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Z 9とR3を注文した仕事仲間は未だに納期未定のままらしく、予約をキャンセルして予算を別に回そうかという話をしていた。

売りたい時にモノがないというのはメーカーにも小売店にも困ったことで、まさに新コロナ禍がもたらす半導体不足に起因する機会損失ということになる。

そんな状況が影響してか、キヤノンが生産の軸足を海外から国内に移し、生産体制を管理しやすくする方向に舵を切っているという。

この20年で日本は人的コスト削減を目的に国内工場を軒並み閉鎖、海外に生産拠点を移してきたわけだが、キヤノンの話はその揺り戻しのように映る。

生産ラインを国内製造としても資材調達は海外が主流のままなので、生産だけでなくサプライチェーンそのものの見直しも必要であろうが、今回のパンデミック騒動で労働力はその国の政策や法律に大きく左右されることが浮き彫りになったので、方向性としては正しいのだろう。

ただ、国内の労働力でも見合ったコストで生産できるということは、逆に言えば日本人の賃金が下がったかもしくは上がらずであり、海外労働力の賃金が上がったことを意味するということになる。

つまり日本は総じて貧乏になってきているということに他ならず、Z 9やR3は国内で生産できたとしても、それを手にすることができる購買層は減っていく可能性が高いということだ。

一体誰がこんなに我が国を貧乏にしたのか、その罪は重いな..

FUJIFILM X-T4 / XF100-400mm F4.5-5.6 R LM OIS / PROVIA

今年最初の満月は、オオカミが遠吠えする季節..うちの近所でもキツネが活発に動き回っている..ということでウルフムーンと呼ばれる。

あと、今年拝む満月では最も地球との距離が離れていて、見かけも小さく見えるというのをニュースでやっていたな。まあ比較物がないと大きいも小さいもわからんけどね。

科学は大事

2022/1/17

一昨日のトンガの火山島の噴火はすごかったな。今や気象周りは世界中の衛星画像からその状況が手に取るように分かるが、隕石が衝突でもしたかのようなインパクトが見てとれた。

そしてその余波というか影響が津波となって太平洋沿岸各国に到達し、我が国でも漁船転覆などの被害がもたらされており、壮絶な威力をまざまざと見せつけられた感じだ。

津波情報は一旦は気象庁も出したが、通常の地震による津波でなかった..因果関係を科学的に証明できない事象..ためかすぐに取り消されたものの、潮位の上昇と全国的な気圧変化から夜半に改めて警報を出すことになったようだ。

今回のこの気象庁の対応では、過去の観測データと照らしても該当する事例がなかった..噴火による空震で潮位変化が起きて津波となる..ことが今回のバタバタにつながったと記者発表で発言しており、それについて賛否両論があるようだが、予測するためには地道な観測データの収集とそれに基づく科学的な研究と判断が必要になることが改めて認識されたと言って良い。

近年の気象庁は予算削減が顕著であり、それは公的機関の公式サイトと思えないような広告バナーの多さを見てもよく分かる。特にここ10年ほどの科学や研究を否定する政治の姿勢がそれを助長していると言っても間違いない。

前にも書いたが、科学と研究そしてそこに至る教育に資源を割かない重視しない国家に未来はない。

OM-D E-M1 MarkIII / M.ZUIKO DIGITAL ED 12-100mm F4.0 IS PRO

今でも時々小規模の火山性地震の群発と噴煙が見られる浅間山は、100年活動度または1万年活動度が特に高い国内有数のAランクの活火山に指定されている。
 
生まれたばかりの海底火山が火山島として成長し、それが噴火につながった先日のトンガほどはないにせよ、1783年の天明大噴火レベルの災害がいつ起きるとも限らない。

カテゴリ:, 独り言|タグ:

この冬は寒い

2022/1/15

この冬は例年に比べて冷え込む日が多く、毎朝氷点下8〜10℃前後で推移している。日中でも気温が上がらないので外水道は完全に凍結したままで、近年では久しぶりの事態だ。

