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E-M1Xが業務用カメラとして有用な理由の一つはそのダストリダクション性能だ。

いわゆるセンサーのゴミ取り機能を最初に搭載したのがオリンパスで、いわばその筋のパイオニア的な存在である。ダストリダクション性能が優れているのと同時に、センサーにゴミが付着しづらいコーティングが施されているようだ。

レンズ交換式カメラの宿命とも言うべきセンサーに付着するゴミ。それは外部から侵入するホコリであったり、カメラ内から発生するゴミであったりと発生源はいくつか考えられるが、その存在に気が付かずに撮影に及んでしまうと、撮影後にレタッチで消すという非常に厄介な手間が発生する。

風景写真などで背景が込み入ってる部分だと気が付かないこともあるが、それが空だったり水面だったりすると非常によく目立つ。特に後者の場合はレタッチで消すのも面倒極まりない。

ましてやコマーシャル系案件で物撮りした商品や人物だったりすると、お金に直結するだけにそれはもうやたら神経を使う作業となること請け合いだ。

その昔、鳴り物入りで登場した初代35mmフルサイズEOS 5Dに飛びついたが、これがまたゴミがよく付着し、そしてよく目立つので、撮影後にチマチマとゴミ取りレタッチするのが日課で苦労したものである。

その点、マイクロフォーサーズはセンサーが小さいので余計にゴミが目立たないという面もあるが、埃っぽい野外でレンズ交換など頻繁に行う割に、E-M1X..オリの他のカメラも恐らくこの点では同じ性能だろう..の撮影画像にゴミが付いていたことは今のところない。

つまり、撮影後に余計な手間がかからないという点で、業務用カメラとして安心して運用できるというわけだ。

OM-D E-M1X / M.ZUIKO DIGITAL ED 300mm F4.0 IS PRO + MC-20

今日は庭に珍しくアオゲラが来ていたが、残念ながら窓辺で見張っていたネコさまに飛ばされてしまったw

午後にネコが昼寝している間にアカゲラがやって来たので、今度は1200mm手持ちで撮ることができた。

E-M1Xが業務用カメラとして有用な理由の一つはその防塵防滴性能だろう。

メーカーは一応IPX1まで保証としているが、プロモーション映像を見る限りそのレベルで収まる防滴構造でないことがよく分かる。

昨年の夏にスポーツイベントで夕立にやられたが、一時的とはいえ土砂降りの雨中で何の問題もなく使用できており、ほぼ防水と言っても差し支えない性能..あくまで個人的な判断..と見ている。

特にレンズ交換式カメラの場合、ボディだけで防滴構造は謳うことは叶わず、レンズ側にも相当の性能が必要になる。プロ用と言えば某C社のEOS-1D Xが挙げられるが、カタログで防塵防滴性能を謳うもIPXでは表示できないのはその辺の大人事情があるからだ。その点で、ED12-100PROやED300PROなどPROレンズを使う限り、E-M1Xの防滴性能は他社に比べても相当に高い。

実際のところ、企業向けのコマーシャル撮影を外ロケする時点で雨天となれば、それを意図しない限りわざわざ雨中での撮影続行は稀だが、スポーツでも観光でもイベントものは台風やゲリラ豪雨でもない限り催行されることが多いので、業務用機材の防滴性能が高いことに越したことはない。

以前、フィルム時代含め仕事はEOSを使っていて、正直なところ雨中で使用不可になったことはないのだが、この手のものは安心を買う保険のようなものなので、いかなる荒天下でも必ず撮れるという耐候性能はどんなに高くても困ることないのだ。

