北面でこの程度ではまだまだ雪が少ない。よって赤味も今ひとつ、かな。
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赤浅間
大雪過ぎて
しばらく暖かい日が続いて降雪が無かったせいか、草津の湯釜も一時より積雪が減っているように見えるが、大雪を過ぎて寒波が波のように押し寄せて来ているので、すぐにまた白銀の嶺へと変わるだろう。
湯釜周辺は晴れていれば赤城高原の我が家からも望めるのだが、さすがに野反湖からはすぐ目の前に迫って見えている。
噴気の上がる浮世離れした眺めをドローンで空撮したいところだが、未だ火口周辺は立ち入りが規制されているのと、そもそも飛行許可が取れない状況にある。
野反峠より浅間山方面を空撮。ドローンに驚いたのかアトリの小群が逃げ惑って逃げていく。ここへの道も来春までは冬季閉鎖だ。
初氷
騒々しいね
また大陸の方から何か飛んできたようだが、大体マスゴミが騒ぎ過ぎなんだよね。なんつうか相手の思うツボというかさ。
日本の上空と言ったって遥か大気圏なんだから、Jアラートだけは粛々と鳴らしておいて、悠遊泰然としていれば良いんじゃないかと思う。
防災無線が逃げろとか言うけどそもそもどこに落ちるか判らねぇし、仮に落ちたって木造建築中心の日本でどう防げってんだってこと。一応警告してますよ、っていう行政のいざという時の言い訳なんだよね。
それはさておき、まあ何とも面倒くせえ国だね、あの国は。
今朝は赤富士ならぬ赤浅間になりかけたけど、残念ながらあまり染まらず。
蒲田くん
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ニュートンは無かったことに
今の若い人は知らないだろうが、AppleはiPhone登場以前に、現在のスマートデバイスの原型とも言える携帯端末(PDA)を発売していたことがある。
その名をNewton(ニュートン)と言い、iPhone(2007年)から遡ること14年前、2016年現在からは23年前の1993年の話である。
By Blake Patterson from Alexandria, VA, USA – Newton and iPhone: ARM and ARM, CC 表示 2.0
(左:Newton 右:iPhone4 出展:Wikipedia)
正式名はNewton Message Padだが、市場ではOSの呼称であるNewtonと呼ばれていた。NewtonはAppleからスティーブ・ジョブズを追い出した張本人である、当時のCEOであったジョン・スカリーに指揮され世にリリースされた製品である。
当時としては革新的な手書き文字認識を使用したインターフェイスは、その後に登場するシャープのザウルスや、PalmPilotなどに大きな影響を与えたと言われている。
その目玉の手書き文字認識機能は、発売当初こそ評価は低かったが、ジェスチャー認識が使えたりするなど、当時としては最先端を走っていた。ただ、価格が高かったのと、英語圏以外ではほぼ使い物にならなかったので、商業的には失敗と言っていいだろう。
公式には日本語が使えないこともあって、個人的には使ったことはなかったが、周囲にはNewtonを持ち歩いていたマニアックな連中が数名居たのを憶えている。と言いつつ、個人的にはさらにマニアックなHP200LXを使っていたけどね(笑)。
で、このNewton、意外にも1998年まで5年間も細々と発売されていたのが、1996年にAppleに復帰したカリスマ・ジョブズによってプロジェクトが凍結、破棄されることになる。そして本日アップされたAppleの以下の動画を観ると、現在のAppleにおけるNewtonの立ち位置がよく判る(17秒辺り)というものだ。
確かにiPhoneで成功した今のAppleにとっては、Newtonは暗黒史といえるかもしれない(苦笑)。
余談だが、Newtonはハリウッド映画に小道具として登場したことがある。スティーヴン・セガール主演のUnder Siege(邦題:沈黙の戦艦 1992年)の続編である、Under Siege 2:Dark Territory(邦題:暴走特急 1995年)の中で、セガール演じる主人公ケイシー・ライバックが、列車の中で公衆電話を壊して電話線を取り出し、Newtonと直接結線して、FAXモデムからホワイトハウスに手書きメッセージを送るシーンで使われた。
1995年当時はすでにWindows95が世に登場しており、世界的にインターネット普及元年だったこともあって、電子メール自体は使われ始めていたが、携帯端末からメールをモバイルで送るという仕組み自体はまだ一般的ではなかった。
何しろ、今では当たり前のキャリアメールの走りであったDoCoMoのiモード..携帯電話による世界初のIP接続サービス..も、サービスが始まったのは1999年のことである。
浅間山の残雪も少なくなってきた。そもそもの積雪量が少ないこともあって、やはりこの春の雪解けは例年よりかなり早い。
オレンジ浅間
その後は新たな雪も降らないため、一時は70cm近くあった積雪もだいぶ解けてしまった。それでも地面が顔を出すにはまだしばらく掛かりそうで、餌台レストランの賑わいは連日増している。
数が多いのはスズメとシジュウカラだが、餌台にもっとも長時間居座っているのはシメである。餌台は2ヶ所設けてあるのだが、縄張りを主張するヒヨドリに追い立てられないかぎり、カラ類の抗議には聞く耳を持たない。まあ、基本的に大陸の人?なので、単純に言葉が通じないだけかもしれないが(笑)。
他には、家人が牛脂を置いているせいか、今日はアカゲラとコゲラがよく姿を見せていた。それにヤマガラも友達を連れてくるようになり、何れシジュウカラ並みに増えるのは間違いない。
そろそろ昨年収穫分の我が家のヒマワリが底をつく..昨年は不作でだった..ので、ホームセンターでヒマワリの大袋を調達してくる必要があるなあ。
久しぶりに夕暮れが美しい橙に染まった。Recent postsの画像が軒並み白っぽくなってきたので、たまには赤系を混ぜてみるのも悪く無い。
近頃の大掃除
近年の年末大掃除で変わったこと。
Wi-FiとBluetoothによるコードレス化が進んだため、特にAppleの場合はiMacのようなデスクトップでもタコ足配線から解放され、デスクの上..キーボードやマウス、トラックパッドもコードレスだ..も足元も掃除がし易くなった。Windowsマシンに外付けHDDをゴロゴロつないでいた頃は、いちいちバラさないと掃除もままならなかったものだ。
クラウドのストレージサービスを利用しているので、そこにアップしてあるデータに関しては、常に複数のiMac及びMacBookPro他と同期されているので、あらためてバックアップをする必要がなくなった。画像やフッテージなどメディアデータは、通常のワークフローの中でルーティンとしてバックアップを組み込んでいるので、こちらは直近のもの以外はそもそもバックアップする必要が無い。
紙の書類に関しては、通常の業務関係では都度PDFに変換しているので、シュレッダー作業がかなり軽減されている。今は個人情報保護の観点から、クライアントから入手した資料をそのまま資源ごみというわけにはいかないので、シュレッダーは欠かせないのだが、一年間溜めるとこれもまた結構な作業となる。保管するタイミングで済んでいれば手間が省けるというものだ。なので本日は保管期限を過ぎた証憑類のシュレッダー作業のみである。
ということで、本日をもって無事に今年の大掃除は終わったとさ。
日没直前、浅間の噴煙が赤く染まった。