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しかしテレコンも良し悪しで、予期しないシチュエーションでは足かせ以外の何者でもない、という場面に先日出くわしたばかり。

ロケ立ち会い中にカラ類の混群が姿を見せたので、手持ち無沙汰解消目的で抱えていたE-M1XとED300/4 PRO+MC-20で樹上のエナガなど狙っていたところ、すぐ目の前にキクイタダキがいるのを発見。

35mmフルサイズ用の超望遠レンズなら最短撮影距離が4m以上なんてザラのところ、ED300は1.4mの近接能力なので、1200mm相当ならそれこそ等倍のテレマクロも可能なのである。

が、少しもじっとしていないキクイタダキ相手に1200mmを近接で振り回してもそれは無謀というもので、まあほぼ被写体ブレとピン甘のオンパレード..さすがにAFは諦めてMFだったので..でガックシであった。

こんな時はすぐにテレコン外して600mmで狙うべきだったが、キクイタダキの可愛さに思わず我を忘れてしまったw

OLYMPUS OM-D E-M1X / M.ZUIKO DIGITAL ED 300mm F4.0 IS PRO + MC-20

辛うじてピントが合って..でも甘いけどね..手ブレなし被写体ブレなしのカットw

それにしてもキクイタダキに出会ったのは久しぶりで、ここ10年くらいは見てなかったかも。それが撮影ともなると記憶にあるのは四半世紀前ぐらいの、それこそフィルム時代だったはずだ。

カラ類の混群自体はこの季節から春まではよく目にしているので、恐らくそういった中に今回のように紛れているのだろうが、あまり鳥を真面目に観ていないこともあって、どこかで見逃しているのだろうなぁ。

もう少し真面目に生きものの動きには目を配らんといかんなぁ..