし、カタログもあっさり金の掛かってない安い作りなのは、そもそもカタログを眺めつつ指折り数えて発売を待つような客層はお呼びでないということだ。

放っておいても売れる、どこかそんなC社の傲り思惑が透けて見える5の4である。

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1585年と1600年の2回、信州上田城を巡って今をときめく真田氏と徳川氏の攻防が繰り広げられた。世に言う上田合戦である。

古来籠城戦とは援軍を期待した兵法であり、援軍が期待できな場合は城もろとも討ち死にが定説であったが、この上田合戦では城に篭った真田軍が2回とも徳川軍を退けている、歴史上稀有の戦いである。

某国営放送の真田丸では、1585年の第一次合戦の回は放送を終えているが、1600年の第二次合戦..いわゆる関が原の合戦に連動する史実..は、今まさに佳境に入らんとしている。

生きもの考証にやや難のある今回の大河だが、前作と異なりラストまで大戦2回を控え、実に面白くなってきている。

20160828

上田城跡の櫓から見下ろす尼が淵。今は新幹線も通る上田の市街地となっているが、400年前は千曲川の氾濫流域であった。ちょうどこの眺めの向こうに、対峙する徳川4万の大群が見えていたはず。

そして城に篭るはわずか三千にも見たない真田軍。結果は史実のとおりだが、果たして真田幸昌・信繁親子は、当時はどんな気持ちでこの尼が淵を見下ろしていたであろうか..

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迷走台風

2016/8/27

話題の台風10号の迷走ぶりには驚かされる。前後に発生した連れはとっくに日本を離れたというのに、道を間違えたのか忘れ物でも取りにくるのか、これから本土上陸とくるから恐れ入る。

しかも結構な勢力を保ったままというから困ったもんだ。こう天気が悪くては観察も撮影もままならず、早くスカッとした秋の空を期待したい。

20160827

朝の気温が低い時間帯に、林縁で暖機中のアゲハチョウを発見。まだ動けないのをいいことに、そっと近づいてマクロ撮影。

今週、処暑も過ぎて暦の上では秋なれど、まだまだ夏の虫が舞台を降りるには早い。

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台風一過

2016/8/23

関東を直撃した台風9号だが、赤城山の東を通り過ぎていったため、赤城高原ではちょっと雨脚が強いかなという程度で、風もほとんど吹かずに済んだ。

それよりも台風の置き土産ともうべき雨雲の影響で、本日夕方の雷雨のほうが激しかったようだ。ようだというのは、仕事で前橋にいたため自分は直接降られてはいないのだが、家人によればマンホールの蓋が浮き上がるほどの激しさだったらしい。

正確には前橋も降ったのだが、その時間は打ち合わせで室内にいたため、そんなことはつゆ知らずであった。

20160823

台風一過の青空が広がる赤城高原。秋と違って湿気がそのまま居座っているため、相変わらずのムシムシ状態である。

カテゴリ:季節感

湿気っぽい

2016/8/21

台風が連続して南の海から湿った空気が送り込んでくるため、先週辺りからジメジメ湿気っぽくて仕方がない。

夜は窓を閉めて夏布団を掛けないと寝られない涼しさで、日中も30℃以下なのだが、湿度が高いのはいかんとし難い。

何と言ってもトラックパッド..デスクトップでもマウスでなくトラックパッド派なのだ..の滑りが悪くなるので、やたらと肩が凝るのが一番困る。

20160821

朝早い時間帯は、霧というより何か水っぽい煙のような幕が立ち込めている感じ。

カテゴリ:季節感

今、家の周辺で一番目につくのはセキレイの巣立ちっ子だろう。

20160819

周辺ではセグロ、ハク、それにキセキレイと3種が繁殖しているが、その中でも特に見かけるのはハクセキレイで、畑などオープンな場所で日がな一日親と一緒になって餌を探している。

外界に住んでいた頃は「河原の鳥」だとばかり思っていて、とりぱん..知る人ぞ知る鳥を主体にした漫画ね..では「駐車場の鳥」などと揶揄され、ああそうだよねと納得もしていたが、赤城高原では「畑の鳥」で通っているから面白い。

ヒバリなどと同様、よく畑の畦や畝の間で営巣するため、トラクターに踏まれたり土と一緒にすき込まれたりしてしまうのだが、それでも懲りもせずに畑の周辺で生活している。

そういうものだと割り切って織り込み済みなのか、本人たちに聞いてみないと判らないが、餌が豊富に手に入る畑とは今後も共存していくしかないだろう。

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ブーメラン

2016/8/17

撮影の合間、モデルさんたちが空を指差して何やらヒソヒソ話。空を見上げるとアマツバメの仲間であるハリオアマツバメの一群が飛び交っているのが判る。

ハリオアマツバメは夏鳥として日本に渡来するが、本州では高山の森林地帯の樹洞..北海道では平野部で繁殖..などで営巣するため、山屋さんでもない限り目にする機会は少ないだろう。タカの渡りなど観察していると、同じような時期に山間地を通り過ぎていくので、そんなタイミングでも出会いはある。