OM-D E-M1X / M.ZUIKO DIGITAL ED 8mm F1.8 Fisheye PRO

例年、積雪期になるとシカをほぼ見かけなくなるのだが、小雪の舞った朝早くにシカが歩いた跡が残っていた。そしてこれもまた暖冬の影響ということになろうか。

しかも猟期だと言うのに農道のど真ん中を悠然と歩いている辺り、実に堂々としたものである。まるで日の出前なら撃たれないことを承知しているかのような行動だ。

初オリ

2020/1/17

夏休みにバイトした金で初めてカメラを買う際、予算の都合で最初に候補になったのがオリンパスのフィルムカメラOM-10であった。

Outdoorや創刊直後のBE-PALなど..この頃のカメラ雑誌は同じく創刊直後のCAPAくらいしか読んでなかった..当時のオリンパスの雑誌広告が、栗林慧氏宮崎学氏、それに嶋田忠氏ら若きNPSのメンバーを採用しており、野生動物を撮影したいと考えている少年少女の心をざわつかせるには十分な見せ方だったのである。

レンズ交換式の一眼レフカメラはボディだけ買っても何もできず、撮影対象に合わせたレンズが必要になるので、学生の身分ではそこまで考えると予算が少々足らなかったので、写真入門機として安かったOM-10が筆頭候補だった。

が、写真の師匠でもある幼馴染みの友人が望遠レンズを譲ってくれる..マウント換装可能なタムロンのアダプトールシステムだった..ことになり、ボディは当時イケイケで人気のあったキヤノンAE-1を予算満額で手に入れ、その後EOSを経て30年近くキヤノンを現役で使うことになった。

FUJIFILM X-T3 / XF16-80mmF4 R OIS WR / CLASSIC CHROME

ということで、手に入れてからかなり時間が経ってしまって今更感あるがw、昨年の夏前から使い始めているE-M1Xは、40年近くの縁?を超えた個人的に初のオリンパスのカメラなのである。

さらに言えば、写真撮影用として初のマイクロフォーサーズ機..パナで動画撮影用にすでに10年の実績がある..という側面もあったりする。

そもそもE-M1Xは撮影業務用に手に入れた経緯があり、チーム内のワークフローの調整で突発的に撮影案件が入ることもあって、レンズ・ストロボともども撮影機材一式ほぼ車に積みっぱなしであった。

例年のことで、冬前から業務内容がバックオフィスにシフトし、夏くらいまではまた撮影は専門チームに任せることになるので、車載専用の任を解除してストックフォト用の素材撮影によく持ち出す状況である。

昨日のハイレゾショットも一つの理由だが、なぜE-M1Xが撮影業務に適しているのかはまあ追々。なんて言っているうちにどうもE-M1 Mark IIIの噂も出始めているがw

OM-D E-M1X / M.ZUIKO DIGITAL ED 30mm F3.5 Macro

雪が少ないのは既報の通りだが、そもそも厳冬期とは思えない気温の高さがある。ピキーンする厳しい冷気を感じることがないので、そりゃ雨も降るよなという感じだ。

それでも今朝はそこそこ冷え込んだが、例年だと氷点下10℃を下回ることもザラなこの時期にしては何となく拍子抜けである。

パナのG9 ProとオリのE-M1系は通常より高画素で撮影できるハイレゾモード..オリではハイレゾショットと呼ぶ..が搭載されている。

手ブレ補正ユニットを利用してピクセル単位でセンサーを動かし、複数枚の画像をコンポジットして高解像度画像を得るというギミックで、昔気質のカメラ親父やフルサイズ命みたいなカメラヲタには敬遠される筆頭の機能ではあるが、個人的には新しい技術になんの抵抗もないので、G9 ProとE-M1Xのハイレゾモードは仕事では便利に使わせてもらっている。

特に8000万画素相当のハイレゾモードでは、リアル高画素機に比べてモアレがないなど特筆すべき点もあり、仕事仲間のα7R系よりは高画質な画像を得られることが判っている。

ただ、被写体が動いている場合はイマイチとか、撮影直後に後処理でダンマリになるとか、三脚が必須とか、実戦では制約が多いのも事実なので、常に高画素が必要の場合は素直に35mmフルサイズの高画素機を使ったほうが良いのは自明の理だ。

その点で、オリのE-M1Xには5000万画素という制約がある..三脚ハイレゾならPCのRAW現像時に8000万画素が可能..ものの、三脚要らずの手持ちでハイレゾショットが使えるようになっているのが一つの特徴である。

