足跡を読み解く
2018/2/23
老犬が寒いとあまり遠出をしなくなったので、散歩も家の周辺で済ませていたのだが、調子が良いと思い出したように以前のコースに向かうこともある。
久しぶりに上の集落まで出張ったところ、Hさんの畑で真新しいノウサギの足跡を見つけた。どちらも恐らくは同一の個体のもので、左は昨夜の早い時間帯に森から出てきた(手前から奥へ)ところ、右が今朝森へ帰っていった(奥から手前)ところだ。右のほうが足跡のエッジが立っているのが判るだろうか。
FUJIFILM X-T2 / XF16mm F1.4 R WR
もう少し補足すると、左はピョーンピョーンと跳躍するように小走りに走っていった痕跡で、右はピョコンピョコンと小さくゆっくりと跳ねた様子なのが判る。言い換えれば、左は「さあ飯食うぞ!」と元気に走り出し、右は腹も膨れたんで「帰って寝っか」といったところかな。
ちなみに右と左で色温度が異なるのは、どちらも日の出前で撮影時間に15分ほど間が開いているせいだ。撮影自体は右が先で左が後という順になる。