例年だと餌台にやってくる鳥たちに水場を提供していたのだが、水道が使えないのでこの冬は正月から水場は諦めてもらっている。

積雪は日本海側の地域ほどあるわけではないのでその点は助かっているが、今のところ昨年暮れから地面が白くない日はない程度に積もっている感じ。

先日の気象庁の予報では桜の開花が早い=春が早いということなので、このままこのくらいの降雪で春まで済んでくれることを願いたいものだ。

FUJIFILM X-T4 / XF16-55mm F2.8 R LM WR / VELVIA

積雪があるので周辺の農地には動物たちの足跡がよく見られる。

写真は定番のノウサギで、なかなか本体を観ることはないのだが、こうして足跡を確認することでその存在を意識することができる。

カテゴリ:ほ乳類, 季節感|タグ:,

雪中行軍

2022/1/13

夏場なら登山者を見かけるピークが近くにあるので、知り合いの山屋に積雪状態を聞いたところ、雪なんかねぇーよと言われたので、それならといそいそ県西部のフィールドへ足を運んだ。

が、聞いた相手が悪かった。冬山をやるような山屋には20〜30cmは積雪のうちに入らないようだ..

iPhone 13 mini

風で雪が吹き飛ばされているので尾根上はまだ楽だったが、ちょっと斜面をトラバースとなるとつぼ足ズボズボでもう大変。

さりとて尾根沿いは片側が崖地形でスッパリと落ちているので、ミニ雪庇の存在もあって恐い怖い。帰路は自分の踏み跡を止め足の如く辿って戻った。

ポイント探しの下見だったので軽装だったが、雪中行軍を往復7kmもやるとヘロヘロだw

カテゴリ:季節感

昨日、那覇で昨年より一週間早く桜が開花したそうだ。平年比でも5日早いとのこと。

年末年始から寒波の襲来が続き、特にこの週末の北日本の風雪状況からすればマジか?って話だが、これこそが南北に長い日本列島の自然の妙だと言えよう。

その地域に住んでいればまさにそれぞれの事象の当事者ということになろうが、情報を集めて日本列島を俯瞰して眺めれば、四季の明確なこの国の地理的な多様性を曼荼羅の如く知ることができる。

ちなみに沖縄の桜の観測はソメイヨシノではなくカンヒザクラだ。

FUJIFILM GFX100S / GF30mmF3.5 R WR / Velvia

日の出前に地球と宙の狭間に映えるビーナスベルトはまさに桜色だ。

カテゴリ:季節感|タグ:

昨日はAppleが初代iPhoneを発表した日だったそうで、早15年前のことである。

CEOのスティーブ・ジョブズが発表会の基調講演で、「電話を再発明する」と言っていたのをなんとなく覚えているが、当時はAppleブランドで新手のPDAでも出すんだろうくらいにしか思っていなかった。

その後のiPhoneの快進撃とスマートフォン市場の拡大は周知のことであり、台数ベースの市場シェアこそGoogle率いるAndroid端末に敵わないものの、依然としてiPhoneの優位性は高い状況だ。

スティーブ・ジョブズが存命であればiPhone含むiOSの状況は良くも悪くも現状とは異なっていた..ジョブズの意向を必ずしも汲んでいないの意..だろうなというのは何となく想像できるが、現在の成功を見ればだから間違っているとは軽々には言えないだろう。

ところで、15年前と言えばまだまだ企業や地方自治体向けのエンタープライズ系システムの開発が仕事の主流だった。

が、それが今やこんな片田舎のフリーランスエンジニアであっても、スマホを中核とするWebサービスの開発へとシフトしてきているので、そう考えるとジョブスが再発明したのは電話どころではないなと思ってしまう昨今である。

スマホの登場で個の力が試されるのはIT業界も同じということだ。

LUMIX G9 PRO / M.ZUIKO DIGITAL ED 12-100mm F4.0 IS PRO

今シーズンの餌台はシジュウカラが多い。餌台にやって来るタイミングをスズメ軍団と鉢合わせしないようにしているっぽいので、特にそう感じる。

例年だと2ペア程度だが、数えた限り多い時で4ペア8羽が滞在している時がある。

先日の積雪&凍結で転倒し、レンズが根本付近からポッキリ折れたという話題をSNSで見かけた。

カメラはオリンパスのE-M1で、折れたレンズはED40-150ということで、突出した望遠ズームなので打ちどころによってはより折れやすいということになる。

背中側に回しながら下げて携行中にそのまま背面から滑って転んだようだが、カメラを硬い路面や地面にに打ち付けたのであれば、凍結云々以前に破損する確率は高いだろう。

かくいう拙者もその昔、冬の北海道でカメラを持った状態で転倒したことがある。

場所は道東の藻琴山の道道で、その日は日の出前で氷点下25℃まで下がって車中泊にはなかなか堪える寒さだったが、朝の風景を撮ろうとEF70-200を付けたEOS-1V片手にポイントまで移動中、足を滑らせて転倒してしまった。

