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先月の記者会見でアレは「今回の流行をほぼ収束させることができた」などとテキトーなことを言っていたが、それであれば今回の政府の対応を検証するのに専門家会議の議事録が必要だと野党から国会で問い詰められると、なんと「収束を一概に定義することは困難」とする閣議決定をしやがった。

まったくもって多くの国民から不興を買っている世界でも類を見ない国の新コロナ対応。それを検証されては色々ボロが出て困る。そこで「ほぼ収束した」が「完全に収束したと判断は困難」なので「検証にはまだ入れない」みたいな流れでなし崩し的に逃げ切ろうというのがミエミエだな。

何れにせよ、先送りにしている来年の東京五輪開催には「新コロナが収束していることが前提」という大原則があるので、そんな逃げ口上が通用するのも今だけ。五輪を開催するも中止するも茨の道で、どのみちお前らの逃げ場はないぞ。

そんな東京五輪も裏から漏れ伝わる情報ではすでに中止が既定路線のようで、何より新コロナ対応に絡む電◯の暗躍を見ていれば、五輪開催の利権で潤うはずだった懐勘定を新コロナ対応事業で穴埋めしようとしているのが容易に見て取れる。ズブズブの関係にある政府も◯通を潰すわけにいかない事情、潰れてもらっては困る事情がモロモロあるのだろうな。

ま、個人的にも五輪のように世界中で人の大移動が起こるようなイベントはしばらく不可能と思う。よく言われている通り、仮に国内だけ収まっても海外の状況は不透明であるし、ワクチンが世界中に供給されて処方が安定しないと一過性では済まなくなるしね。

毎冬流行るインフルエンザ並に世間の意識が「普通」に落ち着くまでどうにもならんだろうな。

FUJIFILM X-T4 / LAOWA 65mm F2.8 2× Ultra Macro APO / Classic Nega.

梅雨入りを前に夏らしい陽気になってきた感があるな。

それにともない朝からエゾハルゼミが鳴き始めるようになり、隣の地区で鳴いているカッコウの涼しい高原の声もかき消されがちである。

今をときめく持続化給付金事業の請負元である「一般社団法人サービスデザイン推進協議会」。

すでに電◯に仕事回すためのトンネル会社であることが各方面の調べで判明しており、今回も特に何も仕事をしていないのに20億もの中抜きなど許すまじというのが世論の怒りで、税金を食い物にされている国民感情としては至極当然のことである。

件のサイト「持続化給付金サイト(jizokuka-kyufu.jp)」について、go.jpドメインでないのはおかしいのではないか?と先日も指摘しているが、報道されているように公示日を知っていて事前に入札を決めていたのではないか?という点に何となく思い当たるフシもあり、あらためてWHOISで情報を確認してみたところ..

持続化給付金事業の競争入札の公示日は4月8日だったが、先のjizokuka-kyufu.jpが登録されたのはその2日前の4月6日なのである。

これは公示前にすでに事業内容など情報を知っていて、しかも落札することが決定の前提に事を進めていたことが伺える割とうかつな証拠ということになる。もちろん偶然を主張されればそれを否定することは難しいが、経産省と同社がただならぬ関係であることを疑う余地はないだろう。

自治体主導で行われている国民全員10万給付が遅れに遅れている状況なので、迅速に給付を進めるために民間の力を利用するという主旨は何ら異論はないが、その足元を見るかのように20億などという巨額で不要な中抜きをするなどあってはならない話だ。

これはやはり誰かの懐にその金が流れている、または戻っているという見方は決して穿ったものではないぞ。

iPhone 11 Pro

路上にホオジロが降りていたが、ゆっくり近づいても逃げようとしない。死んでいるとか死にそうとかそんな感じもしなかったのでそのまま通り過ぎようとしたところ、不意に飛び立って森の中へと消えていった。

恐らくは行き交う朝採りレタス屋のトラックかパートさんの車にでもぶつかって、一時的に脳震盪でも起こしていたのだろう。

隣接する畑の脇でよく鳴いている個体がいて餌も運んでいたので、そのペアのどちらかかも知れないが、まあ繁殖に忙しい時期に片親にならずに済んで良かったな。

くれぐれも道路を横断する時はもう少し高いところを飛ぼうぜ。

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米の警官による黒人殺害事件に端を発する一連の抗議・追悼デモが世界各国に広がりを見せているが、とりわけカナダのトルドー首相による哀悼の念を示す片膝をつく行動が話題となっている。

