タグ : シカ

photrest banner

秋の発情期にあれだけ活発に動き回っていたシカたちも、積雪となるこの季節にはすっかりその姿を見せなくなる。畑は雪の下に埋もれ、そもそも作物の残り物も鋤き込まれてしまっているので、食べるものがないという切実な事情がある。

その点、イノシシは地面の下にまでその鼻の先を伸ばして餌を探すので、多少の積雪なら気にせず活動している。

イノシシはシカやカモシカに比べて足が短いため、本来は雪の深いところでは腹を擦ってしまって活動できないと言われているが、赤城高原程度の積雪だと関係ないようである。

FUJIFILM X-H1 / XF16mm F1.4 R WR / CLASSIC CHROME

蹄の後が4つ残るのはイノシシの特徴。後ろの2つは副蹄と呼ばれ、雪や泥の中の歩行ではアイゼンの役目を果たす。

同じ偶蹄目であるシカやカモシカでは、この副蹄が高い位置に付いているため、この程度の積雪ではここまで明瞭には残らない。

カテゴリ:ほ乳類|タグ:, ,

夏場は青々としてみずみずしい高原レタスの産地も、本格的な冬の到来を前に農閑期に入りつつある。

FUJIFILM X-H1 / XF16-55mm F2.8 R LM WR / CLASSIC CHROME

薄っすらと霜が降りた標高約800m付近のSさんちの畑。肥料が鋤き込まれ整地された耕作地を踏み荒らしているのは、近隣の森に住み着いているシカたち。

そろそろ恋の季節も落ち着いて、単独行動から集団行動に移りつつある。さて、足跡の状況から何頭くらい通ったか判るかな?

FUJIFILM X-H1 / XF16-55mm F2.8 R LM WR / ETERNA

こちらは近所の県有林。農道に沿って防鹿柵が張り巡らせてあるが、途中で切れているのでほとんど意味なし。シカもイノシシもクマも自由に往来している。

写真は複数のイノシシが餌..恐らくミミズだろう..を探した食痕。この調子で柵に沿って50m近く土木作業よろしく鼻面で掘り起こしてあった。

昨日は無かったので、昨晩から今朝にかけての作業と思われる。道脇ということと、柵を背に背負っているので連中に逃げ場なく、もし対峙していたらちょっとヤバそうな状況だ。

とうとう平成最後の師走に突入である。来年の春には新元号となるが、よもや昭和から平成と3つの時代にまたがって生き延びようとは思わなんだ。

システム屋の立場で言えば、和暦は迷惑千万な話であって、とっとと西暦で統一してくれとなる。が、日本の生い立ちを振り返って考えると、和暦は飛鳥時代の大化の改新まで遡る話になったりして、歴史好きとしてはそれはそれで面白いし、世界的にも貴重な暦システムだと思わなくもない。

ただ、制度して両用併記は混乱の元なので、いっそ正式には西暦を公用として統一し、古式ゆかしい神事用などに和暦を残しておけば良いのではないかと思う。

LUMIX G9 PRO / LEICA DG VARIO-ELMAR 100-400mm F4.0-6.3 ASPH. POWER O.I.S. / ISO6400

先日、近所の林道入口で見掛けたシカは3尖の牡ジカ。こちらを見留てもすぐに逃げるでもなく、とことこと歩いては振り向く、という動作を数回繰り返して、ゆるゆると国有林のカラ松林に消えていった。

その緩慢な動きから、どこか具合が悪いのだろうと推察できる。理由はどうあれ野生動物が衰弱することは死が近いことを意味するので、果たしてこの冬を生き延びことができるか、気になるところだ。

カテゴリ:ほ乳類, 独り言|タグ:

ピョーンと

2018/11/17

先日の記事で、シカの牡は4歳まで年齢を判断できると書いたが、シカの仲間はカリブー..いわゆるトナカイのこと..を除いて牝には角がないので、そこはなかなか難しい。

1〜2歳なら体の大きさと顔付きで若いだろうと判断できるが、それ以外では何とも言えないかな。

あと、写真の個体のように道の真中を無防備に歩いている奴も、危険を察知する経験値が少ないと判断できるので、若齢と言えるだろうね。

LUMIX G9 PRO / LEICA DG VARIO-ELMAR 100-400mm F4.0-6.3 ASPH. POWER O.I.S.

