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県北の紅葉

2020/10/20

朝から終日天気が良いということだったので、県北の天狗様詣でに出張る。着いてすぐに対象ペアが姿を現したが、すでにペアで巡回行動を取っているので、今年もシーズン突入といった感がある。

帰りは少し遠回りして戻ってきたが、道すがら標高1500m前後のブナ林の紅葉が見頃となっており、今年は赤が目立つようだ。

さらに寄り道して支線から林道経由で森に入って、昨年アカショウビンが使った巣穴を今年も使ったか見に行くが、GPSデータ取ってあったにもかかわらず現地で迷ってしまった。

恐らく半径10m以内に対象のN木はあったと思うが、似たような枝ぶりの木に惑わされて再発見ならず。ま、繁殖期に再訪すれば声でわかるだろうけどね。

FUJIFILM X-T4 / XF55-200mm F3.5-4.8 R LM OIS / Velvia

FUJIFILM X-H1 / XF16-55mm F2.8 R LM WR / Velvia

FUJIFILM X-H1 / XF16-55mm F2.8 R LM WR / Velvia

FUJIFILM X-T4 / XF10-24mm F4 R OIS / Velvia

FUJIFILM X-H1 / XF55-200mm F3.5-4.8 R LM OIS / Velvia

FUJIFILM X-T4 / XF100-400mm F4.5-5.6 R LM OIS / Velvia
FUJIFILM X-T4 / XF100-400mm F4.5-5.6 R LM OIS / Velvia

GoToナンチャラの影響なのか、平日だと言うのにどこも紅葉スポットは観光客の多いことに驚く。

まあ見た感じ年寄りが多いのでサンデー毎日な皆さんなんだろうけど、兎にも角にも轢かれたくなかったら三脚担いで道端でぼ~っとしてんなよな。

カテゴリ:季節感, 花・植物|タグ:,

新コロナ対策の専門家会議の議事録が存在していない事実に驚いたぞ。

先日の記者会見で、今回の対策に対する評価は収束後に検証すれば良いとアレが言っていたが、議事録も作成せずにどうやって検証するというのだ。自分たちが言ったことをすぐ忘れてしまう健忘症集団でご都合主義の現政府に、後になってそんな器用なことができるわけがない。

そもそもアレ率いる現政府は、会議の議事録を作成しないのは常習犯であり、せっかく役人が作成しておいた議事録や記録の類を都合が悪くなると改ざんまたは隠蔽など常套手段。しかもいざとなれば口頭決済で済ませてしまう上に、閣議決定で法的解釈まで都合よく変えてしまうという有り様だ。

これら一連の行為から透けて見えるのは、「後で検証する」気などさらさらなく、間違いなく「後で検証されたくない、させるつもりなど毛頭ない」というのが本音だろう。

後年、歴史上の出来事として2020年の新コロナウィルスの大流行に関して、「日本は世界主要国に比べて感染の拡大を抑えることに成功した」が、国立公文書図書などどこを探しても「それに関しての公式な記録その他は一切残されていない」となるのだろうな。

まさに「他に類を見ない」「空前絶後」だな、この国の政権がやっていることは。

OM-D E-M1 MarkIII / M.ZUIKO DIGITAL ED 8mm F1.8 Fisheye PRO

木漏れ日照らす樹冠から、エゾハルゼミの鳴き声がシャワーのように降り注ぐブナの森。

アカショウビンの鳴き声に誘われて森の奥へと歩を進めるが、ついぞ赤い鳥には出会えなかった。

帰り際、倒木のために樹冠が広く開いた場所で汗を拭いつつ空を見上げると、天狗様が高くソアリングしているのが目に入った。

記録撮影をしようと肩からカメラを下ろしかけた時、再び水恋鳥が二声鳴いた。

周回遅れ

2020/4/26

昨年、アレが報道写真展で宣ったように「日本は世界の中心で輝いている」とか、未だに日本がアジア一の先進国だと思っている人は考えを改めたほうが良いぞ。

台湾はIQ180の天才プログラマーが担当大臣として指揮をとり、その技術を駆使して市場のマスクの在庫管理をシステム化し、コンビニの店頭でマスクの予約購入できるのだ。