さらに記者会見の場で記者から意見を問われた際、20秒間ほどの沈黙の後に選ぶように自らの言葉で哀悼の意を述べていたのも印象的である。取り巻きの腰巾着補佐官にプロンプター原稿を用意してもらわないと記者会見もできない、どこぞのヘタレ首相とはエライ違いだな。

そんな中、他国の政府関係者から日本の新コロナ被害の意外な少なさについて問われ、「お宅の国とは民度が違う」と言い放って相手が絶句したというネタ話を、事もあろうに自慢気に国会で披露したアホウに国民が絶句だな。

それ、日本人の民度の高さに驚いた的な話ではなく、国が無策無能であることを国務大臣自ら公に認めてしまったからだろう。このアホウと言い日本モデルとか何とか自慢していたアレと良い、どこまでオメデタイお花畑脳なんだろうな。

100万人あたりの死者数で言ったらそれこそ日本はアジア主要国ではドンケツ最下位ぞ。ちゃんと新聞読めよな。しっかり官僚からレク受けてからそのねじ曲がった口を開けよ。

そもそも副総理の地位にあるような人間がだ。友好国を貶めるような発言を平気でかますようなアホを選んでしまっている..まあ選んだ覚えはまったくないのだがw..国民のどこが民度が高いというのだ。国民としてこんな恥ずかしい話などないぞ。

OM-D E-M1X / M.ZUIKO DIGITAL ED 300mm F4.0 IS PRO + MC-20

ギッという一声に頭上を見上げると、コゲラが梢で一休みしていた。常に動き回っている印象なのでこうして動きを止めているところは珍しい。

意図せずカスタム設定が高速連写用になっていたため、一回シャッター切ったら十数枚が撮れていたが、その中の数枚にめったに見られない?後頭部の赤が写り込んでいてラッキー。

国民は大臣を選ぶことはできないが、写真は連写しておくと後から自由に選べるので助かるなw

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東京アラートなんて大そうなフレーズなんで、一体どんな事態になるのかと思いきや、どこぞの橋の橋梁と都庁庁舎の壁面を赤く照らすだけという、笑っちゃ悪いがでも笑わないわけにはいかないオチであったw

大阪のほうで太陽の塔を色分けするという話があったが、まんまそのパクリやんけ。そもそもそんな都民全員に周知できないアラートなど何の意味があるのか。いつも緑色の服着ているオバさんが赤い衣装を身に付けて記者会見する方が、余程効果あるんじゃないか?

まあ何をどう小細工をしようとも、この夏に迫った都知事選に向けた選挙対策と言われても仕方ないぞ。

他所の自治体の話だからあまりとやかく言うのも何だが、店を閉めて欲しい事業者に追加で補償するとか、ずーっと問題視されている満員の通勤電車を何とかする..前回そういう公約だったはず..のがスジってもんじゃねぇのかねぇ。

そのうちパッケージに赤いレインボーブリッジでもあしらった銘菓「東京アラート」とかを、新コロナ対策と称した新たな公約として売り出しそうだなw

OM-D E-M1X / M.ZUIKO DIGITAL ED 40-150mm F2.8 PRO

1cm程度の大きさしかないが、赤いことで野外でもよく目立っているヘビイチゴの実。

このように、自然界でも危険を知らせるとか第三者の注意を惹きたいとかの理由で、赤やオレンジ、それに黄色などの色合いをまとっているケースがある。

もちろん色素として色を認識できる相手に限るが、動植物の仲間の時に派手な装いを見ていれば、色を識別できない種のほうが少ないだろう。

基本的に植物は自身で移動する手段を持たないので、子孫を残すためには種子を誰かに運んで貰う必要がある。なので種子を包む果肉に糖分を多く含有し、さらに目立つ色合いとすることで誰かに食べさせ、排泄物として別の場所に運ばれる戦略を取っている。

人間社会でも信号機などによる永い間の刷り込みから、赤い色は自然界に倣って注意喚起を意味していることが多い。先の何とかアラートが赤いこともそういう意味合いということになろうが、見て欲しい、気づいて欲しい相手に届かなければ、やはりただのパフォーマンスと揶揄されても仕方あるまい。

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電◯と政権与党がズブズブの関係というのは今に始まった話ではない。あまりにズブズブ過ぎて、民主党が躍進した時代はライバルで業界2位の博◯堂とつるむしかなかったと言われている。

さてその◯通(の関係会社だか子会社だか)、何にもしないのに持続化給付金事業の中抜きで何百億も儲けるのもスゴい話しだが、何と例の1兆7000億円のGoToキャンペーン事業でも委託事務費で3000億円も手にする噂がある..火のない所に煙は立たぬぞ..というから、驚きをはるかに通り越して怒りがこみ上げてくるってもんだ。