とっさに体を捻ったので尻から座り込むように倒れて、当人はさほど被害はなかったのだが、捻った拍子にカメラは手を離れて宙を待っているのを視界の隅に見ていた。まさにスローモーション的にw

ああやってしまった..と思ってカメラが飛んだ..投げたと言った方が良いかも..方向を見たら、奇跡的にカメラは路肩の吹き溜まりっぽいところに落下して、雪に埋まっただけで済んだ。もし凍結した路面に落ちていたらそれはもう推して知るべしだな。

肩から掛けていようが手に持っていようが転べばタダでは済まないわけだが、この時は冬であったことが不幸中の幸いだったというオチである。

OM-D E-M1 MarkIII / M.ZUIKO DIGITAL ED 12-100mm F4.0 IS PRO

ニュースで報道されている通り、今年の正月の初詣は新コロナ禍以前に戻った印象である。

経済を考えれば喜ばしいことだが、オミクロンなる新手が流行り出しそうな状況なので、まだしばらく人混みを避けて生活する必要がありそうだ。

カテゴリ:独り言

大陸から寒波が降りてきている中、南岸低気圧が通りがかることで南関東が積雪に見舞われた。

ニュースでは毎度お馴染みの都心の混乱ぶりが報じられていたが、積雪時の都会の安定した脆弱ぶりに、雪国の人たちは毎度溜飲を下ろしているぞw

雪に馴染みのない都会の人たちが恐るべきは、降っている時よりもむしろ翌日の朝である。南岸低気圧が通り過ぎたあとの冬の関東平野はほぼ100%の確率で放射冷却になるので、中途半端に踏みつけられ解けた雪が凍りつくので、車道も歩道もアイスバーンと化して事故を誘発することになる。

とは言え、太陽光の威力は絶大なので、昼頃までにはその多くが解けて乾くが、それでもここ数日間は日陰は要注意だろう。

iPhone 11 Pro

南岸低気圧の影響は内陸にはほとんどないが、夜半に少し降ったようで8cmほど積み増していた。

ただ、水分が多いので晴れればこの積み増し分はすぐに解けてしまうだろう。

カテゴリ:季節感

昨年の大晦日も元旦もコード書いてはいたが、世の中で言うところの形式的な仕事始めは今日ってことになるかな。ボチボチ、Slackにメールそれに仕事LINEも飛んできているしね。

ただ、倅たちが3日から帰省中で我が家的にはそこから正月始まりなので、家の中は今週いっぱいは正月気分って感じ。昼からこたつで酒飲んでるしw

FUJIFILM GFX100S / GF63mmF2.8 R WR / Classic Nega.

今朝は結構冷え込む予報だったが、曇り空で放射冷却にならなかったため、氷点下8℃でとどまった。

予報では沼田で氷点下12℃だったので、同15℃くらいを覚悟していたのだけど..

カテゴリ:季節感

初天狗詣

2022/1/5

この年末年始寒波の影響もあって県北は何処も雪が深いので、初天狗は積雪が少ないフィールドへ。

元旦とは打って変わってこの日は快晴無風の絶好の山日和だったので、南の関東平野も北の上越国境も眺望はすこぶる良好、まさに関東の冬晴れであった。

そしてなすびこそなかったが、一富士二鷲をまずは達成w

iPhone 13 mini / 関東平野

OM-D E-M1 MarkIII / M.ZUIKO DIGITAL ED 12-100mm F4.0 IS PRO / 仙ノ倉山

OM-D E-M1 MarkIII / LEICA DG VARIO-ELMAR 100-400mm F4.0-6.3 ASPH. POWER O.I.S. / 富士山

iPhone 13 mini

雪が少ないエリアと言っても北側の斜面は解けずに残っているので、そこではさすがにチェーンスパイクを着用する。

積雪のあるフラットな林道歩きならスノーシューを使うが、斜度がきついとかえって歩きづらいし、外した時に荷物になるのでそこはシチュエーションは選ぶな。