カテゴリ : 写真・カメラ

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ビデオチームの仕事仲間がソニーのα7Rを買ったので早々に使ってみた。あの小ささでフルサイズ、しかもEマウントのみならずMETABONESのアダプタをかませばEFレンズも使えると興味津々だったのだが、レリーズ一発目で一気に気持ちが萎えた(苦笑)。

ミラー無いのに何だあの手に伝わるレリーズショックは!キヤノンやニコンに半周は遅れたようなあの前時代的..そう言えばフォルムはAEファインダーを装備したNew F-1そっくりだよね(笑)..な感触、ハッキリ言って写真を撮る気にはならない。ま、どのみち動画用途なんで良いっちゃぁ良いんだけど、やっぱソニーだよねぇ..

で、さらに堂々と前時代的な容姿を前面に打ち出してきたのがニコン様のDf。その懐かしきFEの如きカメラカメラした趣は、恐らくニコ爺たちのハートをガッチリ掴んだに違いない。かくいう私もニッコールを沢山持っていた今世紀初頭なら間違いなく買っていただろうが(笑)、今どき完全エレキカメラで動画も撮れないなんてまったく眼中になし。

それでも今朝の新聞広告に、その工業的文化遺産の如き郷愁の漂う立派な軍艦部が写っていたのでしげしげと眺めたが、そこじゃねぇだろう露出補正ダイアル!と思わず紙面にツッコミを入れてしまった。どう考えてもモードダイアルと位置逆。形から入った入ったカメラはやはり形で終わったか..

20131128

赤城高原から約100km離れた八ヶ岳や南アルプスが見通せる季節がやって来た。空気が乾燥してヘイズもなく澄んでいる証拠。遠くまで見えるというのは天狗様観察には最適なのだ。

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微妙なm4/3

2013/10/27

このところレンズマウントの話を続けているが、m4/3(マイクロフォーサーズ)という規格があったのを思い出した。と言いつつ思い出すも何も、動画撮影ではほぼ毎回お世話になっているので、それはもう何とも白々しい話だが(笑)。

余談だが、元々はオリンパスの4/3規格というのあって、後から参入したパナソニックがミラーレスに最適化した互換規格としてm4/3を提唱、軒を貸したら母屋を乗っ取られた的な状況にあるのが現在である。オリンパスがm4/3に集中すると先日発表したことからもそれは明白だろう。

センサーサイズの関係で、いわゆるフルサイズの2倍の焦点距離が稼げるm4/3。例えば300mmの望遠レンズがそのまま600mm相当になるので、望遠系に振りたいという事情があって、そういう意味合いで現時点でベストな規格..ワイルドライフ撮影という実にニッチな世界の話だが..であるが、では未来があるのかといえばそれは微妙かな、という気がしている。

そう、それはこれから4Kの世界が待っているという映像市場の都合に他ならない。解像度が高くなればセンサーがより大きいほうが有利であることは言うまでもなく、フルサイズ>スーパー35>APS-C>m4/3>1インチ>2/3インチ>1/3インチという関係が無条件に成立する。何よりパナは4Kビデオカメラにm4/3を採用することを明言しておらず、実際にはスーパー35..これはほぼAPS-Hに相当する..を採用した試作機を展示しているのだ。つまりm4/3は今のところ2K(フルHD)止まりであり、先行きは不透明なのである。

今のところ、と書いたのには理由がある。ソニーが発売を予定しているFDR-AX1は民生機初の4Kビデオカメラだが、そのセンサーサイズは何と2/3インチなのである。2/3インチでも4Kの情報を取り出せる..しかも聞くところによれば4K(800万画素)はさらに小さいエリアというではないか..のであれば、それより面積比で4倍大きいm4/3でも十分可能だと言える。

