ガードレールの鳥
この冬は暖冬ということで、北部山域を除けば県内各所で積雪が少ないため、スノーシューの世話にならずに林道をアプローチできるのはありがたい。
ただ、この少雪が春以降にどんな影響を及ぼすのか何とも不安ではある。水不足はある程度想定..でも下流域の人たちの話だけどね..したとしても、天狗様含め野生の生きもの界隈には未知数だな。
何となくそれぞれの色合いにマッチしたガードレールが微笑ましいw
ミソサザイが散発的にさえずっていたが、これは春の歌になるのだろうか。
この冬は暖冬ということで、北部山域を除けば県内各所で積雪が少ないため、スノーシューの世話にならずに林道をアプローチできるのはありがたい。
ただ、この少雪が春以降にどんな影響を及ぼすのか何とも不安ではある。水不足はある程度想定..でも下流域の人たちの話だけどね..したとしても、天狗様含め野生の生きもの界隈には未知数だな。
何となくそれぞれの色合いにマッチしたガードレールが微笑ましいw
ミソサザイが散発的にさえずっていたが、これは春の歌になるのだろうか。
AF性能に関して、EOS-1やF5を使っていたフィルム時代はそれなりに拘っていたが、現在は基本的にシビアな精度を求めるような被写体を撮ることは稀なので、まあ並に合焦してくれればそれで良しとしている。
その点でE-M1Xは並以上で、パナのG9 PROとそう大差ない感じではある。むしろAFスピードよりも暗所での合焦精度が気なるところだが、低照度下ではセンサーサイズがそのまま影響するので、どうあがいても35mmフルサイズには敵わないとこの点は割り切りだ。暗い局面ではフジのX-T3のAFのほうが歩留まりが高い。
そんなE-M1Xの飛び道具の一つに、AIの一種であるディープラーニング技術を応用したインテリジェント被写体認識AFというのがある。
モータースポーツ、鉄道、飛行機の分野にまだ限られているが、これらをファインダー内で自動認識して、モータースポーツならドライバー、飛行機や鉄道ならコクピットや運転席にピントを合わせ続けてくれるというものだ。
ただ、残念ながら何れの分野も仕事でもない限りは個人的に撮る対象ではないので、あると便利そうなのがソニーとパナ(S1系のみ)が実現している動物認識AFだろうか。
オリンパスのE-M1系は生きもの系のカメラマンに人気があるようなので、鳥とか昆虫とか他社がやらなそうな生きもの認識をやってくれると面白と思う。今後のファームアップに期待したいね。
頭上を通過すると思っていたオオハクチョウの一群が回りながら目の前に下りてきたので、動体追尾用のカスタムモード(AFターゲットグループ&C-AF+TR)に切り替えてバースト的に連写した。
テレコン付き840mm相当だったが、特に背景に引っ張られることもなく、ほぼ全コマでピンは来ていた。AFがウリのカメラでさすがにこの大きさの鳥を外すことはないだろう。
午前中は2家族だけだったのが午後には10家族ほどに増え、総数は40羽程度までになっていた。さすがに目の前にこれだけいると賑やかなものである。
夕方近くになって風雪が強まるとソワソワしだしたので、じきに飛び立つだろうとは思っていたが、残念ながら帰路はこちらが風下だったので、撮影チャンスは無かった。
オシドリの鳴き声が響く山間の静かな湖沼に立っていると、下流方向からバシャバシャと水をたたく羽音がしたので振り返ると、カワウが飛び立とうとして水面を走ってくるのが見えた。
手にしていたのはE-M1XとED300PRO+TC-20だったが、テレコンを外している時間はないので、カスタムモードをあらかじめ登録してある動体追尾用(AFターゲットグループ&C-AF+TR)に切り替え、LVスーパーコンパネで手ブレ補正モードをS-IS2(縦ブレのみ補正する流し撮りモード)に変更して、そのまま1200mmで流し撮りを試みた。
まだ日が昇りきっておらず尾根陰で暗かったので、F8では必然的にスローシャッターになるだろうという読みはあったが、S-IS2モードが十分機能しているのが分かる。
