日の出前に庭に出て、吐く息白く思わず「寒!っ」と叫んでしまった。そんな朝の外気温はちょうど零度。
さすがに庭先が白くなることはなかったが、県北の山々の稜線は軒並み冠雪状態で、まるで冬型のような北風が終日吹き続け、日中でもストーブの世話になることに。
赤城高原は5月でも遅霜が降りることがあるので、まだストーブとフリースを仕舞うわけにはいかない。
そんな春の花冷えの赤城高原にもキビタキが到着し、クロツグミに混じってさっそくピッコロピッコロと喉を鳴らしている。
日の出前に庭に出て、吐く息白く思わず「寒!っ」と叫んでしまった。そんな朝の外気温はちょうど零度。
さすがに庭先が白くなることはなかったが、県北の山々の稜線は軒並み冠雪状態で、まるで冬型のような北風が終日吹き続け、日中でもストーブの世話になることに。
赤城高原は5月でも遅霜が降りることがあるので、まだストーブとフリースを仕舞うわけにはいかない。
そんな春の花冷えの赤城高原にもキビタキが到着し、クロツグミに混じってさっそくピッコロピッコロと喉を鳴らしている。
濃いサッカーファンには申し訳ないが、昨晩のセネガル戦は絶対勝てないと思っていたので、期待しない分ある意味安心して観ていられた。なので素人目に見ても引き分け勝ち点1は結果オーライではないだろうか。
おっさんジャパンと揶揄されていた下馬評を見事にひっくり返しての善戦に、最後のポーランド戦は俄然面白くなってきたね。
今年はあちこちキビタキの当たり年だったようで、北部フィールドのみならず、家の近所でも結構な個体を見かけた。2枚目など隣家の柵だしね。
もう繁殖も一段落するこの時期、未だに朝から鳴いている個体もいて、あぶれ雄もそれなりにいたようである。
日本の季節の進みが早いからと言って、東南アジア方面から渡ってくる夏鳥がその分早いか言えばそんなこともなく、そこはまあ平年並みだ。
ただ、今年はキビタキが多い気がするが、全国的にはどうなんだろうか。SNS上でも特筆するほどそんな話も聞かないので、上州の県北に限った状況なのかもしれない。
うちの近所の森でもキビタキの姿はよく目に付き、未だ縄張り争いに決着がついてない個体もいて、連休中は賑やかだった。以下の3枚は何れもうちの近所だが、撮った日時も場所も別である。
林縁にヤエザクラが咲く森に渡ってくる個体がいて、何とか花と一緒に写し込みたいと毎年狙っていたが、今年は背景に一緒に収めることができた。
本当はもう一段絞り込みたかった..花がちょっとボケ過ぎなので..が、そもそも暗い上に縄張り争い中の刹那だったので、これ以上は望むべくもなしだった。まだまだ精進が必要だね。
G9 PROは高感度の処理が良くなったようで、GH5と比べてもISOを一段高く設定できる。所詮はマイクロフォーサーズなので好んでISOを上げたいとは思はないが、ISO6400までなら何とかイケるかという感じである。
ちなみにGH5sなら高感度も余裕だろうという声もあろうが、結局GH5sの導入は見送り決定である。業務的に暗所での動画の需要があるわけでもなく、写真が1000万画素しか撮れない時点でどう考えても足が出そうな機材なのでね。
それより残りのGH5を映像撮影チームに払い下げて、予備機含め2台共G9 PROにしてしまおうか画策中。別に映画を撮るわけではないので、G9 PROの動画性能でもまったく問題なく必要十分であるし、そもそも写真撮影に関してはG9 PROに慣れてしまって、もうGH5に戻れない体になってしまったw
近所の雑木林でピッコロピッコロとキビタキが鳴いているのを見つける。犬連れであったので逃げられるかと思ったが、この時期はまだ縄張り争いが優先なので、それほど意に介す様子もない。
ただ、雑木林というくらいだから結構ヤブが混んでいて、主の姿をハッキリと捉えることができない。鳴いていたという文字だけの情報より、写真や映像があったほうが記事としてはベターなので、上下左右、前後にと位置を調整してようやく隙間から数枚写したところで、通りがかった農家のKさんに声をかけられジ・エンド。世間話が終わって振り向いた時にはキビタキの姿はもう見つけられなかった。
先日、P900などというオモチャで遊んでいるのをカミングアウトしてから、一部の写真仲間からは後ろ指を指される始末であるが(笑)、どうしてどうしてこういうシチュエーションでは実に有効なカメラだ。作品を撮るのでなく、記録することに主眼を置くなら、高価な大砲レンズにフラッグシップカメラなどまったく必要ないし、何よりアクティビティでは足手まといでしかないからね。
道具は適材適所で要は使い方次第ということ。良い時代になったもんだ。
陽気なキビタキのさえずりは、初夏の森のイメージそのものだ。
私のことを鳥屋だと勘違いしいている人が未だにいるが、そのような立ち位置は随分前に引き払っている。
エコシステムの中のワイルドライフ。つまり生態系という枠組みを俯瞰したものの見方にシフトしているので、生きもの個別の種類に固執することはあまり考えていない。とは言いつつも、天狗様に30年以上入れ込んでいるのは事実だが、アンブレラ種として生態系の頂点に立つイヌワシだけは別格で、私の中で種を超越した存在なのである。
ただ、アフリカやアラスカなどど異なり、日本でワイルドライフと言えば野に生きる鳥がもっとも身近なのも事実である。クマやキツネなどに比べ、しゃかりきになって探さずとも、日常的に野外で目にすることが多い。おっつけ、写真の被写体になるのも鳥が多いという必然の結果になるのだ。
昔取った杵柄で、日常的に行動するエリアで見かける鳥はだいたい識別できるのだが、今も昔もこの手の雌タイプはなかなか白黒判断できずにいる。近くに雄でもいれば何ということはないのだが、ヒョロヒョロと聞きなれない鳴き声..結果的に巣立ち雛を探していたようだが..だけでは何とも同定できず。
最終的には鳥写真の専門家に聞いてキビタキの雌だとなったのだが、言われてみれば上尾筒にオレンジが見えるよね。