タグ : シカ

portfolio
カテゴリ:ほ乳類, 季節感, 独り言|タグ:

漂う爬虫類感

2024/5/15

鹿鳴の季節

2023/10/12

先週近所でシカの初鳴きを聞いた。それ以来ほぼ連日朝に夕にどこからか、例の叫び声とも悲鳴ともつかぬ鳴き声が聞こえてくる。

先日秋が遅いと書いたが、シカのラッティングコールに関しては平年並みと言ったところ。早い年は9月中旬に聞くこともあるが、大体10月上旬が平均である。

イノシシは少し勢いが減った感がある..近年県内で流行っている豚コレラの影響と言われている..が、シカに関して相変わらずで、県内山間地ならどこ行っても本体も痕跡も見掛けないこと無いぐらいだ。

LUMIX GH6 / Swarovski STX95 / 4K120P静止画切り出し

午後遅く、1kmほど離れた対岸の牧草地に姿を現した牡ジカ。

肉眼で黒い点を見つけたときは最初クマかと思ったほど全身黒々として、今まさに繁殖期といった感じだ。

カテゴリ:ほ乳類|タグ:

シカの寝床

2023/9/28

裏山の森の中でさっきまで誰かが寝ていたような寝床を発見。

iPhone 13 mini

寝床の主は牡ジカ。前日に同じ林分でクマを見掛けていたので最初はクマを疑ったが、クマは身を隠せる藪っぽいところを好むのと、何より近くに生々しい角研ぎの痕があった。

秋はシカたちの祭りの季節。ラッティングコールがそろそろ聞こえそうだ。

カテゴリ:ほ乳類|タグ:

1980年代までニホンジカの北限は宮城県の牡鹿半島か、岩手県の五葉山周辺に限られた個体群がいるだけだった。

それが2000年代に入りその五葉からジワジワと生息域を広げ始め、岩手県では北上高地のほぼ全域、明治期に一度絶滅して現在は個体群の定着は確認されていない青森県でも時おり目撃例があるため、もはや本州最北端への侵入は時間の問題と言われれている。

岩手では特に早池峰山周辺での林業被害が顕著で、北アや南ア同様に固有の高山植物にも被害及んでいるらしい。

北上高地は昔から尾根筋に放牧地が広がっており、特に冬期は使われてないため恰好のシカの餌場となっていると思われる。

さらに国内木材の需要を見込んでか植林地を増やしているため、一時的な伐開地も散見され、結果的にシカの餌場を人が提供する状況になりつつある。

OM SYSTEM OM-1 / LEICA DG VARIO-ELMAR 100-400mm F4.0-6.3 ASPH. POWER O.I.S.

伐開地内を移動中に見かけた若い牡ジカ。この前日に親子グマと20mほどの距離でニアミスしており、ガサガサと動くものにかなり神経使っていたのでこちらが先に気が付いた。

それでも小生が風上だった..親子グマの時は逆にこちらが風下だった..ので、カメラを構えてすぐに尻毛を白く膨張させて飛び跳ねつつ逃げていった。

カテゴリ:ほ乳類, 鳥獣・環境問題|タグ:

メニーヒル

2023/6/2

雨の日に停車中の車から道脇の休耕地を眺めていたら、隣接する雑木林からワラワラとシカの群れが姿を現した。一群は若い牡のグループのようで、一部は袋角が生え始めていた。

何で休耕地を眺めていたのかと言えば、街中というわけではないが周辺には民家もあって、散歩中の人の姿もチラホラあるのにヌタ場と化していたからである。

人里と言えど関東平野末端もシカの通年生息地になりつつあるということか。

OM SYSTEM OM-1 / LEICA DG VARIO-ELMAR 100-400mm F4.0-6.3 ASPH. POWER O.I.S.

若ジカたちが去った後に侵入路探しに行ったけど、あまりのメニーヒルwで即退散となった。

やはりこのエリアでは雨の日は長靴にヤマビルファイターを塗布してないと地獄を見ることになる。

カテゴリ:ほ乳類|タグ:

いきなりシカが道脇の防風林から飛び出してきて、目の前5mほどを横切って走り去ったのにはさすがに驚いた。

こちらが歩いてきたのに気が付いたが時既に遅しで、逃げようかどうしようか悩んでいるうちに小生の接近を許してしまったといったところだろう。

こちらも1頭程度ならそこまで驚かないのだが、林からガサガサと続けざまに7頭が走り出てきたのでビックリした次第である。

FUJIFILM X-H2S / XF150-600mmF5.6-8 R LM OIS WR / PROVIA

農地に張り巡らされた防鹿柵に沿って逃げ去る一群。相変わらずシカ除けとしてまったく機能していない。

これから出産シーズンを迎えるので、そろそろシカの群れもバラける頃合いだ。

カテゴリ:ほ乳類, 鳥獣・環境問題|タグ: