今年も残すはあと一月余り。
県北の林道も根雪になる前に入っておきたいエリアがあるのだが、あと何回フィールドに出られるかカレンダーとにらめっこするも、なかなかに厳しい。
やはり師走とは忙しい月なのだと一人納得。
昨晩降った雨が凍りついていた。
何れも同じ場所で撮影したのに、氷の見せる表情というか造形美は複雑で面白い。
未だ色々が調整つかず、日々粛々スケジュールを進める状態が続く。まあ無人の荒野を進む話ではないので、いずれ夜も明けようか。
時の移ろいは停滞や後退を繰り返しつつ一歩進んで二歩下がるの様相で、ややもすると今年の季節も似たように見えるが、地軸の傾きに促されるように、自然の摂理に従い着実に進んでいる。
昨日は雨、今朝は9月を思わせるような暖かい朝であった。そして今シーズン初のモルゲンロートはおとといの朝。さて、この冬はどれだけこの神々しい景色に出会えるか。
霜が降りるなど連日のように朝は冷え込みがあるが、日中はまだそこそこ暖かいのが今の季節。
暖かさの累積で花をつける野の草にとっては、さしづめ年末閉店セールといったところだろう。