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まずはZから

2018/10/25

先日、ようやくナイコンZとEOS Rの実機に触れる機会があった。知り合いにZ7を買ったヤツがいるにはいるのだが会う機会ないので、iPhoneのバッテリー交換で立ち寄ったビックカメラの店頭でお試しした次第。

夏頃にApple銀座でバッテリー交換は2時間くらいかかるようなことを言われていたので、作業待ちの間にと思っていたのが、結果的にそちらは20分くらいで終了してしまったため、ZとEOS Rをいじっている時間のほうが結果的には長かったw

EOS Rはオッサン..まあ拙者もオッサンなんだけどさw..が触っていたのでまずはZ7から。赤いワンポイントの付くグリップを握ってみての第一印象は、世の中のそれとほぼ一緒で、ボディを覆うラバーの感触からしてナイコンの一眼レフと同じだなぁというもの。

レンズはキットレンズの24-70で、Z7に装着した姿はF4だけあって思ったよりは小さい。それに比べて隣りにあったD850のメガトン級の巨大さには思わず苦笑いだ。

だが、やはりこの大きさまで小さくする必要があったのかは疑問ではある。どのみち35mmフルサイズなので、専用の大三元レンズが出てくればレンズは大きくならざるを得ないのだから、その時にこの大きさで果たしてどうなのだろうかと。

もっともこの感覚はソニーαで既視感のあるものだ。とにかくボディが小さすぎてホールディング性が良くない。α系は冬に防寒用のグローブをして握ることはほぼ不可能。さすがにZ7はそこまで余裕が無いわけではないが、マウント脇のボタン類に簡単に指が掛かってしまうのは気になった。

ZはEVFが見やすいという評価を聞いていたが、X-H1とG9 PROを使っているので特にそんな感じはしない。それより電源が入ってないと右肩の液晶に何も表示しないってどうよ?X-H1はちゃんと設定状態が表示されたまま..でもパナのカメラも消えるけどねw..なので、これは是非見習ってほしい。

そしてシャッターを切った最初の印象は、意外にショックが大きく、ナイコンのイメージからするとこれには少々驚いた。メカシャッターだからじゃねぇの?と思うだろうが、X-H1など電子シャッターかと思うほどメカシャッターでも振動が少ない。

ちょっと触っただけではあるが、正直な感想としてこれに40万払う気はちょっと起きないなぁ、というのが偽らざる感想。これならまだD850のほうに惹かれるよねぇ..

FUJIFILM X-H1 / XF50-140mm F2.8 R LM OIS WR / CLASSIC CHROME

FUJIFILM X-H1 / XF100-400mm F4.5-5.6 R LM OIS WR / CLASSIC CHROME

FUJIFILM X-H1 / XF100-400mm F4.5-5.6 R LM OIS WR / CLASSIC CHROME

LUMIX GH5 / LEICA DG VARIO-ELMAR 100-400mm F4.0-6.3 ASPH. POWER O.I.S.

それまでモノトーンが支配していた山上の沼地に、稜線から朝日が射し込む。

風がないため、霧は行き場無く水面をゆっくり漂うが、それでも朝日に急かされるように少しづつ霧散していく。

視界が晴れてくると、畔に屯していた水鳥たちが、立ち込める霧に紛れてゆっくりと動き出す。

山上の沼にも遅い朝が訪れた。

大沼雲海

2018/10/22

今朝の赤城高原の日の出前の気温は3℃と、昨日に続いて今シーズンの最低気温を更新。もちろん日中はその寒さを引きずることはないが、この寒暖の差は秋特有のものだ。

寒暖差が激しい水辺では、露点温度に達した水分が蒸発せずに付近に停滞し、霧が発生する。風がなく空気が滞留しやすい低地や窪地など、地表付近に雲海のごとく霧が溜まる現象がこれに当たる。