今夏に東京五輪が無くなって大手広告代理店はどこも業績が厳しいとはきくが、その穴埋めを新コロナ対策で当て込んでくるとは、GoToキャンペーンならぬまさしく「強盗キャンペーン」だな。

まだ正式に事業告知されていないので実際に◯通が取るかどうか分からないが、事業決定する第三者委員会自体は非公開というフザけた話なので、さもありなんといったところだ。

しかもだ。電◯から自民党とアレの地元選挙区支部に対し毎年政治献金が行われているとのことで、一連の中抜きが事実ならこれってまさしく税金の還流ってやつじゃねーのか?

LUMIX G9 PRO/ LEICA DG VARIO-ELMAR 100-400mm F4.0-6.3 ASPH. POWER O.I.S.

下界に降りた際、みかん畑で久しぶりにアオスジアゲハを見た。北関東界隈が南限という話で、確かに標高の高いところでは見かけないかな。少なくても県北ではほとんど見かけない種だ。

地面に降りて給水でもしていれば別だが、ジッとしているところを見たことがないほど常に飛び回っている印象がある。

例のごとくチョウの仲間は動き自体がトリッキーなので、ひたすら連写してチャンスを狙わないとね。

米の花札野郎が国内のデモ鎮圧に米軍を出動させようしていたが、バカの取り巻きにも多少は状況判断ができる輩がいたようで、取り敢えずそんな事態にならずに済んだようである。

そもそも米軍は米本土での軍事行動は制限されており、それ故に各州単位に予備役を兼ねて州兵が存在してる。あくまで米軍を国内で動かせるのは大統領ということになるが、花札野郎は自身の持つその最終手段ともいうべき切り札を、意味もわからず早々に切ろうとしていたわけだ。

デモに乗じて略奪をする連中が出てくるのは諸外国でよく目にする光景だが、暴徒鎮圧は本来は警察の役目..今回のデモのトリガーは警察なのでほぼマッチポンプだけど..なので、そこに治安維持の名目で軍隊を出動させて、万が一にでも市民に発砲して死傷者でも出そうものなら、それは中国の天安門事件と何ら変わらないことを意味する。

つまりその時点で天安門事件を理由に中国を名指しで非難できなくなっていたわけで、相当高度な判断が各方面から花札野郎に向けられたと想像できるぞ。何より間近に迫る大統領戦の敗北を決定的なものにしていたのは想像に難くない。

どんな理由にせよ、自国民に銃を向ける行為の意味は、警察と軍隊とでは天と地ほども異なると言ってよい。特に先進国を自認してはばからない国において、シビリアンコントロールの観点ではなおさらのことである。

と、ここまで書いていて、そう言えば日本にもそんな愚かな行為を目論んだヤツがいたことを思い出す。

時は60年安保闘争の時代、国会前を安保法改正に反対するデモ隊が取り囲んだ際、戦後の亡霊の影がまだまとわりつく自衛隊に対し、治安維持の名目で出動させようとした総理大臣がいたのであるが、時の防衛庁長官が職を賭して拒絶するという事態となっていたのだ。

その時の総理大臣が岸信介その人であり、街頭演説に集まって政権批判をする聴衆を指差して「こんな人たちに負けるわけにはいかない!」と揶揄した現総理大臣の祖父なのである。

まさに現在のアレの所業を見る限り、あの祖父様にしてこの孫あり感アリアリだが、意にそぐわない自国民を敵とみなしたり、権力をかざして軍隊を差し向けデモの鎮圧を図ろうという姿勢は、米であれ日本であれ、いずれどの国であっても愚かな所業と推して知るべしだ。

FUJIFILM X-T4 / XF16-55mm F2.8 R LM WR / Classic Nega.

FUJIFILM X-T4 / XF16-55mm F2.8 R LM WR / Classic Nega.

FUJIFILM X-T4 / XF16-55mm F2.8 R LM WR / Classic Nega.