何れにせよパナの動向については、ソニーほど事前リークが活発でない..GH3の上位機がm4/3で4Kという噂が最近出てはいるが..ため、まあそれ故先行き不透明という意味なのだが、期待して投資するほど懐に余裕はないので、何となくソニーのEマウント機に傾きつつある昨今なのである。まあGH2を使い始めた時からそう思っていたので、m4/3レンズは3本しか持ってないしね(笑)。

20131027b

台風一過で快晴かと思いきや、今日の赤城高原は冬型の空模様で終日北風ピューピュー。

先日の記事の続き。

先日はニコンを持ち上げたが、実はそんなニコンであっても、ニコン1なるミラーレス機になった途端、キヤノンのEF・EF-Sマウントと同じ状況に陥るというミスを犯している。

ニコンはミラーレス機のセンサーサイズを極端に小さくしたため、ニコン1の専用レンズはFマウントには装着できないのだ。これはニコン・キヤノン両者ともセンサーサイズによる製品の差別化を行って、マーケットを意図的に分けようとしていることに他ならない。

ソニーもαだのNEXだのとブランド分けを進めている段階では同じようなものであったが、ここにきてフルサイズのミラーレス機α7・α7Rを出してきたことで状況は一変。センサーサイズに依らず、Eマウントであればフルサイズ..正確にはFEマウントという呼称らしい..でもAPS-Cでもレンズは相互に装着できて、必要に応じて自動でクロップされる。しかもそれはNEX系のビデオカメラでも同様なので、事実上、写真でも動画でも同じレンズを有効に使い回せることを意味するのだ。

もちろんソニーも以前の一眼レフブランドであるαだと事情はN・Cと変わらず、Eマウントレンズを旧αボディには装着できない。今回の話はあくまでこれから市場に出てくる製品を前提とした話であることを断っておきたい。

しかし、NEXのEマウントが最初に登場した時、誰がフルサイズでも使えると予想しただろうか。NEX-VG900というマーケティング的に成功したかどうか何とも微妙なビデオカメラがあるが、その登場で初めて今の状況を予見できたというものだ。

さて、過去はどうであれ、これからどう使うかという視点に立って見れば、ソニーのE・FEマウント製品群を選択するというのは大いにありだろう。キヤノンのEFレンズ、はたまたニッコールレンズを沢山持っていると嘆くこともない。何しろ市場には両者のレンズ群をEマウントに変換する..しかも電気的に連動する..アダプターが溢れているのだから。

20131024

紅葉撮影に出掛けたいのだが、台風が2つも近づいているとなれば、天候の回復など望むべくもない。さらにこれで大風でも吹いた日には、軒並み葉っぱが落ちてしまうのは必定。今年は県北での撮影は難しいようだ..

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マウント互換

2013/10/23

先日の記事の続き。

で、何を言っているのかといえば、交換レンズの要であるレンズマウントの互換性の話だ。キヤノンのEFマウントはフィルム時代から続く35mmフルサイズであるが、デジタル時代になって登場したEF-Sレンズは使えない。当然のように最近登場したEF-Mレンズも然りだ。何れも装着すらできない..フルサイズレンズの下位互換は可能..という情け無用の仕様なのである。

これがニコンだともう少し融通が効いて、マウントはいわゆる伝統のFマウントに統一されていて、APS-CサイズのDXマウントであってもフルサイズのFXマウントに装着可能で、有効範囲に自動的にクロップされて撮影も可能である。

EFマウントは新旧のレンズとボディの何れの組み合わせでも使用可能であったり、逆にFマウントは装着こそできるが実用上使えない組み合わせがあったりと、それぞれで良い悪いは存在しているのだが、そういった過去のしがらみを捨てて、デジタル時代の未来を見据えて眺めてみると、キヤノンとニコンの関係一つとってもどちらがユーザーにとって利益があるかは、容易い想像のうちである。

少なくても、結果を見越しての使用に制限を加えず、メーカーお仕着せでなくユーザーにその選択権を与えている時点で、これはもうニコンの勝ちと言ってもいいだろう。最初から使えないというのと、エクスキューズは付くがそれなりでも使うことが出来るというのでは、ユーティリティ性は雲泥の差がある。

ちなみにセンサーサイズで自動クロップする点について、キヤノンが実装しないことでニコンの特許を穿つ見方もあったが、後述するソニーのEマウント・FEマウントの関係でも自動クロップは実現されているので、これはもう企業のユーザーに対する姿勢の問題だと考えられる。

と、今日もまた明日に続く..