E-M1XとED300PRO+TC-20の組み合わせなら、1200mmという超望遠でこんなこともできちゃう、かもw
E-M1Xが業務用カメラとして有用な理由の一つはそのダストリダクション性能だ。
いわゆるセンサーのゴミ取り機能を最初に搭載したのがオリンパスで、いわばその筋のパイオニア的な存在である。ダストリダクション性能が優れているのと同時に、センサーにゴミが付着しづらいコーティングが施されているようだ。
レンズ交換式カメラの宿命とも言うべきセンサーに付着するゴミ。それは外部から侵入するホコリであったり、カメラ内から発生するゴミであったりと発生源はいくつか考えられるが、その存在に気が付かずに撮影に及んでしまうと、撮影後にレタッチで消すという非常に厄介な手間が発生する。
風景写真などで背景が込み入ってる部分だと気が付かないこともあるが、それが空だったり水面だったりすると非常によく目立つ。特に後者の場合はレタッチで消すのも面倒極まりない。
ましてやコマーシャル系案件で物撮りした商品や人物だったりすると、お金に直結するだけにそれはもうやたら神経を使う作業となること請け合いだ。
その昔、鳴り物入りで登場した初代35mmフルサイズEOS 5Dに飛びついたが、これがまたゴミがよく付着し、そしてよく目立つので、撮影後にチマチマとゴミ取りレタッチするのが日課で苦労したものである。
その点、マイクロフォーサーズはセンサーが小さいので余計にゴミが目立たないという面もあるが、埃っぽい野外でレンズ交換など頻繁に行う割に、E-M1X..オリの他のカメラも恐らくこの点では同じ性能だろう..の撮影画像にゴミが付いていたことは今のところない。
つまり、撮影後に余計な手間がかからないという点で、業務用カメラとして安心して運用できるというわけだ。
今日は庭に珍しくアオゲラが来ていたが、残念ながら窓辺で見張っていたネコさまに飛ばされてしまったw
午後にネコが昼寝している間にアカゲラがやって来たので、今度は1200mm手持ちで撮ることができた。
積雪がほとんど無いせいか、例年に比べてヒマワリレストランへの来客が少ない。
常連組はいつもの通りなのだが、アトリが少ないのがちょっと気になっている。もちろん、自然界で餌が確保できるならそれはそれで良いことではあるけどね。
アトリはこの冬は東日本で特に少ないという話も伝え聞くので、春先になっても増えないかもしれないな。
暖冬で積雪が少ない県北だが、県南の低標高の山間部ではさらに雪のゆの字もない。
そんな積雪のない沢沿いを歩いていると、ツグミにイカル、コゲラ(写真上)にメジロ(写真下)など鳥たちが林道脇に残るヌルデの実に集まっていた。
やや二日酔い気味ながらも、今日は県内一斉のガンカモ調査だったので朝から近所のダム湖へ。調査を主催する会の会員ではないのだが、知り合いの人伝に頼まれて20年近くカウント調査を手伝っている。
県北の湖沼は厳冬のこの時期は大体凍結していることが多く、特に全面結氷ともなれば着いた瞬間に仕事が終わったりする..水鳥の影も形もないから..のだが、この冬は凍結どころか積雪もないので、視界を得るために久しぶりに湖畔を歩かされてしまった。
終了後は近くの谷筋を歩いた。
と言うのも、カウント中にクマタカの幼鳥の鳴き声がよく聞こえていたので、もしかして見知っているペアとは別の隣接ペアがいるのではないかと踏んだからだ。
で、結果的にお子様の姿を確認すると同時に、意外な場所に営巣木があることも判った。双眼鏡での観察だったが、巣材も割としっかり積まれているので、この幼鳥が昨シーズンここで巣立ったのは間違いないようである。
ただ、隣接ペアの可能性とは書いたが、既知のペアとは谷2つしか離れていないので、巣の位置を変えた可能性も捨てきれず、もう少し経過観察は必要であろう。
クマタカの幼鳥は正面から見るとかなり白っぽさが目立つため、林内にいても留まっている時は季節を問わずよく目立つ。
そして何より巣立ってからも親のテリトリー内に留まって餌を求めてピーピーとよく鳴くので、多少離れていてもその存在は明らかである。
神田川にタヌキが落ちていてどうにか助けられないかというニュースを見た。
