狙って撮れるものじゃない
2016/8/13
リスの仲間は見た目や仕草が愛くるしいので、見るのも撮るのも根強い人気がある。
ただ、欧米の都市公園辺りと異なり、国内で野生の個体を撮影するとなると途端にハードルは高くなり、いやらしい話だが餌付けでもしない限り、簡単には撮らせてはくれない。
実際、北海道のエゾリスやシマリス、本州ならホンドリスでよく知られた場所のそのほとんどでは、連日のようにカメラマンによる餌付けが行われており、プロもアマも挙ってどこかで見たような写真を量産している。
そんな野生動物への餌付けの良し悪しはともかく、人がカメラを構えて狙う限り、どんなに手を尽くそうともこんな自撮りには敵うまい、そう思わずにはいられない映像が公開されていた。
GoProのこの手の自撮り映像は他にもいくつか知られているが、偶然とは言え、あたかも本人の意志でカメラを構えて撮ったかのような視点、アングルであるのが面白い。
自動撮影装置同様、この手の映像はカメラマン自身の手によるものではないので批判があるのも事実だが、ここに至るまでの準備には相当な仕込みと失敗があり、逆にそこは餌付けてダラダラ撮影しているのとは一線を画す。
ま、そもそも狙って撮れるものでもないので、相当気が長くないと、経験的に撮影そのものを続けるのは難しいだろうね。
お盆を前に今日は庭と畑の草刈りに従事。本来の予定では先週末だったのだが、仕事が立て込んで思うように時間が取れなかった。
夏草は正直で、庭木が繁茂するこの時期は木陰にはほとんど生えていない。が、その分日の当たるオープンな場所での成長力は強力である。
追っ付け刈払機のスロットも開き気味となり、燃費がかなり悪くなるが、ビール同様夏場の経済効果に少しは貢献していると言ってもいいかな?