カテゴリ : 季節感

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でも上ばかり見上げて歩いていると、木々の根や石につまづいたり、張り出した木の枝に引っかかりする事があるので、時々は足元にも注意を払ったほうが良い。

そんな時、見下ろすだけでなくちょっと視線を下げて見るだけで、それまで見えてなかったものが見え出すこともある。木々は光を求めて上へ上へと幹を伸ばすが、その始まりも終わりもすべて林床あってこそだ。

人の目線で見上げる森もあれば、光わずかに届く世界から見上げる森もある。林床の世界は自然の小宇宙である。

FUJIFILM X-H1 / XF10-24mmF4 R OIS
FUJIFILM X-T2 / XF50-140mm F2.8 R LM OIS WR(2枚目・6枚目)
PROVIA / Velvia(3枚目・4枚目)/ Dレンジ優先(4枚目)

但し、他の人に見えないものが見え始めたり、本来そこになかったものが写りだした場合、もしかしたらそれは心の病か、人智を超えた力の発動かもしれないので、しばし経過観察が必要かもしれない。

場合によっては然るべきところに相談するのが吉だろう。人によっては、森の中とはそんな霊験あらたかな場所なのである。もちろん、世俗の垢にまみれた欲の塊のような拙者には、今も昔もそんなありがたそうな事例はないけどねw

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初夏は一年で最も日差しが強い時期だが、新緑の森の中は新しい息吹となった葉を透過して降り注ぐ光が気持ちいい。

葉や幹の重なりを探してアングルを変えてみつつ、シャドウを落として葉脈を強調したり、ハイライトを飛ばして太陽光による自然のライティングを活かしたりと、この季節に森の中を歩く時はついつい樹上に目が行ってしまう。

FUJIFILM X-H1 / XF10-24mmF4 R OIS / Velvia

FUJIFILM X-T2 / XF50-140mm F2.8 R LM OIS WR / PROVIA

FUJIFILM X-T2 / XF50-140mm F2.8 R LM OIS WR / PROVIA

FUJIFILM X-T2 / XF50-140mm F2.8 R LM OIS WR / PROVIA
FUJIFILM X-H1 / XF10-24mmF4 R OIS / Velvia / Dレンジ優先

森の中は暗い。カビの生えたような古い考えの撮影テクニックの教本なら、ガッチリした三脚にカメラを固定して息を殺し、レリーズでシャッターを切れとか何とか書いてあるが、こんな気持の良い季節にいちいち立ち止まって機材をセッティングして撮影など、実に非効率でもったいない。

小型軽量で手ブレ補正の付いたミラーレスカメラ..または手ブレ補正の付いたレンズ..なら、そんな面倒なことで時間を潰すことなく、次から次へと被写体を探して歩を進めることができる。

でも鳥や虫の息吹の音や、初夏の風が樹冠を駆け抜ける衣擦れの葉音に耳を澄ます時はそっと立ち止まろう。何事もリズムが大事だ。テンポを変調するきっかけはそんな自然の奏でる音が良い。

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今日も昨日同様に終日暑い一日であった。家の周囲ではエゾハルゼミも鳴き始め、いよいよ初夏の雰囲気を盛り上げている。

LUMIX G9 PRO / LEICA DG VARIO-ELMAR 100-400mm F4.0-6.3 ASPH. POWER O.I.S.

人の前を行くやつ。彼はこの後脱兎のごとく走って逃げたのは言うまでもない。

LUMIX G9 PRO / LEICA DG VARIO-ELMAR 100-400mm F4.0-6.3 ASPH. POWER O.I.S.

そして前からやって来るやつ。彼(彼女?)はこの後踵を返して戻って行ったのは言うまでもない。

 

空模様は案外悪くはないのだが、今週は仕事で昔の写真を整理しているため、ちょっと外出をはばかられている。昔の写真と言ってもまずはデジタル以降なのだが、チェックしていて感じるのは結構ゴミだらけだなぁというのと、露出の詰めが甘い点。

まず前者は、デジタル黎明期は某C社のEOSデジタルユーザーだったので、まだセンサーゴミを除去する機能など無かったのが理由だ。撮影現場が野外なのでどうしも埃は避けられない..さすがに商品物撮り用のカメラは50mmマクロを付けっぱなしだが..し、それでも時々CPSにセンサークリーニングを依頼していたが、田舎なのでそうそう手間を掛けてはいられなかったからね。

後者は、RAWで撮っておけば現像時にレタッチと合わせ技で何とかなる、という甘い考えによるところが大きいかな。これは当時デジタル移行期にありがちな話であろうか。

画像処理を生業の一つとしているので、レタッチ自体は造作も無いことなのだが、今回のように後日まとめて大量にバッチ作業をするとなると、これはなかなか大変な手間である。フジ・パナがメインとなってからは逆にRAWは保険であり、基本的にデータはJPEG撮って出しをそのまま使うことにしているので、今はこの問題はないけどね。