管轄としている東京都自然環境課は、野生動物であることと何より状況として自然の状態なので特にするべきことはないというような見解であったが、まさにそれで問題ないと思う。
目の前の状況を人の価値観で判断して可哀相だと思うのは勝手だが、そもそも「落ちている」のかどうか定かではなく、意図してそこにいる可能性もあるし、都会で暮らすことを選んだ生きものなので、入ったのなら出ることもできるはずである。
さらに言えばそこで息絶えた死体を狙っている他の生きもののの存在もあり、少なからず都会なりの生態系が出来上がっているのだから、人が不必要に介在する危うさを懸念する。
もちろん本当に落ちて本人が困っている可能性もあるが、その救助に掛かるコストが果たして美談と釣り合うのか微妙ではないだろうか。
巣から落ちた鳥の雛を可愛そうだと拾ってしまうのと同様、多くは人が自分の価値観を野生動物に当てはめてしまうところから、すべての安っぽい動物愛護が美談化される間違いが始まると見ている。
どんな生命でも違いはないという立派な意見もあるが、絶滅が危惧されるような、率先して保護する指針のある希少な生物と同じようなコスト..金銭的な意味だけなく人的なものも含む..を、すべての生きものにまんべんなく掛けていくことなどそもそもが難しい話なのである。
枯れたブナをよく突きに来るアカゲラ。下から上までグルグルと見て回るくせに、数日おきに姿を見せて同じことを繰り返している。
それにしても1200mmは近過ぎるぞ。全身入り切らんw
今日は北寄りの風で終日雪模様。昨晩から降っていたので20cmほどの積雪となった。
地面が隠れると途端にヒマワリレストランは賑やかさを増すが、今日は今シーズン初めてアトリが数羽様子を見にやって来ていて、これでレギュラー陣勢揃いとなった。
アトリはこれから春に向けて数が増えていくだろう。
こたつから餌台を狙うが、朝から酔っ払っているwのでテレコン付きは歩留まり悪し。そもそも1200mmでは近過ぎるし。
シメが餌台を専有しているときはカラ類は手前で一旦止まるので、そのタイミングを狙って撮る。でも枝が混んでいてなかなか思うようにはいかないけどね。
裏山へ続く標高800m付近の農地へ足を延ばす。ここからは国有林を経て裏山の外輪山へと続いていく。
狙いは新年初フクロウ。日の出前より小一時間粘って、帰り間際に鳴き交わしっぽいやり取りを数回聞いた。今日は谷向こうだったのでちょっと遠かったかな。
すでに帰省のUターンラッシュが始まっているようだが、我が家的にはこの週末が世間で言うところの正月という感じ。
先日一応仕事始めとなっているが、今日明日は酒が入るので再び正月休みとなること請け合いだw
今年の正月は数多の案件に囲まれて三が日もそこそこに始動したぐらいなので、当然のように大晦日まで仕事まみれで暮れの大掃除もサボってしまった。
なので今年の大掃除は2年分のすすはらいということになり、朝から夕方までびっちり掛かってしまった。やはり窓拭きと網戸の掃除は大変だね。
夏うちにネコ対策と称してタコ足配線を解放してシンプルにしておいたので、仕事場のデスク周りは例年よりは楽だったけど、棚と本棚を一旦全部下ろして拭き掃除し、その後に再度元あった位置に戻す作業でグッタリである。
本棚の掃除はうっかり本を読み出してしまって遅々として進まない状況に陥る罠もあるが、今年は何とか気持ちを抑え込んで対処できた。人間少しは成長したかなw
昨晩からの雪模様で今朝は15cmほどの積雪となり、我が家の周辺は一面白銀の世界である。クリスマス前の雪はその日のうちの解けてしまったが、寒波が来て気温が下がってきているので、今回の雪は日陰ではこのまま残るだろう。
そんなことで朝からヒマワリレストランはお客たちで大賑わい。
今年からネコがいるので大っぴらに窓を開けられず、撮影はなかなか面倒な状況になっているが、1200mmの超望遠を手持ち撮影という武器があるので、背後のネコを警戒しつつw、掃除前に客人達の姿をパパラッチ。
アカゲラは昨年は雌がよく来ていたが、この秋以降は雄を見かけることが多い。ペアなのか入れ替わったのかは定かではないが。