博打の上に火事場泥棒とは
ニュースではほとんど報じられていないが、国民の年金積立金をアレノミクスなどと大々的の喧伝し、高リスクと知った上で株式に運用、見事にこれに失敗してなんとこの1〜3月だけで18兆円もの損失を出しているという。
もっと言えば、2018年10〜12月は15兆円、2019年なら8兆円の運用実績の赤字が出ている。つまり国民の預かり知らぬところで国民の財産が泡となって溶けて消えてしまっているのである。
国はこの状況を新コロナのせいだと言って言い逃れしようとしているが、国家が株式の投資など博打も良いところで、アレノミクスがいかに有名無実な方弁だったかがよく分かるというものだろう。
そしてそのツケを払わされるのは国民ということは世の習いだが、事もあろうにこの新コロナ渦の中、与党内から増加した財政支出に対応するよう増税を検討するような意見が出ているというから、驚きを通り越して呆れるしかない。
言い出しているのは石原のバカせがれなどポストアレの埋没組だが、国民が新コロナで疲弊している最中に与党内で増税なんて言っているアホな国は、世界中見渡しても先進国では日本だけだぞ。それ正気か?
補足しておくと、先の意見では正確には「税収を増やす」という言い回しだが、自民の税調メンバーである件の連中は財務省の手先議員なので、東日本大震災後の復興特別税のようなものを近い将来取り立てる腹づもりなのは見え見えである。
連日の雨模様で天気予報とにらめっこ状態だが、今日は何とか天気が持ちそうな予報だったので、週明け早々ではあったが急遽山へ出撃してきた。
が、その事情は土建屋も一緒のようで、どの林道も軒並み工事が入ってしまっていて通行止めを食らってしまった。
工事は昨秋の台風の影響がほとんどだが、先週の大雨で新たに法面が崩れたところもあるとのことで、何箇所かは今月中は通行が難しいようだ。