手持ち撮影でハイレゾショットが使えると、動いていないことが前提で生きものの撮影にも十分使えるので、余裕があればもう1枚をハイレゾショットで押さえておくことができて便利である。

一般的な印刷物であれば画素数など2000万画素でも多いが、5000万画素あると自在にトリミング可能になるので、出力行程の編集まで考えると使い勝手が良いのだ。

OM-D E-M1X / M.ZUIKO DIGITAL ED 12-100mm F4.0 IS PRO / 手持ちハイレゾショット

オリジナルを拡大してみると10km離れた沼田市街地の家々の窓枠まで解像し、建屋の看板も読み取ることができる。

Webページではハイレゾショットの恩恵を受けることはないが、手持ち撮影で5000万画素相当がキッチリ解像しているのは何とも気持ち良い。

E-M1Xの場合、特にED12-100 PROとの組み合わせでは、ブレを恐れること無く手持ちでハイレゾショットがガンガン使えるのはスゴイね。

OM-D E-M1X / LEICA DG VARIO-ELMAR 100-400mm F4.0-6.3 ASPH. POWER O.I.S. / 手持ちハイレゾショット

約60km離れた浅間山のモルゲンロート。通常撮影ではボヤけている山肌のひだが、ハイレゾショットではハッキリと解像しているのが判る。この辺りはさすがに高解像度画像の威力と言えよう。

ちなみにE-M1Xの手持ちハイレゾショットはパナのレンズでも有効である。

戦々恐々としていた大掃除も先日片付き、朝から良い天気なので山へ出掛けたい気分で盛り上がっていたが、夏にクラウドファンディングでプレッジしておいたカメラバッグが年内ギリで無事届いたので、早速機材など試しで詰め込んで感触を確かめた。

iPhone 11 Pro

カメラバッグはなかなかコレといった製品に巡り合うことがないのが悩みのタネ。

特にバックパック型のタイプは、機材は収納できるが防寒着やら食料などそれ以外、だけど野外活動では絶対に必要なものを収納するスペースがない帯に短したすきに長し的な製品ばかりであり、余程自分で企画して作っちまおうかと何度考えたことか。

カメラ1台にレンズ2〜3本程度なら山用のザックに衣類に巻いて仕舞えば間に合うが、観察道具とビデオ撮影用の機材をアクティブ且つシステム的に携行しようとすると、途端にハードルが高くなるのである。

今回は米のワイルドライフ系カメラマンのサイトで情報を察知し、動画で事前サンプルも見ることができたので、「コレだよコレ!さすが分かってるねぇ!」と意味不明な自画自賛?で直感して購入した次第。

クラウドファンディングの性質上、一般にはすぐには市販されない..プレッジした人にデリバリーするのに来春まで掛かるという話だった..ので、しばらく使い込んでみてから何れモノは紹介したい思う。

久しぶりにカメラバッグでは良い買い物をさせてもらったぞ。

FUJIFILM X-H1 / XF60mm F2.4 R Macro / Velvia

今朝は氷点下5℃まで下がってこの冬一番のモルゲンロート。先日の積雪もイイ感じである。

日本カメラ財団が選定する「その年の」歴史的カメラが発表された。

この手のものは「誰が」選考するのかで評価が決まるので、カメラ雑誌のフォトコンテスト同様に絶対に普遍的にはなり得ないことを頭の片隅に入れて見るべきだろう。その内容にオヤっ?と思う選出となるカメラがあっても、それは貴方自身の問題なので概ね気にしないように。

今年の選定カメラは以下の7台(並び順は発売日順)だった。

  • OLYMPUS OM-D E-M1X
  • RICOH GR III
  • Panasonic LUMIX S1R
  • RICOH THETA Z1
  • FUJIFILM GFX100
  • SONY α7R IV
  • SIGMA fp

それぞれの財団の選定理由はそちらを見てもらえばわかるので割愛するが、歴史的という言葉をどう捉えるかがズレている気がしないでもない。

まず少なくてもGR III、THETA Z1、α7R IVの3機種は先代モデルからの順当なスペックアップでしかないあまり面白みのないカメラなので、2019年において歴史的と判断できるとは思えない。