感染者の行動を位置情報で追跡・管理したり、市内のフードコートにはテーブルごとにアクリル板で仕切りを立て、地下鉄ではサーモカメラで検温まで行っていて、現在まで新コロナによる死者数はわずか6名である。

韓国は当初は医療崩壊が危ぶまれるほどゴタゴタしたものの、その後はPCR検査を率先して行うように政策を転換。ドライブスルー方式やウォーキングスルー方式を活用して一日2万件のPCR検査を処理し、1ヶ月前からすでに感染者数の伸びは鈍化してきている。

感染者の発生に関して地域住民に携帯電話やスマホにいち早く情報を流したり、経過観察用に感染者の行動を追跡するアプリを開発、発生地の近くに接近するとメッセージを表示するなど、情報公開がかなり進んでいる。何より死者数に関してはすでに日本が超えてしまっているしね。

それに比べてどうだ、我が国ののろまでグズな対策ときたら。遅々として何も進まない生活支援の給付に、世界に恥ずかしい自慢の布マスク2枚すら未だに手元に届くどころか、不良品発覚で早々に配布が止まってしまっている情けなさ。

テレワークをして家に閉じこもっていろと言いつつ、ハンコを押さないと何も決済できないという..結局最後は会社に行かなければならない..前時代的な社会通年に縛られたワークフローの数々。

大体、IT担当大臣からしてそのハンコ業界の利益代弁者というのだから、もう恥ずかしくてどうにしてほしいわ、そこ。

今回のこの緊急事態でよく分かったと思うが、日本は凄いとか何とかガラパゴス状態で自画自賛に明け暮れてる間に、実は世界で、いやアジアの中ですらすでに周回遅れなのである。

いい加減、頭の中お花畑な国民性を切り替えて、ちゃんと仕事をする政治を選択しないと国が滅ぶよ、ほんとに。

OM-D E-M1 MarkIII / M.ZUIKO DIGITAL ED 12-100mm F4.0 IS PRO

雪国のブナ林はぼちぼち葉が展葉し始めていて、オオヤマザクラの桜色と合わせてその淡い萌黄色の彩りが、残雪の斜面と美しい対比を魅せていた。

カテゴリ:独り言, 花・植物|タグ:,

不思議な話だ

2019/11/2

どうでも良いって言えばどうでも良い話だが、まだ発売前のカメラが賞を取るって何なんだろうね。

大元の賞自体の権威もよく知らないから大したことではないのかもしれないが、総合金賞って多分一等賞ってことだよね。

まだ世の中の誰もが触ってない..大人の発言w..のに、何がどう良いのかまったくもって不明。年末になると騒がれる日本アカ◯ミー賞とか日本◯コード大賞ってやつと同じで、メーカーが金出して買ってるのではないだろうか?、などと当たらずとも遠からずなゲスの勘ぐりをしたくなる。

ま、そういうお冠でもないと売れないという危機感があるのだろうが、もしそうだとしたらそれって商品企画がそもそも間違っているということに他ならず、メーカーがユーザーのほうを向いてないということの証でもある。

当たり前だが、市場が欲してないものはどんなに優れていても..件のカメラが優れているとは言ってないw..ヒットすることはないぞ。

iPhone 11 Pro / 超広角

庭のカツラの紅葉が進んで、家の周囲にその特徴的な甘い良い香りが漂っている。

キャラメルのようなこの甘い香りは、匂いの成分自体がキャラメルと同じ物質(マルトール)らしいので、ようなではなくそのものということになる。

ジョウビタキのヒッヒッという鳴き声共々、我が家の庭の秋を象徴する季節の指標だ。

iPhone 11 Pro / 望遠(ポートレート)

