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森へ帰る

2017/1/19

誰かが掌を着いたような真新しい跡を見つけた。夜間、人目を忍んで近所の空き地で採餌していたノウサギが、明け方、新雪を踏み締めながらねぐらへ帰って行ったようだ。

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ノウサギの足跡があるのが判るだろうか?さらにどっちに向かっているのか判ればさすが。

まあ判ったところで、興味のない人にはだからどうしたの話だが、野外で遊ぶということは、これつまりセンス・オブ・ワンダーということである。

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家の前のうなったばかりの畑にノウサギの足跡が付いていた。冬の積雪期だと日常的な景色だが、この時期に足跡が残るのは珍しい。

ノウサギは場所によっては数が少なくなっているが、ここ赤城高原ではそういった印象はない。だが、姿を見かけるかと言われればそれはまた別の話で、夜に寄り合いでもあってその行き帰りのヘッドライトの光芒に浮かび上がることもあるが、シカやカモシカほどは頻度は少ない。

以前、トラップカメラを仕掛けて近所の動物の生息状況を調べたことがあるが、その際もノウサギが映ったのは数回程度であった。

なのでこういった足跡でその存在を意識するわけである。ただ、作物が育ち始めると畑でも足跡を見つけるのはなかなか困難なことなので、うなった直後などタイミング次第といったところではある。

20160519

写真手前から奥に向かって小走りに走っていった様子が判る。奥はキツネのものだが、お互いに干渉していないので、キツネが先に歩き、時間差を置いてノウサギが通ったと考えられる。

これが逆の場合、キツネはノウサギの足跡に沿って歩くのである。

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昨日のコメント欄にMacユーザーは慈愛に満ちていると書いた。

Macを使っている人たちは、業務で仕方なく派や一部の意識高い系を除けば、心底Macに惚れ込んでいる人が多い。いや、iPhoneなどApple製品が尽く好きだと言っても過言ではないだろう。

それこそ昔はMacでしか動作しないキラーアプリがあったので、その流れで現在に至っている人も多いはずだ。出版・印刷分野ならQuarkXPress、映像の世界ならFinal Cut Proが挙げられる。Windowsアプリの代名詞でもあるMicrosoft Excelでさえ、発表当時はMac版しか無かったというのは意外に知らない人が多い。

Macに限らず、Appleの製品はよく練られたインターフェイスとそれを操作した際のフィーリングなど、野暮ったいWindowsとは明らかに異なるユーザーエクスペリエンスを提供してくれる。かくいう私も、MS-DOS時代にMacを操作して一発で惚れてしまった経歴を持っており、その名残?で懐かしきBlackbirdがデスクの端に鎮座していたりする。

そんな訳で、Macユーザーには信者が多く、トラブルなど障害があってもアバタもエクボで乗り切っているのではないかと推察するのだ。文句はあろうがまあ仕方ない的な感覚というか。Intel Macとなる前なら、それこそ悪名高き爆弾マークの嵐を乗り切ってきた人たちであり、今のトラブルなど可愛い物と割り切れるのかもしれない。

そしてそんなMacユーザーとよく似た性質な人たちがカメラ業界にもいて、時にニコ爺などと揶揄される、いわゆるナイコンユーザーである。

キヤノ坊などと言われて比較されるC社ユーザーは案外ドライな人が多く、納得出来ない仕様で製品が出てくるとすぐに声高に文句を言い、場合によってはとっとと他社に乗り換えてしまう強者がいるが、ナイコンユーザーは同様のケースで、「偉大なるナイコン様が考えたことだから間違いない」といった思考回路に切り替わることが知られている。

一つの例として、ナイコンがD2H・D2Xの時代、C社はEOS-1D MarkII Nであったが、当時はC社の高感度性能は圧倒的で、D2がISO200でノイズまみれになるところを、1DはISO800が常用感度だったのである。報道機関がこぞって1Dを導入したのはこの時の話だ。

が、この時のナイコンユーザーの声は「1Dはノイズをナメてしまって立体感のないぬり絵だ」と揶揄し、D2に至っては「適度なノイズが画像に立体感をもたらしている」と言い切っていたのである。この開き直りには苦笑いするしかないのだが、今は立場が入れ替わって、ナイコンのほうが高感度性能が高くぬり絵と言われているのだが、暗黒史とも囁かれるD2時代の話など無かったことになっているのは、これまた苦笑いするしかない(苦笑)。