つぎにE-M1Xだが、これは小型軽量カメラの開発を社是とするオリンパスにとって、こんな巨大なカメラを世に送り出してしまった点で、同社にとっては確かに歴史的wだろうが、市場においてはほぼ無視されるレベルのものだろうね。

その点、3社によるアライアンス事業という新たな業界の動きを創出したS1R、レンズ交換式の民生品カメラでは世界初となる1億画素センサー搭載のGFX100、レンズ交換式では世界最小の35mmフルサイズシネマカメラとなるfpについては、2019年において歴史的と評するに相応しいと思われるぞ。と、以上は拙者のあくまで独断であることご了承いただきたい。

ではこの中からどれを手にしたいか?と問われれば、レンズ交換式カメラを初めて手にするならS1R、一億円持っていればGFX100ローガンが無くなればfpといったところだなw

FUJIFILM X-H1 / XF55-200mm F3.5-4.8 R LM OIS / CLASSIC CHROME

今年もたくみの里(みなかみ町)に天狗様の巨大わらアートが登場したので、銀稜の仙ノ倉山バックに記念撮影。

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量販店の店頭でEOS R用の新型85mm F1.2を見たが、その昔に同社FD85mm F1.2Lを持っていた身からすると、何かの冗談かと思うようなその巨大さに驚いたw

EOSのRFレンズに限った話ではないが、昨今のミラーレス用35mmフルサイズの交換レンズは、ミラーが有った頃の反動なのかどれもこれも大きくて重いものが多い。そこまでしても35mmフルサイズが良いのか、よくぞ世の中のカメクラ達は大きさ・重さにめげないものだと感心する。

それでもEOSはAPS-C専用のMがある..ここはソニーも同じ戦略だ..ので、小さなカメラ・レンズのシステムが使いたければまだ選択肢はあるが、ニコンZはAPS-Cセンサーでも巨大なZマウントを使わせるつもりらしい..Z50の巨大なマウントはアンバランスでしかない..ので、もう完全にビギナークラスの購買層を捨てた感ありありだ。

話題のシグマfpは35mmフルサイズでも小型を実現しているが、肝心の交換レンズはセット販売の45mmを除けば他社同様どれも巨大なものばかりなので、28mm・85mm辺りの画角で45mmと同じテイストのレンズが出るとさらに売れ事うけあいだろう。

ちなみにパナのS1はボディのほうが群を抜いて巨大だが、パナはマイクロフォーサーズの商品群をラインナップしているので、上位・下位でレンズの共用ができない点含めて状況はEOSと同じと言えるだろう。

OLYMPUS OM-D E-M1X / M.ZUIKO DIGITAL ED 300mm F4.0 IS PRO + MC-20 / ISO3200

ちょっと前までは結構見かけたカケスも、さらに標高の低いところへ移動したのか、このところめっきり数が減ったようだ。

恐らく今見掛けるのは通年を通して生活している個体であって、賑やかに群れをなしていた連中は一時的に滞在していただけなのだろう。

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スマホで十分

2019/12/8

週末は所属するグループの集まりに参加のためお江戸へ。仕事も含め今年はこれが最後の上京かな。

iPhone 11 Pro

街並みをiPhoneで適当にスナップ撮影してみたが、こういう撮り方ではもはやデジカメ専用機は要らんなという印象。

スマホで十分という意見を裏付ける結果だが、特にiPhone 11 Proの超広角の威力は凄まじい限り。

ソニーがウォークマンの40周年記念モデルをスペシャルパッケージとして予約販売しているが、これが注文から3ヶ月待ちということで話題のようだ。

ウォークマンの40周年記念モデル(NW-A100TPS)

何が話題かと言えば、初代ウォークマン(1979年発売)の往年のカセットプレヤーを彷彿とさせるギミックがなかなか凝っているのである。

再生が始まるとスクリーンセーバーが起動するのだが、それがあたも同社ブランドのカセットテープが回っているかのようなアニメーションで、専用のカバー..これがまた初代と同じデザインで泣けるw..を装着して閉じても小窓からそのアニメーションが見えているという凝りようなのである。