この朝もまた薄暗い時間帯だったので、ISO12800で撮影。

ただ驚いたのはこの後の行動。こちらが先にシカが歩いてくるのを発見したので、遮蔽物のない農道脇にしゃがみ込んで待っていると、さすがに違和感を感じたかあちらさんも気が付いた。

すると、すぐに写真左方向に向きを変え、2・3歩駆け出したかと思ったら、まさに言葉通りピョーンとジャンプして、2m近い電柵を飛び越えて行ってしまった。

連中は何気に普段は電柵を避けるように行動しているが、いざとなると軽々と飛び越えてしまうその身体能力は、侮りがたし野生動物って感じである。

ちなみに、一応その瞬間も連射はしているのだが、シャッター速度が低速の上に電子シャッターに設定してあったので、見事に被写体ブレで全滅であるw

カテゴリ:ほ乳類|タグ:

お若いのに

2018/11/12

この秋はシカをよく見かける。シカは近所に通年いるので珍しくもないが、明るくなって目視できる時間帯にオープンな場所で遭遇するのは珍しいかな。

この朝出会ったのは若い牡ジカ。牡の場合、4歳までは角の枝分かれの数で正確に判断できる。この若い個体は2尖なので満二歳ということになる。

シカたちの恋の季節はまだ進行中だが、こんなところで言葉通りにのんびり道草食っているようでは、青春時代の人間と違ってまだそっちの方に興味はないのだろう。

LUMIX G9 PRO / LEICA DG VARIO-ELMAR 100-400mm F4.0-6.3 ASPH. POWER O.I.S.

まだ稜線からお天道さまが顔を出しておらず、撮影するにはちと暗くISO12800とかになってしまったが、こちらに気づいて固まってしまったようで、スローシャッターでもブレずに写った。

この後10秒ほど睨み合って後、思い出したように駆け出して、隣接する森の中へ逃げ込んでいった。

カテゴリ:ほ乳類|タグ:

先日の記事で、こんにゃく芋には野生動物も手を出さないと書いたが、中には味見を試みるチャレンジャーがいるのも事実。

若い個体は経験値が少ないので仕方ないが、これが毒のある植物だったりするとそこで命を落とすことになるので、食わないのも身を削ることだが、食うこともまた命に関わる問題に直結する可能性もあるのだ。

それもまた野に生きるものの掟であろう。

iPhone 6

少しかじった跡が残っているが、歯型からシカの仕業と判る。いくら腹が減っていても、さすがにエグくて最後まで食べる気は起きなかったろうねw

連日のように朝に晩にシカのラッティングコールが響いている。遠くの森から聞こえることもあれば、すぐ目の前の畑の防風林の時もあり、雄ジカたちは恋の季節に余念がない。

さらにここ数日、夕方日が落ちる頃になるとフクロウの鳴き交わしも聞こえてくるようになった。いよいよ山の秋は深まりしだ。

FUJIFILM X-H1 / XF55-200mm F3.5-4.8 R LM OIS / Velvia

今日は夕方少し晴れ間が出るかと思って、用事で下に降りた帰り道に少し遠回りしつつ寄り道して戻ってきた。

朝晩に車に乗っているとヒーターを点けるのが日常化しつつあり、車載の装備類もそろそろ冬仕様にせねばなるまいと思う今日この頃である。

カテゴリ:ほ乳類, |タグ:,

お見合い

2018/10/8

伐採地の縁を歩いていたら、突然シカの親子と鉢合わせ。こちらは斜面上部から下方を見ていて、あちらは向こう側を向いていたため、双方とも発見が遅れた。

子ジカはセオリー通りに飛ぶようにすぐに森に逃げ込んだが、母ジカのほうは好奇心なのか恐怖心なのか、こちらを眺めたまま固まってしまった。

すると突然、近くにいたハシブトガラスが母ジカの背中に飛び乗って、尻の辺りの毛をむしり始めたのである。

シカは危険を察知すると周囲の仲間に注意喚起するために、尻周りの毛を逆立てて白く目立つように見せる。飛び跳ねながら逃げる際、後ろ姿がやけに白く目立つのはそのためである。

鳥は卵や雛を守るために、獣毛の類を産座に敷くことがあるが、この時期はもう子育ては終わっているので、カラスがそれ狙いではないことは明白である。眼の前にいたシカが突然尻の毛を逆立てたのを見て、イタズラでもしようとしたのかもしれない。

当の母ジカはカラスが毛をむしる度に気になって後ろを振り向くが、それより眼の前にいる人のほうも気になるしで、どうして良いやら逡巡しているようだった。

LUMIX G9 PRO / LEICA DG VARIO-ELMAR 100-400mm F4.0-6.3 ASPH. POWER O.I.S.

