今週は週の初めに氷点下13℃まで下がったというのに、
今日は日中一気に13℃まで上がって暑いのなんの。
風も吹かず、そしてアレも飛ばず(苦笑)、
近くの梢ではシジュウカラがさえずって、
シャツ一枚で気分だけはまさに春爛漫。
三寒四温どころではないその気温差は、
かなり激しいジェットコースターのようだ。
家の前の側溝は未だ雪にふさがれているが、
どうもそこを踏み抜いたウサ公がいたようだ。
落ちるのは免れたようだが、その慌てようが目に浮かぶ(笑)。
どこにでもいると言えばいるセグロセキレイ。よく河原の石の上で尾羽を振っている様子から、「石叩き」なんて呼ばれたりもする。
町中でも山の中でも普通に見かけるので、鳥屋の注目度は低いものの、一応は日本固有種である。台湾や朝鮮半島など極東全般で見かける話も聞くが、欧米あたりのバーダーには喜ばれたりするので、まあところ変わればと言うところだろう。
その昔、高校生の頃、近所の河原でカワセミを待っている間、手持ち無沙汰を紛らわすのによく撮影していたこともあってか、個人的には少々思い入れもあったりするから不思議なものだ。こちらがまだ写真を始めたばかりで、留まっている鳥さえ写すのがおぼつかない時期に、友人が飛翔写真を撮ったのを印象深く覚えている。
そして今日も例のアレを待っている間、目の前の電線に留まってよく鳴いていたので、何となく被写体になってもらった。時は移ろっても、やっぱりこいつは適当なヒマつぶし相手なんだなと、独り合点が言った次第(笑)。
編集作業は勢いが大事だ。
とりわけカット編集はリズムで行うものである。あまりダラダラと考えていても、煮詰まってしまうと一から思考をリセットすることになり、結果的に無駄の時間を費やすことになる。とにかく一気につないでしまうこと、それが肝要なのである。
一応、シナリオや絵コンテは存在するが、撮り下ろしと違って、素材が持ち込みの場合はつないでみないと判らない場合がある。ま、スクラッチアンドビルドで作業を進行できることが、ノンリニアの最大のメリットとも言えるのだが。
現在は出張でビジホに滞在中。月末納期の編集を1本、MBPのローカルHDDに一式コピーして、夜なべ仕事で対応中。ただ、2本クリップをコピーし忘れてきて、あやうく中途半端な荒編で終えそうだったが、幸いビジホの部屋にはギガビットイーサの有線LANが引かれていたので、家のサーバーからダウンロードして事なきを得た。
あとはProResで書き出すだけだが、さすがに夜なべも連チャンで力尽きてしまったので、今日はもうMBPに仕事を押しつけて先に寝るだよ..
Appleのデバイスで何がイチオシかって、そりゃやっぱTrackpadだろう。
現在のノートPCのほとんどに同じような入力デバイスが装備されているが、私的にはWindows機のアレを操作できる人は尊敬ものである。うちにもWindowsのノートPCは何台かあるが、どれ一つとってもまともに操作などできない。もっとも、お前が不器用なんだと言われれば、ああそうかと納得しないでもないが(苦笑)。
と言うことで、ビデオ編集をする都合..特にカット編集時はマウスもしくはジョグダイヤルが必要だ..もあって、Windowsなら私はノートPCでも依然マウス派である。
90年代初期、MacのPowerBookを使っていた頃、Appleは当時としては先進的な静電感知式のTrackpadを装備していたが、その使用感は現在のWinノートと大差なかった。が、それも今は昔の話であって、現在のMacBookに装備されているマルチタッチテクノロジーを採用したTrackpadの操作感は、それはもう全くの別物、異次元の使い心地である。
スマホやタブレットPCでお馴染みのスワイプやピンチなど、直感的なジェスチャーが使えるのが良い。Lionからスクロールの向きがそれまでと逆..指を動かす方向にページが移動する..になったが、慣れるとこちらのほうがより自然であることが判る。何よりビデオ編集時..Final Cut ProやPremiereなど..でも、微妙なクリップの操作が行えるのが素晴らしい。
そしてAppleの面白さは、MacBookのそのTrackpadの操作感を、デスクトップPCにも持ち込んでいる点だろう。その名もMagic Trackpadと言って、デスクトップPCの世界観からはまさにマジック。MacBook Proをクラムシェルモードで使用..MBPに大型モニターを接続してMBP自体は閉じて使用する..する際に、ノートPC形態と変わらない使用感で便利に使わせてもらっている。
ただ、IllustratorやFireworksで微妙にオブジェクトなど移動させる際、やはり使い慣れた入力デバイスとしてマウスが楽なのも事実。そこで同じくAppleのMagic MouseをMagic Trackpadと併用している。ワイヤレスなので電池の分やや重いのが難点だが、このMagic Mouseもまた優れものなのだ。マウスの背中側にマルチタッチテクノロジーが採用されており、Trackpad同様のジェスチャーが使えてしまう。
これらAppleの入力デバイスを使って一旦それに慣れてしまうと、とてもじゃないがWinノートのそれはまったく使えない。ここは一つ、Appleには是非ともWindows向けにMagic Trackpad、またはMagic Mouseを出して欲しいと思っているのは、私だけは無いはずだ。
写真右奥の板状のデバイスがMagic Trackpadで、手前がMagic Mouse。そう言えば入力デバイスのほとんどがワイヤレス化してしまったが、そのうちなぜマウスをMouse(ネズミ)というのか判らない人が増えてくるのだろうなぁ..