やはりデジタルと言えど写真は撮影時にできる限り適切に対処しておくのが吉だ。撮影後に対応するにしても、最低でも当日中にかたをつけておくのに限る。後で現像とかレタッチとかゴミ取りとか、もうそりゃ言葉どおり後の祭りとなるのは請け合いだ。

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寒いわけだ

2018/5/11

朝庭に出てその寒さに思わず身震いする。今朝の日の出前の外気温はちょうど0℃で、吐く息も白く、庭の東側には一面霜が降りていた。老犬が寝たままで起きてこないのは実に正直であるw

LUMIX G9 PRO / LEICA DG VARIO-ELMAR 100-400mm F4.0-6.3 ASPH. POWER O.I.S.

昨日、仕事で出掛けた嬬恋高原から浅間山を望む。一昨日の雨が標高の高いところでは雪だったようだ。

FUJIFILM X-H1 / XF16-55mm F2.8 R LM WR / Velvia

嬬恋村では今まさにキャベツの植え付けが始まっているところ。起こしたばかりの畑から水蒸気が立ち昇る。やや逆光気味だったので、ダイナミックレンジDR400で撮影、ちょっとHDR風に仕上げてみた。

FUJIFILM X-H1 / XF16-55mm F2.8 R LM WR / PROVIA

四阿山の山頂はガスの中だが、こちらも冠雪しているのが判る。嬬恋高原はわが赤城高原に比べて標高では倍近く高いが、同様に夏野菜..嬬恋キャベツは一大ブランドだ..の産地として有名。

同じような火山灰土の大地という点でもよく似ているのだが、主に地形的な観点では嬬恋のほうがフォトジェニックである。赤城高原は比較的フラットで起伏が少ないため、絵にするのには難易度が高い。もちろん写真写りが良いというのは作物の生産性には何の意味もないのだが。

そういう意味で、嬬恋村は北海道の美瑛町に地形的によく似ているので、あちらに見習ってそういう売り出し方もあろうが、美瑛との違いは作物の種類の差だろう。美瑛と違って嬬恋ではほぼキャベツ一択なので、夏の観光ジーズンにあまり色気のある景色にならないというのは大きいかもね。

FUJIFILM X-T2 / XF18-135mmF3.5-5.6 R LM OIS WR / PROVIA

赤城高原から浅間山(左奥)を望む。今朝もまだ冠雪状態を維持しているが、この週末は気温が一気に上がって夏日になるらしいので、この眺めも今日限りだろう。

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北部フィールドの標高1200m以上のブナ林でもボチボチ芽吹きを迎え始める頃だが、北向きの林床にはまだ残雪が見られる。

もっとも例年ならまだ一面雪に覆われているわけで、今年は早くからそこここで根開けが始まっていた様子が見て取れる。

FUJIFILM X-H1 / XF16-55mm F2.8 R LM WR / PROVIA

FUJIFILM X-H1 / XF16-55mm F2.8 R LM WR / ETERNA

この時期にしては気温が高く、けもの道ともつかぬ山道を歩きどうしで額に汗するが、林内に入って残雪上で小休止していると、時折吹く風もひんやりとして心地よい。

すぐ近くでコルリが高らかに鳴き、樹上ではクロジが恋の歌を歌っている。不意に笹を揺らしながら何者かが遠ざかっていくが、それがヤマドリと判った時にはすでに遅きに失たりである。

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新緑のわ鐵

2018/4/23

昨日も一昨日に負けず暑い一日であったが、一転今日は平年並みに気温もグッと下がって、過ごしやすい一日であった。先週辺りから花粉の飛散も収束しているので、野外に突っ立っていても過ごしやすい状況が戻ってきた感じである。

今日は遠望の効く林道で朝から昼まで過ごしたが、近くの林内からコルリの他、センダイムシクイ、ヤブサメの囀りが聞こえてきた。先週来た時にオオルリとコムクドリを確認しているので、トケン類を除く夏鳥はある程度出揃ったようだ。

FUJIFILM X-H1 / XF16-55mm F2.8 R LM WR / Velvia

走行中、何気にわ鐵の鉄橋が目に止まったので、車を停めて時刻表を確認すると、15分ほどで下りが通過するのが判った。この辺りはまだ新緑もイイ感じなので、しばし待機の後に動画共々撮影。

