イルミで今年にサヨウナラ
昨晩は高崎で今年最後の忘年会。高崎は生まれ育った街であるが、拙者が離れてからかなり変わったなぁという印象。
最近は高崎光のページェントと称して流行りのイルミネーションなど催して、年の瀬感の演出に余念がない。
そして朝帰りは寄り道して今年最後の裏山へ。では良いお年をお迎えください。
昨晩は高崎で今年最後の忘年会。高崎は生まれ育った街であるが、拙者が離れてからかなり変わったなぁという印象。
最近は高崎光のページェントと称して流行りのイルミネーションなど催して、年の瀬感の演出に余念がない。
そして朝帰りは寄り道して今年最後の裏山へ。では良いお年をお迎えください。
この秋は天候不順に連続した台風襲来の影響もあって、県内の紅葉はイマイチという声を聞くが、まあそれならそれでどうにでも撮りようはあるので、いろいろ視点を変えてみることが肝要だろう。
三脚にカメラを固定して目線の高さでばかり撮影していては、見えるものも見えてこないぞ。
と、今年は色づきが良くないだの、昨年はもっと良かっただのとブツブツ聞こえよがしに文句を言い合っているオッサンオバサンカメラマンの一群に、そうっと遠くから言ってみたりするw
午前の打ち合わせが早くに片付いたので、お昼の合間にチョロっと少林山達磨寺へ。インバウンドの影響か非大陸っぽいアジア系外国人のグループが何組か来ていて、平日なのに賑やかだった。
時期的に微妙だったが、ご多分に漏れずこの辺りも秋が遅いと見え、まだ今週いっぱいくらいは紅葉が楽しめるかな。と言いつつ週末は雨っぽいけどね。
諸々まとまった所用を消化するために沼田へ降りる。
森林管理署に国有林内での調査目的用に入林届を提出に出向く。近年はドローン撮影用にも提出する必要があるが、こちらは別業務になるので書類も別に。
が、出掛ける直前になって、別の管轄署に提出した仲間に念の為に確認したところ、昨年から書式が変わっていることに気が付き、慌てて書き直す羽目に。
朝少し早く出て沼田公園に立ち寄ってみたが、桜は満開でちょうど見頃を迎えていた。
春だし、青空バックだったりすると、ついついフィルムシミュレーションにVelviaを選んでしまうとことろだが、今回はCLASSIC CHROMEとACROSSにしてみた。
沖縄・八重山地方の桜と言えばカンヒザクラだが、本州で早咲きと言えばカワヅザクラだ。お馴染みのソメイヨシノに先行すること一ヶ月、静岡や神奈川など暖地では二ヶ月近く早く花を咲かせる。
早咲きではあるが、南関東に比べれば榛名山麓はさすがに一ヶ月遅い。先週の時点ではまだ五分咲き程度といったところ。
フィルムシミュレーションにうっかりVelviaを選択してしまうとけばけばしい感じになってしまって、春らしい淡いパステル調の色合いが台無しなので、春の花にはPRO Neg.かASTIAが良い。
同じバラ科でも梅と桜では撮り方に違いがある。
桜は梅に比べて高木に成長し、花も密生して一斉に咲くので、桜の木そのものを撮るのが定番だろう。
その点、梅は幹があまり高く成長せず、どちらかと言うと枝が水平に張り出し、花の密度も桜ほど高くはないので、広がりのある枝ぶりを強調するように撮るのが良い。
これは桜が主に鑑賞目的の園芸種として植えられているの対し、梅は実を収穫する農産物という側面があって、品種改良の結果とも言えよう。
桜を撮るときは、少し距離をとって望遠レンズで木全体を切り取るように撮ることが多いが、梅の場合は懐に入って広角レンズでガバっと写し込む。
XF10-24は開放だと周辺がやや流れるが、F8まで絞り込むと四隅までしっかり解像してキリッとした写りになる。
東京駅の丸の内側はずいぶんと様変わりしたと聞いていたが、駅前がかなり広くなっていて驚いた。その昔、勤め人だった頃に某物産系商社とかに出入りしたことがあったが、その当時の面影はまったく残っていない。
太平洋戦争の空襲でも焼け残ったという駅舎自体は昔のままなのだろうが、周辺の景観とそう違和感なく溶け込んでいるのは、建造物としてのデザインの優秀さということなのだろう。
最近も丸の内側に降りる機会は何回かあったが、南口から出て日比谷方面に歩いていたので、この変わり様を目にしたのはこの日が初めてであった。
ここも観光スポット化していて、広場で自撮りしている観光客がたくさんいたが、半分くらいは日本語を話してなかったかも。
乾通りをそのまま抜けると北の丸公園に出るが、目的のカットは早々に撮り終わったのと、お昼に八重洲で人と待ち合わせていたこともあって、西桔橋から本丸を抜けて大手門から丸の内へ戻るコースを取った。
乾通りの紅葉は期待したほどではなかったが、本丸内は庭園として手入れされているだけあって、まあまま見頃の色づきが見られた。
江戸城本丸の話を以前書いたが、観光客の会話を聞いていると、明治維新で取り壊されたとか、太平洋戦争の空襲で燃えたとか、結構歴史を知らない人が多いことに気付かされる。
それに何と言ってもインバウンド誘致の成果なのか、とにかく外国人旅行者の多いこと。大陸や東南アジア系が多いのだが、大きなバックパックを背負った白人も結構目に付いた。
週末、所属する研究会の用事でお江戸へ出張。
今年はたまたま皇居乾通りの一般公開初日に当たり、それならついでに写真をお願いと依頼されたため、急遽朝イチで上京。
開場の時間前には坂下門に着いていたが、事前に聞かされていた通りすでに観光客が列をなして並んでいて、抜けるような初冬の都心の青空とは裏腹に、並ぶの大嫌いTM君の気分はここでどんよりw
それでも拙者が皇居から退散するお昼ちょっと前には、皇居前広場の入場待ちはそれこそ長蛇の列でごった返し..DJポリス?が盛んにハンドマイクで叫んでいた..ていて、後ろの都合もあって朝イチに出てきたのは正解であった。
依頼された写真はいわゆる「人混み」なので、ここには逆に人が写ってない奇跡?のカットを掲載。
この秋の台風で塩害の影響が出ていて、例年に比べると色付きは今ひとつというのが周囲を歩いている人たちの会話から判る。
口々に「あまり綺麗じゃないわねぇ」と宣うそこのオバサマたち。紅葉をど順光で鑑賞..乾通りを南から一方通行で歩くので..してはダメですわよ。振り返って逆光の透過光でごらん遊ばせ。
打ち合わせで東毛方面に出張った帰り、そのまま戻るのも芸がないので、赤城山の裾野を辿りながら帰ってきた。
標高で言うと250m付近だが、この辺りも紅葉はもう終盤戦となっていて、サンデー毎日なカメラ親爺たちも被写体を探すのに苦労していたようだ。
南西向きの細い谷筋なので、日中でも日が射すことがなく暗い。
が、いつもの手ぶれ補正ではなく、今回は動画も抑えたかったので、三脚とNDフィルタで長時間露光を試みた。