今どきの人はスマホやiPodなどフラッシュメモリの音楽プレイヤーということになろうが、昔はカセットテープに楽曲を録音して聴いたもので、拙者などは初代ウォークマンのリアル世代なので、まさにドンピシャといったターゲティングになる。

で、これが何かに似ているとピンときた人がいると思うが、そう、フジのX-Pro3の背面サブモニターに表示されるフィルムパッケージモードのあのギミックである。

どちらもその時代をリアルに知らないと何の感動もないが、両社ともわざわざそのニッチにターゲティングしてきている辺り、SNSでイイねをもらうことしか頭にない金のない若いもんより、小金を溜め込んでノスタルジーに浸れる余裕のある中高年を狙って攻めることを良しとしている証である。

それに倣えば、業界3位転落で危うきナイコンこそノスタルジーという過去の資産に臆面なくすがるべきで、ソニーやキヤノンに対抗して製品を開発するのではなく、往年の日本光学製フィルムカメラテイストの王道で製品を出すほうが、小金持ちニコ爺たちのハートを撃ち抜けると思うがこれいかにw

分かりやすく言えば、KAWASAKIがZ1のレプリカっぽく出しているZ900RSや同W1タイプのW800のように、例えばニコンFやF2といったあのフォルムでサイズ感そのままに、ミラーレスでFマウントが装着できる仕様にするなどだ。最近出たZ50のサイズを見る限り、FやF2を再現することができそうだしね。

各社で似たようなカメラを出してももはや売れるパイは限られているので、各社各様でオリジナリティを発揮するほうがユーザーもメーカーも幸せになれそうに思うのは拙者だけではあるまい。

FUJIFILM X-T3 / XF16-80mmF4 R OIS WR / CLASSIC CHROME

朝は氷点下が定着してきたが、日中はそこそこ気温が上がるので、先週末の雪などとっくに解けてしまった。

予想では今冬は暖冬傾向が強いという話なので、恐らく雪が多いと予想。実際この秋はワクサ(カメムシ)がやたらと多かったし。でも平成26年豪雪のような山麓部でもm超えというのは勘弁してほしいけどねぇ..

しかしテレコンも良し悪しで、予期しないシチュエーションでは足かせ以外の何者でもない、という場面に先日出くわしたばかり。

ロケ立ち会い中にカラ類の混群が姿を見せたので、手持ち無沙汰解消目的で抱えていたE-M1XとED300/4 PRO+MC-20で樹上のエナガなど狙っていたところ、すぐ目の前にキクイタダキがいるのを発見。

35mmフルサイズ用の超望遠レンズなら最短撮影距離が4m以上なんてザラのところ、ED300は1.4mの近接能力なので、1200mm相当ならそれこそ等倍のテレマクロも可能なのである。

が、少しもじっとしていないキクイタダキ相手に1200mmを近接で振り回してもそれは無謀というもので、まあほぼ被写体ブレとピン甘のオンパレード..さすがにAFは諦めてMFだったので..でガックシであった。

こんな時はすぐにテレコン外して600mmで狙うべきだったが、キクイタダキの可愛さに思わず我を忘れてしまったw

OLYMPUS OM-D E-M1X / M.ZUIKO DIGITAL ED 300mm F4.0 IS PRO + MC-20

辛うじてピントが合って..でも甘いけどね..手ブレなし被写体ブレなしのカットw

それにしてもキクイタダキに出会ったのは久しぶりで、ここ10年くらいは見てなかったかも。それが撮影ともなると記憶にあるのは四半世紀前ぐらいの、それこそフィルム時代だったはずだ。

カラ類の混群自体はこの季節から春まではよく目にしているので、恐らくそういった中に今回のように紛れているのだろうが、あまり鳥を真面目に観ていないこともあって、どこかで見逃しているのだろうなぁ。

もう少し真面目に生きものの動きには目を配らんといかんなぁ..