名前にツバメと付くがいわゆるツバメの仲間ではなく、アマツバメと一緒にアマツバメ科を形成する。大きさは体長20cm前後とツグミやムクドリよりも小さいが、翼開長は40cm前後もあって、近くで聞くとその風切音は迫力ある。

よく一番早く飛ぶ鳥は何ですか?と聞かれることがある。質問者の期待を裏切らずに答えればハヤブサとなるのだが、ハヤブサは自重を利用した落下速度で最速..300km/h以上になるらしい..なのであって、決して純粋な飛行速度ではない。

自らの力で飛ぶ鳥でとなれば、それは時速100マイルは出るとされるこのアマツバメの仲間が最速であろう。

20160817

仕事で撮影中であったため、焦点距離の短いレンズで証拠写真程度をパチリ。場所は県西部でそんなに標高が低いところではなかったが、高山という高さではないので珍しい。

先のモデルさんたちの会話では「ブーメランみたいね」ということであったが、トンボでも獲っているのか、右に左にヒラリヒラリと旋回しつつ、時折錐揉みしてみせる身の軽さはさすがアマツバメの仲間であり、さもありなんといった風情だ。

ついでに動画も撮ったが、手持ち撮影ではとても視られたものではない(苦笑)。

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シン・ゴジラ

2016/8/16

遅まきながらようやく劇場に足を運び、噂の「シン・ゴジラ」を観てきたが、いや実に面白い作品である。SFでありながらここまで突っ込みどころの少ない作品も珍しい。

フルCGのゴジラは日本の本家では初めてらしいが、逆にお家芸の被り物ではここまでリアリティは出せなかったろう。

いつも思うことだが、大半の邦画はカット割りが今一つの作品が多い。その点、総監督である庵野秀明は漫画も書くアニメータなので、1カット1カットがしっかり作り込まれており、違和感なく安心して見ていられた。

エンドロールを見ていて編集にも庵野の名前があって、その点はやはりねと裏付けられた形である。

その他、ネタバレはご法度なので当り障りのない点だけ言うと、ジャニタレ、AKB、EXILEが一切出ていないのは◎。チャラチャラした家族愛や恋愛絡みが一切無いのも◎。1カット数カットしか登場シーンがないにもかかわらず、チョイ役的に出演していた脇役陣が◎。しかもそれらが友情出演でないのも◎。

事前の情報通り、シン・ゴジラは怪獣映画の類でなく、社会派政治群像劇という出来栄えである。しかし、ネット上にはネタバレ情報が散乱しており、それらに触れないようにするのに苦労した(笑)。

20160816

家の前の電線でツバメが集団で休んでいる。

ちょっと前まで子供が親に餌をねだる姿が見られたが、もうそれも見ることもない。南へ渡る前に下界へ降りるのももうすぐだ。

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リスの仲間は見た目や仕草が愛くるしいので、見るのも撮るのも根強い人気がある。

ただ、欧米の都市公園辺りと異なり、国内で野生の個体を撮影するとなると途端にハードルは高くなり、いやらしい話だが餌付けでもしない限り、簡単には撮らせてはくれない。

実際、北海道のエゾリスやシマリス、本州ならホンドリスでよく知られた場所のそのほとんどでは、連日のようにカメラマンによる餌付けが行われており、プロもアマも挙ってどこかで見たような写真を量産している。

そんな野生動物への餌付けの良し悪しはともかく、人がカメラを構えて狙う限り、どんなに手を尽くそうともこんな自撮りには敵うまい、そう思わずにはいられない映像が公開されていた。

GoProのこの手の自撮り映像は他にもいくつか知られているが、偶然とは言え、あたかも本人の意志でカメラを構えて撮ったかのような視点、アングルであるのが面白い。

自動撮影装置同様、この手の映像はカメラマン自身の手によるものではないので批判があるのも事実だが、ここに至るまでの準備には相当な仕込みと失敗があり、逆にそこは餌付けてダラダラ撮影しているのとは一線を画す。

ま、そもそも狙って撮れるものでもないので、相当気が長くないと、経験的に撮影そのものを続けるのは難しいだろうね。

20160813

お盆を前に今日は庭と畑の草刈りに従事。本来の予定では先週末だったのだが、仕事が立て込んで思うように時間が取れなかった。

夏草は正直で、庭木が繁茂するこの時期は木陰にはほとんど生えていない。が、その分日の当たるオープンな場所での成長力は強力である。

追っ付け刈払機のスロットも開き気味となり、燃費がかなり悪くなるが、ビール同様夏場の経済効果に少しは貢献していると言ってもいいかな?

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