そんなことでこの時期、放射冷却が見込める朝は赤城の大沼に小一時間ほど出かけることが多くなる。

FUJIFILM X-H1 / XF50-140mm F2.8 R LM OIS WR / PROVIA

FUJIFILM X-H1 / XF16-55mm F2.8 R LM WR / Velvia

予想通りの雲海となった赤城大沼湖畔。

鳥居峠付近は氷点下1℃で、覚満淵にはビッシリと霜が降りて、日が差し込むとフォトジェニックな光景が広がる。サンデー毎日なカメラ親父とカメラおばさん達が、押し合いへし合い木道に押しかけてシャッターを切っていた。

パッと見、親父たちのナイコン率が高いのはいつものことだが、オバさんにはEOSに混じってフジのX-T2が多いのは意外だった。さすがにZとRが見掛けなかったけどねw

そんな中、覚満淵ではジョウビタキの雄を今シーズン初認。XF100-400片手に証拠写真でもと思ったが、渡来したての個体は異常に警戒心強くて近づけさせてくれない..

先月末頃より、赤城山の大沼付近でレンゲツツジが見頃を迎えている。日当たりの良い開けたところを中心に、日差しが差し込む南向きの林縁や斜面などが赤く染まっている。例年より10日近く早いのは、この春の動きの中では想定通りだ。

覚満淵や白樺牧場周辺は平日にも関わらず結構な人出が見られたが、それだけサンデー毎日な方々が多いということか。赤城山は全体的に観光地なれど、平日に観光客が押し寄せるのはこの時期特有の現象と言えるかも。

FUJIFILM X-H1 / XF10-24mmF4 R OIS / XF16-55mm F2.8 R LM WR(写真3枚目・4枚目)/ PROVIA

風景なのでVelviaモードといきたいところだが、新緑を過ぎつつあるこの時期の緑がそれらしく再現され、且つ赤も混じえたそこそこの彩度もとなれば、ここはPROVIAモードのほうが適している。

ケバケバしさを気にしなければVelviaのほうが今風..SNSでは受けが良いだろうという意味..ではあるが、ちょっと盛った感強くて現実離れしてしまうのは否めない。

管理しているとあるサイトのメンテナンスの関係で遠出ができなかったため、天気があまりよろしくないこともあって、昼前にちょこっと近所に桜とSLを狙い(Project AKG/Around A)に出撃。

こんな田舎誰も知らんだろうとのんびり出掛けたがそれは実に甘い考えで、現場はすでに鉄ちゃんだらけであったw

前にも書いたが、そこはやはり餅は餅屋なんだろうなと今回も思い知った次第..

FUJIFILM X-H1 / XF100-400mm F4.5-5.6 R LM OIS WR / Velvia

邪魔な鉄ちゃんを入れず、さりとて桜は外せず、しかも赤城山(背景は黒檜山)も必要ということで、現場で短時間で適当な位置を探して何とかミッション完了。

天候悪く青空でないのが残念だが、足が速い今年の桜はこの週末が限界なので、SLみなかみ号の運行と合わせれば事実上今日しか日程はなかった。

それにしても、写ってない範囲には多数の鉄ちゃんが陣取っており、中にはドローンを飛ばす輩も居たが、今日は風が強くて空撮は無理だったろう。風に流されうっかり車両に近づきでもしようものなら大騒ぎだ。

FUJIFILM X-H1 / XF16-55mm F2.8 R LM WR / PROVIA

夕方、サーバーがバックアップを実行している間、沿線の下見も兼ねて上りの運行も抑えておく。

山間の田舎路線なので線路脇は色々遮蔽物が多く、走行中の車両全体を至近距離でフレームに入れ込むのは結構難しいのだが、こういった鉄橋上だと狙い通りになるかな。

生粋の鉄ちゃんではないので素人目ではなかなか撮影ポイントを探せないのだが、まあおおよそ地図とにらめっこしてGoogle先生の航空写真で事前に下調べしておけば、後は現場で調整だ。

冬の赤城大沼と言えばワカサギ釣りが風物詩として知られている。ワカサギは榛名湖も有名なのだが、温暖化の影響なのか近年は榛名湖は全面凍結しないこともあって、やや赤城大沼に押され気味である。