20131023

雲の中に住んでいるので、終日ガスの中だと思っていると、下界に下りてはじめて下は晴れている、なんて判ることがある。なので仕事仲間にLINEでそっちはどう?とか、配達に来た宅配便の兄ちゃんに下の天気を聞いたりして、随時情報を得るようにしている。

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ソニーの元気

2013/10/22

デジタルガジェットの市場が活況している昨今、日本のモノづくり代表メーカーとも言えるソニーが元気だ。

先般話題にしたDSC-QX100/10のような奇抜なアイデアを製品化してしまう辺りは、いかにも先駆者ソニーらしい企業風土で、率先して市場形成を担おうとする姿勢はさすが世界のリーダーカンパニーである。もっとも、その分売れないと見切るや撤退も早いけど(苦笑)。

このタイミングでこの話題は、当然のことながら先日発表されたフルサイズミラーレス、α7/α7Rがきっかけに他ならず。

以前ミノルタのカメラ部門を買い取った際、ソニーが欲しいのはレンズ製造とレンズ交換式カメラに関する技術であって、決してミノルタユーザーではなかったはずだ。なのでαブランドは、ミラーレス普及に伴い、早晩NEXに統合されるものと思っていたが実際はその逆で、NEX..こっちはビデオカメラブランドになるのかな..がαに統一されてしまって少々驚いた。

まあそんな名称のことより大事なのは中身なのだが、ソニー好きでないことを公言してはばからない私にも、昨今のソニーの動向は無視できない状況にある。というもの、仕事で使うものとはいえ正直何本ものレンズを揃えるのは経済的に辛い。プロアマ問わず、1本のレンズが写真でも動画でも使えるというのはありがたい話なのである。

と、この話題の続きはまた後日..

20131022

今週は台風連発で身動き取れず。スタジオと違って野外撮影はお天道様次第なんで大変..

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写真にしろ映像にしろ、これは一体どうやって撮ったのだろうか、そう観る側に思わせたなら、それは一流のエンタテインメントと言っていいだろう。

VFXのような編集上の技術ではなく、アングルも含めたカメラワークでそれが実現できれば、それがドキュメンタリーというカテゴリであっても、そう異論はないだろう。

クレーンで釣ったりヘリで空撮してみたりと、昔から様々な撮影技術が考え出されてきたが、それら特機のような大げさなものでなくても、小型で高性能なカメラが出現したことで、コストをかけずに大胆なアングルでシーン演出することが可能となった。

GoPro HEROシリーズなどはその先鞭をつけた代表的なカメラだが、PVとはいえ率先してメーカー自身そのソリューション的な映像を配信しているあたりは、さすがだといつも感心している。

これは先日発表された新型モデルHERO3+のプロモーション映像で、既視感もあってどう撮っているかなど手の内はすでに判り切ってはいるが、それを差し引いてもエンタテイメントとしては尚秀逸だと思う。

カットのつなぎも素晴らしく、観ていて良い勉強になるしね。

20131003

今日は昼頃から風が強くなって予定していた外ロケは中断。

その帰りに村内で道を横切るカモシカに遭遇したが、親子だったせいか珍しく撮影前に足早に逃げられてしまった。

ソニーの新製品でもう一つ気になるのが、民生品向けハンディカムでは初の4KカムコーダーとなるFDR-AX1だ。デジタルシネマ向けではすでにPMW-F5やPMW-F55などがあるが、何れも業界向けの高価な業務用機器だ。NEX-FS700なら外部レコーダーで4K撮影できるという向きもあろうが、そもそも外付けレコーダーなんてものは過渡期の製品(足らない機能を補うという意味で)であって、私のようにフィールドでワンマン撮影するものにとっては無用の長物である。単体で4K撮影・記録できることに意味があるのだ。

