タグ : ホトトギス

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先日のヒバリに続いて鳥を2000mmで撮影。

ホトトギスのシーンは、鳴き声を頼りに樹間からその姿を探し出したが、立ち位置が斜面であることと、爪先立ちというスチル撮影でも悪条件であったため、正視するには厳しい結果になった。

カッコウのシーンは、農作業中に庭先の電線に留まっているところを撮影。先日のヒバリよりは安定して撮れているが、時々手ブレ補正の揺り戻しが起きるため、小刻みに左右に振れることがある。これはP900の手ブレ補正の挙動が原因のようである。

2000mmなどという超の付く焦点距離で安定して動画を撮影するのは、やはり相当無理があるというものだ。

ちなみに撮影者自身が動き回るケースでは、比較的な緩やかなカメラブレに対応するACTIVEモードというのがあるようだが、今のところその機能を使うシチュエーションはない。

夜の静寂に響くホトトギスの「トッキョキョカキョク、特許許可局」という特長ある鳴き声は、聞けば大概の人はああアレねと頷くはずだ。が、姿を見たことあるかと問われれば、それはなかなか難しいかもしれない。

夜に鳴くことが多い鳥だが、昼間鳴かないわけではないので、決して姿が見えないことはないのだが、どうしてどうしてこれが意外に難しい。いわゆる声はすれども姿は見えずをそのまま体現しており、声のする方を凝視してみても、その姿を見つけるのは一筋縄ではいかないのだ。

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近くで例の「トッキョキョカキョク、特許許可局」が聞こえたので、音源のする方向を立ち位置を色々変えてみて、ようやく樹間の隙間からその姿を見つけることができた。爪先立ちして撮影しているので2000mmでは歩留まり悪くほとんどブレてしまったが、P900だからこそ何とか押さえることができたカットである。

ホトトギスの足元にメジロが写り込んでいるが、これはメジロのペア..もう1羽はすぐ上にいる..がホトトギスに対しモビングしているところである。もしかしてメジロに托卵か..メジロへの托卵例はまだ無いはず..と色めき立って、すかさずトケンの生態に詳しい写真家のY氏に確認したが、トケン類は鳴いているだけで近くの鳥にモビられるので、必ずしも托卵相手とは限らないとのことだった。

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関東地方の平年並みにホトトギスが15日、カッコウは先日19日に赤城高原にもやって来た。深夜早朝ところ構わずトッキョキョカキョク、カッコー、トッキョキョカキョク、カッコーなどと賑やかになってきて、今朝も寝室の窓際で盛大にカッコウに鳴かれ、当分は目覚まし要らずの生活になりそうだ。

近所の話ではないが、一昨日だったかアカショウビンの鳴き声も聞いているので、これで考えうる夏鳥すべてを今年も確認したことになる。

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夏鳥ではないキジバトは通年繁殖OKの変わり種、という記事を書いたのが昨年の今頃だが、さすがに赤城高原では冬季の繁殖は確認されていない。トケンに紛れてこちらも朝早くからデデッポーポーとよく鳴いているので、今年も家の周囲で子育てしないかと注意して見ている。