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ツグミ来る

2014/11/5

すべて同じ日ではないが、ここ数日の周辺の山々の様子。紅葉は概ね標高800m前後まで降りてきているようだ。

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今朝、庭のブナにツグミが止まって、キョキョっと鳴いて飛び去るのを確認。フィールドも含め今シーズン初認だが、ちょっと早い気もするので、もしかしたらまだ南下する途中だったのかもしれない。

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今秋最低気温

2014/10/18

今朝の赤城高原は2℃と冷え込み、この秋最低となった。初霜が降りてもおかしくない気温ではあったが、夜は少し風が出ていたようだ。結局お昼ごろまで日陰は気温も上がらず、今シーズン初めてフリースの上着を羽織った。

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少しの間見ないうちに上越国境の稜線は紅葉も終わり、北部山沿いの紅葉前線も駆け足で降りてきていた。旅の途上のイワツバメが数羽連れ立って南へ飛んで行くのをスコープの視野の端で見送れば、背後のブナ林には早くもマヒワの甘ったるい賑やかな鳴き声が聞こえてきた。今まさに秋は進行中である。

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低地の紅葉

2013/11/22

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県内の紅葉は全般的には終盤に差し掛かっているが、平野部など標高の低いエリアではまだもう少し見られそうである。高崎でロケ中にちょっと時間作って、隣接する林内でパチリ。あ、サボっているわけではないです、けっして..

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例年タイミングが合わずに外すことが多いが、今年はまあまあ当たったかな。
高津戸峡、丁度見頃です。

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朱の競演

2013/11/18

冬の撮影に向けて高崎界隈でロケハン。もともと高崎の生まれなので、ロケハンと言っても勝手知ったる何とかだが、さすがに三十数年も経つと景色が変わっているので、昔の記憶を辿りながらの確認である。イメージ通りに見えなかったり、逆に思いがけない場所に良いロケーションがあったりと、久しぶりに郷愁を誘う下見であった。

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観音山丘陵をグルっと周って最後は少林山達磨寺へ。子供の頃は遊び場としてレギュラーの地位にあった懐かしき寺院。この季節に訪れるのは何年ぶりかというタイミングであったが、色付くもみじは圧巻であった。ここまで朱く整ったものはなかなか山中では見かけない。やはりこの季節の神社仏閣というのは、シチュエーション的に外せないものだとつくづく思う。

そう言えば、昔アオバズクが営巣した杉の大木はさすがに無くなっており、一帯は駐車場になっていた。初夏、ホッーホッーと響くその声に誘われ、懐中電灯片手に境内に足を踏み入れると、不意に灯りに照らされ迷惑そうにするアオバズクと目が合った。結構昔の話ではあるが、未だにそんなことをよく憶えている。

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燃える妙義

2013/11/8

妙義山は山腹から県道(旧有料道路)沿いにかけてがちょうど紅葉の見頃であった。上毛かるたに「も:もみじに映える妙義山」と詠まれていることからも判る通り、露岩した奇岩に根を張るモミジやカエデの赤が遠目にもよく目立つ。

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上毛三山を成す赤城や榛名と同様に、妙義もそのものズバリの山名を持つピークはない。妙義山はあくまで山系全体を指す名称である。妙義神社のあるもっとも有名な山体(写真)は白雲山と呼ばれ、それ自体も天狗岳・相馬岳という2つのピークからなる。

ちなみに意外に知られていないが、妙義山は列記とした火山活動によってできた山である。赤城や榛名に比べてもかなり古くに形成(約700万年前)されたことが判っており、長年の風化侵食作用によって、現在よく知られた奇峰奇岩となったようだ。

だいぶ古い記事だが、私と妙義の関わりを書いた記事を発掘。–> ああ青春の妙義山

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めがね橋

2013/11/7

秋の碓氷峠は紅葉が真っ盛りであった。峠への道すがらにある碓氷第三橋梁、通称「めがね橋」には、平日だというのに観光客が引きも切らずで大賑わいであった。

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めがね橋は明治時代の建造物で、信越本線の横川・軽井沢間を結ぶ交通の難所として知られた、碓氷峠の横川寄りに位置する。当時としては最新式である、ラックピニオンを利用したアプト式と呼ばれる方式を用いて、連続した急坂に対応していた。建造には約200万個のレンガが使われており、レンガ造りの橋としては国内最大級の規模とのことだ。

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もう使われなくなってから半世紀が経つが、現在は富岡製糸場と並んで世界遺産への登録を目指している、県内の遺物の一つである。昔は近づくのはサルぐらい、人影もまばらであったが、ここ10年くらいで人気の観光スポットになっている。