FDR-AX1の解像度はシネマの4096×2160(いわゆる4K2K)ではなく、3840×2160(16:9)である。これは放送を含めテレビでの再生を前提にしているためで、恐らく今後のスタンダードになるだろう。例えばEOS-1DCはシネマカメラに当たるため前者にカテゴリーされる。

FDR-AX1のベースは、細かい仕様の違いはあるがHDR-AX2000らしい。そして4K60p(2160p)の150Mbpsという、それまでの民生動画の世界からは考えられない膨大なデータを転送するのに、ネックとなるのが記録メディアであるが、FDR-AX1では64GBのXQDカードに最高解像度で約50分記録可能とのことだ。

記録フォーマットはXAVCの拡張版であるXAVC Sで、ファイル形式はMP4(MPEG-4 AVC/H.264 Long GOP)となる。これは最近のデジタル機器との親和性を考えてのもので、民生機ならではと言えるだろう。4Kの圧縮コーディックとしてXAVCが業界標準と決まったわけでないが、折しも次世代HDMIとして1本のケーブルで4K/60pを伝送可能とするHDMI2.0が公開された。業界をリードするソニーが民生機にまで手を打ったことで、追随するメーカーがすぐに出てくるであろう。

さて、ニュースリリース読めば判ることをダラダラと書いてしまったが、とにかくFDR-AX1は単体で4K撮影が完結することに意味がある。そしてセンサーは1/2.3型のExmor R CMOS。と、ここまで書けば私と同じ方向性の人にはすぐ判ろう。そう、次に期待するのはレンズ交換可能なモデルだ。どうだソニーさん、それを出してくれたら主義主張を変えてもいいぞ(笑)。

20130906

今年も花豆が良い感じ。収穫は月末くらいかな。県内には花豆のスイーツがいくつかあるが、旧六合村の道の駅六合や、尾瀬の山小屋や大清水の休憩所で販売している花豆ソフトが旨い。六合と尾瀬、濃厚さでは若干尾瀬が上回って、私としては好みかな。

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私はソニーというメーカーはあまり好きではないが、映像に関わる仕事をしているとどうしてもソニーの製品を見て見ぬする訳にはいかず、何とも悩ましいところである。が、そんなソニーが発表した新機軸の製品はなかなか興味深い。

DSC-QX100/10は見た目だけなら小型の交換レンズだが、円筒形のそれ自体だけで撮影可能であり、それ以上のカメラコントロールが必要なら、スマホとペアリングして使えるというシロモノだ。スマホに専用のアタッチメントで取り付け、コンパクトカメラのように使うも良し、離しても近距離ならNFCで制御可能というのは、スマホの利便性をよく活かしていると思う。

リコーにGXRというユニット単位でレンズやセンサーなど交換可能なコンパクトカメラがあるが、いかにもカメラメーカー的な発想であって、市場に広く受け入れられている製品ではない。しかし、ソニーが同じような製品(カメラ側の視点で見ての意)を作ればこうなるという良い見本なのが、今回のDSC-QX100/10だ。GXRは閉じた世界で発展性も将来性も展望が開けないが、DSC-QX100/10が連携するのはスマホやタブレットなど成長著しい分野の製品である。しかもソニーは今のところスマホの国内シェアではトップ(国内メーカーで)であり、センサーなど関係するデバイスの供給元でもあるのだ。

しかも、DSC-QX100/10はすでにベースとなるカメラ専用機が先行して発売されているので、製造コストについてはかなり抑えられると想像できる。ソニーはRX1という35mmフルサイズセンサーのコンパクトカメラを作っているが、センサーはα99やVG900と同じもので、これとて手法としては同様だ。