私はMacも使えばWinも使うし、iPhone・iPadも使えばAndroidも使う。同様にEOSも使えば、ナイコンカメラも持っている。なので何れの場合でも両方の立場はよく理解しているつもりだ。時々で気持ちの中に旬があるので偏りはあるが、それは今後も変わることはないだろう。

思い入れを持ったりこだわりを持つことは悪いことではない。が、それによって見えないものがあったり、不都合に目をつぶったりしてしまうのも事実なので、なるべく客観的な目で見ていたいものである。

20160127

隣の畑の法面脇にノウサギの足跡を発見。状況からして昨日今日付いたものでなく、数日前のものだろう。ノウサギは場所によっては激減しているようだが、赤城高原では意外に足跡はよく目にする。それは我が家の周辺でも同様だ。

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初うさぎ

2014/12/15

今年はここまで降雪はあってもなかなか積雪にならなかったのだが、今朝は昨日の雪が残ってくれたので、玄関前で今シーズン初のノウサギの足跡確認ができた。


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もちろん普段から日常的に彼らは家の周辺で行動しているのだが、夜行性ということもあってなかなかその姿を捉えるのは難しく、この季節になってようやく足跡という痕跡をもってその姿をおぼろげに見せてくれる。

冬は寒いが一年で最も楽しい季節でもあるのだ。

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夏ウサギ

2014/6/15

標高800m付近でもぼちぼち朝採りが始まっている。

先月までなら夜中から煌々と投光機で照らしていたが、日が延びたせいで4時頃にはヘッドランプだけで十分作業ができる。契約農家の場合、朝の開始は出荷時間によるわけだが、付近に棲む動物たちにとって、明け方前に必要以上に明るく且つ騒々しい朝採りは、まあ迷惑以外何ものでもないだろうな。


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朝採り作業から逃げて来たわけではないだろうが、遠ざかるノウサギの足跡を発見。

ノウサギは冬季、積雪によってその存在を知るけものの代表格だが、無雪期でもこうして時々足跡を見かけることがある。乾いた畑や農道だとなかなか痕跡が残らないが、梅雨時の今なら、こうして泥に足を取られる姿を想像するのはそう難しいことでない。

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不用心

2014/1/15


20140115

山から降りてくると、林道脇の貯木場に、朝は見られなかったノウサギの足跡を発見。急ぐふうでもなく、ジグザグに開放空間を移動しているが、こんなピーカンの真っ昼間、天狗様の狩場内をうろつく不用心者がいるのはありがたいことである。

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少雪越年

2013/12/30


20131230

その後にまとまった雪が降らないため、予想とは裏腹に少雪の越年となりそうだ。北部フィールドの林道も一部は車で進入できるところがチラホラ。ただ、鉄砲撃ちが先客として入り込んでいるため、溶けて凍ってを繰り返した路面は条件が悪く、板バネジムニーにはちと辛い状況だ。


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林道の周辺から新しい伐採地周りを歩き回ると、ノウサギのフットプリントを結構見かけた。過去に何度か書いていることだが、ノウサギの足跡を見るのは嬉しいことである。 木を切ったからといって、シカのようにそう簡単に増えてくれないのがノウサギだから。

フードチェーンの頂点に立つ捕食者たる天狗様を守る上で、餌動物の数というのは非常に重要な要素である。天狗様そのものを直接保護する施策も大事だが、繁殖活動を持続させていくの必要な餌量を確保できるように、ノウサギやヤマドリが増えていくような環境作りに重きを置くほうが、より効果的に天狗様の保護につながる。

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今週は週の初めに氷点下13℃まで下がったというのに、

今日は日中一気に13℃まで上がって暑いのなんの。

風も吹かず、そしてアレも飛ばず(苦笑)、

近くの梢ではシジュウカラがさえずって、

シャツ一枚で気分だけはまさに春爛漫。

三寒四温どころではないその気温差は、

かなり激しいジェットコースターのようだ。

20130228

家の前の側溝は未だ雪にふさがれているが、

どうもそこを踏み抜いたウサ公がいたようだ。

落ちるのは免れたようだが、その慌てようが目に浮かぶ(笑)。

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ノウサギ来訪

2013/2/11

20130211

明け方近くに犬が低く数回吠えるのを聞いた。

季節柄また野良でも来たかと思っていたら、

来訪者はノウサギであった。

ひと冬に数回はこんなこともある。

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