隣のブナも少しづつ紅葉し始めている。

最近いろいろ試しているiPhone 11 Proのポートレートモードで写してみたが、このケースはまあまあ上手くいったかな。

このポートレートモードはどうも得手不得手があるようなので、また後日その結果は報告したい。

シグマfpは結構売れているようで、α7SやGH5には興味を示さなかった仕事仲間が手を出していると知ってやや驚き。そして購入者に共通しているのがメイン機ではなくあくまでサブ機としての購入というやつで、中には完全に趣味のYouTube動画用にという輩もいた。

発売直後ということもあるが実売で20万近くしてGH5より高いのだが、世界最小の35mmフルサイズシネマカメラ..メーカーコンセプトはポケッタブル・フルフレーム..というコンセプトに映像クリエイターたちは心惹かれるものがあるのだろう。

これでセールス的にパナのS1系より売れていたらシグマの笑いが止まらないところだが、fpのプチヒットのおかげでLマウントのシェアが微増したのは間違いないw

かくいう拙者もfpは検討している最中たが、コンパクトな運用状態ではファインダーが無いのが辛い。動画撮影時は三脚運用なので問題ないだが、写真撮影時にはEVFで良いのでやはりファインダーが欲しいと、老眼オヤジは常々思うのである。fpには別付けのLCDビューファインダーが用意されているが、さすがにアレでは「ポケッタブル」とは言い難く、写真撮影にも使いたい身としては悩ましい話なのだ。

実はGR3を躊躇している理由もそこだったりするw 若き頃に初代GR DIGITALを使っていた頃は眼前のモニターが見えていたのだが、寄る年波には勝てず、近年は老眼が進行してメガネを外さないと手元はよく見えないw

当然スマホもメガネを外さないと見えないのだが、スマホやタブレットを眺める時はその行為自体が目的となるので、メガネを外す..正確には額に移動するだが..事に支障はないが、撮影時はファインダー代わりの背面モニターと被写体や周囲とを見比べることになるので、そこがイチイチ面倒なのである。

一応試しに遠近両用メガネも使ってみてはいるが、視線移動の少ない運転時以外はちょっと常用する気にならない。

以上、fpのネタ話にかこつけたが、オヤジカメラマンにとってローガンとの戦いは未だ止むことがないのであるw

FUJIFILM X-H1 / XF10-24mm F4 R OIS / Velvia

FUJIFILM X-T3 / XF55-200mm F3.5-4.8 R LM OIS / Velvia

FUJIFILM X-H1 / XF16-55mm F2.8 R LM WR / Velvia

FUJIFILM X-H1 / XF16-55mm F2.8 R LM WR / Velvia

FUJIFILM X-T3 / XF55-200mm F3.5-4.8 R LM OIS / Velvia

錦繍の奥利根のブナの森。やはり県内の紅葉は10日近く遅れている感じで、先週の時点でまだ坤六峠周辺が見頃だった。

やたら雨の多い秋なので色づきを心配したが、今年はまあまあではないだろうか。

梅雨入り

2019/6/8

6月に入り、そろそろ本州も梅雨入りが見え始めたかなと思っていたら、関東甲信越は先日梅雨入りと発表された。春が意外に遅かったので、梅雨入りも後ろにずれ込むかと思っていたが、季節の移ろいは案外帳尻が合うものだ。

FUJIFILM X-T3 / XF100-400mm F4.5-5.6 R LM OIS / Velvia

まるで森が溶けて流れ込んだかのように、初夏の緑を映す山上の湖。ブナの森にタニウツギの花がワンポイントで効いている。

遅い芽吹き

2019/4/29

うちの庭木も先週末辺りに芽吹くかと思いきや、ここ数日の冷え込みで全体的にトーンダウンしている様子。

明日は雨だがその後は気温も回復するようなので、連休後半に一気に来るかもしれない。

シラカバ

ナツツバキ

ヤマボウシ(背景はソメイヨシノ)
コシアブラ

ブナ(背景はタンポポ)

ブルーベリー

カツラ
FUJIFILM X-H1 / XF55-200mm F3.5-4.8 R LM OIS + MCEX-11 / PROVIA

近所の谷筋にサンコウチョウの様子を見に行った際、林道の途中でオオルリが鳴いていた。そう言えば今年は声を聞かないなと思っていたところだったが、ちゃんと渡来して来ていた。