世界もこの国も新コロナという形で押し寄せる自然の脅威にさらされ、さながら五里霧中といったところだな。

カテゴリ:季節感, 独り言|タグ:

都内荒川の河川敷にシカが現れ、その捕獲に右往左往する警察官の様子がニュースになっていたが、日常的にそこら辺にシカがうろついている田舎の住人からすれば、いつものことながら滑稽に見えて仕方ない。

見たところ角が1尖なので1歳の若いオスだが、どこから来たかという話になれば、埼玉から河川敷を辿って下流に移動してきてしまったと考えるのが普通だろう。

群馬でもイノシシが高崎市内の井野川で目撃されているが、野生動物にとって河川敷は移動ルートしては適当であり、夏場の荒川や多摩川の河川敷などまさにうってつけで、恐らく目撃例がないだけで今までも出没していた可能性が高いだろうね。

今回は地理的に足立区が一時的に保護するという話で、恐らくこれからどうするかでモメるんだろうなぁと想像。都が管理する動物園に入れるか、山へ返すかみたいな選択を迫られると思うが、シカを観て楽しいかという意味では展示物としてはあまり適切とは言えず、かと言って増えすぎたシカによる林業や農業への被害を考えると後者もなかなか理解されないだろうな。

基本的にシカは生態系では餌動物として他の生きものの食料のポジションにある..捕食者のいない現代の日本では実は定義しづらいけどね..ので、個人的には最初の発見者か、捕獲に尽力した警察官たちで肉を分け合って食えば良いと思うぞ。

FUJIFILM X-T4 / XF16-55mm F2.8 R LM WR / Classic Nega.

知ってか知らずか、雨上がりにクモの巣で休むガガンボの仲間。

生態系のつながりを考えればこの後のガガンボの末路は想像に難くないが、実は自然はそう単純ではなく、水滴によってクモの巣に絡め取られることもなく、何事もなかったように飛びった可能性もある。

カテゴリ:ほ乳類, 小動物|タグ:,

いかにも怪しげな企業だと世論も気がついた「一般社団法人サービスデザイン推進協議会」。

空前絶後ののろまさで世界をアッと言わせたケチな持続化給付金事業の請負先であるが、どうやらその設立そのものに経産省が一枚噛んでいることがわかってきた。

事業実態がないのに20億もの金を中抜きしていることが露見しているが、◯通やパ◯ナなどアレのお友達企業に仕事が流れる仕組みを所管官庁自らが率先している可能性を指摘されていて、政治だけでなく官僚までも国民の裏をかく行為に手を染めているのかと巷では悪評三昧である。

つい先月には、法務省自ら賭け麻雀は賭博ではないと認めてしまっているが、今度は経産省が委託業務丸投げとトンネル会社の中抜きという予算の無駄を良しとしている辺り、この国はどんだけ適当なんだと呆れるばかりだ。

そこまでいい加減で国が回るのであれば、税金なんか納めなくても良いとか何とか財務省が認めてみろよ。

FUJIFILM X-T4 / XF16-80mmF4 R OIS WR / Classic Nega.

FUJIFILM X-T4 / XF16-80mmF4 R OIS WR / Classic Nega.

FUJIFILM X-T4 / XF16-55mm F2.8 R LM WR / Classic Nega.

FUJIFILM X-T4 / LAOWA 65mm F2.8 2× Ultra Macro APO / Classic Nega.

FUJIFILM X-T4 / XF16-55mm F2.8 R LM WR / Classic Nega.

FUJIFILM X-T4 / XF16-80mmF4 R OIS WR / Classic Nega.

FUJIFILM X-T4 / LAOWA 65mm F2.8 2× Ultra Macro APO / Classic Nega.

最近はフィルムシミュレーションに新たに追加されたクラシックネガを使うことが多い。

名称にある通りネガフィルム(SUPERIA)をシミュレートして再現しているのが特徴で、彩度を抑えつつコントラスト高く表現される。

特にPROVIAとは緑の再現では対極な雰囲気となり、カスレ感のあるトーンがどこか懐かしいネガフィルムっぽい雰囲気を感じさせる。

フィルムシミュレーションではCLASSIC CHROMEをよく使っているが、しばらくはクラシックネガにもハマりそうだ。

月刊カメラマンに続いてアサヒカメラも休刊..これは業界用語で事実上の廃刊を意味する..になると聞いてやや驚いた。大正時代に創刊し、90年以上の歴史があるのは以前から知っていたが、グラビア系のそんな老舗雑誌が今日までよく生き残ってきたというのもまた、偽らざる正直な感想である。

カメラの情報はネットのほうが圧倒的に早いし、メーカー各社もカメラ雑誌の発売日である20日に合わせて新製品のアナウンスをすることも無くなって久しいので、もはや情報誌としての存在意義を失っていたと常々思っていたこともあって、それもあってやや驚きという表現を使った。