さらに少し下ると今度は上りが通過することも判ったので、遅めの昼飯を取りながら待機し、こちらも新緑の山肌をバックに撮影。

ま、何れ予定してない行動ではあったが、何事も一期一会ってことで。もっとも、鉄道は毎日稼働しているのだからそれは当たらないかw

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萌黄色の季節

2018/4/20

赤城山麓の標高400〜500m付近はすっかり新緑の萌黄色に染まり、植物が持つ葉緑素(クロロフィル)のグラデーションと遅咲きのヤマザクラが見事なコンビネーションを見せてくれる。

この時期と紅葉の季節に山を眺めると、日本の自然林がいかに多種多様で様々な樹種で構成されているかが一目瞭然だ。こんな情景を愛でながら昼飯を頬張っていると、つくづく日本人で良かったなぁと思ってしまう。

FUJIFILM X-H1 / XF16-55mm F2.8 R LM WR / Velvia

ここしばらくはPRO Neg.やETERNAなど、彩度を抑えたフィルムシミュレーションを使っていたが、この新緑の情景の前ではやはりガッツリVelviaを使っておきたい。

鯉のぼり

2018/4/19

もうすぐ端午の節句ということもあって、残雪の上越国境をバックに赤城西麓の空を力強く鯉のぼりが泳ぐ。

農家にとって男の子は大事な跡継ぎであり、いつの時代も大切に祝われてきた。赤城高原の農家はどこも広い敷地を持っているので、こじんまり家の中に飾る兜よりも、風を受けて雄大に泳ぐ鯉のぼりのほうがよく似合っている。

FUJIFILM X-H1 / XF16-55mm F2.8 R LM WR / PROVIA

FUJIFILM X-H1 / XF16-55mm F2.8 R LM WR / PROVIA

FUJIFILM X-H1 / XF55-200mm F3.5-4.8 R LM OIS / PRO Neg. Std
FUJIFILM X-H1 / XF55-200mm F3.5-4.8 R LM OIS / PRO Neg. Std

我が家より100mほど標高の高い上の集落では、お十二様のソメイヨシノが満開になっていた。ご多分に漏れずこれも例年よりは一週間ほど早いことになる。

枝先の花をよく見ると、花が開ききる前に昨日の雨に打たれたためか、すこし勢いがない感じ。でもこれから開くつぼみもあるので、まだしばらくは桜の季節を楽しめそうだ。

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ストーブ点火

2018/4/18

ここ数日寒い日が続いてやや困惑している。一昨日、昨日と朝晩はストーブ点けないとやってらんない状況だった。

今日は昼前まで雨模様だったが、午後になって急激に春の陽気に戻ってくれて助かった。その雨上がり早々、先日渡ってきたばかりのクロツグミが嬉しそうに歌い出した。

FUJIFILM X-H1 / XF50-140mm F2.8 R LM OIS WR / PROVIA

FUJIFILM X-H1 / XF50-140mm F2.8 R LM OIS WR / Velvia

県北の山間の集落だと、まだまだ桜が絶賛満開中。ただ例年とちょっと違うのは薄っすらと新緑も始まっている点かな。

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寒の戻り

2018/4/8

昨日も終日寒かったが今朝はさらに冷え込んで、日の出前は氷点下3℃。日が昇ってからも0℃前後と低調で、いわゆる寒の戻りってやつだった。

でもまあこの時期の赤城高原はこれが普通なので、先週の暖かさがちょっと異常だったと言えよう。

FUJIFILM X-H1 / XF16-55mm F2.8 R LM WR / PROVIA

庭の日陰には霜柱が立っており、朝のうちはハラハラと風花も舞っていた。

FUJIFILM X-H1 / XF16-55mm F2.8 R LM WR / PROVIA

土手のツクシもどこか寒そうだ。

上の2枚のカットはカメラを地面に押し付けて可能な限りローポジションで撮っている。先日動画撮影をするのにX-H1のバッテリーグリップをたまたま外していたのだが、バッテリーグリップを装着しているとこのアングルでは狙えない。

他社と違いフジのバッテリーグリップは電源容量が増すと同時に連写速度がアップするなど、装着することに大いに意味がある。なので基本的にX-H1はバッテリーグリップの装着をデフォルトにしているが、逆にX-T2は携行性を優先してバッテリーグリップは使用していない。

FUJIFILM X-H1 / XF16-55mm F2.8 R LM WR / PROVIA

コブシは先週辺りからポツポツと咲き始めているが、この冷え込みもあって満開になるのにはまだ数日は掛かりそうだ。

LUMIX G9 PRO / LEICA DG VARIO-ELMAR 100-400mm F4.0-6.3 ASPH. POWER O.I.S.

庭のソメイヨシノはまだこんな感じ。例年だと20日過ぎに満開となるが、こちらも来週半ば辺りかな。