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遅い初雪

2020/12/5

先日は上越国境方面から終日風花が飛んできていたが、今朝は少々の積雪があった。

例年だと11月中には一度は降雪があってそれが初雪となるケースが多いのだが、今年は秋終盤の暖気の影響で11月の降雪は一度もなく、ちょっとやきもきしていところだった。

やはり冬は雪があってこそなので、このまま一気に冬に向かって欲しい。

ということで家人の車をスタッドレスに換装。自分のは峠が凍結しだしていた先月のうちに交換済み。

FUJIFILM X-T4 / XF10-24mmF4 R OIS WR / Classic Nega.

華々しいブランニューであるXF50mm F1.0の陰で、XF10-24mm F4がひっそりと地味に更新されていた。

旧型と並べると分かるが見た目にあまり違いがなく、サイズ感はまったく一緒だが重さは新型のほうが若干軽くなっている。フィルター径も同じ72mmでフードも同じものが流用..というか同じものだが..できる。

レンズエレメントはまったく同じなので画質面で新旧に違いはないようだ。XF14mmと異なりボディ側で歪曲収差の補正が入るが、一段程度絞れば周辺部までキッチリ解像する性格は変わらない。

手ブレ補正が一段分効果が上がった..X-T4なら6.5段分の補正..ようだが、もともと超広角ズームなんでその辺の違いは何ともわからないかな。

OM-D E-M1X / M.ZUIKO DIGITAL ED 100-400mm F5.0-6.3 IS

では何が変わったのかと言えば、絞りリングに絞り値が明記され視覚的に明示されるようになったことと、GFレンズと同じようにAポジションにロックが付いた点、それに防塵防滴と耐低温構造のWR仕様になったことだ。

この3点を気にしない人は安く中古で出回る旧型で何ら問題ないが、個人的には歓迎したいポイントである。特に天候と場所を選ばずという点でWR仕様なのはありがたい。

昔使っていたキヤノンのEF17-40とかEF16-35では周辺の像の流れに悩まされた..当時は仕方なくレンズの味と割り切っていたw..が、XF10-24はAPS-C専用設計とは言え新旧とも無理をしていないため、超広角域でも安心して使えるのが良い。