写真集などと違って広告で成立する雑誌は発行部数が大事なので、ここ3ヶ月の平均でも月2万部を切っていたという話だから、広告の出稿数が減っていても不思議はない。

拙者も印刷物のカメラ雑誌を買わなくなってこれまた久しく、気になる記事があるときだけ電子書籍で購入していた。そんなアサヒカメラを初めて書店で買ったのは30数年前の話だが、紙面構成は意外に当時から変化がなく、デジタルカメラマガジンあたりと比べるとお硬く、どちらかと言えば年配者向け..平たく言えばカメラ親父相手だなw..の印象は拭えなかったかな。

それでも最近は読者層を広げるべく賛否両論を喚起するような攻めの特集を組むこともあったものの、新たな読者層を掴むには至らなかったようだ。

インターネットのSNSが台頭して以降、雑誌に掲載される写真家やプロカメラマンの作品を眺めて憧れたり感心したりすることよりも、身近な同趣味の仲間たちとワイワイやりあったりするのが今の潮流なので、一方通行で情報を得ることより、双方向で情報を共有することが好まれるということで、そういう意味では印刷物という媒体は「今風」ではなくなったということだ。

専門の雑誌がなくなるということは、原稿料を貰って作品を発表できる機会が減るということで、写真家という職業が作品で生計を立てていくのは増々困難になった。自分をブランディングして上手くプロデュースできれば、他業種とコラボしたり、YouTubeのような媒体を使えば収入を得ることもできなくはないが、果たしてそれでいつまで飯が食えるかは未知数であり、先行き不透明である。

それでも自身の作品を売るポジションで生き残っていくためには、写真家やカメラマン自身が頭を使って道を切り拓かなければならないのは間違いない。自分は好きな写真を撮るだけなどと、誰かが手を差し伸べて何かをしてくれるのを漫然と待っていても何も始まらない。

そう、SNSでイイネを沢山もらったからといって、それで成功して飯が食えるわけではないということだ。その道で生き残りたいのであれば、努々知恵の創出とその労力を惜しんではならないぞ。

OM-D E-M1X / M.ZUIKO DIGITAL ED 300mm F4.0 IS PRO
OM-D E-M1 MarkIII / M.ZUIKO DIGITAL ED 300mm F4.0 IS PRO + MC-14

ヒバリもうっかり畑の畝の間に巣を構えてしまうと、トラクターや農作業者に蹴散らされてしまってなかなか繁殖もままならない現実があるが、畑の際であればヘビなど天敵から逃れられさえすれば大丈夫だ。

それにキャベツ畑はレタスや蒟蒻畑ほど手入れが入らないので、生き残る確率は高いかもね。

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昨日のNHK「ダーウィンが来た!」でヤンバルクイナの保全の話を放送していたが、なかなか保全が進まない理由に、ノラネコなど野生化したペットが繁殖を阻害しているというのを挙げていた。

奄美大島でもアマミノクロウサギがノラネコに襲われているという例もあって、野生化した個体や外飼している飼育個体の問題が顕在化してきているようである。

イリオモテヤマネコやツシマヤマネコを除けば、現在のイエネコは基本的に外来種である。そんなイエネコも野生化した時点でノネコであり、籠抜けしたアライグマやタイワンリスと同列の扱いにするべきで、害獣と認識できれば駆除の対象となるのは当たり前だが、なぜかネコだけは世の中で特別扱いされているのは周知の通りだ。

人の生活圏でネズミの駆除として活躍してきたことや、愛玩動物としての歴史が長いことがその理由の最たるものであるが、何よりテレビなどメディアでの扱いも相当に方向性が偏っていると言って良い。

先の番組内でヤンバルクイナの天敵と称してネコを名指ししているが、そもそもNHK自身がBSで「ネコ合光昭の世界ネコ歩き」という番組を放送してネコブームを牽引しているので、どの口がそんなことを言えるのかといった意見も出てきそうである。

Canon iVIS HV10

1981年に沖縄県の山原地方で発見されたヤンバルクイナは、当時「世紀の大発見」と話題になったものだ。

当時まだ鳥を見始めたばかりで大した知識もなかったが、1967年に発見されたイリオモテヤマネコに並ぶ新種として興奮したのを覚えている。

iPhone 11 Pro

我が家のぬこ様はご多分に漏れず室内飼いで、冬はコタツ脇の窓辺で寝ていることが多かった。

FUJIFILM X-T4 / XF10-24mm F4 R OIS / CLASSIC CHROME

暖かくなってからは仕事場のモニター裏の窓辺で外を眺めていることが多く、庭木に集う鳥の賑やかさに野生を触発されているようだ。