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房総半島でシカの仲間のキョンが増えすぎて、農作物被害が出ているとニュースで観た。

そう言えば以前によく調査の仕事で房総へ出向いていた時、この辺りはイノシシも多いがキョンも結構いるんだよと現地の人に言われたのを覚えている。

房総のキョンは勝浦の観光施設の飼育個体が逃げ出して自然繁殖を繰り返すいわゆるカゴ抜けらしく、当時踏査で里山周辺の山に何度も分け入ったことはあったが、残念ながらついぞキョンを見たことは無かった。

こちらで言うところのシカの食害と同類なので、行政も有害駆除で対応しているもののまったく追いついておらず、減るどころか数は増える一方のようだ。

先の観光施設とは行川アイランドのことで、すでに閉園して久しいが、動物園としての志なく興行だけが目的の観光施設の末路とはまさにこのことであり、映画「ジュラシック・パーク」のストーリーそのものである。

恐竜に比べればキョンなどかわいいものだと言われそうだが、農業被害が出ている以上、人為的に減らす以外に良策はなかろう。

まずはシカ同様に良質な赤身のジビエだろうか。セーム革としても上質なものらしいので、そっちも利用価値はありそうだ。

カゴ抜け系も増えても影響ない生きものはともかく、人や他種に影響が及ぶ種類については、人の手で増えたのだから人の手で責任持って積極的に減らす努力をしなければならないぞ。

LUMIX GH4 / LUMIX G VARIO 14-140mm/F3.5-5.6 ASPH./POWER O.I.S.

房総半島は低山しかないが、それでも南部はそれなりに森や林が広がっている印象がある。それでいて写真のようにそこかしこに谷地が入り組んでおり、その利用内容を問わず付近はそれなりに民家も多く点在している。

何れもうちの村から見れば立派な集落と言えるが、東京周辺からすればれっきとした田舎ということになろう。

写真のように水田のすぐ脇まで人工林や二次林が迫っているので、それなりの大きさの野生動物でも容易に移動することができる感じだ。

余談だが、キョンと聞いて「八丈島のきょん!」というギャグを思い出した人は同世代だぞw

当時少年チャンピオンで連載されていた「がきデカ」は、あの頃の少年たちの間で一斉を風靡、こまわり君のギャグのマネは8時だよ全員集合の志村けんのマネと双璧だったw

ちなみに八丈島にもキョンは生息していて、房総の個体同様にやはり施設から逃げ出したカゴ抜けである。

カテゴリ:鳥獣・環境問題|タグ:
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