お見合いは長かったように思えたが、シャッターは5枚しか切れてないので、30秒も経ってなかったようだ。結局母ジカも一声だけ警戒声を発してから、踵を返して森の中へと消えていった。

そしてカラスは素知らぬ顔で、次の遊び相手を探し行くかのようにゆっくり旋回しながら空の高みへと飛び去っていった。

カテゴリ:ほ乳類|タグ:

この暑いのに

2018/7/19

暑いと口にすると余計に暑く感じる気がするが、いやでもやっぱり暑い。恐らく赤城高原に住むようになってから一番暑い夏かもしれない。

昨日より気持ち気温は低いはずだが、湿度が高くてモヤモヤしているのはフェーン現象のせいだろう。フェーン現象については10年前に記事書いているのでそちらをどうぞ。

http://bigdipper.cocolog-nifty.com/blog/2008/01/post_b193.html

LUMIX G9 PRO / LEICA DG VARIO-ELMAR 100-400mm F4.0-6.3 ASPH. POWER O.I.S.

何やら気配に振り向くと、こんにゃく畑の奥をシカが1頭右に左に走っていた。

電柵があるため隣接する森に逃げ込めないようだが、だったら入ったところから出ていけば良いものを、朝からすでに暑いというのにご苦労なこった。見ているこちらが汗をかきそうだよ..

カテゴリ:ほ乳類, 季節感|タグ:

縦揺れ

2018/6/18

昨日は久しぶりにスマホの緊急地震速報が鳴ったのだが、揺れが先行していたもののその時点ではほぼ収まっていたので、警報としての意味はなかったけどねw

まあそれもそのはずで、震源が県内..と言ってもやや東寄りだったようだが..だったせいでP波の到達が早く、群馬にしては珍しく縦揺れだったのもそのせいだ。

隣の渋川辺りでは震度5弱だったので、最近の地震の中では強いほうだが、揺れていた時間そのものは短かったので、うちではまったく被害はなかった。

それにしてもだ。千葉、群馬、それに今朝の大阪と、このところ地震が立て続けに起きている感は否めない。気象庁は関連性を否定しているが、さすがにここまで続くとちょっと気になる。

FUJIFILM X-H1 / XF18-135mmF3.5-5.6 R LM OIS WR

どうしても電柵の無い畑はシカの通り道になってしまう。何もわざわざマルチの上を歩かなくても..とNさんの嘆きが聞こえてきそうだ。

カテゴリ:独り言, 鳥獣・環境問題|タグ:
ポートフォリオ
portfolio
ネイチャーフォトサービス
photrest site banner
最近の記事
2019/3/22
花粉でもやもや
てっきり今日は朝から良い天気になると思っていたが、期待通りの空模様ではなかった。さらに朝から気温が高 ...
2019/3/20
庭先でいざこざ
やけにヒバリの声が近いなと思って窓の外に目をやると、バルコニーのすぐ目の前を降下していくところであっ ...
2019/3/19
春の青赤黄緑
外界で少し春を先取り。 FUJIFILM X-H1 / XF35mm F1.4 R + MCEX-1 ...
2019/3/18
春の調査
昨秋の調査で、北部フィールドの某谷の天狗様の行動圏が少し西にずれたように思われるので、その辺りの確認 ...
2019/3/17
寒の戻り
今朝はよもやの氷点下に思わず身震い。年によって桜の咲く頃に雪が降ったり、GW明けに遅霜が降りたりとい ...
2019/3/16
風呂上がりの一本
明治のフルーツ牛乳が生産終了になると、ちょっと前にニュースで話題になっていたが、よく出掛ける近所の温 ...
2019/3/15
木こり作業
赤城高原に住み始めた頃に植えたカラマツが、17年を経て10mを超えるまでに成長した。 元々は沼田の花 ...
2019/3/14
不死鳥!天狗3号
実は年明け早々に天狗3号が故障した。原因は墜落に近いが、どちらかと言うと落下というのが正しいかな。 ...
2019/3/13
朝から花粉光環
花粉に悩まされるこの時期の旬の話題の一つが花粉光環現象だ。 大気中に大量に飛散した花粉によって太陽光 ...
2019/3/12
早咲き桜
沖縄・八重山地方の桜と言えばカンヒザクラだが、本州で早咲きと言えばカワヅザクラだ。お馴染みのソメイヨ ...
アーカイブ
以前のブログ記事はこちら 
  • 当サイトはプライバシー保護のためSSL暗号化通信によって保護されています。