低地のアマツバメ
先だって北東北を訪れた際、標高500m程とさほど高くない山間の農耕地でアマツバメを見かけた。
地元でもアマツバメは生息しているが、そのほとんどが県境付近の亜高山帯なので、ところ変わればと言うかちょっと驚いた。
折しも巣立ち時期だったようで、流れるように群れて飛んでいる様はなかなか壮観である。
曇天だったからか飛行高度が異様に低く、時おり小生の立っている頭上スレスレを飛び交ったり、何度か三脚との間をすり抜けるなどアクロバティックな飛翔にはヒヤヒヤさせられた。
何せ至近距離での風切り音は凄まじく、数羽によるすり抜け時の衝撃波もなかなかもので、もしもぶつかったらかなり痛いよなと思いつつその姿を眺めていた。