転ばぬ先の杖ならぬ転んだ先のカメラ
2022/1/8
先日の積雪&凍結で転倒し、レンズが根本付近からポッキリ折れたという話題をSNSで見かけた。
カメラはオリンパスのE-M1で、折れたレンズはED40-150ということで、突出した望遠ズームなので打ちどころによってはより折れやすいということになる。
背中側に回しながら下げて携行中にそのまま背面から滑って転んだようだが、カメラを硬い路面や地面にに打ち付けたのであれば、凍結云々以前に破損する確率は高いだろう。
かくいう拙者もその昔、冬の北海道でカメラを持った状態で転倒したことがある。
場所は道東の藻琴山の道道で、その日は日の出前で氷点下25℃まで下がって車中泊にはなかなか堪える寒さだったが、朝の風景を撮ろうとEF70-200を付けたEOS-1V片手にポイントまで移動中、足を滑らせて転倒してしまった。
とっさに体を捻ったので尻から座り込むように倒れて、当人はさほど被害はなかったのだが、捻った拍子にカメラは手を離れて宙を待っているのを視界の隅に見ていた。まさにスローモーション的にw
ああやってしまった..と思ってカメラが飛んだ..投げたと言った方が良いかも..方向を見たら、奇跡的にカメラは路肩の吹き溜まりっぽいところに落下して、雪に埋まっただけで済んだ。もし凍結した路面に落ちていたらそれはもう推して知るべしだな。
肩から掛けていようが手に持っていようが転べばタダでは済まないわけだが、この時は冬であったことが不幸中の幸いだったというオチである。
OM-D E-M1 MarkIII / M.ZUIKO DIGITAL ED 12-100mm F4.0 IS PRO
ニュースで報道されている通り、今年の正月の初詣は新コロナ禍以前に戻った印象である。
経済を考えれば喜ばしいことだが、オミクロンなる新手が流行り出しそうな状況なので、まだしばらく人混みを避けて生活する必要がありそうだ。