近所と言ってもやや距離があるので、よほど風向きでも良くない限りは家までなかなか声は届かないが、日本三鳴鳥の一角を成すだけあっていつ聞いても心地よいさえずりである。

奥山の林道から支線に逸れ、残雪のあるブナ林を歩いていて、不意にサルの群れに遭遇した。群れと言っても子ザルを含めても十数頭程度だったので、群れとしてはさほど大きくない。

いつもなら、拙者を見ると威嚇しつつ速攻で逃げていくのだが、この群れは何故かこの場を離れようとしない。こちらが5mほどまで近づいても、チラチラと気にはするものの、威嚇することなく無視を決め込んでいる感じであった。

そんな連中が林床から探し出して一所懸命に食べているのは、どうやらブナの実のようで、口に含む際に時折白い紐状のものが見えるのは、実から伸びた根と思われる。

眼の前の人は目障りだが、雪解けで容易に見つけられるようになった春の恵みは捨て置けないという雰囲気がありありとする、なんとも春らしい出会いであった。

FUJIFILM X-T3 / XF100-400mm F4.5-5.6 R LM OIS WR / CLASSIC CHROME

移動中だったので、三脚はバックパックに括り付けてあり、逃げないだろうという目算もありつつもあまり大きな動作をしたくなかったので、ホルスターから100-400mm付きX-T3を取り出して手持ちで動画撮影。

X-T3はX-H1と違ってIBISを装備していないので、手ぶれ補正はXF100-400に頼ることになったが、どうしてどうしてこれがまた結構踏ん張ってくれて、そんなに見苦しい絵にならずに済んだ。

X-T3の4K/60PはGH5やG9 PROに比べてまったく遜色なく、カラーグレーディングを前提としてない..撮って出しの意ね..のであれば、逆に艶っぽさでは上であると感じる。

長尺を記録する必要がなければ、もはやGHシリーズのお世話になる必然性は無くなったと言って良いだろう。

カテゴリ:ほ乳類, 映画・映像|タグ:,

春の冷たい雨

2019/4/12

雪国の山村に冷たい春の雨が降る。雨雲レーダーを見ると、この地域周辺にのみ雨雲が流れてきているのが判る。

雨の通り道は雪の通る道。雪国が雪国であることにはちゃんと理由があるということだ。

FUJIFILM X-H1 / XF16-55mm F2.8 R LM WR / CLASSIC CHROME

FUJIFILM X-T3 / XF100-400mm F4.5-5.6 R LM OIS WR/ CLASSIC CHROME

雨上がりに山肌を眺めると、ぼんやりではあるが芽吹き前夜であることが判る。ブナが赤く煙って見えるのは、鱗片葉が膨らみ始めている証だ。

カテゴリ:季節感, 花・植物|タグ:

東北の特に日本海側の山村では、低標高の人里であっても周囲がブナ林に囲まれていることが多い。戦後の拡大造林期には杉の植林地に置き換えられてしまった地域もあるが、過疎地の山村ではそれなりに生き残っている。

ブナは高木であっても曲がりやすく、漢字で「木が無い」という文字を当てられるほど建材には不向きであるが、逆にその特性を活かした加工品には昔から利用されてきた。

当然薪にも使用されてきたので、そういう意味でも集落の周囲に残されているのには意味がある。

FUJIFILM X-T3 / XF16-55mm F2.8 R LM WR / CLASSIC CHROME
FUJIFILM X-T3 / XF16-55mm F2.8 R LM WR / CLASSIC CHROME

FUJIFILM X-T3 / XF16-55mm F2.8 R LM WR / CLASSIC CHROME / Dレンジ優先
FUJIFILM X-T3 / XF100-400mm F4.5-5.6 R LM OIS WR / CLASSIC CHROME

何かに見られているようなそんな気配に気づき、視線を周囲を走らせると、すでにその気配はその場をサルところであった。

カテゴリ:ほ乳類, 花・植物|タグ:,