その大沼のワカサギも東日本大震災時の福島原発事故の影響で放射性物質が検出され、しばらく漁自体が自粛されていたが、ここ4年ほど続けて自粛が解除され、この冬も多くの観光客が釣り糸を垂れていた。

ただ、セシウムの検出量が下がったとは言え、依然として言葉が悪いが汚染魚であることに変わりがないので、あくまで釣った本人の自己責任ということでの自粛解除なのだろう。

いくら一尾辺りが基準値を下回ったとしても、結局ワカサギは量を食べることになるので、結果として摂取量は増えるというのは小学生でも分かる話である。

今日あたりは日曜日なので家族連れや子供たちも沢山見かけた。人生指折り数えてあと何年の人は良いかもしれないが、この先長い人生を送る子供たちにまで食べさせるのはなかなか勇気がいることだと思うのだが、結局のところはよく分かってないのだろうね。

FUJIFILM X-H1 / XF16-55mm F2.8 R LM WR

FUJIFILM X-H1 / XF100-400mm F4.5-5.6 R LM OIS WR

FUJIFILM X-T2 / XF50-140mm F2.8 R LM OIS WR

FUJIFILM X-T2 / XF50-140mm F2.8 R LM OIS WR

FUJIFILM X-H1 / XF100-400mm F4.5-5.6 R LM OIS WR

FUJIFILM X-T2 / XF50-140mm F2.8 R LM OIS WR

まあそうは言っても写真に放射性物質が写るわけではないので、風物詩として絵になる光景には違いない。

このまま温暖化が進めば、何れ榛名湖のように凍ったり凍らなかったりするようになるかもしれないので、撮れる時に撮っておきたい眺めではある。

裾野の広さは富士山についで日本で二番目と言われる赤城山。関東平野から望むとその片鱗を伺える山容も、県北からは眺めると実に緩やかでなるいものとなる。

度重なる噴火で山頂部が崩落したせいで、突出して高いピークを持つ山がないのが理由だ。そう、赤城山とは山々の複合体の総称を指し、それ自体の名を冠した山は存在しないのである。

FUJIFILM X-T2 / XF16-55mm F2.8 R LM WR

赤城と並んで上毛三山の一角をなす榛名の水沢山から東を望む。カルデラを形成する赤城のスカイラインが、夜明け前の空と大地を二分する。

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本日も再びSLレトロみなかみ号を撮影。と言っても昼前の下りだけで、午後は北部フィールドへ出掛けたので、本日は撮り鉄目的だけではない。

実は昨日、上りも撮ろうと夕方に岩本駅まで下がって待機していたのだが、定刻になっても待てど暮らせどやって来なかったのである。どうした世界に誇る日本のJR!と寒さの中30分ほど待って引き上げたのだが、雪の影響で上りが運休していた事実を夜になってからJR高崎支社のHPで知ることに。

どおりで誰も鉄ちゃんが居ないわけだw こういうところににわかと本職の違いが出るようで..

ということで本日も運行はみなかみ行きの下りだけなので、天狗様詣での行き掛けに寄り道した次第。撮影ポイントはこれまた昨年のうちにロケハンしておいた場所からで、近くには鉄ちゃん御用達らしい撮影ポイントがあった..沿線にわんさとカメラマンがたむろっていた..ようだが、怖いのでそちらには近づかず。

今日のステージもProject AKG/Around AKGなので、昨日同様に狙いはあくまで赤城山で、雪景色の中それも我が赤城高原バックである。

FUJIFILM X-T2 / XF100-400mm F4.5-5.6 R LM OIS WR (左はx2)

FUJIFILM X-T2 / XF50-140mm F2.8 R LM OIS WR

FUJIFILM X-T2 / XF50-140mm F2.8 R LM OIS WR

フッテージ屋として当然動画も押さえているのだが、GH5は三脚に固定して少し高いところに放置して長回し。録画はスマホから遠隔操作。

車両の走行音だけでは寂しいの汽笛でも鳴らしてくれないかと思っていたら、狙いすましたように繰り返し数回鳴らしてくれた。が、後で録画を確認したら、線路すぐ脇に立っている鉄ちゃんが避けそうになかったため、警笛として鳴らした様子が見て取れた。

