梅は枝ぶりを撮れ
2019/3/11
同じバラ科でも梅と桜では撮り方に違いがある。
桜は梅に比べて高木に成長し、花も密生して一斉に咲くので、桜の木そのものを撮るのが定番だろう。
その点、梅は幹があまり高く成長せず、どちらかと言うと枝が水平に張り出し、花の密度も桜ほど高くはないので、広がりのある枝ぶりを強調するように撮るのが良い。
これは桜が主に鑑賞目的の園芸種として植えられているの対し、梅は実を収穫する農産物という側面があって、品種改良の結果とも言えよう。
FUJIFILM X-H1 / XF10-24mm F4 R OIS / PROVIA / Dレンジ優先
FUJIFILM X-H1 / XF10-24mm F4 R OIS / PROVIA / Dレンジ優先
FUJIFILM X-H1 / XF10-24mm F4 R OIS / PROVIA / Dレンジ優先
FUJIFILM X-T3/ XF10-24mm F4 R OIS / PROVIA
FUJIFILM X-H1 / XF10-24mm F4 R OIS / Velvia
桜を撮るときは、少し距離をとって望遠レンズで木全体を切り取るように撮ることが多いが、梅の場合は懐に入って広角レンズでガバっと写し込む。
XF10-24は開放だと周辺がやや流れるが、F8まで絞り込むと四隅までしっかり解像してキリッとした写りになる。