携帯電話やスマホにカメラ機能が付いたのは今に始まった話ではないが、スマホに高性能なカメラが装備されれば、写真を撮るしか能のないコンパクトカメラなど、市場から駆逐されてしまうのは明らかだ。写真文化を守るとか何とかつまらないメンツに拘る老舗のカメラメーカー(どことは言わないがCとかNとか、ね)にとって、家電メーカー(ソニーを家電メーカー側に含めるのは語弊があるが)の繰り出す新しい方向性のジャブは、そう遠からずジワジワと効いてくるだろう。

という状況にあって、キヤノンが春先に出したPowerShot Nや、先日発表されたiVIS mini(コンパクトカメラではないが)辺りも、ポストコンパクトカメラを見越した製品といえるかもしれない。

さて、デジタル一眼にもWi-Fiでスマホと連動する機種が増えているが、DSC-QX100/10のほうがGoProなどと同様に色々アイデア次第で遊べそうだ。レンズとセンサーの仕様からしても、十分仕事にも使えそうな気がしている。

20130905

話題にしたのでスマホで撮影した画像でも載せておこう。いまやスマホにまで裏面照射型のセンサーが組み込まれ、こうして見ると用途によってはもう十分というところまで来ている。

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先日はC社ブランニューの70Dをキラーモデル(正確にはその新型AFだが)と持ち上げたが、C社にはもう一つ、そのスジのワイルドライフを撮影する者にとってのキラーモデルがあったのを思い出した。それは出る出る詐欺まがい状態からようやく日の目を見た、EF200-400mm F4L IS エクステンダー 1.4xである。

ワイルドライフ撮影といってもそりゃ千差万別なので、すべてに対応するという意味ではもちろんない。エクステンダー内蔵と言ってもたかだか560mm足らず、とても1km・2km先の天狗様を狙えるわけではない。ここで想定するのは、例えばアフリカやアラスカ辺りで大型獣を撮影するようなシチュエーションだ。

砂塵舞う原野でのレンズ交換が、センサーゴミとして命取りになるというのは、サバンナで撮影したことがあるものなら誰でも知っている。航空会社の荷物預かりの規制が厳しくなって、何本ものレンズ機材を海外に持ち出すことが困難なことは、海外取材に出かけるものにはとって自明の理だ。その昔、70-200にサンニッパとゴーヨンゴをバックパックに詰め込んで、空港のイミグレで右往左往していたのが懐かしい。

EF200-400mmは、N社が先行して同レンジのズームを出しており、フィールドスポーツ系の報道分野で重宝がられているのは業界では有名である。後追いのC社は十分リサーチの上で製品化したとみえ、エクステンダーを内蔵するというギミックを搭載してきた。エクステンダーを内蔵すること自体、実はENGカメラ用の業務用レンズでは特に珍しいことではなく、業務用レンズを多数製造しているC社にとっては、むしろお家芸といってもいい。写真用レンズならその昔、FD1200mm F5.6Lという超弩級レンズがあって、それがエクステンダーを内蔵していたのを憶えている。

レンズ交換することなく、1本でフルサイズ系なら200mmから560mm、APS-Cなら320mmから900mmをカバーできるというのは、そのスジのカメラマンにとっては便利この上ない。画角をクロップできればそれでもいいが、ファインダーが狭くなるなどの弊害もある。MTFを見る限り、エクステンダー組み込みによる画質低下は最小限に抑えられていると見ていい。それどころか、外付けのエクステンダーを別途装着することさえ想定されているのが驚きだ。

久々に欲しい、いや必要なレンズとして、EF200-400mmは目下赤丸急上昇中である。で、問題はその価格。もちろんその焦点域すべてのレンズを揃えるのに比べれば安いもんだが、それでも軽自動車1台が買える値段ともなれば、投資に見合うか否か、よくよく算盤はじいて皮算用しなければ..