その風体には見覚えがあり、実は車両通過前に線路を横断しようとしていた若い二人連れがいて、さすがに目の前だったので注意した、まさにその連中であった。その時は悪びれもせず逃げるように姿を消していたのだが、結局危険行為を繰り返している始末。

まあ一部とは言え撮り鉄は世間的には迷惑行為の常習犯と見られているわけだが、その二人連れなどまさにその一翼になっているのだろうね。

SLレトロみなかみ号の新春初走行と聞いて、昼前に冬のSL撮影を敢行。

県内を走るJR東日本のSLレトロ号..今日はD51でなくC61だった..は上越線と信越本線の双方あるが、冬季の上越線では正月明けの今日明日のみで、その後は春まで欠便するのである。やはり雪の影響があるのだろう。

ということで、沿線各地の知られた撮影ポイントは朝から本職の姿が多く、にわか鉄ちゃんには付け入るスキがない..

と言いたいところだが、こちらは静々と進行中のProject AKGの一環なので、車両自体が目的の人たちとはやや視点が異なる。特に同ステージのうち今日はAround AKGなので、狙いはあくまで赤城山と上越線。昨年のうちに高崎・前橋の行き帰りにロケハンをやっておいたので、本職たちと被ることなく撮影できた。

上越線は赤城山の西側の裾野に沿って利根川と並行して走る路線で、特に渋川〜沼田間はなかなか絵になる眺めの中を走っている。ただ、背景に赤城山を入れ込むにはヘイズの影響を受ける夏場よりも、空気が乾燥してクリアな関東の冬晴れが最適であり、そういう意味で今日明日しかチャンスが無いというわけだ。

さらに同じ車両を狙う場合、通常は路線の上り下りそれぞれ1ポイントだけになるが、SLレトロみなかみ号は渋川で30分停車するので、渋川手前で撮影の後に上手く移動すれば、沼田までのもう1ポイントでも撮影可能になる。

FUJIFILM X-T2 / XF50-140mm F2.8 R LM OIS WR

ドーンと赤城山をバックに。

FUJIFILM X-T2 / XF16-55mm F2.8 R LM WR

利根川の鉄橋を渡る。背景は雪煙の上がる黒檜山と鈴ヶ岳。

今日のカットはHDR風に仕上げてみた。仕事でない限り基本的にHDR処理はやらないが、車両自体が漆黒の上に関東の冬晴れトップライト下なので、こんな時はHDRが良い。今流行のインスタ映えっぽい?

余談だが、請負仕事以外で鉄道目的のみで撮影に出たのは、35年を超える写歴で初のことだったりする。

裏山散策

2015/4/29

30年ぶりに裏山の地蔵岳に登ってきた。今年は下界では花の咲き足が速い感じだったのだが、目当てのアカヤシオは覚満淵周辺ではまだこれからであった。南面の1000m付近ではヤマザクラともども満開の感じ。

20150429

20150429b

赤城白川の谷筋も標高800m前後だと我が家周辺と同じで、まだ芽吹きの始まりといった風情。風に乗って流れてくるオオルリの囀りが耳に心地よかった。

カテゴリ:季節感|タグ:

20140113

この写真を見て山名が判る人はかなりのグンマーと言える。沼田界隈の人にはお馴染みの姿だが、引っ張るほどのネタではないので答えを言ってしまえば赤城山だ。赤城を裏側、つまり赤城高原北側から見た姿である。やや西寄りの我が家から見ると、小黒檜の陰で黒檜山(雲がかかっているピーク)がここまで突出しては見えない。

20140113b

通常、赤城山といえばこちらの姿が一般的だろう。東京方面から関越道で走ってくれば、埼玉の本庄あたりからこの広大な裾を従える山容が眼に入るはずだ。実際、写真でも動画でもニーズがあるのはこちらの眺めで、まあ売れ線のストックといえる。

ちなみに西側の榛名山から望む赤城山はこちら

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