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朝も早からカッコー、カッコーの連呼に叩き起こされた。やたら音源が近いので眠い目を擦りつつ窓辺から探すと、隣家の長老宅のヒノキのてっぺんで鳴いているようだ。

というのもこの時点では暗くてよく見えていない。それもそのはず、まだ朝4時の日の出前..東に赤城山を背負った赤城高原の日の出は平野部より1時間遅い..であった。そのまま寝ようと思ったものの、三拍子の調子にすっかり覚醒してしまったので、仕方なく朝のデスクワークへと向かった。

窓を開けていると、カッコウの大きな声が仕事場に流れ込んでくるが、しばしその初夏を告げる三拍子に聞き入る。程なく、今度はそれに負けじと近くの雑木林からホトトギスの声も聞こえてきた。どうやら赤城高原にも渡ってきたようである。

という事で、赤城高原でのカッコウとホトトギスの今シーズン初認は家の中でコンプリートw

ちなみにカッコウは例年より2〜4日程度、ホトトギスに至っては一週間近く早い渡来だ。ツバメやサンショウクイ、キビタキなどはそう変わりはなかったが、トケン類に関しては動きが早いようだ。

LUMIX G9 PRO / LEICA DG VARIO-ELMAR 100-400mm F4.0-6.3 ASPH. POWER O.I.S.

カッコウは一旦去ってしばらく遠くで鳴いていたが、5時頃に戻ってきて再びヒノキで目覚まし時計を始めた。

ホトトギスを除く他のトケン類同様、カッコウは鳴く時にあまり長い間嘴を開かない。なかなかそこを狙って撮影するのは人の反応速度では難しいが、連写番長のG9 PROで20コマを連写すれば、下手な鉄砲も数撃ちゃ当たる式に撮ることが可能だ。

LUMIX G9 PRO / LEICA DG VARIO-ELMAR 100-400mm F4.0-6.3 ASPH. POWER O.I.S.

例によって手持ち動画も押さえておく。結構見上げだったが、窓辺を利用できたので800mm相当でもそこそこ揺れを抑えることができた。

G9 PROの動画のノイズ処理はGH5と同等だ。逆光なのでプラス3補正を加えているが、静止画の場合ほどノイズは目立たない。