そう言えば、碓氷峠周辺はサルが多いことで有名だが、近年はシカも増加しており、その影響なのかヤマビル被害の話をよく聞くようになった。近くの妙義山でも同様な状況らしいが、その昔、故あってよく妙義山に通っていたことがあって、その頃は沢奥の限られた場所にしかヤマビルはいなかったと記憶している。観光客が増えるのはともかく、歓迎されない生きものの拡散には困ったものである。

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冬型の天気図となれば、上信越国境の山々は、当然のごとく雪氷をまとった初冬の景色へと早変わり。高湿な雪は寒さで木々に凍りつき、見事な樹氷を造り出す。山腹の森の中のギャップには薄っすらと積雪が見られ、台風の置き土産である林床の水たまりには薄氷が張っていた。ここに来てようやく季節がそれらしく装ったようだ。

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先日の記事の続き。

先日はニコンを持ち上げたが、実はそんなニコンであっても、ニコン1なるミラーレス機になった途端、キヤノンのEF・EF-Sマウントと同じ状況に陥るというミスを犯している。

ニコンはミラーレス機のセンサーサイズを極端に小さくしたため、ニコン1の専用レンズはFマウントには装着できないのだ。これはニコン・キヤノン両者ともセンサーサイズによる製品の差別化を行って、マーケットを意図的に分けようとしていることに他ならない。

ソニーもαだのNEXだのとブランド分けを進めている段階では同じようなものであったが、ここにきてフルサイズのミラーレス機α7・α7Rを出してきたことで状況は一変。センサーサイズに依らず、Eマウントであればフルサイズ..正確にはFEマウントという呼称らしい..でもAPS-Cでもレンズは相互に装着できて、必要に応じて自動でクロップされる。しかもそれはNEX系のビデオカメラでも同様なので、事実上、写真でも動画でも同じレンズを有効に使い回せることを意味するのだ。

もちろんソニーも以前の一眼レフブランドであるαだと事情はN・Cと変わらず、Eマウントレンズを旧αボディには装着できない。今回の話はあくまでこれから市場に出てくる製品を前提とした話であることを断っておきたい。

しかし、NEXのEマウントが最初に登場した時、誰がフルサイズでも使えると予想しただろうか。NEX-VG900というマーケティング的に成功したかどうか何とも微妙なビデオカメラがあるが、その登場で初めて今の状況を予見できたというものだ。

さて、過去はどうであれ、これからどう使うかという視点に立って見れば、ソニーのE・FEマウント製品群を選択するというのは大いにありだろう。キヤノンのEFレンズ、はたまたニッコールレンズを沢山持っていると嘆くこともない。何しろ市場には両者のレンズ群をEマウントに変換する..しかも電気的に連動する..アダプターが溢れているのだから。

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紅葉撮影に出掛けたいのだが、台風が2つも近づいているとなれば、天候の回復など望むべくもない。さらにこれで大風でも吹いた日には、軒並み葉っぱが落ちてしまうのは必定。今年は県北での撮影は難しいようだ..

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一足先に秋

2012/10/8

今朝の赤城高原の外気温はいきなり一ケタ台の8℃。なんかいきなり秋って感じで、着替える際に今シーズン始めて寒いと感じた。暖房入れて..これも今シーズン初だ..走り出した車のフロントガラスは見る間に曇り、慌ててデフを利かせて、一気に季節が動いたかとやや慌てふためくハメに。

先日、乗鞍の初冠雪と聞いて、血湧き肉躍ったのは家人に他ならず。明日(今日)乗鞍ね、ってなノリで、朝の7時にはなぜか片ノ小屋口に立ってるし(笑)。

乗鞍高原で、紅葉の名所として知られる長野県側のエコーラインの上部付近では、そのピークは先週の2日頃だったとか。先シーズンは見るべくもなく散ってしまった木々も、この秋の紅葉は10年に一度あるかないかという見事さだったようである。さすがに一週間近くピークをずれてしまうと、なかなか思うようには撮れなかったが、それでも口伝通りの片鱗を所々うかがうことはできた。

バス待ちの際..乗鞍は通年マイカー規制なのでシャトルバスを利用して上がるのだ..に小耳に挟んだのだが、乗鞍の人出も凄かったが、上高地とその奥の涸沢カールはもっと凄かったようである。そして穂高の初冠雪と紅葉の絶景は、その期待を裏切らぬ見事さだったとか。家人ではないが、秋の涸沢カール、一度は行ってみたいものである。
(写真は穂高連峰と岳沢、それに左奥が槍ヶ岳)

先日の初冠雪、もちろん今日はもう大半が溶けてしまっていたのだが、山頂付近の気温は氷点下だった..今シーズン始めてゴアの防寒着と手袋を装着..ので、圧雪された状態で所々凍り付いていた。3000mを越える登山道の脇には、初雪に歓喜したであろう登山客の痕跡を見ることができた。

もちろん、アルプスと言えど本格的な冬の到来はまだ先なので、やや不細工な雪だるま君も、取りあえず一旦は姿を消すことになるだろう。

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