20130705

鳥の糞でも付いているのかと思ったら、ゾウムシの仲間のようだ。ちょっと調べた限り、マダラアシゾウムシ辺りが近いようだが、正確にはよく判らない。

理想的なAF

2013/7/4

C社の某5の2が先鞭をつけたデジタル一眼カメラでの動画撮影だが、その後はもう百花繚乱状態でなかなか買いどきが難しい状況である。N社のほうが早かったという人もいて実際そのとおりなのだが、アレはN社的には暗黒史としたいところだろうなぁ..

話を戻すが、仕事柄よく機材購入のアドバイスを求められるのだが、黎明期と違って現行機はフルハイビジョン撮影ならもう似たり寄ったりの域に達しており、ハイスピード撮影だの4Kだのと飛び道具を求めない限りは、贔屓のメーカーの製品を買うのがベストだと答えるようにしている。

それまで使ってきたレンズ資産をわざわざ変えてまで、CからNへNからCへ(もちろんSとかPもありね)、などと鞍替えするほどのキラーモデルは無いと言っていいだろう..というのがつい最近までの考えだったのだが、ここにきてその考え方が少々ひっくり返りつつある。

そう、先日発表されたC社中級機ブランニューの70Dだ。サンプル映像を見たが、驚いたのはそのライブビュー撮影時のAF挙動である。液晶にタッチしたエリアに、ほとんど迷いなくスーっとピンが来るのである。あの合わせつ戻りつしながら少しずつピンを合わせに行く挙動が皆無なのである。動画はMFだ!などという古めかしい考え方が一瞬で吹っ飛んでしまったのだ。AFはあくまで補助的なものだを通り越して、AFが使えないならMFで補うという、まさにスチル写真の世界で四半世紀前に起きたαショック(若い人は知らねぇだろうなぁ)的なものを感じた。

スチル写真は一気に素早くピンがくるのが理想だが、動画では全くその必要はなく、どちらかと言えばゆっくりスムーズにピンがくるのが正しい。しかもそこにピンを合わせているという一切の無駄な挙動は必要ないのだ。その点、70Dに搭載された新型AFは、まさに動画撮影には理想的なものと言えよう。これからレンズ交換式のデジタル一眼で動画撮影をしたいがどの機種が良いかと尋ねられれば、今は70D以外ないと答えざるを得ない状況に変わった。

ちなみに件のデュアルピクセルCMOS AFは、ミラーの光束でなくセンサーそのものを位相差式に使うという逆転の発想で、まさに撮像センサーというデジカメの中核をなすキーデバイスを製造するメーカーならではの技術だ。今回はタイミング的に中級機に載せてきたわけだが、当然気になるのはその次の一手だろう。年内には恐らく7Dの後継機が出ると思われ、当然それにも新型AFは乗るだろうが、個人的に予想、と言うか希望はCINEMA EOSへの搭載だ。特にC100の後継機には是非欲しいところ。

CINEMA EOSのC300やC500は、多人数参加型の撮影で使われる機種であり、専任のフォーカスマンやディレクターなどがフォーカスを担当するのでAFは必要ない。使い物になるAFを本当に必要とするのは、ワンマンオペレーションでの運用が想定されるC100クラスなのである。今回の新型AFが、EOSの10万そこそこの中級機に載せられてきたという事実からしても、C100の後継機にデュアルピクセルCMOS AFが搭載されるのはそう無理からぬ想像だと思う。

などと要らぬ夢想をしていると、この春先にXLH1からC100にスパっと切り替えた(切り替えさせた?)うちのビデオマンたちの、恨めしそうな顔が夢に出そうで怖い(苦笑)。

20130704

仕事が立て込んでなかなか山に行けない日々が続いており、そろそろ禁断症状が出始めている。ふと林床で鎌首もたげる姿を眺めつつ、は虫類の品揃えも考えなくては..などと考える昨今である。

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